スケート部

2017.01.16

第81回早慶定期戦 1月14日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

大量得点で伝統の一戦を制す!4年生は笑顔で引退へ

 シーズンの締めくくり、そして4年生の引退試合となる早慶定期戦。チームの集大成を見るために、ことしも多くの観客が東伏見のホームリンクに集まった。試合序盤は、早慶両校の意地がぶつかり合い、なかなかお互いに得点を取らせない。しかし第2ピリオド(P)以降、流れを自分たちに引き寄せ得点を量産。ライバル慶大を圧倒し、伝統の一戦を制した。

 第1Pから、果敢に攻めていく早大。しかし、徐々にペースを崩され、相手に先制点を献上してしまう。だが、直後訪れた数的有利なパワープレーのチャンスですぐさまFW青木優之介(スポ4=埼玉栄)が動き出す。1点を返し、試合を振り出しに戻した。その後は、得点につながらない我慢の時間帯が続く。「4年生最後の試合だから頑張ろう」。下級生たちの言葉が、もどかしい場面を抜け出すきっかけをつくった。迎えた第2P。ここから早大の得点力が爆発する。FW金子聖(スポ4=埼玉・立教新座)の得点を皮切りに、さらに3点を追加。自分たちがやりたいホッケーを展開し、5-2で第2Pを終えた。

試合終了直前、笑顔で言葉を交わす4年生

 第3Pに入っても、早大の勢いは止まらない。46分21秒、パワープレーの好機を生かし追加点を挙げた。しかしその後、数的不利なキルプレーに。守りを強いられる状況となるが、ここでFW加賀美太一(商4=東京・早実)が勝負を仕掛けた。カウンター攻撃で一気にゴール前に詰め寄り、スティックを一閃。鮮やかに得点を決め、会場を沸かせる。57分7秒には、FW金子立樹主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)が相手守備陣を退け、9点目を獲得した。最終スコア、9-3。大量得点で圧勝した。

MVPはGK遠藤秀至(社4=東京・早実、写真手前)が受賞

 苦しい1年間だった。しかし、集大成となる今大会では有終の美を飾り、笑顔でシーズンを終えることができた。主軸であった4年生はこれで引退。主力の選手が多く抜けるため、厳しいチーム状況になるかもしれない。チームは新しい姿になることが求められるであろう。後輩たちに、キャプテン金子立はこうエールを送る。「ワセダの強みを自分たちで見つけ、それを最大限に生かしてプレーすれば、どこのチームにも勝てると思う。本当に新4年生中心に頑張ってほしい」。4年生の思いを背負った後輩たちが、ここから新時代を築いていく。

(記事 中村ちひろ、写真 冨田千瑛、石黒歌奈恵)

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集合写真

結果
早大 ピリオド 慶大
1(13) 1st 1(5)
4(24) 2nd 1(9)
4(17) 3rd 1(14)
9(54) 3(28)
※( )内はシュート数
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
慶大 08:29 富田 下村
早大 09:08 青木優 金子立 堰合 PP
早大 22:45 金子聖 瀨戸 志村
慶大 25:08 小池玲 PK
早大 27:11 新井 寺井
早大 33:50 坂本 矢島 鈴木
早大 39:38 矢島 坂本 鈴木 PP
早大 46:21 寺井 堰合 金子立 PP
早大 48:06 加賀美太 PK
早大 55:01 鈴木 堰合
早大 57:07 金子立 青木優
慶大 59:19 安藤直 PK
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
コメント

工藤哲也監督(昭63社卒=青森・八戸)

――試合を終えて、今の心境はいかがですか

まず最初に、寒い中たくさんのお客さんが来てくれて感謝しています。ここまでできたのは両校の関係者、特にマネージャーなどのおかげなので感謝しています。

――インカレ以降、短い期間の中でどのように調整してきましたか

インカレは目標を達成できずに終わってしまったので、最後は4年生を笑って送り出そうということで、チーム一丸となっていい準備ができたのではないかと思います。

――試合の内容としては、FW陣、DF陣それぞれいかがでしたか

第1Pの立ち上がりはあまりシュートも打てていなかったし、FWは苦戦しましたね。ただ、そこをきっちり守って、第2P以降は自分たちのホッケーができたので良かったです。

