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ラグビー部

2016.12.18

全国大学選手権 対同大 12月17日 東大阪市花園ラグビー場

早過ぎる幕切れ。同大に屈し、3季連続で年越しならず

 「ここで勝って、もっともっとこのチームでラグビーがしたかった」(ロック桑野詠真主将、スポ4=福岡・筑紫)。その思いとは裏腹に、あまりにも早過ぎる幕切れだった。冬晴れの東大阪市花園ラグビー場で行われた全国大学選手権準々決勝。相手は関西Aリーグ2位の同大。完全アウェーの状況の中、早大の選手たちは最後まで戦い抜いた。それでも、勝てなかった。同大が主導権を握った前半を0-33で終えた早大。一方、後半はスクラムを起点にチャンスをつくり、すさまじい追い上げを見せる。しかし、前半につけられた33という点差はあまりにも大きすぎた。意地の猛攻も及ばず、31-47でノーサイド。8季ぶりの日本一奪還に向けた歩みは、志半ばで終わりを迎えた。

 前半は完全に同大ペースで試合が進んでいく。開始早々、自らのペナルティーで自陣に攻め込まれると、グラウンドを広く使ったアタックに対応し切れずに失トライ。あっさりと先制点を挙げられてしまう。その後も、攻守にわたって鋭く前に出続ける同大に苦しめられた。15分、22分にもトライを許し、攻略の糸口がつかめないまま時間だけが過ぎていく。それでも24分、早大がこの試合最初の好機を迎える。敵陣ゴール前5メートルの地点で得たペナルティーで、チームの大きな武器であるスクラムを選択。FW8人全員で圧力をかけると、相手が耐え切れずコラプシングの反則を犯す。またしてもスクラムを選択し、トライを狙いにいった早大。しかし、崩れ落ちた瞬間、レフェリーの手は同大サイドに高く上がった。流れをつかみ損ねた早大は、その後もラインアウトのミスなどでチャンスをものにできず。逆に2トライを追加され、0-33という予想外の大差で前半を終えた。

CTB中野将伍(スポ1=福岡・東筑)は終始相手に厳しくマークされていた

 ハーフタイムをはさみ、迎えた後半。早い段階で得点したい早大だったが、最初にスコアを動かしたのは同大だった。ノックオンしたボールを拾われアタックに転じられると、そのままゲインを重ねられ失トライ。しかし、ここから早大が執念の追い上げを見せた。51分に敵陣深くでのラインアウトモールを押し切り、初トライを挙げる。さらに59分、相手ゴール前スクラムで同大の3番がこの試合3度目となるコラプシングによりシンビン。一人多い状態の早大は、その後のスクラムでもペナルティーを獲得し、アドバンテージを得ながらSO岸岡智樹(教1=大阪・東海大仰星)が相手ディフェンスの裏へショートパント。それに反応したWTB梅津友喜(スポ1=岩手・黒沢尻北)がボールを押さえた。65分にはWTB本田宗詩副将(スポ4=福岡)が右サイドを突破しインゴールへ。立て続けにトライを奪い、逆転勝利が見えてきた早大。この時点で、残り時間は15分。スコアは19-40。次のトライが勝敗を分けることになることは明白。しかし、そのトライを挙げたのは同大だった。73分に自陣で組まれたモールを起点に失トライ。その後も諦めることなくアタックを続け2トライを返した早大だったが、最後まで追いつくことはできないままノーサイド。今季のラグビー蹴球部の戦いは幕を閉じた。

追撃のトライなど、ランでのゲインが目立った本田

 「前半の33失点を最後まで引きずってしまった」と敗因を語った桑野。その言葉通り、前半のスコアが最後まで早大に重くのしかかっていた。あの場面でトライを防げていれば、逆にあの場面でトライを取り切れていれば――。しかし、どれだけ後悔しようと、負けという結果が変わることはない。大事なことは、この結果をどう次につなげるかだ。来季こそは、悲願の日本一奪還を。この日の記憶を胸に刻み、来季への第一歩を歩み出してほしい。

(記事 進藤翔太、写真 寺脇知佳、矢野聖太郎)

全国大学選手権
早大 スコア 同大
前半 後半 得点 前半 後半
31 33 14
31 合計 47
【得点】▽トライ 貝塚隼、千葉、岸岡、梅津、本田 ▽ゴール 齋藤直(3G)
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
鶴川 達彦 文構3 神奈川・桐蔭学園中教校
貝塚 隼一郎 政経4 埼玉・早大本庄
千葉 太一 教4 東京・早実
山口 和慶 スポ4 福岡
◎桑野 詠真 スポ4 福岡・筑紫
加藤 広人 スポ3 秋田工
柴田 徹 社1 神奈川・桐蔭学園
  後半12分交代→20宮里    
佐藤 真吾 スポ2 東京・本郷
齋藤 直人 スポ1 神奈川・桐蔭学園
10 岸岡 智樹 教1 大阪・東海大仰星
11 梅津 友喜 スポ1 岩手・黒沢尻北
12 中野 将伍 スポ1 福岡・東筑
13 黒木 健人 教3 宮崎・高鍋
14 本田 宗詩 スポ4 福岡
15 桑山 聖生 スポ2 鹿児島実
リザーブ
16 佐田 涼祐 社4 東京・早実
17 鷲野 孝成 基理2 神奈川・桐蔭学園
18 小笠原 優 商4 秋田
19 沖野 玄 商1 北海道・函館ラサール
20 宮里 侑樹 スポ2 沖縄・名護商工
21 吉岡 航太郎 スポ3 国学院栃木
22 高橋 吾郎 スポ3 福岡・修猷館
23 横山 陽介 スポ3 神奈川・桐蔭学園
※◎は主将、監督は山下大悟(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)
コメント

