ソフトボール部

2017.04.12

第49回東京都大学連盟春季リーグ戦 4月9日 埼玉・早大所沢キャンパスグラウンド

一戦必勝の姿勢で開幕3連勝!

TEAM
早  大 19
中  大
(5回コールド)
○吉田―実重
◇(二塁打)川上、塩沼 ◇(三塁打)丹野 ◇(本塁打)飯泉
TEAM
国士舘大
早  大
○杖子―実重
◇(二塁打)丹野

 東京都大学連盟春季リーグ戦(リーグ戦)は大会2日目の試合が行われ、中大、国士舘大とのダブルヘッダーに臨んだ。飯泉召副将(教4=埼玉・与野)の本塁打などで、中大との雨中の乱打戦を制すと、続く国士舘大との試合は、一転してロースコアの戦いとなる。2点のビハインドを背負う苦しい展開だったが、訪れた好機を確実に生かして逆転勝利。前日の開幕戦で大勝した勢いそのままに、3連勝を達成した。

 中大戦は、序盤からやや落ち着きのない展開となった。先発の吉田尚央(人4=長崎・佐世保西)がストライク先行の投球を披露するも、野手の失策が絡み、序盤に3点を先行されてしまう。3回、丹野太郎(スポ2=兵庫・滝川学園)の3点適時三塁打などで逆転したが、直後に追いつかれ、シーソーゲームの様相を呈した。ただ、勝利を手繰り寄せたのは早大だった。続く4回、無死1、2塁から飯泉が左中間へ柵越えの本塁打を放って勝ち越すと、降り続いていた雨が本降りになり、相手投手が制球を乱したことも相まって、畳み掛けることに成功。鳥岡健(スポ4=岡山・高梁)、塩沼泰成主将(スポ4=福島・安積)の連打などで加点を続けた。大量リードを保って迎えた次の回にも、塩沼主将の3点適時二塁打などでさらに点差を広げた早大は、前日のリーグ戦初戦に続き、大量得点での勝利を収めた。

勝ち越しの本塁打を放つ飯泉

 連続して行われた国士舘大との試合では、先発の杖子量哉(スポ3=岡山・新見)が好投。「(バッテリー間で)1、2番で一つ確実にアウトを取ろうという話をしていた」と、先頭に出塁を許しても焦らなかった。野手も2度併殺を奪うなど、好守備で杖子を盛り立て、4回まで毎回得点圏に走者を進められながらも、強力打線を相手に大崩れすることはなかった。5回、初めて三者凡退で守備を終えると、その直後の攻撃で絶好機が訪れる。先頭の丹野の右翼線への二塁打を起点とし、無死満塁のチャンスを作ると、打席に入ったのは萩野谷知大(人4=茨城・水戸第一)。早大ベンチが盛り上がりを見せる中、「初回に(安打を)打っていたということもあって少し余裕があって、ラフな感情でいられた」と2球目を振り抜くと、打球は一二塁間を破り、同点の2点適時打となった。さらに、二死を取られた後に塩沼主将の打球が相手二塁手のグラブをはじき、この間に2人が生還。勝ち越しに成功した。その後、最終回に無死1、2塁のピンチを背負うなど苦しんだが、杖子が粘り強く投げ抜いて逃げ切った。

杖子は完投勝利で国士舘大撃破の立役者に

 要所ではフィールド内外から声で明るい雰囲気を生み出すなど、一体感でも流れを引き寄せた。そんなチームの合言葉は『一戦必勝』。試合時間は2戦合計で約5時間にもわたる中、高い集中力を保って2つの逆転勝利を収めた。翌週にもダブルヘッダーが控える難しい日程だが、「どちらに比重を置くというわけではなくて、どちらも100%で臨んでいけたらいい」(萩野谷)。4年ぶりのリーグ戦5連勝に、手の届くところまでやってきた。

(記事、写真 守屋郁宏)

コメント

萩野谷知大(人4=茨城・水戸第一)

――きょうはダブルヘッダーだったということで、どういう意識で臨まれましたか

一戦必勝ということを常に意識していて、中大戦の最初から100%でやって、国士舘大戦も100%で、という気持ちでいきました。

――1試合目を簡単に振り返ってください

1試合目は、雨の影響もあって少しドタバタするような展開になってしまって、かつ試合の流れ自体もあっちのペースという時間が続いたので、そこが一番反省点だったかなと思います。

――2試合目もお願いします

2試合目は少し前に練習試合で大差をつけられて負けた(●1-10、●0-11)相手だったので、初回から僕が必ず出ようという気持ちでいました。

――同点打の場面を振り返ってください

前のバッターの時にボール先行していて、自分のところに回ってくるなというのがあって、初回に(安打を)打っていたということもあって少し余裕があって、ここで打ったらヒーローじゃないか、くらいのラフな感情でいられたというのがすごく良かったかなと思います。

――国士舘大には勝てない時期が続いていたと思うんですが、試合をしていてやれるなという感覚はありましたか

相手もランナーを背負ったりすると焦っていたりする部分はあったので、僕らが食らいつけば勝機は全然あるかな、と思いました。

――ベンチの雰囲気が印象的でした

ベンチのみんなも勝ちたいという思いがあったと思うんで、もともとベンチの声というのは僕らが意識してやっているんで、その中で僕の同点打があって、リミッターが解除されてより盛り上がったという感じだと思います。

――来週もダブルヘッダーです。意気込みをお願いします

きょうと同じように一戦必勝ということで、どちらに比重を置くというわけではなくて、どちらも100%で臨んでいけたらいいと思います。日体大が強いと思うので、今回の国士館大戦のように、全員で畳みかけていければという風に思います。

杖子量哉(スポ3=岡山・新見)

――2戦目で先発となりましたが、ご自身の出来はいかがでしたか

少し前に練習試合をやった時にかなりやられたので、低めに投げることを意識するというのを吉村先生(吉村正総監督、昭44教卒=京都・平安)と一緒にずっと練習をやってきて、その成果が出たので良かったんですけど、前回の試合でも四死球を10個出してしまって、今回も6個出してしまったのでそこは課題かなと思います。

――おっしゃる通り、特に立ち上がりは四死球に苦しんでいた印象があります

僕はもうやるとは思ってなかったので(笑)。やるってなって驚いてしまって、そういう精神的な影響もあったと思います。ただ、きのうキャッチャーの実重(実重僚右、人3=島根・高卒認定)と話したりもして、1、2番で一つ確実にアウトを取ろうという話をしていたので、1番でフォアボールを出したことに対しては僕はあまり感じていなくて、結局2番からはアウトが取れたので、良かったかなと思います。

――ピンチでは粘り強い投球があったと思います

(ピンチの場面でも)やることは変わらないので、自分の練習してきたこと、低めに投げるということは結果として実を結んだと思うので、嬉しいです。

――逆転してリードを奪ってからは、かなり緊張されていたように思いました

もともと緊張しやすい性格ではあるんで(笑)。向こうにも結構デッドボールぶつけてやじられたりもしたんで、あ、やばいなと思いながらやっていました。

――3連勝で総当たり戦の最終日を迎えます

最近リーグ戦で優勝したというのは聞いていないので、リーグ優勝というのを投げて達成して、優勝投手になりたいです。