――これで最後となった4年生はどんな学年でしたか

もともと下の学年の頃から主力としてやってきた選手が多くいて、そんな中でそういった経験を生かしてチームを引っ張ってくれたということで感謝しています。ただ、思うような結果を残せなかったのは何か足りなかった部分があったのかなと思うので、残された学年がきっちり立て直せるかが今後の課題だと思います。

――シーズン全体を振り返っていかがですか

個々の実力というところで言うと、上位校と比べてもそこまで差はないと思うのですが、大事なところでの反則や終盤での不用意な失点があるので、チームワーク的には少し問題があったのかなと思います。

――来季はどんなチームをつくっていきたいですか

主力の4年生が抜けて新しい選手も入ってきますが、今いる3年生以下がしっかり中心となってもう一度強いワセダをつくれるように、全員で一丸となって戦っていきたいです。

DF新井遥平副将(スポ3=北海道・駒大苫小牧)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

無事に勝つことができましたし、4年生と笑って今シーズンを終わることができて本当に良かったと思っています。

――点数をつけるとしたら何点ですか

何点だろう・・・。きょうの試合に関しては結果が良かったですし、100点でいいのではないかと思っています。

――いつもとは違い、お祭りムード漂う中での試合でしたが、その点に関してはいかがでしたか

やはりコミュニケーションという点で、周りの音の影響で声が届かないという点ではちょっと難しい部分もありましたし、会場のムードがまさにお祭りのような感じなので、緊張してしまっている選手もいましたし、第1Pはみんな足が動いていないという印象でした。ケイオー相手に序盤は苦戦してしまったので、やりにくい部分も少しはあるのかなとは思います。

――らいねんは4年生ということで、よりチームの主力としてのプレーが期待されると思います。どのような1年にしていきたいですか

今シーズンは春から一度もタイトルを取れていないので、らいねんは4年生の年になりますし、必ずタイトルを取りたいという気持ちが強いです。

――きょうで引退の4年生に向けてどんなことを伝えたいですか

一年間チームを引っ張っていただいて本当にありがとうございます。次は僕たちが引っ張る番なので、今の4年生の姿を見習ってこれからも頑張っていきたいと思います。

※以下4年生のコメント

FW金子立樹主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)

――今のお気持ちを教えてください

小学校1年生からアイスホッケーをやっていたんですけど、本当に学生としてのホッケー人生が終わったというのを感じていて。疲れたなあ、というか(笑)。本当に終わったなあ、という感じです。

――試合内容を振り返っていかがですか

第1Pは先制もされましたし、本当に1-1の緊迫した状況だったのですが、落ち着いて雰囲気にものまれずに第2P以降試合ができたので、結果的に点差をつけて勝てたかなと思います。

――ケイオーの選手にマークされているなと感じました

ケイオーは走ってくるチームなので、やっぱり第1Pは苦しい試合になるとは思ったんですけど、第2P以降はワセダもしっかり陸トレをやっていますし、そこでは負けないなと思っていました。そんなにマークされているなという感じはなかったです。

――第2P以降得点が伸びた理由はありますか

みんな本当に第1Pから気持ちを切らさずに第2Pに臨めたというのは4点につながって。さらに4点というのに満足せずにできたことが、第3Pのまた4点につながったのかなと思います。

――終了間際のタイムアウトでは何のお話をしていたのですか

あれは、4年生のセットをどうするかということを監督から話してもらって。最後の5分は4年生のセットでいこうという話をしました。

――この早慶戦は金子選手にとってどのような大会になりましたか

本当に引退試合というか最後の集大成という気持ちで臨んでいたので、本当に勝てて良かったですし、やりきったという達成感があります。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

1年生の頃とかは悔しい思いもしたんですけど、2年生以降は試合にも出る機会が多くなりましたし、3年生でアシスタントをつけさせてもらってチームのことを考えるようになって。本当に最後キャプテンとしてこのチームでできたことは良かったと思います。