山下大悟監督(平15人卒=神奈川・桐蔭学園)

――この試合を振り返っていかがでしたか

グラウンド内外の準備も含めて、試合の入り方は過不足なくできていたと思います。ただ、丁寧になり過ぎたのかなと。スクラムで言うと、勝ててはいたのにアーリープッシュの反則を取られてしまったあたりから少し慎重になってしまいました。あと、我々は関東のチームとやることが多いので、ブレイクダウンに関するレフェリングについてはかなり丁寧に言われています。なので、無駄なペナルティーをしないためにも、ブレイクダウン周りに関してこの2週間はかなり厳しくやってきました。この試合では早大はほとんどペナルティーをしていないと思います。ただ、その丁寧さと裏腹に、アグレッシブさが欠けてしまったんだと思います。普段の対抗戦では見られないようなラック周りだったので、そこに選手たちが戸惑って慎重になってしまったのかなと。同大さんはディフェンスでもアタックでも前に出てファイトしていましたし、それに対してこちらが慎重になり過ぎてしまっていましたね。そこの差が前半の33点差に出たのかなと思います。

――大学選手権準々決勝敗退という結果について、どのように感じていますか

物足りないです。早大のラグビー蹴球部は一番になるかならないかだと思うので。ただ、僕が春に監督に就任してなかなか結果が出ない中でも選手たちはしっかりやってきましたし、よくやってくれたかなと思います。全ての敗戦の責任は僕にあります。自分の想定が甘くて、勝たせてあげることができなかったです。

――監督就任一年目となった今季はどんなシーズンでしたか

あっという間でしたね。毎日毎日やっていましたから。ただ、ワセダはこうでなければいけない、という芯のようなものが確実に選手の中で芽生えてきたんじゃないかと思います。それを桑野が中心になって4年生が体を張ってやってくれていたので。それができた一年だったと思います。それでも、道半ばで終わってしまったことには後悔しかないです。これからもっと、自分自身も勉強していきたいと思います。

――同大に対するスカウティングはしていたのでしょうか

していました。外にボールを振ってくるのはわかっていましたし、スクラムに難があるというか、ワセダの方が圧倒できるということもわかっていました。ただ、レフェリングをもとにブレイクダウンのところも想定していたのですが、そこは想定外なことがありました。アグレッシブなこととイリーガルなことは裏腹なので。

――想定とは違う部分が試合中にあったのでしょうか

そうですね。必ず接戦になるだろうと思っていましたし、どこで相手を食い止めるか、が大事になるゲームだと思っていました。そういう試合展開の中で、三本トライを取られた後のスクラムでの反則とラインアウトのミスが痛かったですね。そこが分かれ目だったかなと。

――そのスクラムの場面について、どう感じていますか

スクラムでは明らかにワセダが勝っていたと思います。それを前提とした上で、一つのそのスクラムだけを見てアーリープッシュを取られてしまって。そこは今までとはちょっと違いましたね。

――ハーフタイムは選手たちにどんな言葉を掛けましたか

前半に同大が33点取れて、ワセダがそれ以上取れないということはないんだから、攻めろということを言いました。具体的な指示としては、レフェリングに慎重になり過ぎるのではなく、もっとアグレッシブにいけ、と。

――後半は早大ペースの時間が多かったと思います

そこはアグレッシブさが増したということと、前半に取ってくれなかった反則を取ってくれるようになったのが要因かなと思います。スクラムや接点近辺ですね。特にブレイクダウンのところで、ホールディングの反則をちゃんと取ってくれました。こちらが攻めているときは反則を取ってもらえていたので、印象の部分が大きいのかなと感じています。

――試合後、ロッカールームでは選手たちにどんな話をされたのでしょうか

日本一にさせられなかった責任は全部僕にあるので、申し訳なかったと。ただ、4年生はよくやってくれたという気持ちはあるんですけど、ワセダは日本一になるかならないか、なんです。負けたら何も残らない、という話をしました。

――監督一年目のシーズンを振り返ってみていかがでしたか

芯は通せたかなと思います。何が格好良くて、何が格好悪いかというところが、彼らの中ではわかってくれたと思いますし、それは間違っていなかったとは思っています。ただ、先ほど申し上げたように、負けたら何も残らないので。

