水泳部

2016.12.13

第9回関東学生ウインターカップ公認記録会 12月11日 神奈川・相模原市立水泳場

2017年シーズンに向け、新たなチームで再出発

 実戦の場が少ない冬に開催される大会である、関東学生ウィンターカップ公認記録会。強化の一環で専門外の種目に出場する選手や、来年の試合の標準記録を切るなどといった目標を持つ選手など、それぞれが目的を持ってこの試合に臨んだ。「良いスタートができたと思う」と阿久津直希主将(スポ3=埼玉栄)が振り返るように、チーム全体として掲げていたベスト率には届かなったが、新チームとして良い雰囲気で大会を終えた。

新キャプテンである阿久津主将

 最初の種目の男子400メドレーリレーでは、大芦知央(スポ1=大阪・関大北陽)、坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)、渡辺一平(スポ2=大分・佐伯鶴城)、井上奨真(スポ2=県岐阜商)の4人が出場。朝一番という厳しい条件だったが、3分33秒60というタイムで見事全体1位を獲得。チーム全体に勢いをつけるリレーとなった。代替わりを終え、新キャプテンとなった阿久津主将と山口真旺女子主将(スポ3=兵庫・須磨学園)は泳ぎと姿勢でチームをけん引。これからの男女両主将の活躍にも注目していきたい。10月の日本選手権(25メートル)で自己ベストを更新するなど成長株の井上は、男子1500メートル自由形と男子200メートル個人メドレーの2種目にエントリーした。スタミナ強化をメインとして出場した男子1500メートル自由形では、序盤から積極的にレースを展開。「スピードは出ていたので、後半でもずっとキックを続けられるようにしたい」と、専門種目である男子200メートル自由形と男子400メートル自由形につながる収穫を得たようだ。

女子部を率いる山口女子主将

 世界短水路選手権に出場しなかった坂井と渡辺は、強化の一環として専門外の種目に出場。渡辺は男子100メートル平泳ぎと男子100メートル自由形のレースに臨んだ。練習を積み調整をしていない状態だったが、高強度になる100メートルを泳ぐことでスピードの強化を図った。「良い練習が積めている中で感覚は悪くなかったと思う」と語った渡辺。来春の日本選手権では男子100メートル平泳ぎでも世界選手権の代表を狙っている。一方、坂井も男子200メートル自由形に挑戦。「インカレ(全日本学生選手権)につながるようにと思っていたので、もう少しタイムを出したかった」と振り返りように、満足のいくタイムとはならなかった。来年はワセダとしてラストイヤーとなる坂井。「個人ももちろん大事ですが、ワセダに少しでも貢献できるように頑張りたい」と、ワセダとして挑む団体戦への意気込みも語った。また、渡部香生子(スポ2=東京・武蔵野)にとっても大きな意味を持つ大会となった。ここ最近は調子を落としている渡部だが、女子100メートル個人メドレーでは自身も納得の59秒台をマーク。「ちょっとだけこの先の光が見えたような試合でした」と振り返った。また、渡部は今大会の最優秀選手賞を受賞。復活を目指すこれからの渡部の泳ぎにも注目していきたい。

 「一人一人が気を配り合えるようなチームになりたい」(山口女子主将)。「結果と行動で後輩たちを引っ張っていけるようにしたい」(阿久津主将)。男女それぞれの主将が来年に向けての意気込みを語った。今後、チームでは1月に行われる東京六大学冬季対抗戦、個人では4月の日本選手権などが大きな目標となってくる。新たなチームスローガンである『破天荒』は「新たな境地を切り開く、前人未到に挑戦する」という意味を持つ。果たして2017年はワセダにとってどのようなシーズンになるのだろうか。新チームの挑戦はまだ始まったばかりだ。

(記事 大森葵、写真 大谷望桜、石田耕大)

★4継で繰り広げられた早大対決の行方は?

