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苦しみながらも、男女共に連覇! | 早稲田スポーツ
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アーチェリー部

2016.11.09

早慶定期戦 11月6日 神奈川・慶大日吉レンジ

苦しみながらも、男女共に連覇!

 秋の大一番である早慶定期戦。6月の全日本学生王座決定戦(王座)で引退した4年生もメンバーに加わり、OB・OGも見守る中行われるまさに伝統の一戦だ。昨年、ホームの所沢レンジで男女ともに勝利を収めた早大は、連覇を目指し慶大レンジでの一戦に臨んだ。

声援に応える島

 アーチェリーにおいて勝負を大きく左右する風が強く吹き荒れる中、「試合の出だしの調子が悪かった」(池田亮主将、人3=東京・国際)と序盤から波に乗ることができない男子。ペースをつかめない中で懸命に的を射ていくが、「自分たちが勝っている印象だったので、どう切り替えて射てば良いのか分からなかった」(池田)と、前半の50メートルではリードを奪われてしまう苦しい展開となる。しかし、後半の30メートルでは巻き返しを見せた。強風や慶大の射場など慣れない環境の中、「応援と一体となって盛り上がってできた」(島裕人主務、法3=東京・早大学院)とチーム力を生かし、見事慶大に逆転。昨年に続く連覇を成し遂げた。

引退後、久しぶりの出場となった福井

 一方の女子も、同じく強風に苦しめられる。「風が苦手という意識を自分たちでも持っている」という倉坪絢女子リーダー(スポ3=岐阜・高山西)の言葉通り、なかなか本来の力を出すことができず、50メートル終了時点で慶大にリードを許した。しかし、ここで焦ることのなかった早大勢。「開き直って(弓を)射てていた」(倉坪)「思うような点数が出てなかったと思うが、みんな落ち着いて射てていた」(福井瑞生、スポ4=埼玉・春日部共栄)と立て直し、こちらも30メートルで慶大を逆転する劇的な幕切れで、優勝を飾った。

 強風という厳しい条件のもと、気持ちを切らさずに勝ち切ることのできた今回の早慶戦。劣勢からのスタートではあったが、上級生から下級生まで一体となって試合を盛り上げている姿が印象的だった。来週には早慶明新人戦が控えている。「楽しく射ってほしい。それに点数がついてくれば、早大らしい勝ち方になる」(池田)、「自分のこれから戦っていくペースを見つけてほしい」(福井)と後輩たちへの期待も大きい。早大アーチェリー部のさらなる飛躍が楽しみな一戦となった。

(記事 吉田優 写真 大槻竜平、田中一光)

結果

▽男子

○早大3754-3750慶大

▽女子

○早大2286-2200慶大

コメント

福井端生(スポ4=埼玉・春日部共栄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

最近自分は部活に顔を出せていなかったんですけど、王座が終わって新しい代に代わって4年生がいない状況でやっていて、チームの空気というか全てが変わった中で迎えた早慶戦でした。ただ雰囲気面とかよりも風が気になってしまった人が多いのかなと思います。でもこれがいい経験になったんじゃないかとも思います。

――久々に試合に出られたそうですが、調子はいかがでしたか

引退してからアーチェリーはやっぱりスポーツなんだなって思うようになりました。

――それはどういった意味でしょうか

そうですね…普段体を動かしてない中で動かすとやっぱり疲れるなあというか、筋肉使ってるなあと感じるようになりました(笑)自分ではアーチェリーを今まで本数を撃つことで点数を伸ばしてきたのを、引退してから本数を撃てなくなった中でかたちの面で点数を伸ばしていきたいなと思っていたんですが、調整が足りていなかったかなといった感じです。

――練習は十分にできていなかったですか

自分で満足のいく練習はできていなかったですね

――現体制で一緒に試合をしてみて雰囲気はどのように感じましたか

きょうは結構風が強くて点数面だと思うような点数が出てなかったと思うんですけど、その中でもみんな落ち着いて撃てていたのかなとは思いました。

――早慶戦ということで意識したことや意気込みなどはありましたか

4年前、自分が高校3年生の時にこの射場で女子のチーム新(記録)が出ていて、それを目の当たりにして大学に入って。自分にとってはこれが最後の団体戦ということで、ここで一発という思いはあったんですけど思うように点数は出ませんでした。

――この4年間を振り返ってみていかがでしたか

高校からやってきたんですけど、団体戦を最初に見たのがここで、圧倒されて。2年・3年となっていくにつれて自分たちがチームをつくっていかなきゃいけない立場になって、でもなんだかんだでそれが一番楽しかったかもしれないですね。難しい部分もあったんですけど、団体戦って大学生じゃなきゃできない経験だと思うので、これからも下の子たちにそのことを伝えられたらなと思います。まあこういうことってあとから気づくことだとは思うんですけどね(笑)

――今後福井選手自身はアーチェリーにどのように関わっていくおつもりでしょうか

競技は続けられたら続けたいなと思っています。

――来週は早慶明新人戦ということで後輩の皆さんへのメッセージなどはありますか

この間学連の方の個人戦があってそこで全員デビュー戦ということだったと思うので、個人戦の雰囲気をつかみつつ、そろそろ団体戦の雰囲気もつかめてきたところだと思います。個人戦は個人戦、団体戦は団体戦で、自分のこれから戦っていくペースを見つけてほしいなと思います。

池田亮主将(人3=東京・国際)

――きょうの試合を振り返って

勝てたことは良かったんですけど、内容としてはまだ甘いところがありましたし、チームとして未熟な部分も見えた試合だったと思います。

――強風に苦しめられたという印象がありますが

アーチェリーという競技自体、風に対応しなければ勝てないものなので、強風が吹いていても自分たちの思い通りの試合をしなければいけないんですけど、きょうはそれができなかったので反省しています。