――次のシーズンに向けて、何かつかめたものはありましたか

それは芯の部分でしょうね。そこは来季も変えずにやっていきますよ。選手の考え方の根本というか、ルール・マナーですね。そこは変えずに徹底してまたやっていきたいと思います。

――シーズン当初に強みとしていくと話していた部分(スクラム・チームディフェンス・ブレイクダウン)はかなり浸透したシーズンだったと思います

そうですね。ただ、結果は残せなかったので。そこはまたアップデートしていきたいです。この悔しさを忘れるか忘れないか、だけでしょうね。

――引退する4年生に向けたメッセージはありますか

厳しい環境の中で、最後の一年を4年生が頑張ってくれたと思います。ただ、負けた責任は全部僕にあるんですけど、負けたら何も残らない、ということは胸に刻んでほしいです。次のステージでも、リーダーを目指してやっていってほしいですね。

――最後に、応援しているファンの方々に一言お願いします

今シーズン、温かい声援をいただきましてありがとうございました。勝てなかったのは全て僕の責任、僕の力不足です。本当に申し訳なかったと思います。不適切な表現ですが、這いつくばってでもワセダラグビーを必ず復活させます。引き続きご声援のほど、よろしくお願いします。

ロック桑野詠真主将(スポ4=福岡・筑紫)

――試合を振り返っていかがでしたか

前半、0-19の場面の敵陣ゴール前5メートルスクラムで、ヒットで前に出るという僕たちのこだわりが少し薄れてしまっていました。意識としては慎重にはなっていなかったんですけど、直前のスクラムでアーリープッシュを取られてしまっていたので、そういう部分もあったのかなと。あそこで一本スクラムトライを取っていれば流れは変わっていたかもしれないんですけど、あそこでトライを取れずに33失点してしまって。それを最後までずるずると引きずってしまいました。同大さんのアグレッシブに前に出るディフェンスに対して、僕たちもしっかりとレッグドライブしていこうという話をしていたんですけど、それもできませんでした。

――同大の出足の鋭いディフェンスは想定内だったのでしょうか

そうですね。それでも、この試合ではそれ以上にアグレッシブに前に出てくるなと感じていました。こちらがそのプレッシャーに対して、内に切れ込んでしまって孤立したところのブレイクダウンで越えられてしまうという場面が多かったです。

――主将として迎えた今シーズンはどんな一年間でしたか

不甲斐ない部分もあったんですけど、主将をこのチームでやらせてもらって、本当にいい経験になりました。山下監督が春から就任して、ラグビーをやる環境も含めていい意味で大きく変わったシーズンだったんですけど、山下監督が言ってきた今季の戦術、戦い方というのは体にも頭にも染み付いていました。ここで勝って、もっともっとこのチームでラグビーがしたかったです。

――ノーサイドの瞬間の気持ちを教えてください

このチームでもっともっとラグビーがしたかったな、と。本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。

――早明戦から2週間、この試合まではどのような準備をしていましたか

自分たちのやってきたことの精度を高めることと、同大の対策をやってきました。

――前半の失点が試合を決めてしまったのでしょうか

そうですね。ディフェンスで慎重になり過ぎてしまった部分もありましたし、スクラムトライのチャンスでもペナルティーをしてしまったので。それで流れが全て相手にいってしまったなと感じています。

――スクラムを組んだ感覚としてはいかがでしたか

最初はヒットでしっかり前に出られていましたし、悪い印象ではなかったです。ただ、アーリープッシュを取られてしまったスクラムから慎重になってしまったと思います。

――ハーフタイムではどのような話をしていたのでしょうか

特別なことは何も言わなかったです。今までやってきた通り、アグレッシブに前にいく、ということを確認しました。

――チームの雰囲気はいかがでしたか

かなり点差がありましたし、アグレッシブに仕掛け続けるんだというところですね。

――後半は追い上げを見せていましたが、その時はどういう思いでプレーしていましたか

点を取ることに必死だったので、後半のことはあまり覚えていないです。トライを取ることだけに集中していました。

――早大での四年間がこの試合で終わりとなりました。今はどのような思いですか

ここで終わってしまったのがすごく悔しいです。ここからもっと成長できるチームだと思っていたので。トーナメントですし、同大のカベを破れなかったことが本当に悔しいです。

――後輩たちに向けたメッセージはありますか

ありきたりになってしまうんですけど、この思いを、負けという結果を忘れずにやっていってほしいです。

WTB本田宗詩副将(スポ4=福岡)

――試合を終えて、率直な思いは

早慶戦・早明戦と、どちらかといえばホームに近いような環境で試合をしてきた中で、この試合はかなりアウェーになるということは想定してやってきていました。それでもスコアにも出ているように、4年生でリーダーである自分が前半かなり雰囲気にのまれていてミスをしてしまって。そこから相手が勢いに乗ってしまったという後悔が僕の中で個人的に、すごく悔しい反省点です。

――アウェーという状況はやはり影響受けたのでしょうか

どんなプレーにも同大は歓声を受けていて。気にしないとは試合前から言っていたんですけど、やっぱりどうしてもそういう雰囲気にのまれてしまった、というところはありましたね。

