ホッケー部

2017.04.12

春季関東学生リーグ 4月9日 早大東伏見グラウンド

開幕戦、黒星スタート

 雨上がりの早大東伏見グラウンドで、春季関東学生リーグ(春季リーグ)が開幕。試合は前半に、ペナルティーコーナー(PC)から1点を奪われてしまい、後半も攻めの姿勢を続ける相手を止められず、着実に点差を広げられた。MF宮口和樹主将(スポ4=滋賀・伊吹)が1点を返したが、最後まで試合の主導権を奪い返せず、スコアは1-4。開幕戦は黒星スタートとなった。

 東農大のセンターパスで試合開始。序盤から東農大の激しい攻撃に見舞われたが、早大の体を張ったディフェンスでしのぎ、一進一退の攻防が続いた。しかし前半13分、ペナルティーコーナー(PC)から豪快なシュートを決められ東農大に先制を許す。早く追いつきたい早大は、FB齊藤湧大(スポ2=栃木・今市)のチャンスメイクでPCを連続で獲得したが、東農大GKの好セーブにより得点に結びつけることができない。さらに、右サイドからFW清水拓登(スポ1=滋賀・伊吹)が駆け上がり、鋭いクロスでゴールに襲いかかるが、これも得点には至らなかった。その後も、果敢にシュートを狙うが、東農大の粘り強い守備に阻まれ、1点のリードを許し前半を折り返す。

デビュー戦で存在感を見せた清水

 迎えた後半。攻撃の手を緩めない東農大に、華麗なパスワークから追加点を奪われると、後半18分にもPCから強烈なシュートで、東農大に突き放された。早大は反撃を試みるが、東農大の早いプレスの前に得点の糸口をつかめない。しかし、「自分が点を決めてチームに活気を取り戻そう」(宮口)と、敵陣でインターセプトすると、巧みなドリブルでゴールに迫りPCを獲得。このPCで宮口がこぼれ球を押し込み、反撃ののろしを上げた。その後も幾度となくチャンスを窺うが、攻撃のラインを上げることができない。その矢先、ダメ押しの4点目を決められ万事休す。大事な開幕戦で白星を逃した。

攻守でチームに貢献した宮口

 チャンスを作りながらも決定力に欠けた早大。「前半のチャンスで1点か2点を取って、粘ることが出来なかった」と、原聡監督(昭59年卒)は唇を噛んだ。次戦は、強敵・法政大。新体制となった早大の真価が問われる一戦となる。王座出場権獲得のためにも負けられない試合。一週間という短い期間で、どれだけ修正できるかが次戦の勝敗を左右するだろう。

(記事 成瀬允、写真 榎本透子、元田蒼)

春季関東学生リーグ
早大 0-1
1-3
東農大
コメント

原聡監督(昭59年卒)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょねんから少し力が落ちているので、これから作っていくチームで、どこまで出来るかがきょうの試合の見方だったのですが、流れとして前後半の早い時間に、失点してしまったので厳しかったかなと思います。前半0-1っていうのは悪くはないのだけれども、一方で得点のチャンスはこちらの方が多かったところもあるので、そういったところで点を決めないと、ワセダの場合人数が少ないので、あまり交代することが出来ないので、後半になると厳しくなることは分かっていたので、前半のチャンスで1点か2点を取って、粘ることが出来なかったことが負けにつながってしまったと思います。

――開幕に向けて意識したことは

みんなで作っていくチームではあるのだけれども、きょねんから変わって一人一人少ないなかでも、自分の役割がなにかということを明確にして、役割を果たして、結果的にチームの力が発揮できるということをやりたかったので、まだ途上ですけど、シーズンが始まったばかりなので、ここから上げていけるかどうかが、これから問われると思います。

――初戦のチームの雰囲気はいかがですか

みんなお互いのことを分かり合いながらやっていてる思うのですが、きょう負けてしまって今はちょっと元気がないかなと思います。

――ことしのチームの目標は

秋のインカレで4位以内に入れば、上位の全日本選手権に出られるので、そこを目指しているのですが、ここ数年果たせていないので、なんとかして達成したいと思います。

――次戦へのいきごみをお願いします

きょうやろうとしていたこと、攻めも守りも出来なかったことがあるので、そこをしっかり一週間とはいえ、レベルアップして臨みたいと思います。

宮口和樹主将(スポ4=滋賀・伊吹)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

きょうはリーグ戦の一戦目ということで、大事な試合だったんですけど、結果負けてしまって、最初のスタートが失敗してしまったのですが、きょうの反省を生かして、まだ2試合目、3試合目と残っているので、しっかり次につながる試合だったのではないかと思います。

――開幕戦に向けて意識したことは

ことしのチームは、個が強い選手が少なくて、個人技で突破できる選手がいないので、個人プレーよりチームプレーを大事にして、チームでパスをつないで、得点を取りにいくのがことしのチームのスタイルなのですが、きょうの試合ではそれがなかなか生かせずに、パスで相手を崩せなかったことが、きょうの敗因だと思います。

――個人としての今シーズンの目標は

自分自身、ことしは主将を任されているということで、チームのためにプレーで引っ張っていかないといけない自覚があるので、困ったら自分にボールを預けて、自分がなんとかしようと思っているのが本音で、実際終盤ではみんなが疲れていたので、自分が点を決めてチームに活気を取り戻そうと思って、1点取ることが出来たんですけど、リズムが作れなくて、勝てなくて悔しい気持ちがあるので、もっと上手くなりたいと思います。

――得点シーンを振り返っていかがですか

きょうの得点はペナルティーコーナーのこぼれ球で、あまりシュートというシュートではなかったのですが、1点には変わりないので、チームに貢献できてよかったと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

法政はリーグで1番の強敵のチームなので、本当はきょう勝っておきたかったのですが、もう勝ちにいくしかないので、1週間という短い期間でしっかり対策をして、勝ちにこだわっていこうと思います。

清水拓登(スポ1=滋賀・伊吹)

――開幕戦でデビューとなりましたが、今試合を振り返って

最初の方は悪くなかったんですけど、点取るところで取れなくて、自分も緊張していた部分があって、うまくいかなかったです。次の試合までに修正したいと思います。

――前線へ攻め込む場面も多く見られましたが、監督や先輩からアドバイスはありましたか

主将から「左からどんどん(攻めて)いけ」と言われていたのと、自分もどれくらい通用するか分からないし、初戦だったのでできることはやってみようと思っていたので、次の試合に生かせれば、と思います。

――大学の試合で実際にプレーしてみていかがでしたか

高校と違ってレベルが高いので、対応していかなきゃいけないところもあるし、これから練習して、大学の(試合の)速さについていけるようになればいいかなと思います。

――高校と大学の試合はどのような点が違うと感じますか

スピード感とかですね。あとはシュートがうまくて、相手の選手に決めるところを確実に決められていました。

――ワセダに進学すると決めた理由は

将来スポーツ関連の仕事に就きたくて、でもホッケーも頑張りたかったので、その2つを両立できるのでワセダに決めました。

――次戦が来週に迫っていますが、意気込みをお願いします。

今回は点が取れなかったので、次の試合は点を取ってチームに勢いをつけたいです。