ホッケー部

2016.11.09

第24回早慶定期戦 11月6日 早大東伏見グラウンド

闘志で勝った早大、伝統の一戦を制す

 意地と意地がぶつかり合う早慶女子定期戦。伝統の一戦を観ようと多くの観客が集まり、割れんばかりの声援が会場を包んだ。試合の主導権を握ったのは早大。前半から幸先よく先制すると、勢いそのままに得点を重ねた。後半に入っても安定した試合運びを見せ、相手を寄せ付けない。そのまま逃げ切った早大は、無失点で白星をつかんだ。

 立ち上がりに不安を抱える早大だが、この日はいつもと違った。試合序盤から安定したボール回しを見せ、相手につけいる隙を与えない。すると前半14分、ペナルティコーナー(PC)を獲得すると、DF瀧澤璃菜(スポ2=岩手・沼宮内)が強烈なシュートを決め先制点を奪う。さらに、相手にプレッシャーを与え続けるディフェンスでパスカットを連発。相手に得点の糸口をつかませなかった。完全に試合の流れをつかんだ早大は、FW瀧澤育未(スポ4=滋賀・伊吹)を起点に相手ゴールに迫るが、慶大の固い守りを崩しきれない。それでも前半29分、混戦から抜け出したMF小澤眞帆主将(教4=埼玉・飯能)がボールを叩き込み追加点。相手を突き放した早大が、2点のリードで前半を折り返す。

チームに勢いを与えた小澤

 後半に入っても早大の勢いは止まらない。サイドを使った展開とテンポの良いパス回しから、幾度となく相手ゴールに襲い掛かった。しかし、ゴールキーパーの好セーブに阻まれ、無得点に終わる。さらに反則のペナルティを受け訪れた最大のピンチ。この危機的状況を、人数をかけたディフェンスでなんとかしのぎ、慶大に得点を許さない。その後は一進一退の攻防が続き、このまま試合終了かと思われた後半33分。MF的場朱音(教1=滋賀・伊吹)の放つボールが、ゴールネットを揺らし勝利を決定づけた。結果は3-0。相手を封じ込めた早大が見事な完封勝利を収めた。

得点を挙げた的場

 ライバルを下した早大。試合後、歓喜の渦に包まれ、選手達は晴れやかな表情を浮かべた。しかし喜びもつかの間、インカレが目前に控えている。初戦の相手は攻守ともに高い完成度を誇る強豪・天理大。一つのミスが命取りになり、早大の真価が問われる。「しっかり自分たちのホッケーをしていく」と気合十分の小澤主将。いままでチームを引っ張ってきた4年生と1秒でも長く戦い続けるためにも、エンジの底力を見せつける。

(記事 成瀬允、写真 大浦帆乃佳、井上絢紗乃)

得点を決め喜ぶ選手たち

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早慶定期戦
早大 2-0
1-0
慶大
コメント

MF小澤眞帆主将(教4=埼玉・飯能)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

結構いつも前半でうまくいかなくて、先制されたりとかが多いんですけど、今日は前半に点を取れていい流れで試合ができたと思います。

――早慶戦はどのような位置付けで臨まれましたか

学生リーグとインカレと近いんですけれども、早慶戦は早慶戦で伝統の一戦なので、学生リーグとかインカレとかとは別に、しっかり早慶戦では勝ちきれるようにしようという意気込みで臨みました。

――得点シーンを振り返ってみていかがですか

試合前からきょうは点を決めると言っていたので、ここは取りにいかなきゃなと思って、結構シュートをどんどん狙いにいったので、決まって良かったと思います。

――きょうの早慶戦をどのようにインカレにつなげていきますか

時々攻められた部分もあったと思うんですけど、ショートコーナーを取られることもなかったので、そういった点でそこしっかり継続して、次のインカレにつなげていけたらいいなと思います。

――インカレへの意気込みをお願いします

初戦が天理大で強豪なんですけど、どこかで戦わなくてはならない相手だと思うので、しっかり自分達のホッケーをして勝てるよう頑張りたいと思います。