柔道部

2017.03.06

東京都柔道選手権大会 3月5日 東京武道館

それぞれの課題見つけ、再始動

 高校生から社会人までが集い、東京都柔道選手権大会が行われた。男子は準々決勝出場者と敗者復活戦上位1名、女子は準々決勝出場者が全日本柔道選手権大会への切符を手にすることができる。早大からは5名が出場したが、男子2名は2回戦敗退、女子3名は3回戦敗退で大会を終えた。

 下田将大主将(スポ3=三重・四日市中央工)は1回戦、積極的に仕掛けていき旗判定での勝利を収める。迎えた2回戦では序盤こそ技をかけにいったものの、背負い投げでの技ありを取られ敗北。田中大勝(社2=青森北)は足技で相手を崩し、1回戦を一本勝ちで突破。2回戦ではこの大会で優勝した小川雄勢(明大)と対決。次々と指導を重ねられ、反則負けという結果に。「冬にやってきたことは間違っていないことが分かったが、大きい相手にこそ崩しを使って試合を優位に進めることが必要だ」と練習の成果を実感し、課題も見つかったようだ。

田中は優勝者と戦った

 一方の女子部。滝澤美咲女子主将(社2=群馬・前橋育英)は横四方固めによる一本で2回戦の相手を下す。しかし、迎えた3回戦では実業団の選手を相手に上四方固めで一本負け。組み際の技を得意とする滝澤であるが、「相手の様子をうかがって後から技をかけるということが多く、自分の柔道が出来なかった」と振り返った。また、小野華菜恵(スポ2=長野・松商学園)は3回戦で開始1分半に払い巻込での有効を取られると、そこから巻き返すことができず敗退。佐藤美裕(スポ1=千葉・八千代)も3回戦で姿を消した。

主将として初めての公式戦を迎えた滝澤

 春には団体戦が始まる。田中は「チームとしての目標は東京学生優勝大会ベスト8だが、それを越えるためにもベスト4を目指してこれから練習に励んでいきたい」と意気込んだ。各々が課題を克服し、目標達成なるか。早大柔道部に注目だ。

(記事、写真 高橋里沙)

結果

【男子】

田中 2回戦敗退

下田 2回戦敗退

【女子】

滝澤 3回戦敗退

小野 3回戦敗退

佐藤美 3回戦敗退

コメント

滝澤美咲女子主将(社2=群馬・前橋育英)

――きょうの目標はどこにありましたか

初戦は大学生が相手だったので、まずそこは突破して、3回戦は実業団の方でレベルの高い方だったので、どれだけ自分が戦えるか、というところが目標でした。

――ご自身の結果を振り返っていかがでしたか

初戦は攻めが遅かったというのはあったのですが一本で勝てて自分的には良い試合ができました。3回戦は全く歯が立たなかったというわけではないのですが、自分よりレベルが上というのもあって、自分の柔道ができなかったので結果的には課題が残る試合だったなと思います。

――「自分の柔道」というのは具体的にはどのような柔道ですか

組みぎわの技が自分は得意なので、そういう技が沢山でたり、足技から崩して大きい技につなげたり、というのが自分の柔道です。

――そのような柔道がきょうはできなかった、ということですか

そうですね。相手の様子を伺って後から技をかけたりというのが多かったと思います。

――女子部全体としてはきょうの結果はいかがでしたか

良い試合をできている人もいたのですが、まだまだ課題が残っている試合もあったなという印象がありました。

――課題というのは具体的にはどういったところですか

攻めが遅いというところです。自分もそうなのですが、相手が先に攻めてきて後半から追い上げていくところに課題があると思います。

――新体制が始動されていると思いますが、部の様子はどうですか

今春休み中で出稽古とかに行かせていただいているんですけど、そういったところでみんなガツガツ柔道やらせていただいてるので、まだ仕上がっているとは言えませんが東京学生(東京学生柔道優勝大会)や全日本学生(全日本学生柔道優勝大会)に向けては良い雰囲気でやっていると思います。

――東京学生や、全日本学生では目標に向けてどのようにやっていこうと思いますか

誰が団体戦のメンバーに選ばれたとしても一人ひとりがしっかり一本を取れる柔道というのをして、勝っていきたいなと自分は思っています。

――これから一年での個人的な目標は何ですか

東京学生(東京学生体重選手権大会)で3位以上に入って昨年出られなかった全日本学生(全日本学生体重別選手権大会)に出ることが目標です。

――最後に意気込みをお願いします

団体戦では昨年東京学生で優勝できなかったのでそこで優勝して、その流れで全日本学生も2連覇して頑張っていきたいと思います。

田中大勝(社2=青森北)

――きょうの目標は何でしたか

きょうは2回戦がヤマ場だったので、その相手に向かって自分がどうやって立ち向かうか、どういう柔道ができるのか、というところに重きを置いて戦いました。

――2回戦は体格差などもあったと思いますが、どのように振り返りますか

これまで冬やってきたことは間違っていなくて、それでも、足りないものは何かということが分かってこれから5月、6月に団体戦に生かしていけるかなと思いました。

――足りないところ、というのは具体的にはどのようなところですか

大きな相手に技をかける、リセットするというところですね。相手が大きいからこそ崩しを使って、自分に優位に試合を運ぶというのが必要かなと思いました。

――団体戦に向けてはどのような目標を持っていきますか

チームとしての目標はベスト8なのですが、それを越えるためにもベスト4を目指してこれから練習に励んでいきたいと思います。

――個人戦など、個人としてはどのように生かしていきますか

個人戦は9月までないのですが、個人戦だと体格も同じくらいの相手になってくるので、その時にパワーで圧倒できる何かを持っていると自分の強みになるので、まだもう少し時間があるので、授業がない間に研究をする等、練習に励んで自分の引き出しを作っていきたいと思います。