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断たれた日本一の夢。3年ぶりの決勝進出ならず | 早稲田スポーツ
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バレーボール部

2016.12.02

全日本大学選手権 12月2日 愛知・稲永スポーツセンター

断たれた日本一の夢。3年ぶりの決勝進出ならず

 全日本大学選手権の第4日、準決勝が稲永スポーツセンターで行われた。2013年以来の優勝を目指す早大は、2連覇中の中大と対戦。セットカウント1―3(25―21、15―25、23―25、23―25)で敗れ、3年ぶりの決勝進出はかなわなかった。あすは日体大との3位決定戦に臨む。

 0勝3敗、得セット1。今季、早大は公式戦で中大に勝てていない。過去の対戦ではサーブで崩され、全日本代表の石川祐希を止めることができなかった。「20点を迎える時にこっちが先行していないときつい」(山口頌平主将、スポ4=長崎・大村工)。中大は終盤に決定力の高い石川にトスを集めるため、いかに早い段階で主導権を握れるかがカギとなる。第1セット、早大は石川の対角に入る武智洸史にサーブを集め、相手の攻撃を限定した。ブロックでワンタッチを取り、田中健翔副将(スポ4=熊本・鎮西)や藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)らが確実にスパイクを決める。20―18の2点リードで終盤を迎え、最後はエースの喜入祥充(スポ3=大阪・大塚)がブロックアウト。プラン通りの試合展開で1セットを先取した。

エースとしての強い気持ちを持ち全力でこの試合に臨んだ喜入

 しかし、勢いは続かなかった。相手のジャンプサーブにレシーブが乱され、要所では石川にスパイクを決められてしまう。サーブや連携でのミスも増え、2セットを立て続けに失った。セットカウント1-2と後がなくなり、迎えた第4セット。リベロの堀江友裕(スポ1=和歌山・開智)を中心にレシーブが安定すると、早大は時間差攻撃を仕掛ける。喜入がセンターに回り込んでスパイクを放つなど、機動力を生かしたプレーで得点を重ねた。一進一退の攻防を繰り広げ、23-24。相手のサーブに崩され、ラリーになる。3枚ブロックで石川のバックアタックに対応し、堀江がワンタッチを拾った。セッターの山口に返り、トスがエースの喜入に上がる。だが、わずかに高かった。体勢を崩しながら両手で返球する喜入。しかし、ボールはネットを越えず、試合終了を告げる笛が鳴る。コートの中央で主将の山口は膝に手を付き、しばらくその場から動くことができなかった。一年間追い続けてきた日本一の夢。あと一歩、届かなかった。

無情に鳴る試合終了の笛の中、膝に手を付き動けなかった山口

 高かった中大のカベ。悲願達成とはならなかった。「日本一を目指してずっとやってきたので、あした決勝戦に進めないというのは悔しい」。こみ上げる思いを抑えながら、山口はこう話した。あすの3位決定戦は現体制で臨む最後の試合となる。ラストゲームに全てを懸け、この悔しさをメダルに変えることはできるのか。

(記事 渡辺新平、写真 杉山睦美、越智万里子)

セットカウント
早大 25-21
15-25
23-25
23-25

中大
スタメン
レフト 喜入祥充(スポ3=大阪・大塚)
レフト 藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)
センター 加藤久典(スポ4=東京・早実)
センター 山﨑貴矢(スポ3=愛知・星城)
ライト 田中健翔(スポ4=熊本・鎮西)
セッター 山口頌平(スポ4=長崎・大村工)
リベロ 堀江友裕(スポ1=和歌山・開智)
コメント

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

――日本一に向けたこの大一番を前に、選手たちにはどのようなことを言われましたか

きのうのミーティングでも言ったように、中大どうのこうのではなくセンターを中心に自分たちのバレーをやるということがまず目標でした。そして、受けるんじゃなくて挑戦すること。全員が完璧じゃないので全員で補うということをやってきたけれど、まだまだ足りない部分がありました。

――きょうの中大戦が今季の中大戦の中で最も良かったのではないかと思いますが、いかがですか

そうですね。でも、うちも良かったけれど、中大の出来が良くなかったというのがありました。だから、うちは中大に対してではなく、もう少し細かくできていなければいけないところができていないという感じはしましたね。

――細かい部分というのは具体的にどのようなところでしょうか

ポジショニングだとか、ブロックですね。ブロックに関してはずっとやってきていたんですが、ブロックの手の出し方とかだいぶきょうもクイックに対してはじかれちゃったりすることがありました。細かい部分なんですが、そういう一番大事なところができていなかったですね。

――ブロックではオポジットの大竹壱青選手に対してのブロックで割れてしまう場面が目立ちました

最後は石川(祐希・中大)だからそれまでは他の選手にマークをつけなければいけないんですけど、どうしてもそこが遅れてしまいました。それが負けてしまった原因の一つかなと思います。

