ラクロス部

2016.11.06

第29回関東学生リーグ戦 ファイナル4 対東大 11月3日 東京・大井第二球技場

東大の壁は厚く 『日本一』の夢破れる

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
東大 11
▽得点者
秋山、篠崎、鈴木、田口

 最終スコア4-11。「完敗だった」(MF佐藤大副将、スポ4=東京・調布北)。第1クオーター(Q)は1点差と粘りを見せるが、第2Qで一気に5点を失い、大きくリードを許す。第4Qの連続得点で一矢を報いるが、時すでに遅し。強豪・東大に屈し、早大は昨年と同じくファイナル4で姿を消すこととなった。

 ディフェンススタートとなった早大は必死に東大の猛攻に耐えるが、第1Q5分と10分で2点を失う。しかし残り3分にAT秋山拓哉副将(スポ3=兵庫・豊岡)のショットで1点を返し、反撃の余地を見せ、第2Qへ。第2Q序盤は佐藤やMF後藤功輝(政経2=東京・早実)のショットで逆転を狙うが、ゴールを奪えず。すると4分に再び失点し、「なかなか自陣からボールを出せなかった」とDF矢野博主将(商4=神奈川・逗子開成)が語るように、その後は相手のポゼッションが続く。なかなかクリアができずディフェンスを強いられた早大は東大の連続ショットを浴び、このQだけで5失点。東大の勢いを止められぬまま、1-7で前半を終えた。

第4Qに意地の一撃を決めた篠崎

 第3Qでは中盤にエキストラマンオフェンスのチャンスを迎える。早大は佐藤、MF伊藤皇希(スポ4=愛媛・今治西)らが果敢にゴールへ迫るが、惜しくも枠を捉えることはできない。この好機を逃した早大は、その後も1点でも差を詰めるべく佐藤や伊藤がショットを放つが、無得点のまま。最終Qに望みをつなぐこととなった。窮地に追い込まれた早大は、「攻めるしかない」(AT田口一希、法3=東京・早大学院)と第4Qで意地を見せる。6分にAT篠崎大雅(スポ4=栃木)のショットが決まると、AT鈴木潤一(教3=東京・城北)、田口も得点を決め、3連続得点。今年のスローガンである『滾れ(たぎれ)』という言葉の通り、最後の最後まで泥臭くがむしゃらにゴールを目指した。だが、終盤に連続失点を喫し、万事休す。大逆転劇を起こすことはできず、矢野組の戦いは幕を閉じた。

悔し涙を流すDF黒瀬聡志(政経3=東京・錦城、写真右)の肩を抱く矢野主将

 思えば、今年の4年生は悔しい試合ばかり経験してきた。新人戦で優勝したのはウィンターステージのみ。今年の早慶戦では逆転負けを喫し、そしてこの日のファイナル4での敗戦。また、4年生の人数が少ないのに対し、部員数は早大トップクラス。チームをまとめ上げるのも苦労だらけだったはずだ。しかし、それでもブロック戦を全勝で突破し、ここまでこられたのは『日本一』という共通の目標があったから。思い通りにプレーができなくても、どんなに苦しくても、チームをけん引し続けてきた4年生の姿は、後輩たちの目にくっきりと焼き付いたことであろう。「先輩方の思いも晴らせるように、一生懸命練習していく」(秋山)。『日本一』を目指す熱い気持ちのこもったバトンは、しっかり引き継がれた。1つの戦いが終わることは、同時に新たな戦いが始まるということ。Red Batsの新章が今、始まろうとしている。

(記事 小川由梨香、写真 高橋弘樹、後藤あやめ)

数は少ないながらも、チームをまとめ上げ、戦い抜いてきた4年生

コメント

石渡祐介ヘッドコーチ(平18商卒)

