準硬式野球部

2017.04.10

東京六大学春季リーグ戦 4月9日 早大東伏見グラウンド

一球に泣き悔しい敗戦

                  

立大1回戦
早大
立大
(早)●黒須、杉山―齋藤

 きのうの試合が雨で中止した影響できょう東京六大学春季リーグ戦が早大東伏見グラウンドで開幕した。春の制覇を目指すワセダの初戦の相手は立大。雨が降るのに加え、強風が吹き、試合が2度中断する難しい試合となった。初回に先制を許すものの、足を絡めた攻撃で逆転。しかし、5回立大に強烈な本塁打を浴び逆転を許す。一度弱まった雨も再び強まり7回表、雨天コールドとなり悔しい敗戦を喫した。

 大事な開幕戦のマウンドに上がったのは黒須裕太(人4=栃木・真岡)。初回、先頭打者に右中間を破る三塁打を浴びる。続く打者に犠牲フライを許しあっさり先制されてしまう。その後は雨の影響からか制球を乱し、ボール先行の投球となる。四球を出すものの要所は締め4回まで粘りの投球を見せる。しかし5回に落とし穴が待っていた。先頭打者をセカンドゴロに抑えたものの、続く打者に右翼手と二塁手の間に落ちるポテンヒットを許す。走者を出し迎えた立大の阿部人史にライトに強烈な逆転本塁打を許し、ここで降板。後を受けたのはリーグ戦初登板となる杉山周平(教2=神奈川・山手学院)。制球に苦しむものの伸びのある直球で1回2/3を無失点に抑えた。

先発した黒須

 打線は機動力を生かした攻撃を見せた。初回、左前打で出塁した倉本芳郎副将(法4=広島・修道)が盗塁を狙う姿勢を繰り返し見せることで相手の投手を揺さぶり、機動力を生かした攻撃を印象付ける。1点のリードを許して迎えた4回、1死一塁の場面で5番の矢坂颯雅(社4=東京・早実)が二塁手のグラブを弾く中前打を打ち一塁、三塁とすると7番の齋藤成利主将(スポ4=福島・磐城)の右翼への安打で同点に追いつく。さらに齋藤が盗塁を仕掛けることで立大に失策が生まれて三塁にいた矢坂がホームインするなど積極的な走塁を見せた。しかし、その積極性が5回には裏目に出て走塁死を重ね好機を潰す場面も見られた。

適時打を放った齋藤

 「競り合った試合をできていたので、逆転の本塁打の一球のところに悔いが残る」(齋藤)。春季リーグ戦優勝を目指す早大にとっては悔しい敗戦となってしまった。悪天候のためグラウンドコンディションが悪い上に、2度の中断があるなど集中力が切れそうな試合展開の中、立大に失策が続出するものの、早大はきっちりと無失策で試合を終え守備は安定していた。この試合で見せた機動力を生かした攻撃を継続しつつ、きょうの試合のように一球に泣くことがないように、一球一球に執着することで、リーグ制覇が見てくるだろう。

(記事 藤本壮汰、写真 栗村智弘)

コメント

齋藤成利主将(スポ4=福島・磐城)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

非常に天候が悪かったので、試合展開としては進め方の難しい試合だったんですけど、接戦で競り合った試合をできていたので、逆転の本塁打の一球の所にきょうは悔いが残る結果になってしまったと思います。

――雨風にはどのような意識を持って試合に臨まれましたか

きょうは7回まで雨天コールドが無いことはわかっていたけど、しっかり9回までやるつもりで、ベンチにいても体を冷やさないために動ける範囲で準備をして、試合が中断しても、その次の入りを各自がしっかりできるような雰囲気を作ることができたと思います。

――中断が二回ありましたが、中断中はチームでどのようなことを考えていましたか

今日に関しては、押されている流れではなくワセダが押している流れだったのでその流れを継続して守備でも攻めていけるように、バッティングでも先頭打者が出塁できるような雰囲気を作っていこうとやっていきました。

――足を活かした攻撃が見られましたが、チームとして意識していたことだったんですか

足の速い選手が多いので、機動力を使った野球をしていきたいと思っていたので、それを形として出して得点に絡めることができたのは本当に良かったと思います。

――今後の課題や抱負をお願いします

きょうの課題としてはあまりないですけど、本塁打を打たれた一球というものに泣いてしまう部分があると思うので、その一球に執着心を持って取り組むように、どの一球に対しても集中して強気にいけるようにしたいと思います。