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男子エイト、無念の敗退 | 早稲田スポーツ
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漕艇部

2016.11.11

第94回全日本選手権 11月10~13日 埼玉・戸田ボートコース

男子エイト、無念の敗退

 全日本選手権(全日本)2日目、早大からは予選に3艇、敗者復活戦に6艇が出漕した。予選では女子舵手なしクォドルプルが決勝に駒を進め、その他のクルーは敗者復活戦に臨むこととなる。また敗者復活戦では男子舵手付きフォアが準決勝への切符をつかみ取ったが、男子エイトを含む5艇は敗退。多くの4年生にとって引退レースとなった。

 雨が降りしきる中、早大勢の先陣を切ったのは女子舵手なしペアの予選。9月の全日本大学選手権(インカレ)で優勝を果たした浦和一女高ペアだ。予選から1着でゴールし、決勝進出を決めたいところであったがインカレ2位の立命館大に中盤からじりじりと離されてしまう。そのまま追いつくことはできず、敗者復活戦に回ることとなった。また連覇が懸かる女子舵手なしクォドルプルは序盤からトップに躍り出る。しかしラストで後を追う関西電力小浜が猛追を仕掛け、デットヒートにもつれ込むレースを展開。逃げ切りたい早大に対し、艇を伸ばし続ける関西電力小浜。手に汗握る接戦は早大が底力を見せ逃げ切り、決勝進出を決めた。学生絶対女王は全日本の舞台でも強さを発揮。学生の枠にとどまらない活躍を予感させた。また、男子舵手付きペアはスタートで頭を取ったものの徐々に他艇に交わされてしまい、5着でフィニッシュ。あすの敗者復活戦で挽回を誓う。

他艇の猛追を見事に交わした女子舵手なしクォドルプル

 敗者復活戦では男子シングルスカルの有田光佑(創理4=東京・早大学院)は惜しくも3着で準決勝進出を逃し、ダブルスカルもスタートから遅れを取り厳しいレース展開に持ち込まれると、そのまま差を詰めきれず敗退。舵手なしクォドルプルは第2クオーターまでは他艇に食らいついていくも、徐々にリズムが崩れスパートにつなげられず、舵手なしフォアも「中盤がよくなかった」と川田悠太郎(国教4=東京・早大学院)が振り返るよう中盤からじりじりと他艇に離されてしまい悔しくも今季のレースを終えた。この流れの中で早大学院高出身者で組まれた舵手付きフォアが意地を見せる。スタートからトップに立つも、慶大と横並びの接戦に。それでも粘り強く漕ぎ進めた早大は一度も頭を譲ることはなく、準決勝進出を決めた。そして最後に登場したのはエイトだ。最終日に残るためには1着で通過することが必須条件となる敗者復活戦。予選ではスタートから出られてしまう展開となったが、このレースは違った。スタートから飛び出すと一気にリードを奪うことに成功。しかし後を追う強豪・明治安田生命も徐々に差を詰めてくる。ラストスパートをかけ懸命に漕ぎ進めるもあと一歩及ばず、社会人クルーの牙城を崩すことはできなかった。早慶レガッタから思うような結果が出ず、苦しい1年間となったエイト。ゴール後は悔しさをあらわにしたが、「船を通して一つになっている感じがあった」と木金孝仁副将(社4=東京・早実)が振り返るよう、最後の瞬間まで9人全員が勝利に向け一心に漕ぎ進めた。

男子部で唯一勝ち上がった舵手付きフォア

 多くの4年生が引退を迎えた。男子部にとっては決して満足のいく結果ではないだろう。それでも最後まで戦い続けた4年生の姿は、しっかりと次世代の目に焼き付いたに違いない。そして、あすの準決勝からは激戦を勝ち抜いた精鋭が集い、ますます厳しいレースが予想される。「自分のプライドのために勝ちたい」(田口えり花、商3=埼玉・浦和一女)。仲間の悔しさを力に変え、勝ち進んだ6クルーは『日本一』へと突き進む。

(記事 黒田菜々子、写真 鎌田理沙、喜田村廉人)

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結果

予選

▽男子部

【舵手付きペア】

C:佐藤修平(文3=秋田)