――特に、キャプテンとして臨んだこの1年間を振り返っていかがですか

結果としては、何一つタイトルを取ることはできなかったのですが、本当に同期9人に支えられて後輩にも支えられて1年間キャプテンできて良かったと思います。

――チームメイトにキャプテンとしてどのような言葉を掛けてあげたいですか

本当に同期には4年間ありがとうと言いたいですし、後輩にはらいねん以降ことしの悔しさを忘れずに頑張ってほしいなと思います。

――来年度も戦っていく後輩たちにメッセージをお願いします

厳しいチーム状況になってしまうと思うのですが、ワセダの強みというのを自分たちで見つけてもらって、それを最大限に生かしてプレーすれば、どこのチームにも勝てると思うので、本当に新4年生中心に頑張ってほしいなと思います。

FW寺井敏博副将(国教4=米国・チョートローズマリーホール高)

――今の率直な気持ちを聞かせてください

あまり実感が湧かないのですが引退したということで、ちょっと悲しい部分もあります。ただ最後は勝って終えられて本当に良かったと思います。

――試合内容を振り返っていかがですか

最初1点目を入れられてしまったのですが、チームメイト同士でずっと逆転できると信じていたので、そこから点を積み重ねていって逆転することができました。

――きょうの早慶戦は、寺井選手にとってどのような大会になりましたか

引退試合を勝って笑って終われて良かったです。楽しんで試合ができました。

――試合開始の際に最後まで残って深々と礼をされていたのが印象的だったのですが、それに関して何か思いなどはあったのでしょうか

いや、特に意味などはなかったのですが(笑)。いろいろなスタッフだったり親だったりに本当に支えられたホッケー人生だったので、感謝の気持ちを込めてみんなに挨拶するかたちになりました。

――副将としての役割が終わりましたが、今どのようなお気持ちですか

結果的にことしはタイトルを取れなくて、非常に残念で本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ただ最後早慶戦を勝って終えられたということは本当に良かったですし、いろいろな方々のサポートがあってここまで来られたので、本当に感謝しています。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

あっという間でした。長いようで短くて、気づいたら最後の早慶戦になっていました。

――最後に後輩へのメッセージをお願いします

来年度は4年生が10人抜けるのですが、新たなチームをつくっていって、来シーズンこそ優勝してほしいなと思います。

FW青木優之介(スポ4=埼玉栄)

――きょうは引退試合となりましたが、どのような気持ちで臨まれましたか

今シーズンは春、夏、インカレと悔しい思いをしてきました。最後はいいかたちで終わろうということで、結果としては勝てて良かったと思います。

――試合内容を振り返っていかがですか

ケイオーも走ってくるチームだったので、最初はやりづらかったです。でも、徐々に自分たちのホッケーができたので、9-3という結果になったのだと思います。

――我慢の時間が続いた第1Pから、第2Pは波に乗りました

去年からワセダは第3Pに自信があったので、そこは落ち着いて自分たちのホッケーをすれば何とかなるなと思っていました。

――ご自身でも得点を決められていました

あれは自分の点というよりも、周りのいいアシストがあって得点できました。アシストしてくれた選手に感謝したいなと思います。

――4年間を振り返っていかがですか

あっという間でしたね。1年生からやり直したいです(笑)。

――同期に掛けたい言葉はありますか

同期は正直あまり仲が良い方ではなかったのですが、最後はまとまることができましたし、本当に自慢できる同期なので、お礼を言いたいと思います。

――後輩に伝えたいことはありますか

ワセダのユニホームを着られるのは限られていると思うので、一回一回の練習や試合を大切にしてほしいです。

GK遠藤秀至(社4=東京・早実)

――学生生活最後の試合となりました。今の率直なお気持ちを聞かせてください

もう終わってしまったのかという感覚と、4年間ホッケーできて楽しかったなという思いと。寂しい思いとうれしい思いが半分半分くらいです。

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

出だしはあんまり良くなかったんですけど、第2P以降はだんだん足も動いてきてワセダのやりたいホッケーができて点も取れて。最終的に点差が開いて勝てたのですごく良かったと思います。

