スケート部

2016.11.30

第40回全日本選抜選手権 11月27日 東京・江戸川区スポーツランド

大会最終日、前日の挽回ならず落胆

 全日本選抜選手権の2日目が行われ、早大からは男女1000メートルに河合健朗主将(文構2=埼玉・早大本庄)と巻島槙(スポ2=埼玉・川越女)がそれぞれ出場した。河合は予備予選、巻島は予選で敗退し、全国の猛者たちを退ける難しさを痛感。全ての種目に出場し、その得点合計上位8位までの者のみが滑走できる男女3000メートルスーパーファイナルへの出場はかなわなかった。

 女子1000メートルの予備予選。スタートのコールがされると、先頭に躍り出た。外側から抜かされ2番手となると、全4選手で固まり周回する。レース後半での後方選手との競り合いを制して2位でゴールし、予選へ駒を進めた。その予選でも、巻島は集団の先頭としてレースを展開する。しかし後半に外側と内側それぞれから追い抜かされ、3着で滑り終えた。各組2位までは無条件で準決勝進出が保証されていたが、3位でも6組ある中でタイム上位4人までは勝ち残る望みがあった。しかしその期待はかなわず、全組の競技終了後、予選敗退が分かった。

女子1000メートルに出場した巻島

 男子1000メートルの予備予選で、河合のスタートはゆったりとしたものに見えた。4番手として集団後方につくと、他選手の出方を伺いながら滑る。3番手の選手がコーナーで大きく旋回した隙を見て内側から入り込み、集団内での順位を一つあげた。しかし外から巻き返され再び最後尾となると、そのまま前方集団との距離に差が開く。結果、4位として試合を終えた。無念の初戦敗退に、「駄目でした」と表情を曇らせた。

男子1000メートルに出場した河合

 2日間にわたって、選手からは反省の声が上がり、結果を悔やむ表情が見られた。それでも立ち止まらずに、その悔しさを次へつないでいくことが重要だといえるだろう。今大会の結果、巻島は1月に札幌で開催される全日本選手権への出場が決まった。より強い選手が集う大きな大会。残り1カ月余りと短い期間しか残されていないが、限られた時間で調整を図り、結果を残したい。河合はショートトラックでは3月のジャパントロフィーが次回となる。その間に別競技であるロングトラックを挟むことになるが、両種目での活躍に期待したい。

(記事 廣田妃蘭、写真 冨田千瑛)

結果

▽男子1000メートル

河合 予備予選敗退

▽女子1000メートル

巻島 予選敗退

コメント

河合健朗主将(文構2=埼玉・早大本庄)

――きょうの結果の感想をお願いします

駄目でした。

――走る際に意識したことは

きのうコーチに言われたように、左足に長く乗るということ。きのうと乗っている時間が違うと思います。あと、エッジも変わっています。そこの変化はあまりないですけど。

――コーナーで大きく回り込んでいたように見えました

フォームは今直したいと思っているところで、取り組んでいるところです。コーナーを曲がるときの入り口が広いのが中学時代からの癖なのですが、ゆっくり(滑っている)ときは抜かされてしまうので。速いときは後ろの人にとってもタイミングがシビアなのでまだいいのですが。ゆっくりのときはなるべく(インに)締めてやりたいと思っています。

――昨日の1500メートルから一転、後ろからまくるスタイルに戻したのでしょうか

というよりは、前に行ったところでどうしようもなかった、というのが正直なところでした。実力を知っている相手もいたので、もう少しいけるなとも思っていたのですが。

――次回以降の意気込みをお願いします

ショート(トラック)は次がジャパントロフィーになるので、500メートルでB決勝には乗りたいと思っています。

巻島槙(スポ2=埼玉・川越女)

――きょうの結果の感想をお願いします

駄目でしたね。予備予選はまあまあだったんですけど、予選で一つのタイミングで抜かれたことによって全部が駄目になっちゃって。ちょっとしたタイミングで勝ちきれないことが今シーズン多いので、しっかり次につなげたいと思います。

――走る際に意識していたことは

今フォームを変えているのですが、練習ではできても試合で焦るとどうしても昔のフォームが出てきて加速しきれないところがあるので、改造中のフォームを試合でも出せるように、という意識で。

――昨日は持ち味を出したいとおっしゃっていましたが

(持ち味は)全然出せなかったです。後ろを感じながらイン締めたりするのが得意なのですが、きょうは感じられなくて。一か所思い切り抜かれて譲ってしまったところがあって、それで3番になって落ちてしまったので。

――同組での他の選手との実力差は

実力の差は皆同じぐらいだと思っているので、そのちょっとしたタイミングがうまい子とかが勝っていくので。(自分は)そこが足りない。もう少し頑張れば勝ちきれるとは思うので、今後頑張りたいです。

――次回以降につなげていきたいことは

今回は実力が足りないと実感しました。次の全日本が1月ということでまだ1カ月あるので、しっかり基礎からやり直して、次こそは勝てるように頑張っていきたいです。最近負けに慣れてしまっているので、全部を変えて心機一転やりたい。貪欲に、下剋上精神を取り戻したいです。一種目でも「自分、頑張ったな」と満足して、達成感を得たいです。