S:髙山格(スポ1=神奈川・横浜商)

B:堀内一輝(スポ1=山梨・富士河口湖)

7分55秒64 【5着 敗者復活戦へ】

▽女子部

【舵手なしペア】

S:田口えり花(商3=埼玉・浦和一女)

B:土井鈴奈(教4=埼玉・浦和一女)

8分27秒93 【3着 敗者復活戦へ】

【舵手なしクォドルプル】

S:木野田沙帆子(スポ3=青森)

3:米川志保(スポ2=愛知・旭丘)

2:石上璃奈(スポ3=長野・下諏訪向陽)

B:木下美奈(スポ3=山梨・富士河口湖)

6分54秒63 【1着 決勝進出】

予選

▽男子部

【シングルスカル】

有田光佑(創理4=東京・早大学院)

7分55秒99 【3着 敗退】

【ダブルスカル】

S:菅原諒馬(商1=東京・早大学院)

B:寺田圭希(人4=滋賀・膳所)

7分18秒47 【4着 敗退】

【舵手なしフォア】

S:井踏直隆(文構2=東京・早大学院)

3:川田悠太郎(国教4=東京・早大学院)

2:飯尾健太郎(教2=愛媛・今治西)

B:富田剣志(スポ3=愛媛・今治西)

6分34秒93 【3着 敗退】

【クォドルプル】

S:藤井拓弥(社1=山梨・吉田)

3:杉田陸弥(人4=栃木)

2:川田諒(社1=愛媛・松山東)

B:尾崎光(スポ2=愛媛・今治西)

6分40秒38 【4着 敗退】

【舵手付きフォア】

C:片所宏介(社3=東京・早大学院)

S:有田雄太郎(法3=東京・早大学院)

3:金子怜生(社2=東京・早大学院)

2:得居亮太(法3=東京・早大学院)

B:菅原拓磨(国教4=東京・早大学院)

6分51秒08 【1着 準決勝進出】

【エイト】

C:藤川和暉(法4=東京・早稲田)

S:竹内友哉(スポ4=愛媛・今治西)

7:石橋広陸(スポ3=愛知・豊田北)

6:石田良知(スポ3=滋賀・彦根東)

5:是澤祐輔(スポ4=愛媛・宇和島東)

4:鈴木大雅(スポ2=埼玉・浦和)

3:伊藤大生(スポ2=埼玉・南稜)

2:木金孝仁(社4=東京・早実)

B:内田達大(スポ3=山梨・吉田)

6分01秒11 【2着 敗退】

コメント

5:是澤祐輔主将(スポ4=愛媛・宇和島東)

――レースを終え、率直ないまの思いをお聞かせください

もっとできることがあったのではないかという後悔と、やってきたことが出せたかなというところです。矛盾しているかも知れないですが悔しいのですが、いまの自分たちの力は出せたかなと感じています。

――どのような思いで臨みましたか

全日本というレベルの高いところで、きょう勝てば決勝にも一気に近づくというところと、あしたあさってのことを考えずにこの1本に集中して勝ち切ろうという思いで臨みました。

――きょうのレースを振り返って

インカレの頃はスタートスパートで失敗するという、うまくいかないことがあったのですが全日本になってスタートの精度というのは上がってきていて前半で出られる自信があったので、そこはレースプラン通りにできたかなと思います。

――主将としての1年間はどのような年でしたか

長いシーズンになって、3月の早慶戦合宿から始まり前半の部分で男子は特に結果が残せていなくて、後半切り替えようということで夏休みも練習に取り組んだのですが結果としてきょねん以上の結果を上回ることができませんでした。自分を含め4年生が奮起しなければならなかったのかなと、いま改めて思います。

――漕艇部での4年間を振り返って

一番ここに入って良かったなと思うのはいろんな人に出会えたことというのが自分の中では大きいです。1、2、3年生のころは上がいたので自分も偉そうなことを言ったり、付いていったりするだけなのでプレッシャーもなくて楽しくボートをさせてもらったなという感じです。最後の4年生は、先輩たちが残してきたものをつなげられなかったのはすごく悔しいのですがここに入って、個人としても成長はあったので、本当にここに入ってよかったなと思います。

