自転車部

2016.11.17

第11回東京六大学対抗ロード、全日本学生RCS第8戦・浮城のまち行田ラウンド 11月13日 埼玉・行田総合公園

六大学対抗2位! 残すは優勝のみ

 雲一つない秋空の下、浮城のまち行田で東京六大学対抗ロード(六大学)が開催された。早大は総合で2位に立ち、個人では孫崎大樹(スポ2=京都・北桑田)が2位で表彰台へ。チームとしての連携が随所に見られた好レースであった。午後に行われた全日本学生RCS第8戦・浮城のまち行田ラウンド(RCS)には早大から4選手が出場し、クラス1で孫崎が5位に入賞した。

 午前中に行われた東京六大学対抗ロードは、30分+3周を走るポイントレースだ。2周に1回、指定された周回での順位によってポイントが与えられ、その合計を競う。総合優勝を狙いチームでレースプランを立てた。「塩田(航平、スポ3=埼玉・栄北)がスプリントしてメインで(ポイントを)取りに行くのと、孫崎と中川(拳、スポ1=北海道・帯広三条)が勝ち逃げに乗るのと、岩田(宗也、スポ3=広島城北)と僕が有力な逃げをチェックする戦略」(八田衛、スポ3=鳥取・倉吉東)。2回目のポイント周回ではプラン通り塩田が3位に入ったが、ここで脚を使い果たしてしまう。その後は孫崎が孤独な戦いを続け、個人優勝の荒井佑太(法大)と一騎打ちとなる場面もあったが力及ばず。それでも個人2位となり、総合でもチームを2位に導いた。

六大学対抗ロードでの塩田

 午後に行われたRCSでは、クラス2に八田、クラス1に孫崎、塩田、岩田が出場。クラス1の孫崎は常に先頭集団に食らいつく。一時は先頭を走り、次第に5人のトップ集団を形成する。しかし、「最後に自分もうまく立ち回れずに位置取りを失敗してしまった」と語ったように、最後は5位でゴール。一定の成績を残したが、悔しさが垣間見えた。

存在感を見せた孫崎

 この日のレースは、早大として2位、孫崎が六大学対抗ロード個人で2位とRCSで5位に入賞など安定した活躍が見られた。その一方で、荒井擁する法大など大きなカベを壊せずにいることも否めない。この先、表彰台の頂点を目指して更なる飛躍に期待したい。

(記事 佐々木一款、写真 大庭開)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

表彰式での孫崎

結果

▽東京六大学対抗ロード

孫崎大樹 2位

塩田航平 9位

八田衛 13位

中川拳 15位

岩田宗也 18位

早大 総合2位

▽全日本学生RCS第8戦・浮城のまち行田ラウンド

・クラス2B

八田衛 13位

・クラス1

孫崎大樹 5位

塩田航平 DNF

岩田宗也 DNF

コメント

岩田宗也(スポ3=広島城北)

――まず、東京六大学対抗ロードを振り返っていかがでしたか

大学対抗2位になることができて、良かったと思います。

――チームとしてどのようなプランで臨まれましたか

チームとしては、塩田(航平、スポ3=埼玉・栄北)と孫崎(大樹、スポ2=京都・北桑田)を中心に展開しました。塩田と孫崎が動けないときに八田(衛、スポ3=鳥取・倉吉東)、中川(拳、スポ1=北海道・帯広三条)と僕が行くという作戦でした。

――最後の周でアタックされていました

孫崎と中川が途中ずっと逃げ集団を追っていたんですけど、それを吸収した段階で飛び出そうと考えていました。ポイントは取られなかったんですけどうまく決まったので、良かったと思います。

――完走できたことについてはいかがですか

久々にレースで完走したのですごくうれしかったです。でも、途中でポイントが取れていたら順位にも絡めたので、そこがもうちょっと頑張れたらよかったなと、反省もあります。

――次に、全日本学生RCS第8戦を振り返っていかがでしたか

やはりクラス1はレベルが高くて、完走できませんでした。

――途中、塩田選手と一緒に走っている場面が見られました

途中集団と離れてしまったときに、塩田と法大の選手と3人で回していました。追いつくかなと思ったんですけど、力不足で離れてしまいました。

――先日参加されたジャパンカップはいかがでしたか

ジャパンカップは、結構僕の中で重要視しているレースです。岡選手(篤志、弱虫ペダルサイクリングチーム)や内野選手(直也、EQA)といったレベルの高い選手たちが出ていて、展開もレベルが高くなるので、いい経験になりました。結果的には途中でおろされてしまったんですけど、それでもレベルの高い選手たちと走ることができて、次につながるレースになったかなと思います。

塩田航平(スポ3=埼玉・栄北)

――六大学対抗ロードはチームでレースプランをたてましたか

ポイント周回では孫崎に連れられて僕がもがくという作戦でした。

――2回目のポイント周回はうまくいったということでしょうか

うまくいったんですかね。ちょっと僕がもがききれないところがあって3着でした。あの感じを続けたかったんですけどそれで僕が使い切ってしまったのでその後は孫崎任せの展開でした。

――どのような流れでポイント周回を迎えましたか

2回目のポイント周回の前から僕と孫崎は前にいたのでその流れでした。本当は孫崎の真後ろにいたんですけどコーナーで他の選手が入ってしまって。ちょっと早めにもがきはじめて3番でした。

