庭球部

2017.01.15

関東学生新進選手権 1月15日 東京・亜大日の出キャンパステニスコートほか

助川・廣川組、同士打ちを制し準決勝進出

 本戦5日目の関東学生新進選手権では、各種目準々決勝が行われた。男子シングルスに登場した髙村佑樹(スポ1=千葉・東京学館浦安)はベスト8のカベを越えられず敗退。同士打ちとなった女子ダブルスは、助川峰理(スポ3=東京・富士見丘)・廣川真由(社2=埼玉・浦和学院)組が制し準決勝に駒を進めた。

★髙村はベスト8で大会終える

肩を落とす髙村

 厳しい寒さの中行われた髙村の試合は、慶大の甲斐直登との1年生対決となった。試合は立ち上がりから両者がベースライン付近で打ち合うストローク戦となる。長いラリーが続く中で、「球を浅くさせられたというか、自分が一方的に守備に回された」と振り返るように、徐々に相手のパワフルなショットに押されてしまう。中盤からはミスが目立つようになり、4-6で第1セットを落とした。切り替えて挽回(ばんかい)したい高村だったが、第2セットでもなかなか主導権を握れない。状況を打開しようと自分から積極的に打ち込むが、ミスが続き、逆に相手を勢いに乗らせてしまった。終盤は粘りを見せるものの、1-6でゲームセット。「優勝を目指してやっていたので、とても悔しい」。ベスト8という結果に髙村は「もっと自分から攻めて展開していける力をつけていかないと上の相手には勝てない」と課題を口にした。5月に行われる関東学生トーナメントに向けて、一層のレベルアップに期待したい。

(記事、写真 松澤勇人)

★助川・廣川組が準決勝へ

第2シードを倒し勝ち上がってきた木村・森川組

 女子ダブルス3回戦では、助川・廣川組と木村優子副将(教3=千葉・秀明八千代)・森川菜花(社1=山口・野田学園)組が激突。第1セットでは助川・廣川組がストロークで押してボレーで決めるポイントが目立ち、長いジュースもものにしていく。0-6でこのセットを落とした木村・森川組だったが、「(第1セットの展開は)予想通り。第2セットは切り替えて、自分たちから攻めていった」(木村)と徐々にペースをつかみ始めた。助川・廣川組が一度マッチポイントを握るも、「相手が開き直ってきた」と廣川が語るよう、木村が後ろでコースを突くなど相手を崩して5-7で奪い返す。突入したスーパータイブレークでは助川・廣川組のミスもあり、木村・森川組が6-3までリードするが、「リードされてもあきらめずに攻められたのが良かった」(助川)と強気なプレーで逆転。助川・廣川組が準決勝進出を決めた。「リードしたときにしっかり決め切れなかったのが敗因。決め切る練習をやっていきたい」(森川)。両者とも、課題を見つけた試合となった。

(記事、写真 熊木玲佳)

 ランキング上位者に出場制限がかかる今大会では、中堅層が活躍しポイントを稼ぎたいところだったが、助川・廣川組を残し、ベスト8で全選手が敗退してしまった。チーム力向上を見据え、レギュラー選手だけでなく、今大会で悔しい思いをした選手たちの奮起を期待したい。

結果

▽男子シングルス3回戦

●髙村佑樹4-6、1-6甲斐直登(慶大)

女子ダブルス3回戦

○助川峰理・廣川真由6-0、5-7、10-7木村優子・森川菜花

コメント

髙村佑樹(スポ1=千葉・東京学館浦安)

――きょうの相手は同学年で慶大の甲斐直登選手でしたが、どのような意気込みで臨みましたか

甲斐とは高校の頃から何度も対戦していて、勝ったり負けたりでした。インカレインドア(全日本学生室内選手権)でも甲斐はベスト8に入っていて、見ていて強くなっているなと警戒していました。その中で対策としては、しっかり相手のミスを誘って、自分から打てるときに打てばチャンスは来ると考えて試合に入りました。

――気温が低い中での試合となりましたが影響はありましたか

自分としてはあまり(寒さは)感じなかったんですが、外から見ると足があまり動いてなかったと言われたので、それは少し寒さも関係してるのかなと思いました。

――きょうの試合を振り返って

甲斐に球を浅くさせられたというか、自分が一方的に守備に回されてしまったと思います。主導権がずっと向こうにあって、厳しい展開になってしまいました。

――ベスト8という結果についてはどのように受け止めますか

優勝を目指してやっていたので、とても悔しいです。また春関(関東学生トーナメント)などの大きな試合にむけて一生懸命やっていきたいと思います。

――今大会を通じて課題は見つかりましたか

もっと自分から攻めて展開していける力をつけていかないと上の相手には勝てないんじゃないかなと思いました。

――最後に、今後の試合に向けて意気込みをお願いします

次の学生の大きな試合は春関なので、春関で上位を占められるように頑張りたいと思います。

助川峰理(スポ3=東京・富士見丘)・廣川真由(社2=埼玉・浦和学院)

