アーチェリー部

2016.11.14

早慶明新人戦 11月13日 埼玉・早大所沢レンジ

ルーキーが団結し、大差で優勝!

 ホームに慶大と明大を迎え、三校の1年生による団体戦が行われた。早大からは、計13名のルーキーが出場。普段の試合では主力として戦っている先輩たちの声援を背に安定した射を見せ、順調に得点を重ねていく。最後まで集中力を切らすことはなく、2位の明大と50点以上の差をつけての大勝を収めた。

30メートルでの活躍が光った三好

 この日は快晴、風もなく絶好のアーチェリー日和。だが、「夏の合宿から1年生全員で目標にしてきた」(助川茜、政経1=岩手・花巻北)というこの試合、前半の50メートルでは緊張も垣間見えた。そんな中、ルーキーイヤーから関東学生リーグ戦(リーグ戦)に出場した竹内寛人(スポ1=愛知・東海)と松村陸斗(政経1=東京・国際基督教大高)が、落ち着いた射でチームをけん引する。試合慣れしている実力者が結果を出し、前半を終えた時点で二校を大きく引き離した。

集中して的を狙う男子部

 気持ちに余裕のできた後半の30メートルでは、それぞれが本来の射を展開する。特に光ったのは三好夏実(人1=東京・国際)。「リラックスして射つことができた」という言葉の通り、終始笑顔でプレーし自己新記録の327点をマークした。同じ女子では助川が抜群の安定感を見せ、50メートルに続き奮闘。一方男子でも、1週間前の関東学生新人個人選手権から大きく得点を伸ばした有村俊祐(文1=東京・国際)、そして大学から競技を始めた小澤拓夢(人1=山梨・駿台甲府)らが結果を残す。30メートルのみの出場となった3選手も高得点を記録し、他を寄せ付けない圧勝で試合は幕を閉じた。

 「楽しい雰囲気で射てたのはよかった」(竹内)。この日は主力メンバーも裏方に回り、1年生をサポートした。来春のリーグ戦からは、その先輩たちと共に頂点を目指すこととなる。今季は男女共に2年生の活躍が原動力となっただけに、今回出場した選手たちがチームのカギを握るはずだ。リーグ戦制覇、そして悲願の日本一へ。学年の垣根なく手を取り合い、新星・早大アーチェリー部を作っていく。

(記事 川浪康太郎 写真 石塚ひなの、山下夢未)

結果

優勝 早大 552.9点

2位 明大 501.4点

3位 慶大 495.3点

※50メートルの平均点と30メートルの平均点の合計による

コメント

小澤拓夢(人1=山梨・駿台甲府)

――きょうの試合を振り返ってみて、いかがですか

最近の練習では調子が良かったのですが、きょうの試合ではあまり良い点数を出せなかったので悔しいです。

――試合を通して何か課題は見つかりましたか

力が入りすぎていたと思います。もう少しリラックスして射てるようにしたいです。

――50メートルと30メートルでは、どちらの方が得意ですか

30メートルの方が点数が出やすいです。

――アーチェリーは大学から始められたそうですが

はい。普段はもう少し良い点数が出せるのですが…(笑)。

――同期の選手の中で、上手だなと感じる選手はいますか

松村(松村陸斗、政経1=東京・国際基督教大高)ですね。いろいろ教えてもらっているので、良いコーチみたいな感じです(笑)。

――アーチェリー部での生活はいかがですか

毎日アーチェリーをしていますが、先輩方が優しいので楽しくやれています。

――今後の目標を教えてください

らいねんのリーグ戦で選手として出場できるように、楽しんで練習していきたいです。

助川茜(政経1=岩手・花巻北)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

最後の新人戦ということで、夏の合宿から1年生全員で目標にしてきた試合だったので、全体として目標点を超えることができたのは良かったかなと思います。個人としては、ちょっと当たらなかったところがあるので冬の間に改善していきたいです。

――何か課題は見つかりましたか

練習と試合でフォームが変わってきてしまうところが一番の課題です。練習で当たっても試合で当たらなければ意味がないので、そことの差を縮めていきたいです。

――大学でのアーチェリー生活はいかがですか

授業の合間とかを自分で見つけて自分の生活に合った練習ができるので、すごく充実した練習ができているかなと思います。

――今後の目標を教えてください

まずは、先ほど挙げた課題を克服して、春のリーグ戦に向けて自分がチームのために点数を取れるようになるというのが目標です。

竹内寛人(スポ1=愛知・東海)

――きょうの射を振り返って

1年生で団体として出る最後の試合だったので、楽しい雰囲気で射てたのはよかったかなと思います。ですが、最初はみんな緊張していたというか点数が抑えめだったのがこれからの課題だと思います。

――ご自身の点数についてはいかがですか

先週の早慶戦であまり良い感覚で射てなかったので、今週はしっかり自分の弱点を振り返りながら射ちました。きょうは出せた射は出せた、出せなかった射は出せなかった、という感じでまだムラがあるので、満足はいかないのですがよかったかなと思います。

――ホームでの試合でしたが、その点については

自分がいつも練習している射場で、しかも先輩たちの声援を受けながらということで非常にやりやすい試合でした。

――先輩方からはどんな言葉を掛けられましたか

「お前はちゃんと射てば当たるから、どんどん射っていけ」と言われました。

――リーグ戦から出場していたということで、精神面では余裕がありましたか

ガチガチに緊張するということはなく、良い緊張感でやれたかなと思います。

――他の1年生の射についてはどう感じましたか

50メートルで慣れない中でしっかり点数を取れて、いつも射ち込んでいる30メートルはみんな良い点数を取れていたので、非常に良いかなと思いました。

――今後に向けた意気込みを聞かせてください

ことしのリーグ戦は1年生で初めて出たということでなかなか点数が出ない場面があったのですが、次のリーグ戦ではしっかりチームを引っ張っていけるよう練習したいです。

三好夏実(人1=東京・国際)

――きょうの試合を振り返ってみて、いかがですか

50メートルでは自分の納得のいく射があまりできなかったのですが、30メートルで切り替えて射つことができたので良かったです。

――50メートルでの課題を具体的に教えてください

引き込みを大きくすることができないまま射ってしまったところですね。

――一方で30メートルは好調でしたが、何か要因はありますか

50メートルを射って緊張がほぐれて、30メートルではリラックスして射つことができたのが要因かなと思います。

――大学でのアーチェリー生活はいかがですか

先輩方が優しくて、アドバイスもたくさんいただけるので、充実した練習ができています。先輩方には感謝しています。

――池田亮主将(人3=東京・国際)の高校の後輩だとお聞きしましたが

大学に入ってから、(高校生のときよりも)さらに上手になられていたので…、驚きました(笑)。

――今後の目標を教えてください

精神的な面でびびってしまうという課題を克服しつつ、射型をより良くして、技術的な面も向上させたいです。