――ファイナル4を終えられての率直な感想を聞かせていただけますか

こちらが実力を出し切れなかったというのと、東大は強かったです。完敗でしたね。

――試合展開についてはどうご覧になっていますか

序盤に2点を取られたあたりはまだ冷静だったんですけど、第2Qに立て続けに取られてしまったのが精神的なダメージが大きいですね。

――第4Qで少し巻き返したかと思われましたが

ちょっと遅かったですね。

――今シーズンを振り返って、今年のチームの特徴はどのようなところにあったと思われますか

チームを立ち上げた当初は4年生が数が少ないこともあるし、若干頼りなくて、人数の多いチームをまとめられていない部分もあったんですけど、彼らが成長してくれてここまで来られたというのはあると思うので、成長したなと感じる部分は大きいですね。

――チームを引っ張ってきた4年生に一言いただけますか

リーグ戦とか練習を通してすごく成長したなと思うし、この大所帯をまとめられたのはやはり4年生の力が大きいと思うので、そういう意味では感謝していますし、お疲れさまと伝えたいです。

DF矢野博主将(商4=神奈川・逗子開成)

――試合を終えた今のお気持ちを教えていただけますか

負けたら引退という試合で、勝つ予定でいたので、正直悔しいというか、まだ受け入れられないという感じですね。

――第2Qでかなり差を広げられてしまいましたが、前半の戦いぶりについては

いつもは点を取られても取り返せる力があって、自分たちのオフェンスにはそういう力があると思っていて、ポゼッションさえすればいいと思っていたんですけど、自分のフェイスオフがあまり良くなくて、得点されたあとにあまりボールを奪えなかったということと、向こうのプレッシャーが強くて、なかなか自陣からボールを出せなかったことが連続失点につながっちゃったのかなと思います。

――タイムアウトなどで矢野選手の方からチームメイトに声を掛けたりはされましたか

流れが悪かったので、敵陣にボールを運ぼうと。今まで自分たちが力を入れてきたのはグラボなので、そこを徹底してボールを取り切ろうという話はしました。

――きょうの得点は3年生がほとんどでしたが、後輩の活躍については

リーグ戦を通してですけど、3年生が本当に良くやってくれたなと思って。ファイナル4とか負けたら終わりの試合はワセダは4年生が力を発揮して勝ってきたんですけど、それが今回はできなくて。4年生が意地を見せると言いながらも活躍できなかったことが敗因の一つかと思います。きょうの試合も通して3年生以下は本当に良くやってくれたなと思います。

――四年間を振り返って今思うことは

東大に負けて始まり、東大に負けて終わったって感じですね。1年生のサマーで先輩たちの連覇の記録を止めてしまったのが東大戦で、そこから自分たちの代はやばいんじゃないかと言われ続けて、それが悔しくてやってきました。去年や今年は五月祭では勝つことができて、ただ自分たちが見ているのは東大ではなかったので、日本一というところをずっと目指してやってきたので、1番に意識してやってきたわけではないですけど、最後東大に負けてしまったのはやっぱり悔しいですね。ケイオーに負けるのとは違う悔しさがあって。だかららいねんは東大をけちょんけちょんにしてほしいなって思いますし、東大に負けてしまったんですけど、後輩に残せたものは少なからずあると思うので、それを後輩がしっかり生かしてくれればいいと思います。

――四年間一緒に戦ってきた同期に向けては

自分がうまくまとめきれなかったというのもあるんですけど、150人以上の部員がいる中で、それを4年全員でみるとなると1人当たりのウェイトが重くなってしまっていたと思うんですけど、みんな本当に良くやってくれたなって感謝しています。Aチームの人数も少なくて、プレーで見せることができないような場面でも切らさずにチームをマネジメントすることをきょうりょくして1年間やってくれていたので、感謝しかないですね。自分ができないところをカバーしてくれてありがとうの一言に尽きると思います。