――前半、チームとしてプレーがかみ合わなかった原因は何ですか

同大が思ったよりも出てきて、(早大が)外にボールを振ったときにいつもゲインできているところができませんでした。ブレイクダウンでも後手に回ってしまって僕らの強みを相手に消されてしまったというのが、ちぐはぐになってしまった原因だと思います。

――ハーフタイム、立て直しのためにどんなことを話し合われましたか

今まで力を入れてきた、スクラム・チームディフェンス・ブレイクダウンのところにもう一回立ち戻っていこうと話しました。スクラムは後半から圧倒しようということだったのですが、どうしても前半の失点の多さは取り返せませんでしたね。

――引退試合となってしまいましたが、終えられてどんなお気持ちですか

完全燃焼して引退したい、という思いがずっとあって、それは優勝というかたちでした。自分がリーダーとして1年生が雰囲気にのまれないようにしていかなければならなかったのですが、むしろ僕自身が空気にのまれてしまってミスをして。そこからトライを取られてしまったということが本当に悔しいです。

――後輩にメッセージをお願いします

これでもう年越しを経験している代がいなくなると思います。そこはどうしても後輩に残してあげたかったです。1年生もすごく才能のある選手が多くて、今季からかなりイニシアチブを取ってやってくれていたんですけど、それでも勝てないというのが現状なので、山下監督やコーチ陣が要求している以上のことを自分たちで考えて、新しいワセダを創造していってほしいなと思います。

プロップ鶴川達彦(文構3=神奈川・桐蔭学園中教校)

――きょうの試合はどのような気持ちで臨みましたか

負けたら終わりなので、内容も大事なのですけど、1点差でも良いから勝つことを目標に頑張りました。

――相手の印象はいかがでしたか

自分たちが思っていたより、接点が強く前半に会場の雰囲気も含め、のまれてしまいました。

――スクラムはいかがでしたか

自分たちのペースでできれば良かったのですが、前半はアーリープッシュで消極的になってしまいました。

――オプションでスクラムにこだわったのはなぜですか

自分たちのかたちとして、スクラムで反則をとって思い切り攻めたくて、きょうはスクラムが優勢だったのでそのようにしました。

――前半畳み掛けるように点を取られましたが、相手の強さをどう分析しますか

相手は早大戦ということと、会場の雰囲気で実力以上に接点が強くなったと思うのですが、それよりも自分たちのやるべきことをできなかったのが悪かったと思います。あとは相手のテンポの早さとボールへの執着心です。

――前半の終盤、返しパスで内側を抜かれてトライを取られましたが、それはいかがでしたか

自分がSHを追ってしまって、スペースが空いたところを抜かれてしまいました。

――後半追い上げてきましたが、何か転機はあったのですか

セットプレーでしっかりプレッシャーをかけるというワセダが1年間やってきたことを出そうとハーフタイムで確認しました。

――きょうの結果を振り返っていかがでしたか

前半の入りのところで会場の雰囲気にのまれてしまったのが、このような結果につながったのだと思います。

――今シーズンを振り返っていかがでしたか

1年生も良い選手が多く入ってきたのですが、FWの前列などは4年生に支えられていたところが多かったので、しっかりとそこの穴を課題としてやっていきたいです。

フッカー貝塚隼一郎(政経4=埼玉・早大本庄)

――この試合振り返っていかがでしたか

大事なところで自分のミスやスクラムで組みきれないところがあり、悔しかったです。

――ラインアウトのスローについてはいかがでしたか

本当に取りきらなければならない部分でミスや、後半追い上げている場面で流れを止めてしまうミスもあったので申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――同大の出足の早いディフェンスに前半は苦しめられました

このことに関しては想定した通りだったのですが自分たちが想定していた以上の圧力を感じました。自分たちのやろうとしているディフェンスにほころびが出てしまい、失点を重ねてしまいました。

――後半からはアタックやスクラムが機能し、得点を積み重ねました。何が要因でしたか

自分たちがやろうとしていることができれば、あれぐらいの実力はあると思っていたので。前半で出しきれなかっただけだと思います。

――2回目のラストシーズンとなりましたが、この一年間振り返っていかがでしたか

こういう結果で終わってしまって、自分は何をしているんだという思いもありますし、復帰させてくれた親だったり、受け入れてくれた部に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――次世代の早大を担う後輩に向けて一言お願いします

