準硬式野球部

2017.04.16

東京六大学春季リーグ戦 4月15日 立川公園野球場

鈴木のサヨナラ安打で初勝利をあげる

                  

明大1回戦 10 11
明大
早大
(早)◯杉山、久郷―吉田龍
♢(二塁打)吉田康

 開幕カードの立大戦で勝ち点を落とした早大。優勝を狙う上でこれ以上負けることはできない中、大事な先発のマウンドに上がったのはリーグ戦初先発となる杉山周平(教2=神奈川・山手学院)。開幕して2試合連続で初回に失点している中、きょうの試合も初回、ピンチを作ってしまう。しかし後続の打者を抑えて無失点に抑えると、その後はほぼ完璧な投球を見せる。明大の投手も好投を見せ試合は1−1のまま延長戦に突入すると、11回に2アウトながら一打サヨナラの場面で4番の鈴木夏亥副将(社4=東京・早実)が適時打を打ち4年生の意地を見せた。

 勝利が絶対条件の明大との一戦。先発のマウンドを託されたのは、これまで中継ぎで好投を見せていた杉山。先頭打者にあまいボールを打たれ、いきなりピンチを迎える。しかし、「ここから1個ずつアウトを取っていけば大丈夫」(杉山)と冷静だった。続く打者を3人で抑え無失点に抑える。その後はノビのある直球とキレのある変化球を低めに集めて打たせて取る圧巻の投球を見せた。1点リードの8回に守備のミスから失点を喫するものの、9回を投げきり1失点。打線の援護が無く、勝ちはつかなかったものの、先発投手の役割を充分に果たした。延長戦に入り、杉山の後を継いでマウンドに上がったのは、同じく2年生の久郷太雅(創理2=静岡・沼津東)。久郷はプレッシャーのかかる場面での投球となったが、2イニングを無失点に抑え勝利を呼び込む好投を見せた。

勝負強さのある打撃をする鈴木

 先制点を奪いたい早大は初回、四球で出塁した森田達貴(スポ3=埼玉・浦和)を倉本芳郎副将(法4=広島・修道)が犠打で得点圏に進める。しかし好機で一本が出ず無得点に終わる。明大投手の緩急をいかした投球を前になかなか得点が奪うことができないでいた早大だったが、好機は7回に訪れる。明大の失策で出塁した矢坂颯雅(社4=東京・早実)が盗塁で二塁へ進むと、池上倫平(政経3=東京・早実)が犠打を決め1死三塁の好機で好リードを見せていた吉田龍平(スポ2=東京・小山台)がスクイズを決めて先制点を奪う。試合が膠着(こうちゃく)状態になりかけていた延長の11回。先頭の吉田康佑(先理4=東京・早実)が左翼に二塁打を放つと、倉本の犠打などでサヨナラの好機を作る。きょう倉本は三回も犠打を記録し、2番打者としての結果を残した。このしびれる場面で「走者を返すのが仕事」と語る鈴木がサヨナラの一打を放ち試合を決めた。

圧巻の投球を見せた杉山

 杉山、久郷と2年生の投手が好投を見せたことで、投手陣の層の厚さを見せつけた。開幕から今ひとつ調子が良くない黒須裕太(人4=栃木・真岡)、山口将宏(スポ4=愛知・横須賀)が復調してくると鬼に金棒だ。しかし、打撃陣はなかなか状態が上向いてこない。勝利を挙げたものの、11イニングで4安打しかあげることができてないなど課題は多い。初勝利の流れに乗って調子を上げていきたい。

(記事 藤本壮汰、写真 平松史帆)

コメント

杉山周平(教2=神奈川・山手学院)

――リーグ戦初先発でしたが緊張はされましたか

関東大会でも先発の機会があったので特に緊張することもなく、自分の投球をしようと、リラックスして臨むことができました。

――初回にいきなりピンチを迎えましたが

あまいボールを不用意に投げてしまいましたが、ここから1個ずつアウトを取っていけば大丈夫という気持ちで投げれたと思います。

――きょうの投球を振り返ってよかったと思う点は

低めにボールが集まっていたのが一番よかったと思います。そのボールでゴロを打たせれたのもよかったと思います。

――逆に課題はありましたか

ピンチで1点を取られてしまったところがあったので、そこをもう少し踏ん張れればよかったなと思います。

――今後に向けて一言お願いします

ピンチで1点を取られてしまったところがあったので、そこをもう少し踏ん張れればよかったなと思います。

鈴木夏亥副将(社4=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 序盤に点を取れなくて後半苦しくなってしまった部分があるので、初回の好機を主軸が生かさないといけないと思ったんですけど、最初のカードを2回戦とも落としてしまった後だったのでどんな展開でも勝てたことはいい事だと思います。

――最後の場面ではどのような思いでしたか

 なんとしてもという思いが強かったので振りきってやろうじゃないですけど、走者を返すことが仕事だと思ってたので絶対に返すと思って打席に立ちました。

――今シーズンの調子が良くないように思いますが、今までと違うところはありますか

 4年生が主体のチームなんですがその4年生が就活の時期であったりで体にキレがないと言われれば否定ができない部分だと思うんですけど昨年との違いだと思ってて。元々昨年、3年生であったときに試合にたくさん出させていただいていたので、今4年生になって少し体にキレが落ちてきているのかなと思います。

――きょうは下級生の投手2人が素晴らしい投球を見せました。いかがですか

 オープン戦からおんぶにだっこというカタチで新2年生の投手に支えられて私達の野球が出来ていると思うので。先程も申し上げましたが早め早めに点を取ってあげればもう少し楽な展開で投げさせてあげることができたのかなと思います。

――明日に向けて意気込みをお願いします

 きょうすごい良いカタチで最終的には勝てたと思うので明日もこの勢いのまましっかり勝ち点1を取れるように頑張りたいと思います。