バレーボール部

2017.04.11

春季関東大学リーグ戦 4月9日 東京・立川市泉市民体育館

競り合いを制す ストレート勝ちで開幕2連勝!

 初戦でストレート勝ちを収め勢いに乗る早大。この日は専大と対戦した。第1セットから競り合う展開となるが、要所で粘り強くポイントを奪いセットは渡さない。セットカウント3−0(31−29、25−22、25−20)。2日連続でストレート勝ちを挙げた。

 白熱した試合となった。「出だしが悪かった」と喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)が言うように序盤で早大のペースをつくることができず、専大に先行されるかたちとなる。思い切って打ち込んでくる相手のレフトに苦しめられるが、堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)が再三の好レシーブを見せる。センターからの3連続得点で巻き返しを図ると、そこからは一進一退の攻防となった。先に20点に到達したのは早大。しかし、自分たちのミスとブロックポイントで痛恨の3連続得点を許し22−22。同点に追いつかれる。タイムアウト開け直後も加賀優太(商4=東京・早実)のスパイクをシャットアウトされるなど、専大の勢いは止まらない。それでも選手たちに焦りはなく、冷静に声を掛け合っていた。1点を追いかける中で迎えた早大の27点目。堀江が相手のスパイクをレシーブで上げると、両校がバックアタックを打ち合いラリーへ。加賀が相手コートにスパイクを突き刺すと、早大の応援団から大きな歓声が上がる。続く喜入のサービスエースで逆転すると、相手のミスにも助けられ接戦を制し第1セットを取り切った。  

要所で得点を決めた加賀

 続く第2セットも、終盤まで競り合う展開となる。第1セットの反省を生かし、ブロックのコースを修正した早大。22—21からブロックで貴重なブレイクポイントを挙げる。ここでセッターに代えて、村山豪(スポ1=東京・駿台学園)をブロッカーとして投入。この采配がピタリとはまり、狙い通りに相手のスパイクをシャットアウトすることに成功する。最後は山﨑貴矢(スポ4=愛知・星城)のスパイクでこのセットを奪った。2セットを先取し、勢いに乗った早大。第3セットは序盤からリードを奪うと、終始主導権を握り続ける。最後まで一度もリードを許すことなくこのセットを奪い、ストレートで勝利をつかんだ。  

サービスエースで得点を奪う喜入

 春季関東大学リーグ戦の1週目を終え、2試合ともにストレート勝ちと結果は上々だ。一方で、「相手に合わせずに自分たちのプレーをするということができなかった」(藤中優斗、スポ3=山口・宇部商)と試合内容には課題も残した。どんな状況でも自分たちのプレーをすることを目標に、来週の国士館大との一戦に臨む。

(記事、写真 杉山睦美)

セットカウント
早大 31-29
25−22
25-20

専大
スタメン
レフト 喜入祥充(スポ4=大阪・大塚)
レフト 藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)
センター 武藤鉄也(スポ2=東京・東亜学園)
センター 山﨑貴矢(スポ4=愛知・星城)
ライト  加賀優太(商4=東京・早実)
セッター 小林光輝(スポ3=長野・創造学園)
リベロ 堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)
コメント

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

――ここまでの2試合をどうご覧になっていましたか

新しいチームになり、今回の春季リーグ戦は自分たちのやってきたことを全て出すということでやってきました。きのうは初戦ということで、当然硬さもありましたが、自分たちのプレーを出そうとしていたので、3セット目はデュースになったものの結果的に勝ち切れたのだと思います。きのう1試合終わった後で自分たちは力があるということを自覚したと思います。その中できょうの試合では自分たちのやるべきことができていなかったです。どんな相手でも調子が悪くても、軸をぶらさないバレーを信条としてやっていますが、きょうは少しぶれてしまい小手先だけのプレーになってしまったことが反省点だと思います。

――今季もセンターを中心に攻撃を組み立てていきますか

センターにボールが上がるようになれば、それはセッターにしっかりボールが返っているということなので、それを目指していきたいと思います。

――ブロックはこれからさらに詰めていくといった感じですか

春季リーグ戦ではブッロクに関してはそんなに細かいことは言っていません。それでも要所でブロックポイントも出ていたのでそれは良かったと思います。また東日本(東日本大学選手権)以降にブロックは鍛えていきたいと思います。

――村本涼平(法2=京都・洛南)選手は昨年までリベロ登録でした

リベロも良いのですが、打つこともできて強いサーブを持っています。リリーフサーバーとして良いものを持っているので、そう言った良さも引き出したいと考え今はリベロではなく、サーブを打つ場面をつくっています。

――新入生も楽しみな選手が多いですね

1年生4人は非常に有望だと思います。ですが大学バレーは体の強さや基礎の厚みが高校までとは違うので、そこの部分をもう一度鍛え直したいです。

――春季リーグ戦の展望をお願いします

勝ち負けも大事ですが、最終的にはやってきたことが出せるか出せないかが大事だと思います。きょうはその部分でやってきたことが出せなかったので、来週以降は全部出し切っていくことが大切だと思います。

喜入祥充主将(スポ4=大阪・大塚)

――きょうの試合の振り返りをお願いします

2戦目ということで気の緩みがあったわけではないと思いますが、出だしが悪かったです。

――序盤はレフトのからの攻撃になかなか対応できませんでした

思い切って打ってくる相手に対して、個人個人で立ち向かうのではなくチーム全体で相手エースをどう仕留めるかという点がまだうまくいってなかったです。

――第1セット終盤には2度のタイムアウトを取りましたが、何を確認しましたか

サイドアウトを取り切って、サーブではしっかり攻めようということを確認しました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

サーブレシーブが安定しない部分があり、相手が思い切って打ってくるサーブもしっかり返していかなくてはいけないなと感じました。スパイクは打ち込んでも拾われることが多かったので、もっと相手のコートを見て打つようにしたいです。サーブはしっかり攻めることができたと思います。

――ここまでの2戦で見えてきた課題や収穫はありますか

自分たちが合宿を通してやってきたバレーを徹底してやっていけるようにしなければいけないなと思います。来週も自分たちのバレーを出すためにも、出だしをいいかたちで入れるよう準備していきたいです。

 

藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)

――きょうの試合の振り返りをお願いします

相手に合わせずに自分たちのプレーをするということが、きょうはあまりできませんでした。

――明大戦よりもスパイクがよく決まっていました

明大戦は2段トスを打ち切ることができず、自分自身リズムを崩していた部分がありました。きのうよりも打ち込むことはできたと思います。それでも難しいトスを打ちきれなかったり、クロスを何本かアウトにしてしまう場面があったので来週までに修正したいです。

――相手のレフトからの攻撃に対して、ブロックの対応はいかがでしたか

最初はストレートを開けていたのですが、ストレートにばかり打ってきていました。1セット目が終わったあたりからストレートを閉めようという話になったのですが、要所で仕留めることができなかったので、こういう苦しい展開になったと思います。

――苦しい展開になりましたが、セットを落とさずに勝利できた要因を挙げるとすれば

序盤に相手より前に出ることができれば楽な戦いができるのですが、序盤から中盤まで行ったり行かれたりという展開でした。粘って最後は相手のミスに助けられた部分もあったと思います。

――春季リーグ戦第1週を終えて、手応えを感じる部分はありましたか

きのうはみんな硬さもあり、また慣れない会場なので人それぞれ感覚が狂っていた部分があったと思います。来週・再来週もやったことがない体育館での試合になるので、アップからしっかり取り組んで、一人一人が役割を果たしていけたらいいです。