野球部

2017.04.17

東京六大学春季リーグ戦 4月16日 神宮球場

序盤一気で連日の快勝/東大2回戦

東大2回戦
慶 大 11
東 大
(慶)髙橋佑、髙橋亮、土井、佐藤、菊地-郡司、植田将
◇(本塁打)岩見2号ソロ、郡司1号3ラン(二塁打)清水翔、瀬尾、瀬戸西

 陸の王者が開幕ダッシュに成功だ。連勝での勝ち点を取りに臨んだ2回戦。2回に岩見雅紀(4年)の2試合連続となる本塁打で先制すると、3回には郡司裕也(2年)の3点本塁打も飛び出した。4回にも一挙5点を挙げるなど、終わってみれば大量11得点。活発な打線が機能し、東大を圧倒した。

 慶大の先発は髙橋佑樹(2年)。174センチ80キロの体を大きく使ったダイナミックなフォームから常時130キロ台を計測した直球、縦に割れるスライダーを投げ込み、凡打の山を築いていく。4回こそ連続四球でピンチを招き、東大4番・楠田創(4年)に左越え適時二塁打を許したが、5回を投げ許した安打は2本。先発投手としての役割を十分に果たし、うれしい東京六大学リーグ戦(リーグ戦)初勝利を挙げた。その後は4投手が登板。それぞれ1回ずつを投げ、6回以降を無失点に抑えてみせた。今季の慶大に絶対的エースは不在だが、投手陣全体でお互いをカバーし合い、継投で勝ち抜くスタイルとなりそうだ。

リーグ戦初勝利を挙げた髙橋佑

 強力打線はことしも健在だ。2回、主砲・岩見が初球を捉えると、打球はバックスクリーンへ向かって一直線。もうひと伸びでスコアボードに直撃しようかという、観る人の度肝を抜く一発だった。初回は素晴らしい立ち上がりを見せた東大先発・小林大雅(2年)だったが、この本塁打で動揺が見られた。そして、慶大はそこにしっかりとつけ込んでいく。攻撃の手を休めることなく連打を浴びせると、野選で好機は広がり2死満塁。この場面で押し出し四球を選び、2点目を奪取した。3回には四球による走者二人を置いた場面で5番・郡司が内角に落ちる変化球をうまくバットに乗せ、左翼ポール際に運ぶ3点本塁打を放つ。4回にも2つの押し出し四球と、6番・清水翔太(4年)の左中間を深々と破る走者一掃の適時二塁打で5点を追加。序盤の猛攻で勝負は決したも同然だった。

3回に今季1号となる3点本塁打を放った郡司

 開幕カードで連勝での勝ち点。結果としても内容としても慶大にとってはこの上ない滑り出しとなった。近年、圧倒的な破壊力を見せている打撃は今季も脅威と言える。3番・柳町達(2年)、4番・岩見、5番・郡司で形成される強力クリーンアップを中心に、攻撃力は非常に高いレベルにある。そして、最も懸念されていた投手力についてもめどが立ってきたか。ベンチ入り投手の全員がこの2日間で神宮のマウンドを経験することができたことは収穫に違いない。とは言え、2カ月に及ぶリーグ戦はまだ始まったばかり。ここ数年は開幕戦で勝ち点を奪取した後、リーグ戦の中盤から終盤にかけて失速するケースが目立った。この勢いを持続させ、順調に勝ちを重ねられるか。

(記事 郡司幸耀、写真 越智万里子、廣田妃蘭)

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