水泳部

2016.11.18

第10回アジア選手権 11月17日 東京辰巳国際水泳場

400個メで圧勝の瀬戸「最低限のカベはクリアできた」

 4年に一度開催されているアジアナンバーワン決定戦であるアジア選手権。日本での開催は1992年の第4回広島大会以来、2回目となっている。今大会の日本選手団は39人で構成されており、そのうち早大からは3人が出場。早大勢は初日から活躍を見せ、瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)は男子400メートル個人メドレーで優勝し、坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)も男子100メートルで銀メダルを獲得した。また、渡辺一平(スポ2=大分・佐伯鶴城)も男子400メートルメドレーリレーの予選に出場。日本チームの予選トップ通過に貢献した。

★瀬戸、圧巻の泳ぎで快勝!

バタフライから圧巻の泳ぎを見せた瀬戸

 今大会、チームJAPANのキャプテンを務める男の泳ぎは他の追随を許さなかった。男子400メートル個人メドレーに出場した瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)は予選から大会記録を更新し、その力を遺憾なく発揮する。迎えた決勝では、「序盤から突っ込んでいくと決めていた」と振り返る通り、第一泳のバタフライで2位以下を一気に引き離すと、続く背泳ぎも軽快に飛ばし、1分59秒54で200メートルを折り返す。「後半はバテてしまった」とレース後に語った瀬戸であったが、その後も他を寄せ付けない泳ぎで予選での大会記録を大幅に更新する4分10秒17でフィニッシュ。「最低限のカベはクリアできたかなと思う」(瀬戸)。2分を切って前半を折り返し、4分10秒台で終えたことに満足はしていないものの、確かな手応えを感じていた。あす以降も男子100メートル背泳ぎを含め複数種目に出場予定である瀬戸。今大会も瀬戸の活躍から目が離せない。

(記事 石田耕大、写真 大森葵)

★坂井、万全ではないながらも「ぼちぼち」のレースで2位に!

表彰式で笑顔を見せる坂井

 男子100メートルバタフライには坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)が出場した。「ストリームラインを組む時に少し痛みが出ている」と、レース前から肩の調子が万全ではなかった。予選を全体3位のタイムで通過し、迎えた決勝。前半の50メートルを5位で折り返し、後半での勝負に持ち込む。混沌としたレース展開の中、この種目リオデジャネイロ五輪で5位入賞を果たした李朱濠(中国)が抜け出し、坂井は2位争いに。終盤に必死の追い上げを見せるが、最後は川本武史(中京大)と同タイムの2位でフィニッシュ。「タイムは決して良くないですけど、このコンディションの中でぼちぼちいい感じだった」と自ら合格点を与えるレースとなった。坂井が次に出場するのは、大会3日目の男子200メートルバタフライ。「瀬戸さん(大也、スポ4=埼玉栄)に国内のプールで勝ったことがないのできちんと勝ちたい」。自身の得意種目で、尊敬する先輩超えを誓った。

(記事 井口裕太、写真 大森葵)

結果

◇決勝

男子100メートルバタフライ

坂井 52秒77【2位】

男子400メートル個人メドレー

瀬戸 4分10秒17【1位】

◇予選

男子100メートルバタフライ

坂井 53秒43【3位】

男子400メートル個人メドレー

瀬戸 4分16秒28【1位】

男子400メートル個人メドレー

日本(長谷川、渡辺、坂井、古賀) 3分42秒51【1位】

コメント
決勝進出者

瀬戸大也(スポ4=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

――4分10秒台というタイムはいかがでしたか

最後はバテてしまいました。この時期にも4分10秒を割っておきたいなと思っていたのですが、今回4分10秒1ということで調子は悪くないということが証明できたので、あす以降も1日1日1レース1レース課題を持って取り組みたいです。

――前半を1分59秒で折り返しましたが

序盤から突っ込んでいくと決めていたので、2分を割って入ることができてよかったです。目標はオリンピックの時のタイムの1分57秒でしたが、落ち着いてやれば2分を割って入ることができるとわかったので、最低限のカベはクリアできたかなと思います。

坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)※囲み取材より抜粋

――肩の痛みはまだあったのでしょうか

まだ痛かったですね。ストリームライン組む時に少し痛みが出ています。肩の炎症を起こして、水がたまっているみたいで。あまり強い競技をやってはいけないと言われているのですが、この試合まではやって終わってからはケガ(を治すこと)に専念しようと思っています。それほどひどくはないので。

――万全のコンディションではなかったレースの中で意識したことは

細かい課題のターンとかそういったことを意識してやっていました。それでも、ストリームラインを組みづらい部分があったので、ここから直していかないとまずいとは思います。

――このタイムについてはいかがですか

正直(タイムは)もっと遅いと思っていました。2秒9(52秒9)とかそのあたりだと思っていたら、2秒7(52秒7)でタイムは決して良くないですけど、このコンディションの中でぼちぼちいい感じではないかと思います。

――あす以降のレースに向けて

200(男子200メートルバタフライ)は瀬戸さん(大也、スポ4=埼玉栄)もいて、この国内のプールで勝ったことがないのできちんと勝って、次からまた勝てるようにつなげていたいと思います。とりあえず勝ちたいです。

予選後

坂井聖人(スポ3=福岡・柳川)※囲み取材より抜粋

――男子100メートルバタフライ予選を振り返っていかがでしょうか

朝なのでもう少し1バタ(男子100メートルバタフライ)はタイムが悪いと思っていたのですが、タッチしてみて53秒4だったので自分でもびっくりしました。53秒8くらいかなと思っていました。

――タイムとしては良い感じということでしょうか

あまり良いとは言えませんが、午前中でこの体がきつい中では良い方だなとは感じています。

――調子はいかがでしょうか

きのうのアップが重くて少し不安があったのですが、きょうの午前中は結構動いていましたね。

――決勝に向けて

中国勢が結構速いと思うので、最低でもメダルを取って2バタ(男子200メートルバタフライ)につなげたいと思います。