――後輩に向けて

結果が全てだとは思わないのですが、結果が伴わないと自分たちがやってきたことというのを評価してもらえないですし、やっぱり結果を残すということは社会に出ても大切だと思うので、そのために自分が何をできるのかというのをもっと部員一人一人が考えて監督やコーチの元でひとつになってくれれば良い結果を残せるんじゃないかなと思っています。

S:竹内友哉副将(スポ4=愛媛・今治西)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

プラン的にはスタートから攻めて、僕らがリードした状態で展開していこうと話していて、攻めていったんですけど、1000メートルくらいで少しバタバタ感が出てしまって、明治安田生命に出られてしまいました。そこがいまのワセダの課題だというようなレースでした。

――敗れはしましたがきのうのレースを上回る内容だったように見えました

きのうはスタートで出られてしまって、諦めてしまったので、積極的にレースをリードできたのは良かったです。中盤までは改善されたかなというレースでした。

――全日本大学選手権(インカレ)後にストロークのポジションに戻りましたが、どのような意識を持っていましたか

良い方向に持っていけたかは分からないんですけど、一番前のポジションなので、いいリズムをつくるとか、あとは目の前でコックスの藤川(和暉、法4=東京・早稲田)がマイクを持っていて、声を出せば後ろまで聞こえるので、前にいながら盛り上げようとやってきました。結構木金(孝仁副将、社4=東京・早実)とかにきつく当たって、雰囲気も良くなかったりしたので、後輩たちにはいい雰囲気でやって欲しいですね(笑)。

――ラストレースを終えての心境は

これで引退になってしまうんですけど、きょうは1000メートルまでリードして、となりの明治安田生命が、結構バタバタしているのを皆が感じて、楽しいレースができたのかなと思うんですけど、結果が結果なので悔しいですね。もう1本、2本くらいこのクルーでできれば、レースごとに成長した姿を見せられた思うので、もう1本くらいレースをしたかったなと思いますね。

――今後の競技を続ける予定はありますか

多分続けないとは思うんですけど、身体は動かしていくので、体力が残っていれば国体に出たり、去年引退した長田さん(敦前主将、平28スポ卒=現日本紙パルプ商事)がシングルを漕いでいたりするので、実現できれば長田さんとダブルで出場したいなともちょっと思います。趣味程度ですが。

――早大漕艇部での4年間はいかがでしたか

ほとんど監督とかコーチとかOBとか、去年までは先輩に支えられてやってきたなと思います。自分はスポーツ推薦で入って、このチームを支えていこうと思ったんですけど、結局終わってみれば、去年のU-23の選考やインカレも、周りに支えられてやってきて、すごくありがたかったなと思います。これから是澤(祐輔主将、スポ4=愛媛・宇和島東)とかは、社会人でやっていくと思うんですけど、多分このワセダの漕艇部のサポートやスタッフの環境に勝るところでは漕げないと思います。いま1、2、3年生もやっていますけど、終わって、違う環境に行ったりして初めて「あそこは良かった」と気づくと思うので、後輩たちには、良い環境、良いメンバー、良いスタッフがいるなということを噛み締めてやってもらいたいなと思います。それと、僕は去年が結果的にもパフォーマンス的にもピークだったんですけど、いい景色見させてもらったと思うので、本当にここにいるメンバーに感謝しています。

2:木金孝仁副将(社4=東京・早実)

――きょうのレースを終えられて、いまの素直なお気持ちをお聞かせください

とにかく悔しいですね。

――レースを振り返ってみていかがですか

まず前半1000メートルで一気にリードを奪っていくということは、すごく狙い通りでよかったと思います。ただ、勝敗のポイントとなってしまったところであり、自分のすごく悔しい部分でもあるのですが、800メートルでリード奪っている時に一気にたたみかけにいって足蹴り10本入れたのですが、自分の入れた足蹴りよりも社会人の意地が少し上回り、嫌なところで張り付けられてしまって、最後にかわされてしまったことに結びついてしまったことがとても悔しかったです。