――どのような気持ちで今回の早慶戦に臨みましたか

個人的には5歳から続けてきたアイスホッケーの、本気でやるホッケーの一番最後の試合だったので、悔いの残らないように試合に臨みました。

――今後は競技は続けていかれないのでしょうか

勤務地次第なのでなんとも言えないんですけど、できる限りやりたいとは思っています。

――4年間の大学ホッケー生活を振り返っていかがですか

1年目は優勝させてもらってすごいうれしかったんですけど。そのあと後輩たちに優勝という経験を味わわせてあげられなかったのは心残りです。けど、早稲田大学でアイスホッケーできたことには感謝しますし、すごくいい思い出になりました。

――4年間共にプレーをしてきた同期のみなさんへメッセージをお願いします

4年間つらいこともあったし、同期は10人もいてまとまらないこともあったけど、すごく楽しくできたので感謝してます。

――最後に後輩の皆さんにもメッセージをお願いします

練習朝早かったり、学校があったりで大変かもしれないけど、ホッケーに専念できる環境を自分でつくって、悔いの残らないように残りの学生生活を過ごしてほしいです。

FW加賀美太一(商4=東京・早実)

――今の率直なお気持ちを教えてください

もうこれで4年間終わってしまったという気持ちが強くて、本当に3年間あっという間だったなと。最後インカレはあまりいい結果が残せなかったんですけど、早慶戦でしっかり勝つことができて自分自身もゴールを決めることができて、ちょっと理想とは違ったけどいい締めくくりのかたちにはなったのかなと感じています。

――きょうのベンチの雰囲気はいかがでしたか

第1Pはかなりいいゲームをしていて、最初思っていたゲーム展開とは違うんですけど、その中で下級生たちが「4年生最後の試合だから頑張ろうぜ」みたいなことをどんどん声を掛けてくれて、いい雰囲気だったと思います。

――加賀美選手は第3Pで得点を決めていましたが、そのプレーを振り返っていかがですか

僕自身去年の夏くらいから試合に出る機会が少しずつ減っていって、ことしもあまり試合に出ることができなくて、つらいシーズンを1年半送っていたんですけど、最後の最後この試合どこかで出るタイミングがあったら1発狙ってやろうという気持ちはずっと持っていて。チャンスが来てしっかりものにすることができたので、1年半の鬱憤(うっぷん)というか溜め込んでたものを吐き出すことができたかなと思います。

――きょうの早慶戦は加賀美選手にとってどのような大会になりましたか

本当に今まで4年間早慶戦をしてきて一番心に残りましたし、らいねんから社会人になってつらいこともいろいろあると思いますけど、そこできょうのゴールとか試合を思い出して頑張ろうという気持ちになれる試合になったんじゃないかなと思います。本当に最高の試合でした。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

僕は早実から入ってきて推薦じゃない中で、とにかく泥臭くやって、ある意味最底辺からだんだん少しずつ登って、最後ちょっと登りきれなかったところもあったんですけど、最後の最後しっかり、というかここに来るまで要所要所でゴールしたり活躍したり、チームに貢献することができて良かったと思っています。もともとワセダに入りたかった理由が、幼い頃に憧れていた西脇さん(西脇雅仁、平17社卒=現日本製紙クレインズ)という11番を着けていた選手がいて、その人に憧れてワセダに入って、最後結果として11番を着けてプレーすることができたというのは、ある意味幼い頃の夢がかなったということもあるので単純にうれしかったです。

――後輩の皆さんにメッセージをお願いします

優勝を経験した代というのが僕らで最後で、らいねんからは優勝を経験しないまま優勝を狙っていくと思うんですけど、それは多分ものすごく大変なことだと思います。ことしきょねん一昨年と、なかなかうまくいかずに勝つことができていなかったので、何か大きな変化を求めていかなきゃいけないんじゃないかなと感じています。仲間とのぶつかり合いであったりとか意見の衝突とかを怖れずに、みんなで何か新しいかたちを生みだして、優勝できるところは全部優勝してほしいと思います。

FW金子聖(スポ4=埼玉・立教新座)

――今の率直なお気持ちはいかがですか

勝てて本当に良かったです。

――ケガで苦しんだシーズンでしたが、きょうは試合再開後すぐに仕掛けてゴールを決めていました。あれは狙っていたのですか

はい。北海道でインカレ直前の合宿のときに高校生と練習したんですけど、あのかたちがきれいに決まって。すぐに打つというのは日頃から意識していたので、練習通りでした。

――9-3でチームが勝ったことについてはいかがですか

僅差じゃなくて、最後まで諦めずにみんな普段の自分たちのペースでしっかり試合を突き通せましたし、大差で勝てたというのは今後にもつながると思います。早慶の伝統の試合でワセダが大勝する姿をお客さんに見せられたのも、良かったと思います。