――最後に後輩に向けてのメッセージをいただけますか

本当に今年はシーズンが始まった当初から3年生以下の力が強くて、負担を追わせてしまった感じもするんですけど、成長してくれて、彼ら自身がチームを引っ張るんだという気持ちを強く感じることができたので、絶対にらいねんはやってくれると信じています。こんな屈辱的な負けを経験した彼らなら、3年生は負けず嫌いなので、勝負ごとになるとすぐ熱くなるようなやつばかりいるので、勝ってくれると期待しています。

MF佐藤大副将(スポ4=東京・調布北)

――今日の試合振り返っていかがですか

そうですね、完敗だったって感じですね。

――ご自身のプレーについてはいかがでしたか

個人的には点を取れなかったので、全然チームに貢献できませんでしたね。

――今日で引退が決まりました。四年間を振り返っていかがですか

僕は大学代表にも選ばれたりと一部のトップレベルを経験することができました。ラクロスだけではなく、いろいろな経験をして人間的にも成長できました。

――人数が少ない中でやってきた同期に向けては

本当に人数が少なくて、1年生の時から弱い弱いと言われ続けて。それを覆すことはできませんでしたが、少ない分団結してやっていかなくてはいけなくて、その中で試合に出ていない4年生がまとめてくれたので感謝したいです。

――副将としてチームをまとめる立場でいらっしゃいましたが、副将からみて主将の矢野選手はどんな存在でしたか

僕は博や下級生に頼りっぱなしで役割を果たすことができなかったですが、博(矢野主将、DF、商4=神奈川・逗子開成)は主将として頑張ってチームを1年間まとめてくれたので感謝の気持ちでいっぱいです。

――日本一という夢を後輩に託すことになります。何か後輩にメッセージをお願いします

3年生は試合に出ているメンバーも多いし、正直らいねんは僕らよりもチャンスがあると思います。早く負けてしまったことをプラスに考えて、早くから準備してらいねんは必ず日本一をとってほしいです。

AT篠崎大雅(スポ4=栃木)

――試合を終えての感想を聞かせていただけますか

完全に力負けだったという感じです。

――東大に押される展開の中で、どのようなことを意識してプレーされていましたか

慌てずに1点ずつというところを意識していましたが、点差が開くにつれてやはり焦りが出てしまって点の入る可能性の低いオフェンスになってしまいました。

――第4Qにはご自身で得点を決められました

この得点がきっかけで流れが変わればと思っていました。

――四年間一緒に戦ってきた同期に向けて

本当にいろんなやつがいて、尊敬できる人間ばかりでした。つらい時も同期の存在があったからこそ乗り越えることができたので、本当に感謝しています。

――最後に、後輩に向けてのメッセージをお願いします

この1年間は明確な正解が見えない中でもがき苦しまなければいけないと思います。でも考え抜いて出した答えを信じて1年間突き進んで、らいねんこそ日本一を獲得してほしいと思います。

DF山岡光太郎(社4=神奈川・サレジオ学院)

――今の率直な気持ちを教えてください

終わったという実感が湧きません。

――きょうはどのような意気込みで臨まれましたか

完全に対策をしてスカウティングもしていた中だったので、自信を持って挑みました。

――試合は序盤から東大に押される展開となりました

最初の方でグラボを取れなかったというのと、練習からずっとファウルケアというのを言っていたにもかかわらず、俺がファウルしてマンダウンで3点取られて、その後もずっとファウルが続いてしまって、オフェンスにつなげられないという感じでした。ファウルとグラボで負けてしまったと思います。

――終盤で追い上げがありましたが、タイムアウトで何かお話はされましたか

途中からどんどん奪いにいくライドに変えたりはしました。それはしっかり共有できていたので、チームの意思疎通というのはタイムアウトで取れていたと思います。

――DFリーダーとしてラストシーズン、チームを引っ張ってきていかがでしたか

博(矢野主将、商4=神奈川・逗子開成)も挨拶の時に言っていたのですが、3年生の個の力が強い中で、俺がプレーで引っ張るリーダーじゃなかったことが反省点といいますか、情けなかったと思いますね。

