競走部

2017.02.06

第39回神奈川マラソン 2月5日 神奈川・日清オイリオグループ横浜磯子事業場

現在地を確認。1ヶ月後につながるレースに

 不安定な天候のもと開催された神奈川マラソン。早大からは清水歓太(スポ2=群馬・中央中教校)がハーフマラソンの部に出場した。この大会には、箱根路を賑わせた大学生ランナーが数多くエントリー。沿道からの歓声も大きく、例年活気のあるレースが展開される。清水は好調とは言えないコンディションの中迎えた大会だったようで、65分を切ることを最低ラインとして臨んだ。結果は1時間4分41秒の40位でゴール。「最低限の走りはできた」と振り返り、自身の状態を確認する試合となった。

 レースは青学大や東洋大の実力者たちが前を引っ張り、速いペースで進められた。清水も初めは先頭付近を走っていたが、大きな集団の中で徐々にその位置を下げる。5キロ手前で先頭集団から離脱すると、後続の選手と第2集団を形成した。「自分が引っ張ることも多く、前半しっかりタイムを刻めていたのは良かった」と自身でも振り返ったように、集団を引っ張る中で得た収穫もあったようだ。冷静に自らのペースで歩を進め、レースを折り返す。

冷静に自分のペースを守りレースを進めた清水

 13キロを過ぎたあたりからは少し苦しい走りとなり、第2集団からも遅れ始める。しかし5キロごとのラップタイムは16分を超えることはなかった。終始一定のリズムを刻み、レースは終盤へ。「ラストの1、2秒が大切だと駅伝ですごく感じ、できるスパートは全力でしようと思った」という言葉通り、最後は全力のスパートで順位を上げてゴール。東京箱根間往復大学駅伝(箱根)で得た教訓をしっかりと生かした。

全力のラストスパートを見せる

 ことし初めて箱根を経験し、主力選手への成長を誓った清水。次はユニバーシアードの選考レースでもある日本学生ハーフマラソン選手権に挑む。この大会を3月までのロードシーズンのまとめと位置付けており、そこにかける意気込みもひとしおだ。自らの背中でエンジの重みを感じ、走り始めた3年目。ことしはきっと飛躍の年となるだろう。1年間どんな軌跡を描いていくのか、その姿から目が離せない。

(記事 太田萌枝、写真 朝賀祐菜、吉村早莉)

☆力及ばず失速…。問題修正し次戦へ

久しぶりのロードは厳しいものとなった

 大迫傑(平26スポ卒=現ナイキ・オレゴン・プロジェクト)、神野大地(コミカルノミタ)、設楽悠太(Honda)や外国人招待選手といった、そうそうたる顔ぶれが集結した香川丸亀国際ハーフマラソン。早大からは藤原滋記(スポ3=兵庫・西脇工)が1時間2分台を目標タイムに出走した。5キロ周辺まではハイペースにレースを進めることができた藤原であったが、そこから失速してしまう。「前半で足にきてしまって、後半はただひたすら耐えるだけのレースになってしまった」(藤原)。順位は72位、タイムも1時間5分15秒と納得のいくものにはならなかった。

 ことしの東京箱根間大学往復駅伝大会は出走がかなわなかった藤原。春から最上学年としてチームを盛り上げるためにも、3月の日本学生ハーフマラソン選手権では今回の課題をうまく修正し、他校の実力者と戦っていきたいところだ。

(記事 鎌田理沙、写真 平松史帆)

結果

▽神奈川マラソン・ハーフマラソンの部(大学男子)

清水歓太 1時間4分41秒(40位)

▽香川丸亀国際ハーフマラソン・男子ハーフマラソンの部

藤原滋記 1時時間5分15秒(72位)

コメント

清水歓太(スポ2=群馬・中央中教校)

――レースを振り返っていかがですか

タイムはちょっと遅いんですけど、今の状況が自分のコンディションとしてはあんまり良くなくて。最低でも65分は切りたいと思って走ったので、最低限の走りはできたかなと思います。

――レースプランはどのようなものでしたか

何も考えずにとりあえず先頭に付いていけるだけ付いて、あとどれだけ粘れるかって感じでいったんですけど、ちょっと最初の方からペースに付いていけなくて。でも逆にそれで第2集団で自分のペースで走れたし、結構自分が引っ張っている時も多くて、しっかり前半はタイムを刻めていたのでそこは良かったかなと思います。

――集団にはだいたい何キロくらいまで付いていましたか

ズルズルと離されたので、5キロ前くらいからは結構先頭とは離れていたと思います。

――実際のレース展開はどのようなものでしたか

最初は先頭にいたんですけど集団が大きかったのでズルズルと後ろに行っていたら、先頭集団と割れるところがあって、そこからは第2集団の一番前くらいでずっとレースを進めていました。13キロくらいでちょっと苦しくなってしまって第2集団から離れてしまったんですけど、そのあと後ろから来た選手と一緒に、最後は第2集団のラスト離れて来た選手とゴールといったかたちでした。

――最後のスパートについていかがですか

ラストでも結構体が余裕があったというか、動いていたのでラストやっぱり1、2秒が大切だと駅伝でもすごく感じたので、できるスパートは全力でしようと思ってやりました。

――ラップはどのくらいでしたか

5キロごとだとだいたい15分5秒、30分16秒、45分39秒、61分19秒だったと思います。

――次のレースの予定とそれに向けての意気込みをお願いします

次は1ヶ月後の立川ハーフ(日本学生ハーフマラソン選手権)です。立川は1月から3月までのロードシーズンの総まとめというか、僕の中ですごく大切にしている大会なので、今日は64分の結果でもまだ良かったんですけど、次この記録だと全然だめなので次に向けて今日は最低限の走りができましたし、あと1ヶ月かけて準備していきたいと思います。

藤原滋記(スポ3=兵庫・西脇工)

――今日のレースはどのような位置づけで臨まれましたか

箱根後に再開して、集中練習もある程度やっていたので丸亀(香川丸亀国際ハーフマラソン)はいけるんじゃないかなという気持ちで出させて頂きました。

――箱根(東京箱根間往復大学駅伝)周辺の調子はいかがでしたか

箱根も故障気味でメンバーから外れてしまったので、年が明けてから練習も再開して丸亀でいい記録が狙えればいいなという感じでした。

――設定タイムは

2分台を目標にしていたんですけど、前半で足にきてしまって、後半はただひたすら耐えるレースになってしまいました

――レース展開を振り返っていかがでしたか

20キロという距離に対する練習が不十分だったということもあって誤魔化しが効かないというのを感じました。次は立川(日本学生ハーフマラソン選手権)があるので、しっかりとこれから練習を積んでいきたいと思います。

――具体的にきょうのご自身のラップについてはどうお考えですか

前半の5キロくらいは先頭集団の方でハイペースで突っ込めたんですけど、そこから止まってしまってレースにならなかったという感じです。

――最終学年としてことしはどのようなお気持ちですか

やっぱり関カレ(関東学生対校選手権)のような試合でしっかり結果を残すということが最終学年としての役割だと思うので、まずは関カレを目の前の一番大きな目標としてやっていきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

立川ハーフも力のある選手がたくさん出るので、1ヵ月の間に今回の反省を修正していきたいと思います。