結果が全てということがこの試合の負けで分かったと思うので、しっかり結果を残せるチームをつくっていって欲しいです。

プロップ千葉太一(教4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

悔しい、の一言です。

――今回の試合で千葉選手が意識していたことはありますか

この舞台で同大と戦うということで、自分たちからアグレッシブにいこうとは意識していました。ですが、うまくいかなかったです。

――同大の印象はいかがでしたか

(相手が)自分たちの想定以上の力を出してきて、それに対して自分たちが受け身になってしまったことが、このような結果につながってしまったと思います。

――序盤に先制されましたが、チームに焦りはありましたか

最初はありませんでした。その時はまだ大丈夫と思っていました。

――チームの雰囲気が変わった場面などありましたか

前半に点数を取られすぎてから焦りがあって、ハーフタイムに一度リセットしました。

――ハーフタイムにはどのような話をされましたか

1点でもいいから勝とう、と。それだけです。

――この試合でのスクラムに関してはいかがでしたか

もっと勝たなきゃいけないというところはありました。まだまだ力が足りなかったと思いました。

――これまで共に戦ってきた同期に伝えたいことはありますか

勝たせてあげられなくてごめん。それだけです。

――これからも戦い続ける後輩たちには

二度と負けないでくれ、と。この悔しさを絶対に忘れないで、次に生かしてほしいです。こんな先輩で本当に申し訳なかったです。

――ワセダのファンの方々にも何か思いはありますか

正月を越えられなかったですし、優勝もできなくて本当に申し訳ないです。

ロック山口和慶(スポ4=福岡)

――同大に敗北しましたが、今のお気持ちは

悔しいですね。

――試合後のミーティングでは、どのようなお話がありましたか

やはり勝たないと、負けたら何も残らないと思うので。いくら後半追い上げても意味がないし、何も残らないという話をしました。

――春に大敗を喫した相手ですが、対戦前のイメージはどのようなものでしたか

春の負けは引きずっていないんですけど、花園ということで相手のホームで、こちらがアウェーだったので。地の利もありますし、相手が勢いに乗ってくるという話をしました。

――アウェーの雰囲気に圧倒された部分はありましたか

前半はその勢いとか、自分たちが想像していた以上の気迫があって、そこで受けに回ってしまい、良くない流れだったかなと思います。

――開始直後に失点する苦しい立ち上がりでした

最初は、仕方ない、次から切り替えていこうと話していたのですが、相手の強い部分でやられてしまったなと思います。

――パニックに陥ることはありませんでしたか

パニックにはなっていないのですが、やはりのまれてしまいました。

――同大は出足の鋭いディフェンスで前に出てきました

想定していた以上に前に出てきたので、気持ちが受けに入ってしまったなと思います。

――タックルに来るポイント、タイミングともにドンピシャだったと思います

そういうところで負けたのかなと思います。

――ファーストスクラムでアーリープッシュという反則を犯してしまいました

そのときは、アグレッシブにいった結果ということで、全然問題はなかったんですけど、そのあとのスクラムで引きずってそれまでのアグレッシブさを出せなかったので、反省です。後半からはしっかり修正できました。

――記者会見で山下監督や桑野主将が、得点機のスクラムでうまくいかなかったのはファーストスクラムの反則が原因だったとおっしゃっていましたが、そういうことでしょうか

そうですね、はい。

――ラインアウトもチャンスの場面でミスが出ました

プレッシャーがありました。そこでモールをつくってトライを取り切れないとやはり勝てないです。

――相手の速いテンポについていけていなかった印象です

相手の良いようにアタックさせてしまったというのが前半の得点につながったと思うので、もっとブレイクダウンで頭を突っ込んでプレッシャーをかけていかないといけなかったと思います。

――33点ビハインドでハーフタイムを迎えましたが、そこではどのようなお話をしましたか

自分たちがやってきたことをしっかり出しきろうと。それをやったら絶対いけるので。同大がやってきているような、ブレイクダウンで良い球出しをして、広くアタックをするということが自分たちがやりたいことだったので、そういった部分を修正していこうという話をしました。

――後半、自分たちがやりたいことはできましたか

後半はできました。

――後半の序盤、ゴール前でモールを組むもボールを取られてしまいました

そこは切り替えていかないといけないのですが、引きずってしまった部分もあったかなと思います。

――しかし、最初の得点はモールから生まれました

しっかりモールを組めたら取れるので、最初のラインアウトが悔やまれますね。

――後半、相手にシンビンが出てから早大のペースとなりました

僕らの強みとするスクラムで試合を優位に進めることができて、良い流れができたと思います。

――その後は、相手の反則が増え、トライも取ることができて逆転もあるのではないかという雰囲気がピッチに漂いました

自分たちがやってきたことをしっかり出せれば点を取れるということが分かったのではないかなと思います。

――そんな中、ミスも出てトライを取られ、流れを手放してしまいました

追いつこうと思ったら、そういうのがあると厳しいですよね。

――ノーサイドの瞬間のお気持ちは

終わったなという気持ちでした。

――この一年間を振り返って

一番きつかったです。後輩たちに何も残せなかったことや、試合に出られていない4年生たちには申し訳ないなと思います。

――以前、後輩に変わった自分の姿を示して何かを感じてほしいとおっしゃっていましたが、示すことはできたと思いますか

タックルはことしの春に比べたら良くはなったと思うので、そういった部分では見せられたのかなと思います。

――これで引退となります

これからOBになるので、サポートできることはしっかりして、応援したいですね。

――来年を戦う後輩たちに言いたいことはありますか

山下監督が言っていることは間違っていないですし、ついていけば勝てるので、監督を、みんなを信じて頑張っていってほしいです。

SH齋藤直人(スポ1=神奈川・桐蔭学園)