――予選のレースから改善したことはありますか

きのうより改善したのは、とにかく最初のスタートのキレのイメージを全員ビデオで見て、もう一度意識付けをしましたね。

――ラストの追い上げが印象的でしたが、コックスや漕手同士での声掛けなどもあったのでしょうか

藤川(和暉、法4=東京・早稲田)のコールもあったのですが、それ以上に最後は全員で言葉ではなく、水中と言いますか船を通して気持ちが一つになっている感じがあったと思います。

――この9人での戦いはどのような思いで臨まれたものでしたか

僕が自分の中で掲げていたものは、とにかく2、3年生を絶対に勝たせてあげて、後輩にワセダの漕艇部のトップエイトとしてのプライドというものをつないであげたかったな、という思いでした。ただ、インカレ(全日本大学選手権)からそうなのですが、最後2日目で社会人に負けてしまって、後輩たちに自分が思い描いていた昨年のような日本一になるというのはどういうことなのか、その景色を後輩たちに見せてあげることができなかったということが非常に悔しいです。

――レース後は皆さんでどのような話をされましたか

クルーミーティングを開いたのですが、いまこのミーティングにいない後輩にも伝えてほしいと言ったのは、自分たちが抜けていった後も、普段の練習中からとにかく泥臭くぶつかって、妥協を絶対に許さずに最後まで詰めていくことが、きょうの最後のスタートであったり、本当の強さを生み出すということを伝えました。クルーの中で助け合ったり、落としどころをつけて良い雰囲気をつくっていくということも大事なのですが、ただそれは全員で泥臭くぶつかり合ったという土壌の上でこそ初めて成り立つものであると思います。とにかく自分たちが抜けていった後、ことしの冬、来シーズンずっと泥臭くぶつかり合ってほしいということを伝えました。

――木金選手にとってラストレースであったと思いますが、これまでのワセダでの四年間を振り返ってみていかがですか

自分が大きく成長できた四年間だったと思います。最初の1年生の時というのは、「とにかく自分の力だけで日本一になってやるぞ」という思いで入ってきました。しかし、なかなかうまくはいかなくて、ひたすらがむしゃらになってやっていたのですが、そんな自分勝手にやっていた自分を教えてくれる先輩がいたりして、上達して喜んでくれて。その先輩のことを「変だな」とか「自分のことだけ考えていればいいのに」とか思っていたのですが、最後その先輩たちと試合に出るときに勝たせてあげられなくて、自分が本当に悔しくて泣いているということに気付いて気持ちが変わったりしました。また、最後まで切磋琢磨(せっさたくま)し続けてきた同期とか、特に是澤、竹内(友哉副将、スポ4=愛媛・今治西)を始めとするスポーツ推薦を絶対倒してやろうと思っていたのですが最後ずっと一緒にやって戦って、そして自分たちを信じて苦しい練習にもついてきてくれた後輩に、絶対何か残してやろうということを考えながら戦っていくうちに初めてチームで戦うということが何なのかということに気付けた四年間だったと思います。ただそれを勝って結果で「これが答えだ」と示すことができなかったのですが、自分はとにかく四年間全力で駆け抜けることができたということは、いま終わってみて本当によかったと思います。

――未経験で入部されて苦労されたことも多くあったと思うのですが、ここまでの自分にとって支えとなったものとは何だったのでしょうか

月並みなのですが、チームのみんながいてくれたからだと思います。僕が四年生になってから思ったのは、結構ボート部にいる人って何回か辞めたいと思ったって言うのですが、僕は不思議とそう思った瞬間というのがなくて。一回だけあるのですが口にするほど思ったことはなくて。何でかなって考えたら、1年生の時は自分が一番へたなのでとにかくがむしゃらでそんなことを考える暇もなかったのですが、2、3、4年生になって自分が少しうまくなって、先輩とか監督とかコーチに大事な試合を任されるたびに「自分が絶対に勝たせるんだ」という周囲の期待に応えたいという気持ちや、周囲から期待をかけてもらって信頼してもらっているからこそ自分は頑張れたのだとすごく思います。