――きょうはご自身にとって最後の早慶戦でしたが、戦ってみていかがでしたか

エンジのプライドを懸けた熱い男たちの戦いと言いますか、負けられない一戦という感じでした。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

本当に充実した4年間を送らせてもらいました。力が足りなかったというのも痛感できましたし、本当に素晴らしい仲間に巡り会えたことが何よりも良かったと思います。

――後輩に向けてメッセージをお願いします

ぜひ早慶戦は負けずに、あとはリーグ戦もインカレも上位を目指して、優勝を狙うくらいの気持ちで頑張ってほしいなと思います。

FW佐藤秋都(教4=北海道・駒大苫小牧)

――今の率直なお気持ちをお願いします

もうホッケーに悔いなしって感じですね。

――試合内容を振り返っていかがですか

入れられちゃいけないところで入れられちゃったんですけど、そのあとうまく持ち直せたところが良かったなと思います。

――今回の早慶戦はどのような試合になりましたか

運営の方々、マネージャーや田中(FW田中創一郎、政経3=東京・早実)も含め、みんなで協力してやってくれたので、すごくいい早慶戦だったと思います。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

僕の場合は自己推薦で入って来たので、入れさせてもらったくらいの感じで。そういう気持ちや親に感謝の気持ちを感じつつ、自分なりにいい4年間を過ごせたと思いますし、恩返しができたと思います。学生生活含めいろいろ充実したかなっていう気持ちはあります。

――後輩たちに向けて、メッセージをお願いします

今の3年生は本当に悪い方にもいい方にも大きく振れるので、それがいい方に振れると本当にいい結果を残してくれるんじゃないかと、期待しています。

DF志村慎次朗(社4=東京・早実)

――今の率直な気持ちをお聞かせください

とりあえず早慶戦負けなくて良かったということと、最後に得点決めたかったなという思いがあります。

――試合内容はいかがでしたか

最初は危なかったんですけど、最後みんな4年生のためにちゃんと走ってくれて、それを見てすごいうれしくて。得点は決められなかったんですけど、最後みんなが自分に(得点を)決めさせてくれようとして、本当にすごく大事なものを得たという感じがしました。

――最後は4年生だけでセットを組んでいましたが、どのような気持ちでしたか

学生最後のホッケーを一つ一つかみしめながらやっていました。

――きょうの早慶戦はどのような大会になりましたか

後輩の記憶に残ってくれればいいですね。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

うまくまとめられないんですけど、本当に大事な仲間を得たなという感じです。

――らいねんに向けて後輩たちにメッセージをお願いします

ことしインカレ優勝できなくて、修正できる部分を修正できないままだったので。そういう部分を気づいても直せなかったのが良くなくて、負けてから気づいても遅いので、ことしのベスト8みたいにならないように、しっかり一つ一つ考えてこれからやっていってほしいと思います。

DF堰合芳貴(社4=青森・八戸工大一)

――9―3で圧勝となりましたが、今のお気持ちはいかがですか

このチームでやってこられて良かったし、楽しかったなと思います。

――試合が終わって、何か込み上げてくるものがあったのでしょうか

試合が始まる前から、このリンクで本気でぶつかるのも最後だなと思いましたし、4年生は10人と多いんですけど、試合にみんなで出て、まとまって一つの目標に向かっていくというのも最後だったので、込み上げてくるものがありました。

――前評判とは裏腹に、先制したのはケイオーでした

去年も最初にケイオーに入れられたので、あまり焦りはなかったんですけど、点数を入れられたくないと思っていたので悔しかったです。けど、ワセダのいつも通りのプレーで、みんなで点数を取って、結果9―3で勝つことができたので良かったと思います。

――第1Pは、シュート数は13-5とワセダが上回っていたのにも関わらず、スコアは1-1と点差がつきませんでした

ケイオーは守りやシステムがしっかりとしたチームなので、体力があるうちは点数に結び付かなかったと思うのですが、シュートも打てていたし、攻めの部分でもずっとワセダが押していたので、第2P、第3Pでケイオーが疲れてきたときに点数が入ると思っていたので、今は我慢だなと受け止めていました。