――第3、第4セットは23―25と2点差で負けてしまいました。あと2点を取るために必要だったことは何でしょうか

勝つためには前半に差をつけておかなければいけない相手なので、4セット目の田中(健翔副将、スポ4=熊本・鎮西)のダイレクトも確実に取らなければいけませんでした。そういう点を取れるはずのところで取れていなかったのが最終的に、3連続で途中取れたりもしたけれど、そうでない部分の点数の取り方が最終的に2点足りなかったところかと思います。

――今大会通じて4年生のみなさんがとても活躍しています。松井監督の目にはどのように映っていますか

4年生は本当によく頑張ってくれてると思います。でも、その責任が重すぎちゃってちょっと硬さが見えるときもあります。あしたは最後なので責任関係なくやってきたことを全部出してやってもらいたいと思いますね。

――あしたは3位決定戦ですが、勝つために必要なことは何でしょうか

やっぱり全員でまとまるということですね。個人個人は大きい選手がそろっているわけじゃないのでひとつのボールに対して全員が関わりを持っていき、レシーブをつなげていくということが大事です。4年生の最後をいいかたちで終わらせられるようにその気持ちだけを忘れないで積極的に戦っていってもらいたいと思います。

山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)

――今の率直な気持ちをお聞かせください

日本一を目指してずっとやってきたので、あした決勝戦に進めないというのは悔しいです。あした3位決定戦という本当に最後の1試合が控えているので、しっかり気持ちを切り替えていきたいです。

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

1セット目とかはミーティングしたことが実行できました。ブロックで止める場面もありましたし、いいかたちでスタートダッシュは切れたと思います。2セット目以降はサービスエースを取られたり、自分たちがサーブミスをしたりしました。簡単なミスで点差が開いてしまうというかたちがきょうも出てしまいました。

――何が勝敗を分けたとお考えでしょうか

終盤は相手のエースの石川(祐希)に上がってくるのは分かっていましたし、いくらブロックについても決められてしまうので、20点を迎える時にこっちが先行していないときついというのはみんな分かっていました。1セット目は自分たちが先制して逃げ切ったというかたちだったのですが、1、2点の点差がついて終盤を迎えてしまうときつい部分はありました。

――石川選手以外の選手にはどのように対応しましたか

他の選手に決めさせないような狙いでいました。相手のオポジットの選手にもう少し対応できれば良かったと思います。

――サーブでは武智洸史選手(中大)を狙い続けていました

ジャンプサーブ陣が攻め切って(サーブが)入っているときは連続得点が取れるのですが、ミスが続いたり、入れていく場面でミスが出たりしてなかなか流れに乗れませんでした。

――きょうは喜入祥充選手(スポ3=大阪・大塚)と藤中優斗選手(スポ2=山口・宇部商)の両レフトが良かったと思いますがいかがですか

下級生のレフト陣が攻めてくるジャンプサーブを頑張ってレシーブして、攻撃面でもよく耐えていたと思います。

――改めてあすの3位決定戦に向けて意気込みをお聞かせください

ずっと日本一という目標を立てていて、それがきょう断たれてしまいましたが、あしたメダルを懸けてこのチームでできる最後の試合が待っています。気持ちを切り替えて、最後は勝ちたいです。みんなでメダルを首にかけて、笑って終われればいいと思います。

田中健翔副将(スポ4=熊本・鎮西)

――残念ながら勝利をつかむことはできませんでした

1セット目先取できましたが2、3、4と取られてしまい、接戦を制し切れなかったというところと、自分が決め切れなかったというところは歯がゆくてしょうがないです。あしたまだ試合があります。最後の試合になるので、切り替えてしっかり勝ちにいきたいと思います。

――早大の持ち味は出せていたと思いますが、振り返っていかがですか

サーブミスが続いたり、Aパスが返せなかったりなど細かいミスがありました。疲れもあるのですが、そういう細かいところがしっかりできないと、早大は高さもなく石川選手(祐希)のような大砲もいないので、あしたもまた負けてしまうのかなと思います。あしたはそういうところをしっかりやりたいです。

――1セット目はとても良かったですね

サーブで攻め切ってから他の選手には決めさせなければ、たとえ石川選手には決められてもラリーポイント制なので追い付くことはできないです。他の選手には決めさせずに、こっちがサーブで攻め込んでしっかりブレイクを取り切ったということが1セット目の勝因だと思います。

――逆にその後はセットを取ることができませんでした

サーブも入らず、こっちのファーストブレイクを決め切れないまま相手に連続得点を与えてしまい、序盤で4点差を付けられてしまいました。1セット目と違って常に追い掛ける展開となってしまったことがセットを取れなかった原因だと思います。

――練習を重ねてきたブロックについてはいかがですか

石川選手に対してもだいぶワンタッチが取れていましたし、ライトの大竹選手(壱青、中大)に対してもブロックで止めることもできていて、ストレスはかけていけていました。それでも、そのワンタッチ取ったボールを拾えなかったり、少しブロックのかたちが悪かったりという取りこぼしが多かったと思います。

