漕艇部

2017.04.15

第86回早慶レガッタ 4月16日 東京・隅田川

早慶レガッタ展望

  完全優勝。女子エイト、第二エイト、対校エイトの3部門で勝利を挙げること。早大漕艇部が目指すのはことしもそれ一点だ。昨年は悪天候の中、対校エイトが無念の沈没に終わり、苦い思いを残して大会を終えた。ことしこそ、完全優勝でシーズンに弾みをつけたい。

★連覇記録更新に期待大(女子エイト)

 女子エイトは同種目27連覇中と圧倒的な実績を誇る。今大会はエースの米川志保(スポ3=愛知・旭丘)を欠き、ベストメンバーでの出漕とはいかないものの、クルーに隙は見当たらない。リズムメークを担うのは全日本大学選手権(インカレ)にて2年連続でスイープ種目制覇を果たしたストローク田口えり花(商4=埼玉・浦和一女)。後方には木野田沙帆子女子主将(スポ4=青森)、木下美奈女子副将(スポ4=山梨・富士河口湖)の二人が座り、クルーを鼓舞する。経験豊富な4年生の存在が、チームを強さを盤石なものにしている。不測の事態がつきものの隅田川ではあるが、ことしも下馬評では圧倒的に優勢な女子エイトが、連覇記録を伸ばす可能性は大だ。

28連覇への期待がかかる女子エイト

★隅田川での勝利を(第二エイト)

 第二エイトは昨年、当日のレースが中止となり、戸田ボートコースで行われた再レースで3年ぶりの白星を挙げた。今大会は隅田川での勝利を期待したい。ことしは下級生が台頭し、例年以上にフレッシュなメンバーで挑む。クルーキャップは唯一の4年生・有田雄太郎(法4=東京・早大学院)。クルー内での風通しを良くするため、若い選手でも意見を伝えやすい環境を目指し腐心してきた。自身はストロークの井踏直隆(文構3=東京・早大学院)と共に、前方からリズムメークで下級生を引っ張る。対する慶大第二エイトは、大柄な選手をそろえたクルー編成で挑んでくるが、培ったユニホーミティの高さで3750メートルのロングレースを制したい。

今年こそ隅田川で勝利を挙げたい第二エイト

★連敗ストップ、そしてその先の栄光へ(対校エイト)

 メインレースに挑む対校エイトは、実力、経験共に申し分ない4年生を多く乗せる。同種目5連敗中。おととしは失格、昨年は沈没と、隅田川に翻弄(ほんろう)されてきた対校エイトだが、ことしこそ勝利をつかみたい。大学ボート界でも屈指の実力を持つ石田良知副将(スポ4=滋賀・彦根東)、伊藤大生(スポ3=埼玉・南稜)の二人を筆頭に、総合力の高い編成となる。クルーをまとめるのは主将の内田達大(スポ4=山梨・吉田)。「本当に死ぬ気で引っ張っていこうと思う」という意気込みから、早慶レガッタにかける思いの大きさが伺える。一方の慶大対校エイトは、ここ数年で実績を伸ばしており、それに貢献してきた4年生が多く出場する。パワフルで粒ぞろいのクルーが相手となるが、隅田川の荒波を制す精神力と技術力で上回り、先に桜橋を越えゴールに飛び込みたい。

全ての期待を背負って大会に臨む対校エイト

(記事 喜田村廉人、写真 加藤佑紀乃、漕艇部提供、鎌田理沙)

♦早大各クルー出漕メンバー

【女子エイト】

C:澤田夏実(スポ3=東京・小松川)

S:田口えり花(商4=埼玉・浦和一女)

7:北村綾香(スポ3=滋賀・膳所)

6:青木華弥(教3=東京・本所)

5:石上璃奈(スポ4=長野・下諏訪向陽)

4:木下弥桜(スポ2=和歌山北)

3:南菜月(教2=新潟南)

2:木下美奈(スポ4=山梨・富士河口湖)

B:木野田沙帆子(スポ4=青森)


【第二エイト】

C:徐銘辰(政経2=カナダ・St.Andrew‘s highschool)

S:井踏直隆(文構3=東京・早大学院)

7:有田雄太郎(法4=東京・早大学院)

6:金子怜生(社3=東京・早大学院)

5:飯尾健太郎(教3=愛媛・今治西)

4:高山格(スポ2=神奈川・横浜商)

3:土屋夏彦(スポ2=山梨・吉田)

2:藤井拓弥(社2=山梨・吉田)

B:尾崎光(スポ3=愛媛・今治西)


【対校エイト】

C:佐藤修平(文4=秋田)

S:東駿佑(政経4=東京・早大学院)

7:石橋広陸(スポ4=愛知・豊田北)

6:石田良知(スポ4=滋賀・彦根東)

5:堀内一輝(スポ2=山梨・富士河口湖)

4:内田達大(スポ4=山梨・吉田)

3:伊藤大生(スポ3=埼玉・南稜)

2:鈴木大雅(スポ3=埼玉・県浦和)

B:得居亮太(法4=東京・早大学院)