――関西での試合でしたが、アウェーの雰囲気はプレーに影響しましたか

雰囲気にのまれたと言ったら言い訳になりますが、監督の体験談として大学選手権の初戦が花園で相手が関西のチームだと絶対に雰囲気にのまれると言われていました。イメージが全然できていなかったのですが、ここまでアウェー感がすごかったのは初めての経験でした。

――高校の花園と大学とでは違う雰囲気がありましたか

高校の時も関西が相手だと、アウェー感はありましたが、ここまでではなかったです。

――前半は得点するとこができませんでしたが、振り返っていかがですか

アタックに関しては自分たちのかたちをやっていてもスペースがなかったです。試合中に分析しきれなかったんですけど、後半は相手の足が止まったりして結構動かせて前に進めましたが、どちらかというとディフェンスの部分ですね。ファーストタックラーが受けてしまって、素早くボールを出させてしまい同大のやりたいラグビーをさせてしまいました。そこが前半の良くなかったところです。

――相手のディフェンスのシステムにはまってしまった印象でした

そうですね。なぜかスペースに相手ディフェンスがいる、ということになっていました。

――前半は自陣でのプレーが多かったですが、ゴール前のディフェンスはどのような指示をしていましたか

ファーストタックラーが差し込まれると後ろに下がらなければならなくてブレイクダウンもかけられなくなるので、まず一人目のタックルと差し込み続けることを言いました。

――後半は相手の足が止まったということでしたが、アタックのシステムを変えたりはしましたか

いえ、それはないです。同じことをやっていたんですけど、セットプレーで優勢になれたり前半でボールを動かし続けたことが、相手の足を止めることにつながったと思います。

――同大はBKに長けたチームですが、実際に当たった印象はいかがでしたか

そうですね、やっぱり前半ですね。サインプレーでいかれました。

――スカウティングと違った動きをしてきたりなどはしましたか

いえ、それは特になかったです。

――このチームでの最後の試合となりました。今後のワセダをどのようなチームにしていきたいですか

ことし良かったところは伸ばしていって、良くないところは改善して、同じ間違いは二度しないようにしたいです。

――ご自身は来年に向けてどのようなプレーをしていきたいですか

勝たせるゲームメークをできるように、ことしは先輩に迷惑をかけることも多かったですし、引っ張ってもらっていた部分もあったので、自分がチームを引っ張っていけるような選手になりたいです。

SO岸岡智樹(教1=大阪・東海大仰星)

――今のお気持ちを教えてください

これで四年生との最後の試合だったと思うと、さみしいと言いますか。もっと多くの時間を過ごしたかったです。

――ミスなどもありましたが前半を振り返って

予想通りではあったんですけど、相手の一人一人のタックルに、一歩引いてしまったところがあって慌ててしまいました。それでアタックラインが浅くなったかなと。前半は相手の強いところに自分たちの強いところをぶつけていこうということがまだまだで甘くて、得点につながらなかったと思います。

――後半は、ペナルティーを起点にして試合運びは順調でした

途中で相手にシンビンが出て、人数が減ってグラウンドを大きく使えたのは良かったです。ああいったプレーを前半からしていければ、もっと違う結果になったかなと思いますね。反省です。

――梅津選手へのキックパス、最後のトライを振り返って

アドバンテージが出たということで、大外の本田さんに合わせるのか真ん中周辺に合わせるかっていうのは判断だったのですが、一か八かのプレーでキックパスできたのは時間的にも良かったプレーだと思います。 僕のトライもそうですけど、後半は今まで練習したプレーが出たので、トライを重ねることができたという感じですね。

――最後にこの一年間を踏まえ、来季への意気込みを教えてください

1年生ながら出ている選手は多くいますし、その僕らが今回のようなアウェーな状況だったり早慶戦や早明戦みたいな伝統ある試合の雰囲気を学ぶことができました。次はチームを引っ張っていけるように、今までよりいい結果を残せるようにやっていきたいですね。

WTB梅津友喜(スポ1=岩手・黒沢尻北)

――試合を終えた率直なお気持ちをお聞かせください

4年生にもっと赤黒のジャージーを着て試合をさせてあげたかったです。とても悔しいです。

――今回で4年生との最後の試合となりましたが、いかがでしたか

4年生の意地というか、気持ちの部分で伝わるものがありました。今の気持ちを切り替えて、先輩たちよりも上にいけるように、しっかりと赤黒のジャージーを着てピッチに立てるように頑張って練習していきたいと思います。

――試合を振り返っていかがですか

試合は前半の入りで勝負が決まってしまったのかなと思います。前半は、ワセダのやろうとしていたものを相手の鋭いディフェンスに阻まれてしまって、なかなか自分たちのかたちが出せませんでした。後半は一転して、スクラムからどんどんチーム全体で圧力をかけることができたので、自分たちのかたちに持っていけました。ここから追い上げていこうとなっていましたが、やはり前半に取られた5トライは大きかったです。

