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　ラグビー蹴球部は１５日、予餞会にて２０１７年度シーズンの体制を発表した。新主将にロック加藤広人（スポ３＝秋田工）、副主将にＣＴＢ黒木健人（教３＝宮崎・高鍋）が就任。主務は大藤伊織（スポ３＝東京・学芸大付属国際）、副務は小柴大和（法２＝北海道・函館ラサール）と南場美佳（国教３＝愛知・南山国際）、寮長はＣＴＢ高橋吾郎（スポ３＝福岡・修猷館）がそれぞれ務める。委員にはプロップ鶴川達彦（文構３＝神奈川・桐蔭学園中教校）、フランカー佐藤真吾（スポ２＝東京・本郷）、ＷＴＢ／ＦＢ桑山聖生（スポ２＝鹿児島実）、ＳＯ岸岡智樹（教１＝大阪・東海大仰星）が選出された。重ねて、山下大悟監督（平１５人卒＝神奈川・桐蔭学園）の続投が決定した。

桑野前主将は主将としての１年間を振り返るとともに、後輩へ激励の言葉を送った

　この日をもって引退となる４年生が１人１人壇上に立ち、監督をはじめとするコーチ陣やＯＢへ感謝の言葉、後輩への激励の言葉を送った。桑野詠真前主将（スポ４＝福岡・筑紫）は「１日１日を大切に自分と向き合っていけば、ワセダは日本一になれる」と後輩へ思いを託し、加藤広新主将は「日本一になる覚悟を持って１年間取り組んでいく」と決意を述べた。

日本一奪還を誓う加藤広新主将

　昨季、監督が変わったことに伴ってすべてが変わった早大ラグビー蹴球部。しかし、大学日本一への挑戦は道半ばで終わった。悔しさを味わった４年生の思いも胸に、山下監督と加藤組の『荒ぶる』への挑戦が始まる。

（記事　本田理奈、写真　服平周）