合気道部

2016.12.01

第32回関東学生競技秋季大会 11月27日 早大柔道場

新チーム始動も、課題の残る結果に

 4年生が引退した早慶戦から約1か月。早くも新チームの力を試す機会が訪れた。3年生は熊澤亮新主将(創理3=東京・城北)のみと、若手が主体に。今大会は男子乱取団体戦、男子演武2組、女子演武1組、男子乱取個人戦3選手にエントリーしたが、入賞は対徒手演武で優勝した熊澤・桂康洋(基理2=米国・Walter Johnson High School)組のみ。らいねんの戦いに向けて、課題の残る結果となった。

 最初に行われたのは男子乱取個人戦。熊澤、金丸駿(文2=群馬・中央中教校)、白石尚之(法2=東京・巣鴨)の3選手が出場した。金丸は残念ながら1回戦敗退となるも、熊澤、白石が2回戦へ進んだ。しかし、両選手とも2回戦で大苦戦。白石は攻めるも技が決まらない。双方指導による得点で1―1の同点になるが、審判の判定により敗戦。熊澤も序盤から積極的に動くも、後半で相手に1本を決められ巻き返せず。「投げられてはいけない場面で投げられてしまった」(熊澤)と悔しい2回戦敗退となった。

唯一の3年生、熊澤新主将

 今大会の乱取団体戦は男子のみがエントリー。出場選手5人全員が2年生という下級生主体の戦いとなった。初戦は1人目が負けるも、2番手小池雄登(先理2=東京・巣鴨)、3番手白石の巣鴨高校コンビが連勝。この流れに乗りたかったが、このあとに連敗し、2-3で敗戦。3位決定戦へ回ったが、この3位決定戦も2―3で敗れた。しかし、4番手久木山翔吾(商2=東京・成蹊)が体格の違う相手に1本を決め勝利し、5番手桂も一回り大きい相手に果敢に技をかけるなど、積極的な姿勢が多く見受けられた団体戦であった。

 演武では対徒手部門で熊澤・桂組が優勝。女子から今大会唯一の出場であった夛田実代(教2=埼玉・川越女)・中島璃子(基理1=埼玉・早大本庄)組、男子対武器部門で出場した白石・迫本和也(創理1=東京・早大学院)組は、入賞はならなかったものの、下級生主体でしっかりと演武を作り上げた。大会初出場となった中島・迫本の1年生2人も、らいねんの新人戦に向けて良い経験になったはずだ。

夛田は2年生ながらも、女子部員を引っ張っている

 結果自体は良くはなかったものの、2年生主体の団体戦で善戦し、1年生が出場するなど、来年に向けてプラスの面も多く見られた。ひと冬越えて、どのような合気道部が見られるのかーー。新戦力の1年生を加えて、合気道部の新しい戦いが始まった。

(記事 當間優希、写真 皆川真仁)

結果



▽男子対徒手演武

熊澤・桂組 優勝

※入賞したもののみ掲載

コメント

熊澤亮主将(創理3=東京・城北)

――早慶戦から約1か月経ちましたが、新チームの状態はいかがですか

下級生が主体の活気はあるのかなとは思うんですけど、まだ技術面なりで詰め切れてないところが多々あります。そういったところで自分が何を目標としているか、何をやりたいか、明確になっていないところがあるので、そこの甘いのが出たかなと思いますね。

――男子乱取個人戦では出場3選手全員、惜しくも2回戦敗退となってしまいましたが、主将としてこの結果はどう考えますか

負けてはいけないのはもちろんなんですけど、負けてはいけない、投げられてはいけないという場面で投げられたり、簡単に点を与えてはいけない場面で与えてしまったりしたので、そこも甘さがでたかなと思いますね。でもやりたいことをやっている中でだったので、良い面も見られたかなと思います。

――自身の乱取個人戦の結果についてはいかがですか

良い流れで1回戦勝てたのですが、2回戦は前半良かったんですけど、後半では投げられてはいけない場面で投げられてしまって。そこが悔やまれるのと、自分が単純に弱いなと感じました。

――男子団体戦は惜しくも入賞はなりませんでしたが、積極的に攻めていく姿勢なども見られました。主将として、どのように感じましたか

2年生主体ということで今回は後輩たちに任せたんですけど、それこそ積極性であったり、それぞれが目的を持ってやってくれていますが、まだ経験慣れしていない分、臨機応変に対応できていなかったかなと思いました。それぞれ感じていることは多いと思いますし、悔しい思いもしていると思うので、次につなげてくれればいいなと思います。

――演武には新戦力の1年生の姿も見られましたが、1年生の様子や調子はいかがですか

1年生は全国大会が終わってから本格的に取り組んだ中で、よく頑張ってくれているなと思いました。その勢いを部全体に広げられれば良かったかなとは思いますね。

――冬の間にどのようなチームを作り上げていきたいですか

負けない、強いワセダでなければいけないと思うので、全国大会が終わってから継続して取り組んでいますが、まず体づくりから始めて、しっかり基礎を固めて、まずは土台をしっかり締めていきたいと思います。

――来年の目標を教えてください

部としては全国大会で勝つことが目標ですけど、それぞれが何の技をかけたいとか、どういうことがやりたいとあると思うので、その中で各々がそれぞれの目標に向かって最善を尽くして、結果が一番だとは思いますけど、その過程も大事にしていきたいです。

夛田実代(教2=埼玉・川越女)

――きょうの御自身の演舞を振り返っていただけますか

一応細かいミスはあったんですけど練習通り出来たかなと思います。

――1年生も今日の演武には出場されていましたが、夛田選手から見てどのように映りましたか

練習時間が短かったんですけど付いてきてくれて、毎日遅くまで残って練習してすごく頑張ってくれていました。当日も結構緊張していたわりには良い動きしていて私としては満足です。

――乱取個人戦にエントリーがなかったのは何故ですか

ちょっと怪我をしていたので次回の春の関東大会から出場したいと思います。

――インカレは女子2人で団体戦に出場されていましたが今回団体戦のエントリーがなかったのは何故ですか

今2年生が私一人であと1年生が3人いるんですけどまだ1年生を乱取りに出してはいけないという事情があったので出場は出来ませんでした。

――女子の人数が4人と少ない中ですが新チームの雰囲気はいかがですか

みんなすごくやる気があるのでこれから特訓して一緒に頑張っていきたいなと思っています。

――来年に向けて冬の間特に取り組んでいきたいことはありますか

まだ1年生は乱取りのやり方が分かっていないのでそこからまず教えていきたいですね。演武は受け(身)がまだ取れていないところがあったのでその辺を指導していきたいと考えてます。

――来年のチームとしての目標は

自分がやりたいことを試合で出来てくればそれは勝っても負けてもベストを尽くしたということなので良いかなと思っています。勝ち負けとかじゃなくて練習してきたことを試合で出せるようなチームにしていきたいなと思います。