早大対決を制して笑顔を見せるAチーム

 今大会最終種目の男子400メートルフリーリレーには、早大から3チームが出場。「この種目が一番楽しみにしていた」と語った渡辺は、Aチームの第一泳者を務めた。「ガチンコ勝負なので、どうにか勝ちたい」(渡辺)。同じく第一泳者である坂井、井上へのライバル意識ものぞかせ、レースに臨んだ。序盤は渡辺が圧倒的なスピードを見せリードする展開に。しかし、第三泳者の時点で他大の2チームが奮闘し、Aチームは追いつかれてしまう。Cチームは遅れをとっていたものの、Bチームと並び意地を見せた。そしていよいよレースの行方は第四泳者に託される。早大の中ではAチームがトップでフィニッシュ。B、Cチームの戦いでは、Bチームが先着した。阿久津主将は「うまくバランスを分けて競えるようにして、どのチームも切磋琢磨(せっさたくま)できていたので、今後も続けていけたらいいなと思います」と語った。

 一方、女子も3チームが出場し、仲間との熱い勝負を繰り広げた。第2組に登場したCチームは3分51秒40でフィニッシュ。第3組となったA、Bの両チームはトップから離されたが、早大同士の激戦はBチームに軍配が上がった。

(記事 平川さつき、写真 寺脇知佳、佐藤慎太郎)

