水泳部

2016.11.20

第10回アジア選手権 11月20日 東京辰巳国際競技場

瀬戸、200個メで2位も「課題はすごく明確」

 大会最終日となったアジア選手権。早大からは瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)が二種目にエントリーした。男子100メートル背泳ぎでは惜しくも予選落ちとなったが、男子200メートル個人メドレーでは銀メダルを獲得。連戦と合宿後の疲れもある中での大会だったが、最後まで戦い切った。今大会、坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)と渡辺一平(スポ2=大分・佐伯鶴城)、瀬戸の早大トリオは、個人種目では合計で7個のメダルを獲得。そのうちの4個は金メダルとなっており、国際舞台でも早大の強さを印象付ける試合となった。

★瀬戸、200個メは銀メダル獲得!

平泳ぎを力泳する瀬戸

 「ワールドカップが終わって、練習が始まってきたところの疲れもありました」。連日の試合による疲労もあっただろうか。きょうの瀬戸の泳ぎはどこか精彩を欠いていた。この日瀬戸は男子100メートル背泳ぎ、男子200メートル個人メドレーの2種目に出場。瀬戸は日本学生選手権のレース以来、自身が苦手とする男子100メートル背泳ぎにも意欲的に取り組んできた。しかし、予選9位で敗退し、惜しくも決勝進出とはならなかった。男子200メートル個人メドレー予選では1位で難なく決勝へ駒を進めたが、「あまりいいところは無かった」と首をひねった。迎えた決勝は、隣のレーンにリオデジャネイロ五輪でこの種目において銅メダリストとなった汪順(中国)が並び、大きな注目を集めるレースとなった。終始、汪がリードする展開となったが、瀬戸が必死に食らいつき白熱のレースが繰り広げられる。150メートル地点では汪に並び、ラストで瀬戸が巻き返すかに思われた。しかし、残り50メートルで失速してしまう。そのまま差を詰めることができず2位でのフィニッシュとなった。きのう、きょうと自分のイメージ通りの泳ぎができずに苦しんだ瀬戸。だが、収穫もある。レース後、「課題はすごく明確に出ているので、結果的には良かった試合だったかな」と前向きに語った。12月に控える世界短水路選手権こそは納得のいく泳ぎを見せてくれるに違いない。

(記事 八木美織、写真 大森葵)

結果

◇決勝

男子200メートル個人メドレー

瀬戸 1分57秒80【2位】

◇予選

男子200メートル個人メドレー

瀬戸 2分2秒91【1位】

男子100メートル背泳ぎ

瀬戸 56秒76【9位】

コメント
決勝進出者

瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

――いまの心境を聞かせてください

ワールドカップが終わって、練習が始まってきたところの疲れもありました。初日の男子400メートル個人メドレーは泳ぎ込んだ中でのレースだったので、400(メートル)向きの持久力は練習でもできていたので、それがレースでも出たのかなとも思いました。200メートル系のスピード種目になったときにスピードを出した時の持久力というのが今回全然(力を)出せなかったので、それは今後の課題かなと思います。

――きのうときょう、男子200メートルバタフライと男子200メートル個人メドレー、ラストの50メートルでかわされるかたちとなりました

そうですね。最後は失速してしまうかたちになりましたね。200メートルのスピードの強度で泳いだときの持久力というのが、最後の50(メートル)まで持たないというのが今回の試合で分かりました。なので、これからそこを課題にやっていければいいと思います。課題はすごく明確に出ているので、結果的には良かった試合だったかなと思います。

――リオデジャネイロ五輪の銅メダリストと150メートルまで競った勝負をした分、最後は歯がゆい部分もあったのではないでしょうか

彼も終わった後、すごく喜んでいて「ベストだ」と言っていて、五輪の時よりも早いタイムで泳いでいたので。今回の大会、中国の選手はどんな選手が来るかと思っていたら、かなりがっつりしたメンバーで来ていると思います。日本チームともきのうまで金メダルの個数が12対12で引き分けだったので、きょうは自分の種目で(金メダルを)取っておきたかったです。100メートルの背泳ぎは予選落ちでしたし、自分が主将になった時に何ができるかとなったらレースでいい泳ぎをしてみんなにつなげることだと思ったので、それができなくて今回はすごく残念でした。主将を任されたとき、これから代表でもウィンターにも行くので、そこでいいレースをしてチームに流れをつくれたらと思います。今回は400(メートル)の個人メドレーは一番良かったので、他のダメだった種目をもう一回トレーニングしてやっていけたらと思います。

――主将として初めて臨んだ国際大会だったと思いますが、大会自体を振り返ってみていかがですか

みんながやるべきことをこの時期にしてはすごくできていたと思います。自分も来年の4月にしっかり(世界選手権への)代表権を獲得しないといけないので、これから12月の世界短水路(選手権)に向けて泳ぎ込みをしていきたいです。その12月の世界短水路を終えて課題も出てくると思うので、そこでもう一回自分の課題を克服できるように冬場のトレーニングをしっかりやっていければ、また次のステップに上がれると思います。

予選後

瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

――レースを振り返って

きのうの疲れもあって張ってしまったので、決勝はうまい具合にほぐしてやろうと思います。

――背泳ぎはいかがでしたか

インカレ以来にバック(背泳ぎ)を泳いで、100メートルはワールドカップでも泳いでなかったのでスピードが遅いですね。(決勝進出は)危ないかもしれないです。もし決勝残ったら、2種目頑張りたいと思います。

――200メートル個人メドレーに関して

2個メはあまりいいところ無かったです。

――前半は抑えたのですか

はい。そうですね。