――最後にこれまで共に戦ってきた仲間やあす以降のレースを控えている仲間に向けてメッセージをお願いします

とりあえず残り2日間チームが残っている中で、自分はここで敗退してしまったのですが、残り2日間の中で自分がボート部で勝つということは何なのかという姿勢を見せていければいいと思います。みんなその最後の姿を目に焼き付けてほしいなと思っています。やっぱり自分が終わったから終わるのではなく、自分一人じゃなくてどうやってチーム力で一人一人が勝つのかということを考えて四年間動いてきたので、それを最後2日間自分がいなくなっても残せるようにしっかりと動いていきたいなと思います。僕はこの大会で最後になってしまうのですが、全員で最後までぶつかり合って、最後には助け合っていくという文化をしっかり受け継いでほしいなと思います。

C:藤川和暉(法4=東京・早稲田)

――きょうのレースを振り返っていかがでしたか

練習通りのレースだったと思います。第1、2クオーターであんなに良いスタートが切られたことがなかったので、そこに関しては練習以上のものがありました。第3、4クオーターは練習通りバラついてしまう感じだったと思います。

――きのうのレースを踏まえての修正点などはありましたか

きのうはスタートスパートで、レートは稼げているんですが、水中へ落ちてしまうところがあったのでそこを直そうというのが一点です。あとは第2、3クオーターでまただんだん水中へ落ちてしまって、決めるところが決められなかったので、そこはしっかりと決めていこうという点でも反省がありました。そこは改善出来たのかなと思います。

――徐々に差をつけられていくレース展開となりましたが、どのように対処されていましたか

自分の船が上手く進んでいないと感じたので、まずはクルーのリズムを整えてそこから追い上げていこうとしましたが、そこが上手くいきませんでした。具体的には、1000メートルで動きが崩れて、1100から1200メートルの間で直そうと思っていたのですが、動きの乱れが直せないまま来てしまっていたので、後はパワーで押すしかないなと思いました。気持ちを切り替えて、押して押していこうと思ってやっていました。

――ラストレースを終えられた感想をお願いします

正直に言うと、きょうのレースだけに関して言えば悔いはないです。第1、2クオーターでよくあれだけやってくれたなと思いますし、第3、4クオーターでは自分がまとめきれなくて、その部分は悔しさはありますが、終始レースとしてダメなレースではなかったですし、今回のレースに関してはそこまで後悔は無いです。反省すべきとしては、普段の練習の態度で、自分がコックスという立場としてクルーを引っ張っていくというよりは、コーチであったり監督であったり、是澤もいましたし、少し他人任せにしていた節があって、そういったところを直していたら良かったのかなと思います。

――漕艇部での4年間はどのようなものでしたか

やっと終わるのかという感じではあるんですけれど…(笑)、この3年半で得られたものはすごく多くて、多少社交性は身についたと思いますし、何よりも本気で競技に取り組んだり、ワセダが勝って嬉しいと思ったことは今までの人生ではなかったことなので、貴重な経験が出来たなと思います。良い3年半でした。

3:川田悠太郎(国教4=東京・早大学院)

――きょうのレースを振り返ってみていかがですか

レース単体で切りぬくと、もう少し良いものは出せたかなと思います。きのうのレース自体があまり良いものではなくて、インカレ込みで一番悪かったかなというレースをしてしまったと思います。きょうはその反省を生かして最初の500メートルとラスト500メートルは結構良いものを出せたのですが、真ん中の1000(メートル)がちょっと全員で気持ちがそろい切らなかったかなというのがありました。漕ぎも少し乱れてしまったので、そこだけちょっともったいなかったかなと思います。そこがもし良いクオリティで出せていたら、(準決勝に)上がれていた可能性があるので、そこだけちょっと残念でしたね。

――きょうのコンディションはいかがでしたか

コンディションは僕たちが1レーンだったということもあって、横風をあまりくらわなかったです。ほとんど順(風)の状態で漕げました。それ(順風の環境)はある程度練習していたので。