――後半はプレーが良くなった印象を受けました

自分たちで意識していたこととしては、アタックではしっかりとドライブし続けるということと、ディフェンスではしっかり前に出てスペーシングをして止めることですね。それだけです。簡単なことなんですが、前半は相手の圧力にやられて前に出られていなかったなと思います。あとは、相手が前半走り回っていたので、後半は足が止まった部分もあるのかなと思います。

――対面に松井千士選手(同大)がいました

足が速いプレーヤーだとは知っていましたが、そんなに重い選手ではないのでしっかりタックルに入ることができれば止められるかなと思いました。スペースを与えてしまうとどうしても追いつけなくなってしまうので、早めに止めにいくようにしました。

――ご自身でトライを決めたシーンを振り返っていかがですか

その時はスクラムで優勢に立っていて、アドバンテージが出たら岸岡にディフェンスの裏にキックをあげてくれと言っていたので、声をかけてキックパスを要求しました。

――最後にことし全体を振り返っていかがですか

まず春季を通してディフェンスを強化してきましたが、春はなかなか結果が出なくて苦しみました。でも秋になって自分たちのかたちがどんどん見えてきて、やりたいことが分かってとてもいい雰囲気でできたと思います。BKは1年生が多いですし、まだまだ修正できる部分はたくさんあると思うので、来季は今季の修正をしっかりして、またレベルアップして戻ってきたいです。

CTB中野将伍(スポ1=福岡・東筑)

――日本一には届きませんでした

まず、勝てなかったことが一番悔しいです。

――試合後には込み上げてくるものがありましたか

そうですね。いつも通りに自分がボールを持った時に、ゲインしなければいけないところでゲインできなかったり、ファーストボールタッチのところでジャッカルされて、相手ボールになった場面もありました。ディフェンスでもターンオーバーするプレーがあまりできなくて、アタックでもディフェンスでもまず自分からCTBとして起点をつくっていかなきゃいけなかったのですが、ゲインもいつも通りできなかったですし、そういうところでテンポがつくれなかったかなと思います。

――アウェーの中での試合となりました

それは試合前から想定していたことでしたが、実際に試合をしてみて、最初から自分たちのプレーができなかったことは反省点です。

――同大のBKはタレントぞろいでした。どのような対策をしてきましたか

大きく外のスペースを使ってくるので、それに対する練習をしてきました。ですが、外を抜かれた場面もあったので、同大の思い切りの良さに負けた部分はあったと思います。

――相手ディフェンスの印象はいかがでしたか

自分がボールを持った時に、いろんな方向から詰められたり止められたりして、いつも以上にマークをされている感じがありました。でもマークされているからといってゲインができないのは意味がないので。その中でも前に出られなかったり、マークが寄ったところで味方を生かせるプレーも少なかったので、テンポをつくっていけなかったと思います。

――後半は追い上げを見せましたが、ハーフタイムにはどのようなことを話しましたか

点数を気にせず、いつも通り自分たちのプレーをやっていこうと話しました。

――ことしは1年生ながらチームの主力としてプレーされてきました。今シーズンを振り返っていかがですか

ケガをしていた時は外から見ていて勉強になりましたし、復帰してからも毎試合学ぶことがあって、一試合一試合成長できた部分はあるかなと思います。

――4年生はきょうで引退となりますが、4年生への思いはありますか

やっぱり、勝って日本一にしてあげたかったです。

――ご自身の来年に向けての意気込みは

この試合のように相手のマークがきついこともあると思うのですが、マークされてもいつも通りのプレーをして前に出られるプレーヤー、相手が自分をマークしてくることによって、もっと周りの味方を生かせるプレーヤーになりたいです。ディフェンスではターンオーバーするプレーを増やしたいです。どんな試合でも起点として、前に出るプレーをできるようになっていきたいと思います。

CTB黒木健人(教3=宮崎・高鍋)

――試合全体を振り返っていかがですか

点を取られすぎましたね。想定していたプレーは色々あったんですけど、想定以上のところもありました。最後の詰めが甘く、相手がしっかりスコアしてきて差が開いたと思います。

――想定していたプレーとは具体的にどのようなものですか

スクラム、ラインアウトから一度CTB付近で当てて外にボールを回してくるとか、そういう部分はミーティングを重ねて分かっていました。Bチームにもそういうプレーをしてもらっていました。練習で上手くいかないこともあったんですけど、その度にしっかり修正して臨んでいました。ですが、まだしっかと止めきれない部分があったと思うので後悔というか心残りがあります。

――同大は攻撃のテンポが速いと感じました

そうですね。そこは僕たちが一次でしっかりファイトして相手にプレッシャーを与えないといけないところでした。最初のタックルで受けたりして同大にアタックしやすいようなブレイクダウンにしてしまったことは良くなかったですね。

――ディフェンスは黒木選手が大きな存在になっていたと思います

外側にいいランナーがそろっていることは分かっていたので、両WTBとコミュニケーションを取りながら止めていきたかったです。ですが相手CTBのコースも上手くて、なかなか僕は外にいい感じでディフェンスすることができなかったこともありました。僕がディフェンスで引っ張っていこうと思っていたんですけど、まだまだ足りなかったですね。