――第2P以降は点差がついたのは、ケイオーの足が止まったからということでしょうか

そうですね。集中力や体力のところで、ワセダがケイオーを上回ったかなと思うところがありました。そこが点数に結び付いたと思います。

――声援が飛び交う中での試合となりました

点数を入れたときに紺碧の空が聞こえて、気持ちが高まりました。ワセダでこういう試合ができて、楽しかったし、うれしいという気持ちがあります。こんな試合が経験できたのは、ワセダに入れたからだと思うので、親や自分を支えてくれた人たちに感謝したいです。

――これで引退となります

小学生の頃からアイスホッケーをしているので、寂しい感じがしますね。

――今後、アイスホッケーは続けないのでしょうか

一般の企業に内定をいただいたので、そちらに就職するんですけど、社会人のリーグもあると聞いているので、できたらやりたいなと考えています。早慶戦ではOB戦があるので、そこで参加をしたいです。今後はアイスホッケーを楽しくやっていきたいと思います。

――この4年間を振り返っていかがですか

あっという間の4年間でした。自分たちの代は、1年生のときにインカレ優勝を経験できて。ことしはケイオーとリーグ戦で同点だったり、5連敗だったりと苦しい時期もあったんですけど、結果、こうして早慶戦で大勝することができました。4年生も十人十色なんですけど、まとまって、みんなで力を合わせて勝てたので、充実した4年間を送ることができたと思います。

――後輩に対して、アドバイスはありますか

ホッケー以外にも学生のうちにできることはあると思うので、ただ寮で寝ていないで、視野を広げて、いろんなことにチャレンジをして頑張ってもらいたいというアドバイスを送りたいです。

――らいねんワセダがインカレで優勝するために、何が必要だと思いますか

ワセダは学生に任せてくれる指導方針なので、自分の気持ちをどんどんぶつけていくことが大切かなと思います。ことしの4年生は本気になってぶつかり合えるようになったのが少し遅くて、手遅れになってしまった部分があるので、らいねんは春の大会からみんなで気持ちをぶつけ合ってチームの向上に向けて頑張ってもらいたいなと思います。

DF松本逸輝(商4=滋賀・光泉)

――試合を終えて、今の心境はいかがですか

正直、まだどう言葉にすればいいのか分からないのですが、真っ先に浮かぶのは、後輩たちが「ナイスプレー」というような声を掛けてくたのが本当にありがたいなと感じました。同期も、自分の気持ちが落ち込んだときにみんなでフォローしてくれたりして、感謝しています。

――守備陣の働きぶりに関してはいかがですか

自分が最初に失点してしまったので、評価としては良くないと思うのですが、セットとしては聖(FW金子聖、スポ4=埼玉・立教新座)がプラマイゼロにしてくれたので、FWに本当に感謝しています。あと、バディの健太(DF羽場健太、政経2=東京・早実)がインカレからずっと引っ張ってくれていて、感謝です。感謝しか言えないですね(笑)。

――最後の「イースタートー」の掛け声はいかがでしたか

あれはロイ(FW鈴木ロイ、教2=北海道・苫小牧東)が「最後にまっちゃんやる?」と言ってくれたので、ぜひやりたいということでやらせてもらいました。最後にみんなノリノリでやってくれたことがありがたかったです。

――ワセダでの4年間を振り返っていかがですか

思い返すと苦しいことばかりだなと思うのですが、最終的に勝てたということが本当に幸せなことだと思いますし、小学校から続けてきたホッケー人生をこうやって勝って笑って終えられることはすごく幸せだと思います。

――同期と戦うのもこれが最後でした

同期にはいじられ続けてきたのですが、最後の最後に試合中に支えてくれるのは同期だったので、そういう面では本当に感謝しています。

――後輩に向けてメッセージをお願いします

最後に早慶戦という勝って終われるような場所を設けていただいてることに感謝して臨んでほしいなと思います。早慶戦だけでなく、三冠を取れるように頑張って欲しいです。本当に応援しています。