大会最終種目の男子400メートルフリーリレー後の男子選手たち

結果

男子400メートルメドレーリレー

大芦―渡辺―坂井―井上 3分33秒60

女子50メートル自由形

山口 27秒28

男子50メートル自由形

古川慎一郎(スポ2=長野・佐久長聖) 22秒60

安田純輝(スポ4=千葉商大付) 22秒70

池江毅隼(スポ1=東京・日大豊山) 23秒81

男子50メートルバタフライ

池江 24秒65

男子50メートル背泳ぎ

大芦 25秒80

女子400メートル個人メドレー

三浦奈波(社3=東京・早実) 4分54秒13

溝上壽乃(国教3=東京・早実) 4分58秒38

男子400メートル個人メドレー

野田飛雄馬(スポ2=茨城・古河一) 4分22秒28

女子400メートル自由形

伊藤愛実(社2=東京・早実) 4分19秒72

須嵜仁美(スポ1=埼玉・狭山ヶ丘)  4分25秒45

神山瑞季(社1=東京・早実) 4分25秒59

男子400メートル自由形

寺崎拓海(スポ3=茨城・並木中教校) 4分3秒33

阿久津 3分54秒80

男子100メートル平泳ぎ

渡辺 59秒04

坂田匠(スポ3=新潟一) 1分1秒51

女子100メートルバタフライ

川畑志保(教1=東京・早実) 1分2秒48

志賀珠理奈(スポ2=埼玉・武南) 1分0秒33

男子100メートルバタフライ

坂井 52秒07

森本健太(スポ1=東京・早実) 56秒13

女子100メートル背泳ぎ

岡本彩花(国教3=東京・早実) 1分6秒11

男子100メートル背泳ぎ

大芦 54秒19

女子100メートル自由形

伊藤 57秒78

石川真由(社3=東京・早実) 58秒96

濱口真子(スポ1=石川・金澤錦丘) 59秒02

男子100メートル自由形

古川 50秒47

渡辺 51秒41

金澤陸哉(スポ1=神奈川・桐光学園) 52秒53

女子100メートル個人メドレー

渡部 59秒73

男子100メートル個人メドレー

安田 54秒86

男子1500メートル自由形

井上 15分22秒72

寺崎 15分24秒76

森本 15分49秒43

男子200メートル平泳ぎ

坂田 2分9秒76

女子200メートルバタフライ

志賀 2分9秒15

女子200メートル背泳ぎ

山口 2分11秒74

岡本 2分22秒72

女子200メートル自由形

川畑 2分3秒73

石川 2分5秒55

濱口 2分7秒48

須嵜 2分9秒30

男子200メートル自由形

阿久津 1分49秒36

坂井 1秒49秒55

金澤 1分55秒49

女子200メートル個人メドレー

渡部 2分9秒97秒

溝上 2分22秒92

男子200メートル個人メドレー

野田 2分1秒94

井上 2分4秒53

女子400メートルフリーリレー

志賀―川畑―山口―三浦 3分51秒40

伊藤―濱口―石川―溝上 3分53秒51

渡部―須嵜―岡本―神山 3分53秒79

男子400メートルフリーリレー

渡辺―野田―池江―坂田 3分21秒69

坂井―古川―金澤―森本 3分23秒79

井上―阿久津―大芦―寺崎 3分26秒40

コメント

阿久津直希主将(スポ3=埼玉栄)

――きょうの試合を振り返って

シーズンが始まってみんなで出る最初の試合だったので、最上級生としてまとめられるか不安はありました。ですが、朝の声出しや応援、ベストを出している選手もいたので、いいスタートができたと思います。

――チーム全体としてのタイムはいかがでしょうか

チーム全体としてベスト率をこれぐらい達成しようって決めていて、それは達成できなかったのですが、みんなそれぞれベストに近い、去年の今頃よりいいタイムを出し切れていたと思います。タイムで見たら去年よりは出てないのですが、レベルの高いところで出せていたのではないかと思います。

――最後の男子400メートルフリーリレーでは早稲田勢として3チームの出場になりましたが

インカレ(全日本学生選手権)に向けて自由形の強化をしていて、個人種目が終わったあとに疲労がたまった状態でやろうと決めていました。タイムが速い順にやってしまうとそれはそれで楽しくないので、上手くバランス分けて競えるようにしました。どのチームも切磋琢磨(せっさたくま)してできていたので、今後も続けていけたらいいなと思います。

――新チーム発足したばかりですが、チームの雰囲気はどうですか

男子は基本学内で練習しているのですが、学内では盛り上がって練習できています。実際選手からも調子がいいとか、僕が最上級生だから上から見ているだけなのですが、1年生も2年生もきちんとついてきてくれて良い雰囲気でできているなと思います。

――主将としてチームを引っ張っていくことについて

僕は後輩達を同期の坂井(聖人、スポ3=福岡・柳川)みたいに結果で引っ張っていけるタイプではないので、その分行動でみんなの見本になるように引っ張っていけるようにしたいです。最終的に日本選手権、ジャパンオープン、インカレなどで結果を出して、結果と行動で後輩達を引っ張っていけたらいいなと思います。

――来年のスローガンの破天荒の由来などについてお聞かせください

色々とスローガンを考えていたのですが、意味を調べると境地を切り開くとか挑戦するとか前人未到とかで、破天荒のイメージって芸人とかのあまり良くないイメージがあると思うんですけど、調べると意外とちゃんとしたイメージがあったんですね。僕らのインカレの総合順位の目標もここ最近ではなかった3位を目指しているので、前人未到に挑戦するっていう意味を込めて、破天荒にしました。

――チームとして、ご自身としての目標

チームとしては9月の日本学生選手権で総合3位になることで、あとはこうなったらいいなっていうのは、ジャパンオープンとかの標準記録をみんなで突破して、みんなで出場できたらいいなと思います。個人の目標としては、後輩達を引っ張っていけるように、大きい大会で自己ベストを出していきたいと思います。

山口真旺女子主将(スポ3=兵庫・須磨学園)

――長丁場の大会でしたが、このレースはどのような意気込みで臨みましたか

自分の種目としてはベスト更新を目指していて、バック(背泳ぎ)の方でも目標があったのですが、感覚が分かったので良かったです。

――何かレースプランはありましたか

(女子)50メートル自由形では専門ではないので、朝イチだったので行けるところまで行こうという感じで。(女子)200メートル背泳ぎではあまり調子が良くなかったので、どこまでいけるのかなという程度ですね。リレーではみんなで盛り上がって最後の力を出し切ろうという感じでした。

