ラクロス部

2016.12.07

新人戦ウィンターステージ女子予選 12月4日 フクダ電子スクエア 

ブロック予選を突破 好調な滑り出しを見せる

 1年生が挑む2度目の新人戦であるウィンターステージ。サマーステージを終えてから3か月間、ルーキーたちはこの大会での優勝を目標に練習に励んできた。この日は女子のブロック予選3試合が行われ、初戦を惜しくも落とした早大であったが、2・3戦では完封勝利を収める。「一丸となって連動したプレーができるようになった」(中村恵理学生コーチ、(商4=三重・伊勢)との言葉の通り、サマーステージからの成長を実感しながら、ブロック2位で予選を突破した。

 予選第1戦の相手は明治学院大・ORCADEA合同チーム。明治学院大はサマーステージ優勝の実績をもつ強豪校だ。試合はダウンボールをスクープした相手にゴールを決められ先制を許す展開に。早大はボールを奪ってもダウンやパスの乱れでショットまで持って行けない。しかし後半開始直後にAT関口安香里(スポ1=東京純心女)のショットで同点とすると、その3分後にも関口がゴールを決め、逆転に成功する。しかしその後ディフェンスの時間帯が続き1点を失うと、終了間際にもゴールを奪われ、2-3で惜敗した。

この日チーム最多得点の関口

 気持ちを切り替え臨んだ第2戦。早大は前半で2点リードを奪い、優位に試合を進める。後半もドローを制しオフェンスからのスタートとなると、直後に得点を決めリードを広げた。中盤のディフェンスの時間帯もしっかりと守り切り無失点に抑えると、終了間際にもゴールを決めて4-0で勝利。続く第3戦でも終始早大ペースで試合を進める。前半からチャンスで決め切り、連続得点。後半は相手も粘りを見せ、なかなか追加点を奪えずにいたが、終盤の連続ゴールで6-0と相手を突き放す。力の差を見せつけ、2勝1敗で決勝リーグ進出を決めた。

3戦目でのAT川﨑香菜子(スポ1=東京・桐朋女)の得点後、喜ぶ選手たち

 サマーステージと比較して全ての面において成長が見られた早大。特に1戦目では敗れたものの、「ディフェンスは本当に良く粘っていた」と熊坂美希学生コーチ(スポ4=埼玉・富士見)が称えたように、ディフェンス陣の堅守はもちろん、この日はオフェンス陣のライドもはまり、ディフェンス力の強さを見せつけた。また、幾多の場面でグラウンドボールを制することができ、そこからチャンスを作り出せるようになった。決勝リーグは2週間後。「優勝だけを考えてずっとやってきている」(MF荒谷真由、スポ1=北海道・立命館慶祥)と、気合は十分だ。2年ぶりの同大会優勝を懸けて、フィールドで躍動する姿を見せてくれることだろう。

(記事 小川由梨香、写真 岡田静穂)

結果


予選Kブロック

●2-3明治学院大・ORCADEA合同チーム(得点者:関口2)

○4-0明大β・東大合同チーム(得点者:江口、竹野、大畑、齊藤)

○6-0跡見学園女大・埼玉大・専大合同チーム(得点者:那珂2、加藤、田代、川﨑、関口)

コメント

中村恵理学生コーチ(商4=三重・伊勢)、熊坂美希学生コーチ(スポ4=埼玉・富士見)

――きょうの予選3試合を戦うにあたっての目標はありましたか

中村 (予選ブロック)1位通過を目標にしていました。

――結果として2勝1敗での予選通過となりました。実際に3戦を終えてみての感想を聞かせていただけますか

中村 やってきたことが成果として見えて、内容としては3試合ともいい試合をできたと思うんですけど、自分たちのミスで流れが悪くなってしまったり、基礎の部分で足りない部分が見えたので、そこを2週間で詰めて優勝に持っていきたいと思っています。

熊坂 1試合目は負けてしまったんですけど、内容的には良くて。自分たちの攻める時間がなかったのが敗因で、ディフェンスは本当に良く粘っていて、全然勝てたと思うので、そこはしっかりあと2週間で修正して決勝に持っていきたいです。最後の試合では全員が出場して、普段あまり出られていない子が得点を決めたりしているので、そういった意味では全員で戦えているのかなと思います。

――おっしゃっていたように、きょうはディフェンス陣の安定感が光っていました。オフェンス、ディフェンスともにサマーステージの時と比べて成長したと感じる点はありますか

中村 ディフェンスは、サマーの時から戦術的な意味で他のチームより優っていた部分もあって、ことしのディフェンスは強いなっていう印象がありました。でもまだまだ当たり方がへただったり、ラクロスというよりも今までの経験スポーツのポテンシャルで何とかやっていたのが、しっかり自分たちで練習した成果として一丸となって連動したプレーができるようになったのはサマーと比べて成長した部分かなと思います。あと、ミスを誘えたあとにサマーでは全部グラウンドボールを取られていたんですけど、そこを取れるようになったのも成長したところかなと思います。

熊坂 ドローとかの部分でマイボールにできる時間が増えたのはいいことだと感じています。サマーは私たちが指示を出して動いていた部分があるんですけど、戦術とかも自分たちで考えるようになって、試合の中で自分たちから発信できていて、主体的な部分が増えたのはすごく良かったかなと思います。

――最後に、約2週間後に控えている決勝リーグへの意気込みを聞かせてください

中村 1試合目の敗因として、自分たちの基礎技術の足りなさとか、2週間でしっかり上げていける部分が課題になったので、そこを1つ1つ達成していって必ず優勝できる力をつけて、勝ち切れるように頑張っていきたいと思います。

熊坂 決勝リーグは強い相手とたくさん当たると思うんですけど、どんな相手にも1人1人が勝てるように、あと2週間で詰められるところを詰めていきたいと思います。

AT齊藤里佳子(人1=東京・成蹊)

――本日からウィンター予選が始まりましたが、どのような気持ちで臨まれましたか

目標としている優勝だけを考えて今までずっとやってきて。サマーが終わってからもウィンターで優勝するのを目標に掲げてやってきました。

――1試合目ではサマー優勝校の明治学院大に敗れましたが、振り返ってみていかがですか

試合が始まる前から明治学院大がサマーで優勝していて、また高校から(ラクロスを)やっているティーンズとの合同チームで強いことは分かっていました。でもそれを考えすぎると気持ち的に負けてしまうと思ったので、自分たちのプレーをしようと思って臨みました。戦ってみて、外で見ていても中で見ていても勝てると思っていて。最終的には1点差で負けてしまったのですが、内容も良かったと思います。でも負けは負けなので、そこはこれからの練習で反省して、決勝トーナメントでは(明治学院大に)勝ちたいと思います。

――2、3試合目は相手を無失点で抑えましたが、1試合目を終えて守備で話し合いはされましたか

今まで通り自分たちのプレーでやろうというのを確認しました。

――サマーを終えてからチームとして強化してきたことはありますか

サマーとウィンターではコートの広さやプレーヤーの数も違い、形式も結構変わるので、全てにおいて強化してきました。あとはサマーよりも戦術がすごく大事になってくるのでミーティングの頻度を増やしてお互い考えを一致させてきました。また普段も仲は良いのですが、プレーの面で同じ考えを持てるように仲を深めてきた感じはします。

――最後に決勝トーナメントに向けての意気込みをお願いします

とにかく勝つしかないので。私たちにはらんさん(中村恵理、商4=三重・伊勢)と、くまさん(熊坂美希、スポ4=東京・富士見)という2人の学生コーチがついてくださっていて。その先輩方が最高の形で引退できるように絶対に優勝してみせます。