――順風の方が漕ぎやすいですか

へたなクルーだとパワーだけだと逆の方が強いのですが、順だと水をつかみにくいので、そこは練習していたのがスタートでは生きたと思います。

――きょうの4人の漕ぎを評価するとどうですか

最初と最後だったら、良いと思います。真ん中の1000はあまり良くない感じだったので、60~70点くらいですかね。

――レース後にクルーの皆さんとお話はされましたか

いつも通りクルーミーティングをして、その中で僕はクルーキャップで話すの最後だったのですが、後輩たちが今後どうしたらいいのかということを話してくれて、僕はあんまり湿っぽいのが好きではないので、「次につながるものが今回のクルーであったのであればそれは良かった」という話をしました。あまり長くはやらないので。

――川田選手にとって最後のレースとなりましたが、ワセダでの競技生活はいかがでしたか

いやぁ、長かったですね(笑)。僕は高校も含め8年くらいで、正直まだ実感が湧かないです。「レース負けたな」くらいで。たぶん引退して来週くらいからですかね、起きる場所が自分の家になっていて、起きた瞬間に「ああ、そうか」というのがしばらく続いたりするのかなと思いますね。でも高校と大学でボート続けてよかったなと思います。それで自分の人生だいぶ変わったと思うので。

――あす以降もレースを控える仲間に向けて何かメッセージがあればお願いします

ぜひ頑張ってほしいですね。やっぱり勝って最終日までいって気持ちよく引退してほしいですね、僕たちよりは。きょうで引退の同期には「いままでありがとう、これからもよろしく」ということですね。

3:杉田陸弥(人4=栃木)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

予選よりは戦えるということが、タイムを見れば分かったので、スタートでは少なくとも並んで、中盤でもう一度上げるということを考えていました。第2クオーター、800メートルくらいまでは想定通りだったんですけど、そこからじりじりといかれて、崩してしまって、ラストスパートにつながらず、いかれてしまったかなという感じです。

――インカレからの、一番の成長点はどこでしょうか

インカレでは、スタートで出し切って終わっちゃうというか、スタートで出てそのままくっついて行こうということが多くて、第2クオーターから勝負にならないことが多かったんですけど、全日本選手権では、今回のレースのように、第2クオーターまでは勝負できるところにいたということが、勝ち負けの結果にはつながらなかったんですが、1カ月半前のインカレよりは成長した点かなと思います。

――下級生主体のクルーを長く引っ張ってきました

下級生が主体でもやることは変わらず、むしろ僕が教えてもらうこともありました。いつもやってきたことの延長線上でできたということは、(自分にとって)最後だと気負わずできたということで、そんなに意識せずにできたことは、クルーの3人にすごく感謝したいなと思います。

――ラストレースを終えての心境は

「結果を出したい」という思いが何よりも上にあって、それを実現できなかったことは悔しさがあって、これからもっと感じるんだろうと思います。こんなに漕ぐことはもうないでしょうし、いまも感じているんですけど、これからもっと悔しさが襲ってくるんじゃないかなと思います。

――早大漕艇部での4年間はいかがでしたか

僕はほとんどレースで勝つことができなかった、というのが正直なところなんですけども。中身で見ると、こんなにも力をつぎ込んだことはなかったので、ボートで見返すということはもう人生ではなくなると思うんですけど、他のもので見返していければな、といまは漠然と思っています。

B:寺田圭希(人4=滋賀・膳所)

――きょうのレースに対する意気込みは

敗者復活戦で負けたら終わりだったので、とにかくスタートから前に出て、最後に離すというプランを立てて臨みました。

――では、それを踏まえてレースを振り返っていかがでしたか

スタートから上手くついていけず、1000あたりで離され苦しい展開になってしまいました。

――レースプランを上手く実行できなかった要因は何だと思われますか

スピードが圧倒的に違うという事で、徐々に離されてしまったのが痛かったと思います。

――きのうのレースから修正したことは

漕ぎ自体はきのうから2人で上手くできていました。「ここで抜かす」というポイントが決まっていなかったのでそこを修正しました。その点に関しては、2人で勝負所での協調が決まっていたので良かったと思います。

――ペアの菅原諒馬選手(商1=東京・早大学院)は1年生という事で、いままでどのように練習をされてきましたか

1年と4年という事で技術、意識の差などさまざまな差がありましたが、しっかりコミュニケーションをとることでその差を埋めて、意思を統一しました。最終的には菅原もすごく成長していいくクルーになったと思います。