――今回の課題を踏まえ、来週の試合に向けて意気込みをお願いします

まだラップタイムを見てないのでわからないのですが、前半が課題になると思いますし後半も少し浮いていたので、体力を一週間で落とさないようにしながらまた記録を上げていけたらと思います。

――来月の冬六(東京六大学冬季対抗戦)での目標などは何かありますか

人数が少なくて一人5種目出るということで相当大変なので、チーム全体で頑張りたいです。自分も疲れた素振りを見せないようにしっかり点数とれるように泳ぎ切りたいというのはありますね。

――新体制になりますが、女子主将としてどのようなチームにしていきたいですか

そうですね、みんなでお互いに声を掛け合って良くなっていけるようしたいです。一人一人が気を配りあえるチームになりたいなというのはありますし、チームスローガンの『破天荒』のように爆発していけるチームにもなりたいですね。

――最後に、ご自身のプレー目標も含め次のシーズンに向けての意気込みをお願いします

個人としてはインカレ(全日本学生選手権)で最後に決勝に残って、女子主将としての意地を見せられたらなというのと、チームは結果でも行動でも引っ張っていきたいなと思っています。

坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)

――きょうのレースについては

自分の専門外の種目も入れてやったのですが、2フリ(男子200メートル自由形)も1分49秒かかってしまって良い調子でいけなくて、1バタ(男子100メートルバタフライ)も52秒かかってしまって、ライバルの安江(貴哉、日大)に負けてしまったので、少し不甲斐ない結果に終わったかなと思います。

――どのような目的をもってこの大会に臨みましたか

専門外の自由形はインカレ(全日本学生選手権)につながるようにと思っていたので、もう少しタイムを出したかったです。目標としては1分44秒くらいの高いタイムを狙っていたのですが、結果的に49秒かかってしまったので、練習不足かなと思いますね。

――最後の男子400メートルフリーリレーでは1泳での勝負がありましたが

それもあまりよくなかったですね(笑)。隣に渡辺(一平、スポ2=大分・佐伯鶴城)がいたので切磋琢磨(せっさたくま)をして良い勝負ができたら良いなと思っていました。負けてしまったのですが、次は勝てるようにしたいですね。渡辺もスピードがあるので、もう少し僕もスピードが出せるように良いところは見習っていきたいなと思っています。

――世界短水路選手権は辞退されたと思いますがその意図は

日本で強化をしたいという思いがありました。世界短水路に行ってしまうと練習も短水路の練習になってしまいますし、長水路でしっかりと追い込んで来年の世界選手権につながる体力をつけたかったので、こういったかたちになりました。

――来年は日本選手権や世界選手権ももちろん大事になってくると思いますが、ワセダとしてもラストイヤーだと思います。その点についてはいかがでしょうか

そうですね。もちろん個人としての世界選手権は大事なのですが、4年生としてのラストイヤーになるので、インカレも大切になってくると思います。なので、ワセダを誇りに思って、少しでもワセダに貢献できるようにインカレで頑張って得点を稼ぎたいなと思っています。

坂田匠(スポ3=新潟一)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

(男子)100メートル平泳ぎはまだスピードが全然出せてなくて、前半から遅い展開だったので、まだまだ課題があるなと思いました。(男子)200メートル平泳ぎも、スピードが出し切れず、前半から攻めていけなかったですし、(日本)選手権も切れなかったので、そこが課題かなと思います。

――来年はラストシーズンになりますが、それに向けての具体的な課題などはありますか

自分はレースになると焦ってしまって、テンポが速くなってしまうので、落ち着いた気持ちでのびのびと泳げるようになりたいなと思います。

――その課題克服に向けて、どのように練習に取り組んでいきたいと思っていますか

練習でもストローク数を常に数えて、ストローク数を抑えた上でいいタイムを出せるような練習をしていきたいです。

――新チームはどのようなチームを目指していますか

スローガンが破天荒なので、とりあえず元気のいいチームになれたらいいなと思います。

――最後に今後の目標をお願いします

まず来週の試合で、2ブレ(男子200メートル平泳ぎ)で日本選手権の標準記録を突破して、100メートルも最低でも来週にベストを出す、というのが近い目標です。

渡辺一平(スポ2=大分・佐伯鶴城)