――細かいパスでディフェンスをずらされていたように見受けられました

パスに対してしっかりずらして当たってきましたね。そこからオフロードパスであったりしてきました。そこは僕らファーストタックラーがしっかりファイトできていなかったので、そういうプレーになっていたのだと思います。同大は前半、特にディフェンスが出ていたんですけど、こちらが逆にやらなければならなかったと思います。

――後半は追い上げていく展開でした

時間を気にしつつ、しっかりスコアしていこうと思っていたのですが、最初取られたのが痛かったですね。1本でも取られたら終わりだってみんなで話してやっていました。後半の入りはそんなに悪くなかったと思うんですけど、やはり一つのミスから自分たちのペースに持っていけなくてスコアされてしまいました。

FB桑山聖生(スポ2=鹿児島実)

――いまのお気持ちはいかがですか

前半に点を取られすぎたなというのと、個人的に抜かれるシーンが多くて。そこで僕が止めきれなかったのはすごく悔しいです。

――前半は0―33でしたが、相手チームに差をつけられた原因は何だと思いますか

想像していたよりスクラムの部分で、こちらが優勢に立てなかったというところと、BKとしても相手のムーブに翻弄(ほんろう)されてタックルを決めることができなくて、そこでブレイクダウンをかけることができませんでした。それで次のセットに抜けてしまって、どんどん相手の良い流れになってしまってトライを重ねられたのかなと思います。

――前半はキックもしていたと思いますが、後半はあまりなかった印象でした

点差があったのでこちらとしても、できるだけ少ないキックでマイボールを取って、なるべく継続して早くトライを取りたかったのでそういう風になったのだと思います。あとは風ですね。後半は僕らが向かい風になってしまったというのもあると思います。

――前半にアタックが機能しなかった理由は思い当たりますか

同大がすごく前に出る良いディフェンスをしていて、それに対して僕らが修正することができなかったことだと思います。こちらがやりたいことを全て同大にやられてしまって。こちらが前に出たいときに出られなかったり、自分たちが抜きたいところでも良いポジションでボールをもらえない状況が続いたことが、アタックが上手くいかなかった理由かなと思います。

――来年は3年生となり、上級生として引っ張っていくことになると思いますが、意気込みを教えてください

来年はこのままでいくと、3、4年生が僕と黒木さんの2人だけになります。今季も上級生が少ないチームでしたが、僕たちが助けてあげられなかったので、来年こそは頑張りたいです。

NO・8宮里侑樹(スポ2=沖縄・名護商工)

――このチーム最後の試合となりました。今のお気持ちは

自分のことになってしまいますが、ことしは特にケガに苦しんだ一年間でした。その分、試合に出る回数も少なく、自分の好きなプレーもできませんでした。何もできなかったという気持ちが強く、ただただ反省の一年間です。

――前半は攻めあぐねる展開でした。外からチームの状況はどのように感じられましたか

会場の雰囲気も含めて同大が波に乗っていました。想定はしていたのですが、その想像を上回るくらいで。自分はベンチから見ていたのですが、ベンチにいてもその雰囲気に圧倒される部分はありました。前半の0ー33というスコアを見ても、自分たちの展開にできていない、ワセダがワセダのプレーをできなかったというのが表れているなって。

――宮里選手は後半からの出場となりました。どういった意気込みでピッチに入られましたか

前半はワセダがディフェンスをする時間が長かったので、少しでも自分が前に出てアタックの時間を長くできればと考えていました。そのような意気込みで入ったのですが、個人でミスがあったり、ケガのせいにしてはいけないのですが、まだしっかりとスピードが出せなくて相手を振り切ることができませんでした。

――同大の印象を教えてください

前半から激しいタックルで向かってきて、大外でしっかり取り切るという姿勢がこれだけの点差を生み出された要因だと思います。特に同大のディフェンスは前にしっかりと出てきて自分たちのパスやランが封じられてしまいました。

――改革の年となったこの一年間のチームを振り返っていかがですか

早慶戦・早明戦とビッグゲームをしっかりと勝ち切って、チームとしては春にこだわってきた部分が発揮されていい流れではあるなと感じましたし、この一戦にも良い準備はできていました。しかし、やはりここで勝てなくては意味がないですし、悔しいという思いです。

――個人としてはやはりケガに苦しんだ一年間だったと思います

これから私生活から体の使い方を見直して、これからオフシーズンとなるのでその期間に根本からつくり直していきたいです。

――一年間部を率いてきた桑野主将にはどういった思いがありますか

詠真さんは練習や試合だけでなく、私生活もたくさんお世話になった先輩です。みんなに愛されるキャプテンだと思いますし、詠真さんを始めとする4年生のためにも勝ちたいという思いはありました。もう少し一緒にラグビーがしたかったです。

――来年は3年生ということで名実ともにチームの主軸となります。意気込みをお願いします

ことし力を入れてきましたが、課題でもあるのがディフェンスだと思います。自分は体が小さいので、体を大きくすることとしっかりと絞って、80分間当たり負けせずに走れる体をつくっていきたいです。一から体の使い方などを見つめ直して、成長していきたいです。