――チーム全体として、50メートルより30メートルの方が調子が良かったのですか

(30メートルが良いというよりは)試合の出だしの調子が悪かったですね。あまり慣れていない慶大の射場ということに加えて、強風でもあったので、適応しきれなかった部分はありますね。

――実際に射っていた時のお気持ちは

気持ち悪かったですね(笑)。自分たちが勝っている印象だったんですけど、実際の点数では負けていたので、どう気持ちを切り替えて射てば良いのか分からないという感じでしたね。

――チーム全体としての雰囲気はいかがでしたか

出だしの調子は悪くても後半に上げていこうと盛り上がっていたので、良い雰囲気だったと思います。

――引退した先輩方やOBの方が多く来ていらっしゃいましたが

先輩やOBの方々とオールワセダの雰囲気が作れたことはとてもうれしかったです。

――ことしはライバル・慶大に全勝しましたが

慶大には負けてはいけないということを後輩もしっかり分かってくれているのは、うれしいことですね。

――早慶明新人戦が控えていますが、後輩に向けてメッセージをお願いします

第一に楽しく射ってほしいということを伝えたいです。それに点数がついて来れば、ワセダらしい勝ち方になると思います。

倉坪絢女子リーダー(スポ3=岐阜・高山西)

――2連覇という結果になりましたが、大会全体を振り返ってみていかがですか

わたしたちのチームは風が苦手という意識を自分たちでも持っていて、その中でも暴風な試合で、最初はみんな体がこわばっていました。50メートルでは負けてしまっていたので、30メートルで絶対取り返さなきゃという意識がありました。30メートルの時には風も吹いていましたが 、いつもの余裕のある明るい感じが出てきたので、30メートルに関してはよかったと思います。

――50メートルと30メートルの間で、何かアドバイスはされたのですか

特にしていないです(笑)個人のもやっと感じている部分は個人で解決してほしいという思いもあって、ちょっと時間があるのでその間に今まで自分がやってきたことを振り返ってほしいということだけ伝えて、みんなが30メートルに入ったので、みんな勝手に落ち着いてくれたというか特に何もしないまま開き直って(弓を)撃てていたのでよかったと思います。

――個人的に何か目標にしていた数値はありましたか

個人としては630点を目標にしていたのですが、50メートルの時点で無理だなと感じました。きょうは本当に風が強かったのですが、風の中でも頑張らなければならない、黄色に入れなければならないなと思ってプレーしていました。

――ではご自身のプレーをどう評価しますか

この風を考えたら、まあまあ良かったと思うのですが、最初に負けた状態で始まるというのはチームの勢いとしては微妙だったので、もうちょっと頑張れればよかったなと思います。

――後輩の活躍が目立った試合になったと思うのですが、主将から見て後輩の活躍はいかがですか

そうですね。いつも後輩に支えられているチームで、きょうも後輩の狐塚(佑姫、社2=岐阜・聖マリア女学院)のおかげで点数を引っ張ってもらったって感じだったんですけど、いつも引っ張ってくれてる人がいつも調子良いとは限らなっていうことをきょう思ったので、その中で(彼女に)頼るのではなく、いま点数出せていない人もちゃんと出して、チーム全体でもう少し底上げが必要だなと思いました。

――最後に早慶明新人戦に出場する後輩へのメッセージをお願いします

女子の場合は、あまり緊張する感じの子がいないみたいで、どっしりと構えていて笑顔もたくさん見れる子達なので期待できます。あと、経験者とそうでない人達の間でお互い刺激しあっているので、ぜひ勝ってほしいなと思います。

島裕人主務(法3=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

普段とは違う緊張感があり風も強い状況で、選手それぞれ苦労することはあったと思うんですけど、応援と一体になって盛り上がってなんとか勝利することができたので良かったかなと思っております。

――島選手自身は50メートルで特に調子が良かった印象でした

そうですね、普段とあまり変わらずに射てました。きのうの練習で本数を抑えて調整にあてたのが良かったかなと個人的に思っています。

――風の影響も受けませんでしたか

50メートルのときは風を念頭に置いて普段と違う場所を狙ったらそれがうまくいったので、外しも普段と変わらない程度で済んで、風はあまり気になりませんでした。

――ことしはいまだに慶大に無敗です!

そうですね、慶大さんも実力あるメンバーがそろっている中で勝っているということは非常に自信にもなりますし、来年の王座に向けてさらに気を引き締めてやっていこうという気持ちになりますね。

――直近にはインカレのインドア予選が控えています

はい、メインの競技でないとはいえ、目標に掲げてる試合ですし、大きく試合形式も変わるのでそれぞれが調整して臨めればと思います。

――新体制になって約半年が経ちましたが主務という仕事はいかがですか

結構仕事も多く、やることも増えたんですけど、同期・先輩・後輩・OBの方々のサポート、支援を受けてやらせていただいているので競技の方には支障もなく、なんとかこなせているかなと思います。

――最後に今後の目標をお願いします

きょうの試合でうちの弱点がまた見つかったと思うので、それを改善してさらにチームとして一段階レベルアップして、らいねんのリーグ戦・王座に向けて突き進んでいきたいと思っております。

――弱点とはどういった部分ですか

とにかく風に弱いということですね。うちの射場は風があまり吹かないので試合では毎度毎度風に悩まされるんですけれども、それがやはりどの試合でもうまくいかないので、これからはその点を意識して風が吹いた時にあえて射つとかそういう練習もしていかないといけないのかなと思っています。