ハンドボール部

2016.12.04

第13回早慶定期戦 12月3日 東伏見スポーツホール

早慶戦で勝利!笑顔で最後の試合を締めくくる

 全日本学生選手権(インカレ)での激闘から早くも2週間。ことしも伝統の一戦である早慶定期戦(早慶戦)が行われた。会場には両校の応援部と、客席に座りきれないほどの大勢の観客が詰め掛け、選手たちに声援を送った。これまでチームを引っ張ってきた4年生3人がワセダとして戦う最後の試合。試合開始直後から慶大を圧倒し寄せ付けない。後半開始時はメンバーを大幅に入れ替えたが、危なげなく試合を進めた。最後は4年生3人そろってコートに立ち、試合終了。32-7の快勝で見事有終の美を飾った。

 

 チームの1点目はやはりこの人だった。ゴール前でパスを受けた正木優唯副将(スポ4=京都・洛北)が相手に囲まれながらも確実にシュートを決めて先制。これを皮切りにワセダの怒涛(どとう)の攻撃が始まった。川上智菜美(スポ3=東京・佼成学園女)と内海菜保(スポ3=香川・高松商)、ワセダの頼れる両翼が驚異的なスピードで慶大ゴールに襲い掛かると、エース芳村優花(教3=愛知・星城)も豪快なシュートで2人に続いた。すると8分、攻撃陣の援護に応えるように、7メートルスローをGK大沢アビ直美(スポ1=東京・佼成学園女)が好セーブ。これで完全に波に乗ったワセダの勢いは止まらず、途中出場の重田美優副将(法4=東京純心女)の速攻が鮮やかに決まるとチームの盛り上がりは最高潮に達した。さらに前半終了間際には佐藤未来主将(スポ4=東京・文化学園大杉並)が立て続けに得点を奪い、17-2という大量リードで前半を折り返した。

 

チーム最多6得点を挙げる活躍を見せた佐藤

 

 大幅に選手を入れ替えて臨んだ後半。4年生3人がベンチから見守る中、コートではフレッシュなメンバーが躍動した。島崎愛(社2=熊本国府)が先陣を切り速攻で18点目を奪うと、江島朋夏(スポ2=東京・佼成学園女)や伊地知華子(社2=宮崎学園)が中心となって、ディフェンスからテンポ良く速攻へとつなぎ、杉山瑞樹(社1=神奈川・横浜創英)らが次々と得点を重ねていく。そして残り15分となったところで4年生3人がそろってコートに戻ってきた。攻撃の手を緩めないワセダはその後も圧倒的なスピードで攻め込み、最後まで慶大との格の違いを見せつけた。そしてとうとう試合終了のホイッスル。満開の笑顔を咲かせる選手たちはキラキラと輝いて見えた。

 

笑顔で喜びを分かち合う4年生3人

 

 「最後の早慶戦、3人でコートに立ってハイタッチをしたい」(正木)。この夢を3人は見事叶えてみせた。毎日の練習で汗水を流してきたこの場所で、ワセダのハンド部としての最後を迎えられたことはこの上ない幸せであろう。慣れ親しんだ場所に別れを告げ、この4年間で得たことを糧にそれぞれ新しいステージへと飛び立つ3人。エンジのユニフォームに袖を通し、『がむしゃら』にコートを駆け回る姿をもう見ることができないのは寂しいが、3人のさらなる活躍を願っている。

 

(記事 篠原希沙、写真 尾澤琴美、栗村智弘)

                                                                           

第13回早慶定期戦
早大 32 17-2
15−5
慶大
GK 大沢アビ直美(スポ1=東京・佼成学園女)

LW 内海菜保(スポ3=香川・高松商)
LB 芳村優花(教3=愛知・星城)
CB 正木優唯(スポ4=京都・洛北)
PV 佐藤未来(スポ4=東京・文化学園大杉並)
RB 安藤万衣子(教3=東京・文化学園大杉並)
RW 川上智菜美(スポ3=東京・佼成学園女)