――ウィンターカップへの意気込みをお聞かせください

ことしは大学の大会にあまり出ていなかったので、楽しみな感じでレースには臨んでいました。

――きょうのレースを振り返っていかがでしょうか

この時期なので、結構練習を積んできてあまり調整もしていない状態でした。1ブレ(男子100メートル平泳ぎ)に出たのは、2ブレ(男子200メートル平泳ぎ)で今の体の状態でタイムを出したいという気持ちはあるのですが、それ以上に100メートルは高強度になるので、練習の一環として1ブレと1フリ(男子100メートル自由形)にエントリーをしました。最初に(男子400メートル)メドレーリレーを泳いで、この体がきついなかで良いタイムが出せたので、結構良い感じかなと思っていました。1ブレはタイムをあまり出せなかったのですが、この1ブレはアジア選手権で自己ベストが出てそこからも良い練習が積めている中で感覚は悪くなかったと思います。これから(男子400メートル)フリーリレーがあるのですが、これが僕は一番楽しみにしています。今年はワセダから3チーム出るのですが、一泳が僕と聖人さん(坂井、スポ3=福岡・柳川)と井上奨真(スポ2=県岐阜商)のガチンコ勝負なので、それもどうにか勝ちたいと思っています。個人的にとても楽しみですね。

――やはりワセダとしてのチーム戦は燃えるものはありますか

そうですね。あまり学校のためにという大会に出られていなくて、インカレは出ましたが早慶戦には出場できていないので、このウィンターカップでも優勝したいと思っていましたし、メドレーリレーも朝イチだったのですがワセダが勝ちたいという思いもあってしっかり泳ぐことができました。ラストの4継(男子400メートルフリーリレー)は1チームに戦力を固めて優勝を狙うという感じではないのですが、12人の選手が出るので、楽しく勝負ができれば良いなと思っています。

――世界短水路選手権を辞退された意図などは

世界短水路選手権には一応選ばれていたのですが、五輪が終わってからその流れでインカレに出て、そのまま国体に出て、1か月の合宿のようなものができていませんでした。大会に出て世界での自分の位置を知りたいという思いもあるのですが、集中した練習が積めていなかったので、僕と聖人さんで話し合ってこの1か月は集中して練習に取り組みたいと思って、こういったかたちにしました。あすからJISSで10日間くらいの合宿もありますし、世界短水路選手権に行かなかったからこのウィンターカップをしっかりとやろうという気持ちもありました。

――世界短水路選手権での選手の活躍はどのようにご覧になっていますか

やはり出なかったと言っても、世界短水路選手権の結果は逐一チェックしていましたし、ワールドカップで2ブレの対戦したマルコ選手も、ぶっちぎりで優勝をしていたので、このままでは絶対にダメだと思っています。短水路の大会は今後あまりないですが、冬六(東京六大学冬季対抗戦)もあるので、しっかりそこでも平泳ぎで自己ベストを更新して、4月の選考会で世界選手権の代表権をしっかりと手に入れたいと思います。

――この冬に強化していきたいポイントを教えてください

今200メートルでは世界歴代3位くらいのタイムを持っているのですが、100メートルでは世界20位にも入っていないくらいのタイムだと思います。なので、59秒台を常に出せるようにしていきたいです。200メートルだけでは限界があると思っていて、100メートルで自己ベストを更新すれば200メートルにも生きてくると思っています。小関さんも58秒91という記録を持っていますし、北島さんも58秒90という記録を持っていて、来年の世界選手権ではもちろん100メートルの代表も狙っているので、スピード強化をしてきたいと思っています。そのスピード強化というのが結果として200メートルの前半をどれだけ楽に入れるかというのにつながっていくと思っています。なので、スピードをつけつつ後半の体力面や持久力ももちろん強化が必要だと思っています。また、今一番思っているのが、ワールドカップでは一掻き一蹴りでマルコ選手に離されてしまっていたので、そこを考えて下半身のウェイトもやっています。スタートやターン動作で前に出られるようにしていきたいと思っています。