――あすがこのチームで戦う最後の試合となりますが、どのようなプレーをしたいですか

もう最後の試合なので、あしたは全てを出し切ってみんなで楽しみながら、もちろんメダルも取りに行きたいと思います。

喜入祥充(スポ3=大阪・大塚)

――残念ながら準決勝敗退となりました。今のお気持ちは

まだあしたも試合が残っているので、あした勝てるように、しっかりと切り替えていきたいなと思います。

――試合開始からかなり気合が入っているように見えました

ここで勝つために一年間やってきたと言っても過言ではなくて、それくらいの気持ちを入れてやっていました。

――チームとしてもミスなく集中して試合に入ったように見えました

1セット目はそういう感じでいけたんですけど、2セット目からは相手のサーブが走ってサービスエースを取られてしまうっていう部分がちょこちょこ出てきてしまいました。そこを最後の最後まで集中するというか、サービスエースにしないという努力が必要だと思いました。

――中大の石川祐希選手、大竹壱青選手のスパイクを最後までブロックで捉えきれませんでした

石川に関しては仕方がない部分は多少あると思うんですけど、大竹に関しては序盤から仕留めないといけなかったなと思います。

――最後のセットでは気合の入ったスパイクを何本も決めました

負けたくはなかったので、一本一本、「俺が決めてやる!」くらいの気持ちを込めてやってました。

――あしたへの意気込みを一言お願いします

きょうは負けてしまったんですけど、勝って終われるかもしれないということで、最後は勝って4年生を送り出すことができたらなと思います。

藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)

――きょうの振り返りをお願いします

きのうはフルセットでしたし、きょうはまだ1回も勝っていない中大(との対戦)ということで、やはり4年生中心にデータや練習など準備してきました。しっかり向かっていく姿勢を忘れずに戦っていこうということで臨んだんですけど、1セット目は良かったんですが2、3、4セットと自分たちのミスで相手に持っていかれた部分がありました。1点の重みというものを感じた試合だったかなと思います。

――立ち上がりは良かったと思いますが、どのように入っていきましたか

ブロックでしっかり引っ掛けたり、サーブで攻めたりということをやはり心掛けていました。それがうまくはまったというか、ブロックでしっかり引っ掛けて切り返して攻撃できたので1セット目はセットを取れました。2、3、4セットとブロックがあまり機能しなかったので、1セット目のように戦っていければ良かったかなと思います。

――どうして2セット目以降、ブロックかうまく機能しなくなってしまったのでしょうか

自分たちのサーブでミスを吐き出したり、リズムをつくれなかったというのもありますし、振られたりはなかったですけどやはりもっとブロックとレシーブの関係をはっきりさせていかないといけなかったと思います。少し曖昧なままやってしまった部分があったので、そこはもう少し詰めていけたらいいと思います。

――2セット目ではチームが混乱し、熱くなっているようでしたが

1点の重みというのを本当にやりながら感じた試合だったので、やはり納得いかないプレーなどもあって熱くなったりというのはありました。自分たちの中で冷静にいこうという声が出てたので、その部分に関してはいい熱さでできたかなと思います。

――3、4セット目はどちらも23―25と、あと2点中大に届きませんでしたが、そのあと少し及ばなかった原因はなんでしょうか

最後祐希さん(石川)でくるのは分かっていたので、序盤に僕らがどれだけリードして終盤を迎えられるかというのが僕たちの中で試合の流れというか勝負でした。序盤に僕たちのミスであったり、決め切れずそのままずるずる行って最後に離されるという場面が多かったので、やはり序盤にもう少し頑張らなくてはいけないなと思いました。

――ご自身のスパイク、気合いも入ってよく決まっていましたが

きのう近畿大戦で全然チームに貢献できなくて、受け身になっていた部分があったので、きのうはきのう、きょうはきょうでしっかり切り替えていこうと思っていました。ミスしたり止められたりしてもいいので、やはり思い切って打っていこうというのが自分の気持ちの中であって打ち込めた部分もありましたが、もっと決められる部分がありました。しっかり決められるように、もう少しというか課題ばっかりなので頑張りたいと思います。

サーブレシーブも良かったと思いますがいかがでしたか

ジャンプサーブに対してサービスエースを取られたりAパス返せなかったりという部分がありました。余裕があるときはいいですけど、競った場面でしっかり返せるようにしていかないといけないなという課題は見つかりました。

――あすは3位決定戦になりますが意気込みをお願いします

きょう負けて日本一というのは届かなかったんですけど、僕たちどうのこうのより4年生に最後勝って終わってほしいです。僕たちはしっかり雰囲気つくったりと自分の学年の役割をしっかり果たして、4年生にしっかり最後いいかたちで終わってもらえるように頑張りたいです。