――四年間ラクロス部で過ごしていかがでしたか

1年生の公式戦で優勝できたのがウインター(ステージ)だけだったんですが、ふがいないといいますか、悔しいといいますか…。

――振り返って悔しい気持ちが大きいですか

そうですね。四年間どうだったと言われて、悔しいしかないですね。

――四年間共に過ごした同期に伝えたいことはありますか

(試合に)出てない同期には本当に申し訳ないと思いますし、一緒に出た同期には本当にお疲れさまと言いたいですね。

――後輩へメッセージをお願いします

リーグ戦に出ている2、3年生は頑張るのは当たり前ですが、今応援席で見ていた2、3年生がいかに頑張れるかでチームは変わってくると思います。今からどんどんAチームに絡んでいく後輩に頑張ってほしいと思いますね。

MF大橋正幸(政経4=東京・早大学院)

――試合を終えた今の率直な感想をお願いします

最近の試合で1度ディフェンスが崩壊した試合があって。それをしたら負けるなという感覚があった中できょうの試合もそのようなパターンになり、オフェンス時間が短く負けてしまって。オフェンスできなかったのも悔しいです。

――今シーズンを振り返ってみていかがですか

あまりいいシーズンではなかったですね、早慶戦も負けてしまいましたし。でもリーグ戦全勝で1位通過できたので、このままファイナル4、ファイナルといけると思ったんですけど、負けてしまって残念です。

――ラクロス部で過ごした四年間というものはいかがでしたか

楽しかったです、ただ単に。本当にラクロスが好きでやっていましたし、始めたので。辛くもあったんですけど、楽しかったので、それで頑張れたかなと思っています。

――四年間で1番印象に残っている出来事を教えてください。

けがというものが四年間ですごく多くて。去年Aチーム入ってすぐけがをして試合に出られないのが1番悔しくて。それが1番ですかね。

――四年間で共に戦ってきた同期に向けて一言お願いします

本当に(人数が)少なかったんですけど、少ないなりに団結してやれていて。Aチーム、Bチーム、Cチームみんなに言えることなんですけど、それぞれみんな役割を果たしてできたのかなと思っています。本当にみんなには感謝しています。

――最後にこれからを担う後輩たちに一言お願いします

3年連続(一昨年がファイナル敗退、昨年と今年がファイナル4敗退)でこのような形で終わっているので、次こそはという気持ちで。ことし3年生はたくさん出ていたので、らいねんは期待できると思うので、自分は期待しています。

MF伊藤皇希(スポ4=愛媛・今治西)

――試合を終えた今の率直なお気持ちは

前半が終わって結構差が開いていて、後半は自分が点を取ろうと思っていたのですが、シュートが入らなかったので、自分の技術不足かなと思います。今は後悔しています。

――第2クオーターで点差が離れてしまってからはどのような思いでプレーしていましたか

あまり予想していた展開ではなかったので、ちょっと慌てた部分はあったのですが、いつも通り落ち着いて練習通りのプレーをしようと考えていました。

――試合が終わった瞬間のお気持ちは

昨年と同じようにファイナル4で負けて引退というかたちなのでかなり悔しかったのですが、下級生中心のチームなので、らいねん以降は下級生に日本一を取ってもらいたいなと思います。

――ラクロス部での四年間を振り返って

今までやった学生スポーツの中でこれだけ本気で打ち込めたスポーツはあまりなくて、それも一番長い四年間という期間を、いい仲間と一緒にプレーできたのは良かったと思います。

――四年間共に戦った同期に向けてメッセージをお願いします

卒業後は進路が結構違うと思うので会うこともあまりなくなってしまうかもしれませんが、四年間一緒にラクロスをやって、ワセダの中では一番つながりが強い人たちなので、ラクロスをやる人もやらない人もいると思うのですが、将来はお互いの道で頑張っていければいいなと思います。

