野球部

2017.04.04

春季オープン戦 3月18日~25日 安部球場ほか

春季オープン戦ダイジェスト(3月18日~25日)

終盤に追い上げられるも逃げ切る(3月18日・対近大)

TEAM
早 大
近大

2本の三塁打を放ち気を吐いた岸本

 沖縄に続き関西へと趣いた野球部。この日は関西学生連盟に所属する近大と試合を行った。先発は柳澤一輝(スポ4=広島・広陵)。1、2回は落ち着いた投球を披露するが、3回、先頭打者に左越え本塁打を浴びてしまう。これには柳澤も苦笑いを見せるが、その後は落ち着いた投球を続けた。持ち味の速球はこの日も冴えており、140キロを超える直球で相手打線をねじ伏せ、6回を1失点にまとめ上げた。7回は藤井寛之(法2=福岡・東筑)が3人で抑えるが、8回から代わったルーキーの早川隆久(スポ1=千葉・木更津総合)は本調子とは程遠く、安打や四球が絡み2失点。慣れない遠征続きで疲れがたまっていようだ。

 野手陣からは多くの長打が飛び出した。岸本朋也(スポ3=大阪・関大北陽)の中越え三塁打をきっかけに先制に成功する。6回には織原葵(社4=東京・早実)の左越え本塁打などで2点を追加。織原は7回、岸本は8回にも三塁打を放ち、得点に絡んだ。

 いよいよ3月も後半に入り、東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)も近づいてきた。チームづくりも佳境に入る。投手陣は粘りの投球を見せているが、打撃面で残塁は8と好機を生かしきれない場面も多く見られた。春季リーグ戦ではこれ以上の厳しい戦いが続く。少ないチャンスものにできる打撃と勝負強さもさらに必要となってくる。良いイメージで東京に戻れるよう、関西での残り1試合もしっかりものにしたいところだ。

(記事 當間優希、写真 郡司幸耀)

投打で圧倒し快勝(3月23日・対ノースアジア大)

TEAM
ノースアジア大
早 大

先発・黒岩佑は安定した投球で7回無失点の好投を披露した

 秋田からノースアジア大を迎え、安部球場で今季初めての春季オープン戦を戦った。投手が無駄な走者を許さずリズムよく抑えると、攻撃陣は四球や失策といった相手の隙につけ込み順調に得点を重ねる。結果は9-0の完勝。早大が投打でノースアジア大を圧倒した。

 早大は黒岩佑丞(スポ4=早稲田佐賀)が先発。2回に連打を浴びたが、それ以降は危なげない投球を披露する。130キロ台終盤を記録した直球に、フォーク、スライダーを織り交ぜノースアジア大打線に好機という好機を与えない。2番手・清水陸生(人4=宮崎大宮)は走者を背負いながら2回を無失点に抑え、二投手の完封リレーで試合を締めた。

 相手先発は今秋のドラフト候補にも挙がる木場涼佑(4年)。その木場に対し2回、敵失と安打で無死一、三塁の好機をつくると6番・戸谷光助(教4=東京・早実)が打席に向かう。戸谷がカウント1-1から放った打球はワンバウンドで投手の頭上を超え、そのまま中前へ。先制点を奪った。続く好機でも内野ゴロの間に2点目を挙げると、3回にも2点を追加。終盤もきっちりとダメ押し点を奪い、ノースアジア大を突き放した早大。11安打9得点の快勝で、安部球場での春季オープン戦を白星発進だ。

(記事 郡司幸耀、写真 加藤佑紀乃)

序盤に先制も悔しい逆転負け(3月24日・対青学大)

TEAM
早 大
青学大

7回まで無失点も、8回に一挙4失点で逆転を許した二山

 この日の相手は東都大学リーグ2部に所属する青学大。『戦国東都』で1部昇格を目指すチームだけに、2部とはいえ戦力は充実している。その青学大から序盤に2点を先行したが、8回に打者一巡の猛攻で一挙4点を許してしまう。まさかの逆転負けで勝ちゲームを落としてしまった。

 先頭の八木健太郎(スポ4=東京・早実)が出塁し、中軸を打つ佐藤晋甫主将(教4=東京・早実)が還す早大の得点パターン。初回、その通りに先制し2回にも9番・檜村篤史(スポ2=千葉・木更津総合)の左前適時打で加点した。完全な早大ペースーー。そう思われた。しかしそれ以降は8回まで散発2安打に抑えられ、追加点どころか好機さえつくれず。先発・二山陽平(商4=東京・早実)が終盤のピンチを粘りの投球で無失点に抑える踏ん張りを見せ、リードしているのは早大だったが、どことなく流れの悪さを感じさせていた。

 勝利までアウト2つとなった8回、嫌な予感は的中する。好投を続けてきた二山が連打を浴び無死満塁のピンチを招くと、この日当たりのなかった相手3番に右前適時打を許し、同点。続く代打にも三遊間を抜かれ、この試合初めてリードを許した。代わった増田圭佑(文3=茨城・江戸川学園取手)も流れを断ち切れずあっさり4点目を献上。2点を追いかける最終回の攻撃、早大は代打・熊田睦(教4=東京・早実)の中堅への二塁打で好機をつくるが、後続が倒れ万事休す。一度傾いた流れは簡単に取り戻せないもの。中盤以降の試合運びに大きな課題を残した。

(記事 郡司幸耀、写真 三浦遥)

社会人チーム相手に投壊・・・課題残る(3月25日・対JX―ENEOS)

TEAM
JX-ENEOS 14
早 大

先発した北濱は立ち上がりから徹底的に打ち込まれてしまった

 東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)開幕を2週間後に控え、オープン戦も佳境に入った。この日はJX―ENEOSとの対戦。先発転向も打診している北濱竣介(人4=石川・金沢桜丘)がマウンドに上がったが、初回から強打の相手打線に捕まってしまう。鋭い打球を何度も外野に運ばれ、打者一巡の猛攻で一挙6点を失った。その後も小刻みに追加点を許し、7回から登板した藤井寛之(法2=福岡・東筑)も連続で二塁打を浴びるなど、7回までに計14失点と大差をつけられる。

 意地を見せたい早大打線は4回、西岡寿祥(教3=東京・早実)が内野安打で出塁。打撃好調の佐藤晋甫主将(教4=広島・瀬戸内)が投手強襲安打を放ち無死一、三塁と好機を広げる。続く加藤雅樹(社2=東京・早実)の内野ゴロの間に1点を返した。さらに6回、交代したばかりの相手投手を攻め、織原葵(社4=東京・早実)の2点適時二塁打で追加点を挙げる。しかし反撃はそこで終了。中盤までの大量失点が響き、完敗を喫した。ことしも『守り勝つ野球』を掲げる早大だが、投手陣に不安の残る試合となった。

(記事 三浦遥、写真 高橋弘樹)

※リーグ戦開幕前の記事は都合により試合当日に公開することができないことがございます。読者の皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご了承頂きたく存じます。リーグ戦は従来通り、即日公開致します。

※記事中の学年は新年度のものです。