――具体的にどのようにコミュニケーションをとられたのですか

そうですね、相互にコミュニケーションをとっていきました。4年生として自分の持っているもの、考え方であったりどうすればいいのかということをしっかり一つ一つ丁寧に教えていくという事をしました。

――漕艇部の4年間を振り返っていかがでしたか

本当に1日1日得るものが大きかった生活でした。それは同期、コーチの方々に支えられたものだと思うし、すごく感謝をしています。

――後輩のみなさんに伝えておきたいことはありますか

僕は勝てなかったので、「勝てないとおもしろくない」と伝えたいです。後輩には最後は勝ってほしいと思います。

有田光佑(創理4=東京・早大学院)

――きょうのレースに対する意気込みは

きのうの時点で1位の人とは(予選のタイムが)10秒程度空いてしまっていたのですが2位の人とは0.3秒差でした。それだけタイム差がなかったので、スタートで抑えて、自分は後半ばててしまう傾向があったのでそこで粘りたかったところがありました。

――ではきょうのレースを振り返ってみていかがでしたか

500はいつも出れるのですが、その後がインカレ(全日本大学選手権)でもそうだったのですが2日目のタイムを落としてしまうというのがあって。今回はインカレの時ほどではなかったですがタイムを落としてしまい、また落ちた幅が相手の選手よりも大きくそれもあり後半伸びることができませんでした。

――きのうのレースから修正したところはありましたか

ラストの場面で、しっかり前に出て一本の長さを出すようにしました。きょうは前に出てしっかり粘ろうと意識して最後上げました。

――有田選手は理工学部の漕艇部からこちらに移ってきたわけですが、約一年漕艇部の生活を振り返ってみていかがですか

僕は高等学院の出身で、いつも間近で大学生の事は見てきました。大学に入った時も(漕艇部への)入部を少し迷っていたくらいなので、本当にこの部に1年だけでも活動して、こんなにも7レースに出させていただいて、結果としては満足できないのですが、生活して練習できたことは幸せだったなと思います。

――後輩に対して伝えたいことは

きょうはチャンスがあったので、ここでしっかり1回でも勝って準決勝に上がる姿を見せることができたらなと思いました。ハンデがあり途中から入ってきても、死ぬ気でやればなんとかやってきたことが結果につながるというのを見せられれば良かったと思います。自分は漕ぎなどの面ではまだまだ未熟な面が多いので、やはり結果を出して見せたかったところはあります。それができなかったのは残念です。

――有田選手にとって漕艇部とはどのようなものだったのでしょうか

ずっと間近で見てきて、理工にいた時にもこちらの結果を見るくらい気になっていました。小学生がサッカー選手になりたいと思う気持ちではないですが、やはり自分にとっては憧れで、大きくて強くてかっこいい、と高校で見ていたときは思っていました。憧れでしたね、そこで漕ぐことができたのは幸せです。

S:田口えり花(商3=埼玉・浦和一女)

――インカレ(全日本学生選手権)から1カ月、どのような練習に取り組んできましたか

基本的にはインカレの前のサイクルとやってきたことは同じなんですけど、インカレの前と終わった後で漕ぎの感覚が違ったので、その差を埋めるような練習をしてきました。

――きょうのレースを振り返って

きょうは気温も低くて雨で、そういう対策はできていたかなと思うのですが、肝心の漕ぎの質のほうに集中できていなくて。前半に頭は出ることができたんですけど、ポジションが変わったのでそこを合わせられるように意見交換をしたりしました。

――ペアの雰囲気は

比較的リラックスして臨めたんですけど、肝心の漕ぎに頭を働かしきれなかったですね。

――中盤に立命館大に抜かれてしまった原因は

練習でも比較的出られてはいたのですが、きょうはフィニッシュ部分で止まってしまって。そこから前に長いストロークにつないでいくことができなかったので、自分たちの強みを生かしきれなかったことが原因ですかね。

――あすの敗者復活戦への意気込みをお願いします

やるべきことを一つ一つやって、自分のプライドのために勝ちたいと思います。