――チームの目標はどれくらい達成できましたか

法大が強いことは分かっていて。終わってみればものすごい差をつけられていたので負けたにしても半分くらいの達成度なのかなと思います。

――荒井選手(法大)は圧巻の走りをしていましたね

そうですね。一人だけ次元が違う感じで、1回逃がしてしまったらもう戻ってきませんでしたね。

――クラス1のレースはいかがでしたか

クラス1はきつかったですね。コーナーの立ち上がりの度に足が削られて、きょう結構腰が痛かったので踏めなくなってからは最後法大の白垣くんと二人になっちゃったんですけど、全然僕が引けなかったので申し訳なかったですね。

八田衛(スポ3=鳥取・倉吉東)

――六大学を振り返っていかがですか

意外と前で走れたかなっていう印象です。出走前は、逃げが起きたら追ったり、仲間が逃げたら押さえたりという仕事をする予定だったんですけど。得点に絡めずにチームに貢献できなかったのは残念ですね。孫崎が点を取ってくれてこういう結果になってうれしいのですが、まだチームの動きとしての伸びしろがあるので、来年は出ませんがそこは楽しみです。

――連携を深めていくということですね

連携できたらもっとすごいだろうなと思います。

――きょうのプランはどのようなものでしたか

塩田がスプリントしてメインで取りに行くのと、孫崎と中川が勝ち逃げに乗るのと、岩田と僕が有力な逃げをチェックしようというものです。

――そのプランははまりましたか

塩田が序盤に脚をつかいきってしまったのが大きな得点につながらなかったのと、孫崎が点を取ってくれたのがでかいです。岩田と僕と中川は多分仕事はできたかなと思うんですけど、まだまだチームの動きはできたと思います。経験不足がありました。

――今まではそれほど連携をしないイメージでしたが、ことしからはそうではないのですね

そうですね。チームとしての動きができたらなと。実力もつけなきゃいけないんですけど、少しでも動こうっていう動きのが起き始めたのでこれからに期待です。

――クリテリウムでは前半まで前で走れていたと思います

余裕だったんですけど、急に足に来て心拍が追い込めなくなってしまって。だめになりましたね。

――六大学で消耗していたのでしょうか

それもあるんですけど、優勝したのは六大学走ってた大前翔くん(慶大)なので。もっとうまい走りをすればよかったのと、脚がなかったのと、色々要因があるんですけど。まだまだ伸びていきたいなと思います。

――今後クリテリウムが続きますが、収穫はありましたか

きょうも腰の痛みが出てしまったんですけど、痛めていたときからよく走れるようになったかなと思います。これからの行田(全日本学生RCS埼玉クリテリウム行田ラウンド)も基本全部参加して、結果がついてくればいいかなというか、自分を追い込む練習というように行田のレースをとらえて、結果がついてくればラッキーというふうにやって、しっかり追い込むということを目標にやっていきます。

孫崎大樹(スポ2=京都・北桑田)

――まず六大学からお聞きします。今回のレースはチームとしてどのような作戦がありましたか

そうですね。塩田さんが一番スプリント力があるので、その塩田さんをゴール前まで引っ張るのが僕の役目でした。でも、1回目のスプリントの時点で塩田さんの調子が悪かったみたいで・・・。展開上優勝した荒井さんが強かったので、僕はそっちの方にマークついてチャンスがあれば自分も噛んで行こうとレース中に急きょ変更しました。

――今回のレースは荒井さんが強いということで意識する部分はありましたか

はい。圧倒的に荒井選手が最近のレースも調子良くて強いんで、荒井さん中心にレースが動くことが予想されました。でも六大学では個人としてではなくてチームとしての総合を狙っていました。荒井さんに勝たれても、成績が反映されるチームの上位3人が法大の他の選手より上位に入り、総合は勝てるっていう展開をつくろうとしたんですけど、うまくいかなかったですね。

――荒井さんと一騎打ちになる場面もありましたが

逃げた時は本当に新井さんが強くて、僕も一緒に逃げたんでちぎれてはいけないんですけど、ちぎれてしまって、まだまだ力不足な面がありました。

――次はRCSについてですが、今回はどのようなレースプランがありましたか

六大学を走ってみてもうまく動けないというか、スプリント系が調子悪かったので、逃げに乗って上位入賞するのを目指していたので、その通り逃げができたのは良かったです。

――トップ集団5人の中でどのような駆け引きがありましたか

優勝した森口さん(寛己、日大)が、明らかに強かったんでスプリントも来るかなと思っていました。最後自分もうまく立ち回れずに位置取りを失敗してしまって、5人の中でどべになってしまったのはやらかしてしまいましたね。でもやっぱり森口さんが優勝したんで、レースの読みというのは良かったかなと思います。

――チームパーシュートの学連選抜に志願されたということですが

選出されましたね。全日本選手権トラックで日本一というタイトルを目指して作られますね。学連選抜なのでそのメンバーに8人選ばれるんですけど、まだ正メンバーの4人に確定してはないんで、選ばれた中でもしっかり走ってレギュラーの4人に選ばれるように今後またしっかりと頑張っていきたいなと思います。