――去年のこの大会は同じペアでベスト16という成績でしたが、今回の目標は

助川 優勝です。

――同士打ちでしたが、試合のプランは考えていましたか

助川 いや、そんなに特には・・・。

廣川 相手は初戦で同士打ちの第2シードを倒してきているので、すごく元気があって乗っているなというのは思っていて、自分たちから攻めていけるようにしたいねという話はしていました。

――きょうの試合を振り返って

助川 後輩に引っ張られて、あまり先輩らしいことができなかったのですが(笑)、リードされてもあきらめずに攻められたのが良かったかなと思います。

廣川 セカンドセットで5-3のこちらサーブのマッチポイントがあったのですが、そこから相手が開き直ってきて、本当だったらそこで終わっていいはずだったのに最後もつれてしまったのは、自分たちの決定力のなさが出たと思うので、そこは今後改善していきたいなと思います。

――あすの準決勝に向けて

助川 ここまできたら思い切りやるしかないと思うので、引かずに自分たちらしさを出していければいいかなと思います。

廣川 自分たちから攻めて、二人で楽しんで元気よくやれたらいいかなと思います。

木村優子副将(教3=千葉・秀明八千代)・森川菜花(社1=山口・野田学園)

――今大会の目標はどう設定していましたか

木村 まずは1回戦が同士打ちだったので、1回戦をまず勝とうという目標から始まりました(笑)。

――お二人のコンビネーションはいかがでしたか

木村 もうばっちりですよね。

森川 ばっちりです。

――声を出していた印象でしたが、元気を出していこうということはお二人で話し合っていたのでしょうか

木村 1回戦同士打ちで、正直今まで勝ったことがなかったので、そこからノンプレッシャーで元気よくやろうという感じでやってきて。実際そこで勝てたことによって自信もついて、2回戦も元気よくやってきて、きょうも1回も練習試合で勝てたことがなかったので、ノンプレッシャーで挑みました。

森川 元気だけしか取柄がないので・・・。

木村 楽しくやるのが一番だと思って、勝つことも大事なのですが自分たちが成長していく上で、今まで弱気になってしまって勝てなくなっていた部分もあったので、一番は楽しく強気でやるというのを意識していました。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

木村 1セット目に0-6で取られたのですが、いつも練習試合で0-6、1-6とかだったので、予想通りという感じで。ファーストで思い切りできなかった部分があったので、セカンドセットは切り替えて、自分たちのプレーをしっかりできるように自分たちから攻めていくというかたちでやっていったら、3-5までいってしまったのですが、そこで弱気にならず攻めていけたことがセカンドを取ることにつながったかなと思います。まあでも、ファイナルセットでリードしていたところから、何だろうね・・・。

森川 私のミスです。

木村 いやいや、二人のミスです。ダブルスなので。廣川に結構プレッシャーをかけられて、最後には自分たちから攻められなかったという部分で勝負がついてしまったかなと思います。

森川 ファイナル、スーパータイブレークでリードしたときにしっかり決め切れなかったのが敗因かなと思うので。しっかり決め切る練習をやっていきたいと思います。

――木村選手は副将を務めるということで、副将としての意気込み、個人としての目標をお聞かせください

木村 私は育成担当ということで、ノンレギュラーの底上げだけでなく、育成層からリーグ(関東大学リーグ)や王座(全日本大学対抗王座決定試合)で活躍する選手が出るように、自分ができることを今やっていて、私は主に練習内容をコーチ陣と話し合って今後の目標に向かってチームをしっかり引っ張っていけるようにやっています。私の目標としては、去年よりは育成層からインカレ(全日本学生選手権)やリーグで活躍する選手が出てくるようにしていきたいのと、自分自身もラスト1年なので、自己ベストを更新できるように自分のテニスも頑張っていきたいと思います。

――森川選手は2年生になりますが、目標を教えてください

森川 去年インカレ予選まではいったのですが本戦に出られなかったので、まずはそこを目指して頑張ることと、リーグとかに育成層のみんなで協力して上の選手を倒していけるような1年にしたいと思います。