井上奨真(スポ2=県岐阜商)

――記録会を振り返っていかがでしたか

今回はチーム全体で出場する初めての試合だったので、自分の記録というよりみんなの雰囲気が良い試合ができたらなと思って臨みました。そのためには自分の結果も良いものにしたかったのですが、あまり良くなかったかなと思います。

――今回、専門外に出場した意図を教えてください

男子1500メートル自由形はスタミナの強化がメインで、男子200、400メートル自由形にも繋がると思いますし、そのための練習ですね。男子200メートル個人メドレーは気分転換で特に意味はないです。楽しんで泳ごうと思って出ました。

――スタミナの強化という話がありましたが、今後強化していきたいことはありますか

きょうの男子1500メートル自由形のレースでもスピードは出ていたので、あとはスタミナだけだと思います。その中でも特にキックがきょうはあまり使えていなかったと思うので、キックをもうちょっと練習して後半でもずっとキックが続けられるようにしていきたいなと思います。

――新チームが始まって数ヶ月が経ちましたがいかがですか

ことしのスローガンが『破天荒』ということで、それにそったチームになっているのではないかと思います。僕たちは3年生のみなさんについていくだけですね。

――きょうのレース、最後は早大から3チームが出場していましたがどんな気持ちで臨みましたか

最後は本当に楽しむだけだと思っていたので、僕は遅かったですけどみんな楽しそうにやっていたのではないかなと思うので、楽しかったなという感じです。

――結果についてはいかがでしょうか

結果はいまいちではないでしょうかね。一平(渡辺、スポ2=大分・ 佐伯鶴城)はすごく速くて、僕は遅かったのでまだまだだなと思います。

――リレーの組み合わせはどのように決められていたのでしょうか

戦力がバラバラになるようにして、エントリータイムをみんな一緒にしていたので、3チームで競り合いながらというのが目的でした。でもそんなに上手くできていなかったかなと思います(笑)。

――最後に六大学水泳冬季対抗戦(冬六)への目標をお願いします

毎年冬六はトップの選手ばかりがいっぱい種目に出て点を取って、みたいな感じだったのでことしは僕もいっぱい点を取ってチームに貢献できるように、これからまた冬六に向けて頑張りたいと思います。

渡部香生子(スポ2=東京・武蔵野)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

1カ月ちょっとぶりの試合で、年内最後の試合だったのですが、ここ最近ずっと調子がよくない中で、ちょっとだけこの先の光が見えたような試合でした。

――きょうは何か課題を決めてレースに臨んでいましたか

ベストを出すという目標を持って臨んでいました。個人メドレーだったので、とにかくベストという風には思っていたのですが、特に100の方なんかでは、スタート台の後ろの板がついていない状態でも59秒台が出せたので、最近の中では大きな収穫かなと思います。

――最優秀選手賞を受賞したことについてはいかがですか

最近そういうものから遠ざかっていたので、素直にうれしいなと思いました。

――いま特別に強化している部分はありますか

特別というよりもまず基礎から取り戻すことができればいいなと思って、一回一回の練習をしっかり大切にこなしていくことを重視しています。

――リオデジャネイロ五輪後に出場した試合で得た収穫はありましたか

オリンピックの後のインカレ(全日本学生選手権)は、体調が悪い中での出場だったのですが、その中でもチームのために泳ぐという部分は自分自身も初めての体験だったので、チームで戦うのっていいなと思いました。

――新チームになってからの雰囲気はいかがですか

自分も3年生を支えて1年生をサポートするという真ん中の立場になって、来シーズンから上級生になるという実感もあまりないのですが、しっかり自覚をもってやっていきたいなと思います。

――今後に向けて意気込みをお願いします

また来年も日本代表に入ったり、チームに大きく貢献したりできるように、また練習をしっかり頑張っていきたいと思います。