アーチェリー部

2017.04.12

関東学生リーグ戦 男子第3戦 4月9日 埼玉・東京電機大Bレンジ

激闘を制し3連勝!リーグ戦は折り返しへ

 心配されていた雨も上がり、穏やかな天候の下で今週も熱い戦いが繰り広げられた。関東学生リーグ戦(リーグ戦)も折り返しとなる第3戦。2連勝中と好調の早大は、全日本学生王座決定戦(王座)出場経験もある難敵・拓大と対戦した。前半の50メートルでは相手にリードを許し、苦しい展開となった。しかし、得意の後半30メートルで怒涛(どとう)の追い上げを見せ、見事逆転に成功。3つ目の白星を手にした。

 立ち上がりを苦手とする早大の弱点が、今試合でも露呈してしまった。相手が全体的に安定した点数をマークする一方で、早大は波に乗り切れない選手が目立った。一時27点の差を付けられ、勝利に黄色信号がともる。そんな中でも、「勝てるという根拠のない自信があった」と池田亮主将(人4=東京・国際)が振り返ったように、選手たちは決して焦ることなく、落ち着いて自身の射に集中していた。

今リーグ戦絶好調の野村

 後を追う展開となった、勝負の後半30メートル。ここで早大は高得点を次々と記録する。特に大車輪の活躍を見せたのはエース・野村翼(スポ3=愛知・岡崎北)だ。60金を連発し、360点満点中354点という驚異の点数をたたき出した。「射っている感覚も、実際の当たりも良かった」(野村)と好調ぶりをアピール。選手全員が330点を超え、強豪の意地を見せつけた。結果、僅差ではあったものの試合をひっくり返し、勝ち星を挙げた早大。無事に勝利を手にした選手たちの顔には、安堵(あんど)の表情が浮かんでいた。

池田主将はリーグ戦後半戦に向けてチームをまとめ上げる

 リーグ戦優勝に大きく近づく3連勝となった。次週には普段から定期的に練習試合で対戦している明学大との一戦が控えている。「きょうみたいなベストコンディションでも点数が出せないのは課題」(池田)という前半での戦い方が、明暗を分けるカギとなるだろう。残り2試合、早大の持つ力を存分に発揮して、勝利をつかみ取ってほしい。

(記事 山下夢未、写真 吉岡篤史)

結果

▽男子
○早大3936-3922拓大

コメント

池田亮主将(人4=東京・国際)

――僅差での勝利となりましたが、試合を振り返っていかがですか

思ったより相手が強くて、面白い展開になりました。20点以上(27点)差を付けられた時もありましたが、勝てるという根拠のない自信というか、味方を信頼していましたし、結果として勝利できて良かったです。

――拓大の印象は

爆発力のあるチームだと思います。昨年も時々3900点を超えてきたりと、番狂わせをしてくる学校なので、今回も面白い試合になったと思います。

――きょうのご自身の調子はいかがでしたか

ぼちぼちという感じで、点数を落としたりもしているのですが、とりあえずチームに不安を与えないようなプレーをしようとは心掛けていました。

――チームの課題は

やっぱり出だしの50メートルですかね。きょうみたいなベストコンディションでも点数が出ないというのは、やはり課題かなと感じています。

――一方の30メートルでは、高得点を射つ選手が目立ちました

30メートルは先週も点数が良くて、その感覚がまだ残っている感じですね。うまく流れに乗ることができました。

――特に野村選手の活躍は素晴らしいものでした

うれしい限りですね(笑)。みんなからの期待に応えられる選手なので、さらなる成長を見せてくれると思います。

――次戦は明学大との対戦ですが、意気込みをお願いします

練習試合を何回もやっている、仲の良いチームなのですが、ベストを尽くして戦っていければと思います。

鬼塚聡(スポ3=千葉黎明)

――今日の調子はいかがでしたか

30メートルは前々回から練習して、良くなりました。50メートルの調子は悪かったです。30メートルでカバーして結果としては良い方だったので良かったです。

――やはり課題は50メートルですか

そうですね。ここまで、30メートルが良くなると50メートルがダメになって、50メートルをたくさん練習すると、今度は30メートルが良くなくなるという偏りのある感じだったので、50メートルを気にしながらも30メートルは結果を残すというバランスになるように練習したいですね。

――体のコンディションはいかがでしたか

最初は緊張してしまっていて、お腹が痛かったです。(笑)応援で雰囲気を良くしてもらえて緊張はほぐれました。

――相手チームも元気の良いチームでしたよね

あれほど元気なチームは拓大だけだと思います(笑)。その元気にうまく乗っかっていけたというのもありますね。

――次へ向けて意気込み、目標を教えてください

リーグ戦で670点に乗せたことがないので、670点に乗せるということです。それと同時に、2年生にも伸びてほしいので、後輩の力になれるようにしたいです。

野村翼(スポ3=愛知・岡崎北)

――調子は良かったですか

そうですね。射っている感覚も、実際の当たりも良くて試合新記録も出せましたし、うれしかったです。

――もっとこうしておけば良かったという点はありますか

強い相手だったので、最初は緊張してしまって点数が伸び悩んでしまったので、次回以降は最初からしっかり射っていきたいです。

――相手チームも元気のあるチームでしたが、その雰囲気に関しては

相手チームの元気の良さも伝わってきたんですが、うちのチームも応援がしっかりいて、良い雰囲気を作ってくれたので、それに助けられました

――今後に向けて意気込みをお願いします

残り2試合となったので、この調子を保ち、できれば試合新記録をさらに出せれば良いと思います。