ハンドボール部

2017.04.16

関東学生春季リーグ 4月16日 東京・日大八幡山総合体育館アリーナ

日大相手に粘り切れず…今季初黒星

 前日の開幕戦に勝利した早大はこの日、日大と対戦。前半はディフェンスで粘り同点で折り返したが、後半に勝ち越されて、そのまま23―28で敗戦。開幕2連勝とはならなかった。

 三輪颯馬(スポ3=愛知)のサイドシュートで先制すると、さらに三輪が速攻で得点を決める。最初の数分間は一進一退だった。羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)が相手のワンマン速攻を止めたのを皮切りに、三輪のループシュート。相手も7mスローを外し、小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)や山﨑純平(社3=岩手・不来方)も続けてシュートを決める。この時間帯はディフェンスもしっかり機能し、なかなかいい状態で相手にシュートを打たせない。気付けば10分以上も相手に得点を許していなかった。また、公式戦初出場となった宗海皓己(スポ3=高知・土佐)もうれしい初得点をマークし、相手を突き放す。復帰した伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)と日大のゴールキーパー宮國との、沖縄・興南高校同士の7mスロー対決では、伊舎堂が回転シュートを披露し、会場も大きく盛り上がった。一時は4点のリードがあった早大だが、相手に少しずつディフェンスを崩され、前半が終わってみれば11―11の同点。前日、リードがありながらもそれ以上引き離せなかった課題が再び見えてしまった。

公式戦初出場・初得点を挙げた宗海

 後半は、日大主将・田中の巧みなシュートに苦しんだ。早大も三輪や宗海のゴール、また前日からポストとして出場していた四十宮実成(政経3=徳島市立)にも公式戦初得点が生まれ、流れに乗るかと思われた。羽諸にも2連続でビッグセーブが飛び出したが、なかなか得点に結びつかず、4連続失点。公式戦初出場となる宮國義志(社2=沖縄・浦添)を投入して流れを変えたいところであったが、相手も着実に得点を重ねていく。粘りを見せたい早大は伊舎堂が二次速攻からのカットインを、宗海がポストに切り込んでいって得点を決めるが反撃もここまで。23―28で悔しい敗戦となった。

伊舎堂の回転シュートは会場を沸かせた

 「リードをした時になかなか畳み掛けることができなかった」(西山尚希主将、社4=香川中央)と語るように、前半にディフェンスから流れを作って、連続得点をするというワセダが理想とする展開を繰り広げるが、それを継続することができなかった。しかし、敗戦こそしたが、相手に8連続ミスをさせた前半のディフェンスは実に見事なものであった。また、公式戦初出場の宮國や、初得点をマークした四十宮、同じように初出場初得点の宗海は積極的に攻撃に参加し、4得点を挙げた。このような今まであまり出場機会のなかった選手が大いに経験を積むことができた場でもあった。これからシーズンを戦っていく上で、きょうのように新たな選手が活躍するということは大きな戦力アップが期待できる。この2戦で出た課題をしっかり修正して、次週の中大戦に臨む。

(記事 佐藤慎太郎、写真 田中一光、篠原希沙)


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関東学生春季リーグ
早大 23 11−11
12−17
28 日大
GK 羽諸大雅(スポ2=千葉・市川)
LW 三輪颯馬(スポ3=愛知)
LB 小畠夕輝(スポ3=岡山・総社)
CB 山﨑純平(社3=岩手・不来方)
CB 西山尚希(社4=香川中央)
RB 伊舎堂博武(社3=沖縄・興南)
RW 宗海皓己(スポ3=高知・土佐)
コメント

CB西山尚希主将(社4=香川中央)

――きょうの試合振り返っていかがですか

スタートしてとんとんと得点して、前半を11ー11で折り返したんですけど、前半も後半もリードしているときに自分たちのリズムで畳み掛けられずに同点に追い付かれ、離されるという展開でしたね。これはきのうもリードしたときに一気に引き離せなかったという課題がきょうも修正できず、それが負けにつながりました。

――高めのディフェンスを敷いてくる日大に対する対策はありましたか

フローターをポストに入れたりだとか、フローター4人で強く1対1をかけてクロスプレーを継続していこうとは話していました。でもそのクロスの回数があまりうまくいってなかったのかなと思います。攻撃が分断して、1対1に固執してそのあとの攻撃が継続しなかったです。自分たちのミスでリズムを崩していってましたね。

――前半はディフェンスで粘れていたと思います

あのディフェンスは、僕たちワセダが理想としているものだったと思います。相手の8連続ミスまで持っていけたので、そこはきょうの試合でも良かった部分かなと思います。

――後半は攻めきれず、リズムをつかめていなかったように見えました

やっぱり自分たちのミスから逆速攻だったり、自分たちのミスで相手が得点するというように、ミスから失点することが増えていって、点差を離されていって、自分たちもそれで焦ってミスしてという悪循環でしたね。それが途切れなかったかなという感じです。

――きょう初めて公式戦に出た選手や初得点の選手もいましたが

練習中からすごいいいプレーは出ていたのでそれが得点につながって、試合経験を積めたのは、チームにとってプラスだったかなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

自分たちがやってきたことをしっかりコートで表現して、この一週間でしっかり対策して、負けないように頑張りたいと思います。

LW三輪颯馬(スポ3=愛知)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

前半、ディフェンスが機能しててオフェンスにもつながったんですけど、後半は高めのディフェンスを攻め切れなかったので負けてしまったんだと思います。

――試合後、チームでどういったことを話しましたか

苦しいときに西山さんだけが声を出していたので、やっぱりチーム全体で声を出してまとまらないと、ことしのチームは勝てないなということを話しました。

――今季、ノーポストから始めるオフェンスがありますが、どういった狙いがありますか

フローターを多く入れて力強く割っていってクロスクロスということを狙っています。きょうもいいプレーは何度もあったんですけど、最後まで突き通せなかったかなと思います。

――前半はディフェンスが非常に機能していましたが要因は何だったのでしょうか

みんなが足を動かして声を出せていたことだと思います。そのおかげで雰囲気も良かったです。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

点を取れた部分はあるんですけど、ディフェンスで僕のところも何回もやられたので、速攻とかサイドシュートだけじゃなくて、1枚目ディフェンスとしてもしっかり役割を果たしていきたかったかなと思います。

――最後に来週への意気込みをお願いします

きょうのことはしっかり切り替えてこの1週間でまた練習して、次の中大戦も頑張ろうと思います。

RW宗海皓己(スポ3=高知・土佐)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

個人的には動きはよかったんですけど、相手のキープレイヤーを止めきれなかったなってところですね。

――公式戦初出場にして4得点をあげたご自身のプレーについては

スタメンとわかった時から絶対得点を取ってやろうと思ってました。1点取った後もまだまだ取ってやろうとやってました。ガツガツいけたのは良かったんですけど、もっとチームに貢献するプレーができたかなと思います。

――ディフェンスの裏に抜ける動きが多く見られました

ディフェンスて浮いてくるのでそこを僕が切って颯馬が回るっていうのを試合前から考えてました。

――戦ってみての日大の印象は

ディフェンスの完成度が高いなと思いました。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

ガツガツいくのをそのままで、もう少しチームを助けることができるプレーをしたいと思います。