ホッケー部

2016.11.06

秋季関東学生リーグ戦 11月3日 神奈川・慶大日吉グラウンド

激闘を制し、3位で締めくくる

 秋季関東学生リーグも最終戦を迎えた。勝てば3位が決まる大一番の相手は東農大。試合開始直後に相手に得点を許し嫌なムードが漂う。しかし後半に入ると、ペースをつかんだ早大は果敢に攻め込み逆転に成功。体を張ったディフェンスで相手につけいる隙を与えず逃げ切り、見事な逆転劇で白星をつかんだ。

 前半開始早々試合は動く。試合の立ち上がりを課題とする早大は、この日も浮き足立つ序盤を狙われた。東農大のセンターパスから、一気に右サイドから攻め込まれペナルティコーナー(PC)を奪われる。このピンチを切り抜けたかったが、冷静にゴールを決められ先制点は東農大。早く同点に追いつきたい早大だったが、連携がうまく取れず、相手の守りをなかなか崩すことができない。さらにグリーンカードによる2分間の選手の退場が2回あり、相手よりも人数の少ない状態が続き、厳しい場面を迎えた。それでも相手に好機を作らせず、ディフェンスが粘りを見せる。そのまま最少失点で相手を抑え、後半の巻き返しを図った。

試合前に気合を入れる早大

 続く後半、早大はアグレッシブなディフェンスを見せる。DF瀧澤璃菜(スポ2=岩手・沼宮内)が闘志あふれる攻守を連発。相手に得点の糸口をつかませない。すると後半12分、オフェンスで目標としていた右サイドからの攻めでチャンスを作ると、ゴール前でパスを受けたFW瀧澤育未(スポ4=滋賀・伊吹)が鋭いシュートを放ち同点。勢いそのままに得点を重ねたかったが、またしてもグリーンカードによりディフェンスの要であるDF村山侑季(スポ4=栃木・今市)が5分間の退場を余儀なくされる。だが、このピンチを冷静にしのぎ、流れをつかむとPCを奪取。DF片倉優季(スポ1=山形・米沢商業)の放ったパスに瀧澤育がうまく合わせ、この日2度目のゴールを奪い逆転に成功する。試合終了間際、相手が意地を見せゴールに迫り来るも、万事休す。試合終了を知らせるブザーと共に、選手達からは笑みがこぼれた。

アシストで得点に貢献した片倉

 激闘を制し秋季リーグを3位という結果で幕を閉じた。試合後「安心しました」とMF小澤眞帆主将(教4=埼玉・飯能)は表情を緩めた。今シーズンも駿河台大の壁は厚かったが、いい形でリーグを戦い終えた。次はいよいよ早慶定期戦となる。互いの意地と意地がぶつかり合う伝統の一戦。負けられない試合はまだまだ続く。

(記事 成瀬允、写真 元田蒼)

秋季関東学生リーグ
早大 0-1
2-0
東農大
コメント

MF小澤眞帆(教4=埼玉・飯能)

――試合を終えての率直な感想をお聞かせください

安心しました。

――グリーンカード(2分間の退場)が多い印象がありましたが、気持ちが入っていたのでしょうか

ここで(ボールを)止めなきゃまずいなと思ったので、カードをもらってもいいから止めようと思っていました。

――退場中、外から見たチームはいかがでしたか

きょうはカードが結構出たと思うんですけど、10人でもしっかりしていて、点を取られそうな感じはなかったですね。10人でもちゃんと守れてるなって感じはありましたね。

――序盤に失点がありましたが

最初の10分落ち着かせよう、と毎回毎回課題として言ってるんですけど、できてないんですね。試合が始まる前から準備ができてないのかな、試合が始まっても試合に入りきれていないのかなと思います。

――前半が終わってからチームにはどのような話をしましたか

ピンチになるのは自分たちのミスから出、相手にボールを持たれているときにピンチになることはないねっていう話をして、自分たちがボールを持っているときにもっと大切にして、危険なことがないように、そうすればチャンスはあるだろうからそこを1本1本決めていこうという話をしていました。

――後半は意識できていましたか

そうですね。基本的に後半の方がよく動けているチームだと思うので、攻める点で目標にしていた右攻めもできていたと思います。

――早慶戦への意気込みをお願いします

私個人的に、去年の早慶戦を怪我で途中離脱しているので、ことしは最後まで出て、楽しく優勝したいと思います。

DF石倉花恋(教4=静岡・沼津商)

――見事勝利を収めましたが、現在の率直な感想をお願いします

先制点を取られてしまったので、正直、この後巻き返せるのかなという気持ちがありました。なので、いまは安心した気持ちが一番大きいです。

――前回の悔しい敗戦を踏まえて、意識したことはありますか

チームとしては、点数を取ることへの意識を高めることや、PCを取られないように足元に注意した練習、あとは打ち込みに対しての対処の練習を多くやっていました。

――後半、村山侑季選手(スポ4=栃木・今市)が抜けた場面がありました。その時間帯は、守備の連係はどうでしたか

今季、村山侑季がカードをもらうのは初めてだったので、大丈夫かなという部分はありました。ただ、今まではタッキー(瀧澤璃菜、スポ2=岩手・沼宮内)がMFをやっていて、片倉優季(スポ1=山形・米沢商)がDFのレフトハーフをやっていたのですが、今回は片倉優季がMFの一つ前のポジションについていました。村山侑季が抜けたときには、タッキーは一つ後ろにずれて、片倉は元々のディフェンスのポジションに戻っただけでした。なので、そこはみんな焦らずにできたと思います。

――きょうの反省点があるとしたら、序盤での失点になりますか

そうですね。そこもそうですし、キャプテンがハーフタイムの時に言っていたのですが、いらないPCが多かったと思います。もっと早め早めに当たりに行けていれば、相手はサークル内に入れなかったと思うので、もっと早めにプレッシャーに行って、失点につながるようなプレーを防ぐべきだった、というところが反省点だと思います。

――今週末には早慶戦が控えています。最後に、早慶戦への意気込みをお願いします

スタメンから最後まで出るのは、4年になってきょうが初めてで、最初は緊張しましたが、チームとしてみんなで戦って勝つことができました。早慶戦でもほどよい緊張感を持って、結果を残せるように、みんなで戦っていきたいと思います。

瀧澤育未(スポ4=滋賀・伊吹)

――試合を終えての率直な感想はいかがですか

個人的にはいい試合だったと思います。でも、最初の5分以内に失点してしまったところは、だめだったと思います。

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

1点先に失点して2点取り返して、取り返せたことはすごく大きかったことだと思います。

――ゴールシーンを振り返ってみていかがですか

1年生の2人から来たボールを、両方決めることができてすごく嬉しかったです。

――前回の試合を踏まえて、意識されたことはありますか

前回は、自分が全然ゴールに向かえていないことを自分でも思っていたし、周りからも結構言われていて、今回は自分でゴールに向かっていこうと思っていたから生まれた点数かなと思います。練習からもっと自分でいこうとして、最後に自分がもらって決めるっていうのも意識してやっていたので、いい感じに試合で生きたと思います。

――前回は悔しい試合となりましたが、今日はいい試合になりましたか

前回と同じ形で失点していて、途中で観客席から、この前と同じじゃないかという声が聞こえた時に、負けちゃいけないという気持ちになって、そこで火がつきましたね。

――次戦の早慶戦への意気込みをお願いします

早慶戦は、今日勝った勢いをそのまま相手にぶつけて、相手も強いチームですが圧倒できるように、東伏見であるので自分の友達もたくさん来てくれると思うので、絶対に勝っていい形で終われるようにしたいです。