――今後のラクロス部を担う下級生にもメッセージをお願いします

きょうの試合もそうなのですが、スタメンの半数以上が3年生や2年生で、そう考えるとらいねんはやはり自分たちの代より技術も高いし、勝負強いメンツもそろっているので、そういうメンツが中心となって日本一を取ってほしいと思います。

AT髭本慎吾(政経4=東京・早大学院)

――きょうの試合を終えて、今のお気持ちは

負けたなあという感覚ですね。

――内容としてはいかがでしたか

オフェンスが点を取れなかったというのと、当たり前ですけどディフェンスが点を取られたら負けるということで、そこがうまくかみ合わなかったかなという感じです。

――今シーズンの東大は強かったと思いますが、きょう対戦して改めていかがでしたか

五月祭では勝つことができていましたがそれも僅差でしたし、最近の練習試合では負けていたので。認めたくはないですけど格上だったなというのが正直な感想です。

――プレッシャーも激しく、なかなか攻め込めない時間帯が続いたと思いますが

そうですね。ロングでうまい選手が東大には多くて、オフェンスしにくいというのは予想していたので、そこに対策し切れなかったのが敗因かなと思います。

――その中でも最後第4Qに3点返せたというのは意地を見せられたのではないですか

後輩たちが最後に点を取ってくれたので、4年生の力というよりは後輩が来年につながる意地を見せてくれたのかなと思っています。

――これで四年間の競技生活が終わりました。今のお気持ちは

もちろん悔しいですけれども、やっと終わったなというのも正直な気持ちです。

――つらいことも多くあったと思いますが、ここまで続けられたということについてはいかがですか

もちろんうまくいかないことの方が多かったんですけれども、やり切れたということだけは自分を認めてもいいのかなと思っています。

――ラクロス部として過ごして今後に生きると思うことはございますか

正直あまりまだ分からないですけど、四年間やり切ったというのはすごく自信になるなと思っています。

――四年間一緒に過ごしてきた同期の皆さんに対してはどんな思いがありますか

ラクロス部の仲間といることが大学生活では圧倒的に多かったので、一緒に付き合ってくれてありがとうということは言いたいですし、今後も絶対関係性は続くと思うので、ありがとうということですかね。

――試合後は周りのチームメイトとどのようなお話をされましたか

後輩は責任を感じているとは思うんですけど、主将の博も言っていましたが4年生の力不足というのは間違いないと思うので、後輩たちには頑張ってくれと伝えました。

――最後にあらためて後輩の皆さんにメッセージをお願いします

ことしは後輩の力というのがすごく大きくて。それは来年に向けてはすごくアドバンテージになると思うので、日本一を取ってほしいなという思いだけです。

DF大橋祐次郎(法4=東京・早大学院)

――ファイナル4を戦い終えての感想を聞かせていただけますか

終わっちゃったなと。明日から早起きしなくていいとか引退とかの実感がまだ沸かないです。負けたことを信じられないでいる状態です。

――ワセダのプレーについてはどうご覧になっていましたか

ワセダに対して東大のミスのカバーがうまくて、こっちのオフェンスにできずにずっとディフェンス時間を取られていた中ではしょうがないと思う部分があります。ディフェンス時間が長かったなと。

――タイムアウトやハーフタイムで選手同士で何かお話はされましたか

その時々で戦術の話はしました。勝った試合のときと同じような感じではいましたね。

――きょうが4年生として出場する最後の試合となりましたが、四年間のラクロス生活を振り返っていかがですか

去年に続いてAチームの方では直接的な戦力として関わることができなかったんですけど、日々の練習だったり、きょうで言えば光太郎(山岡、DF、社4=神奈川・サレジオ学院)のすねにボールが当たったときに少し出た時間であったり、少しでもチームの勝利に貢献できていればやることは全部やり切ったという感じで過ごしました。

――最後に後輩へ向けた一言をお願いします

4年生も少ない人数でまとめていたというのもあるんですけど、下級生が主体のチームになったこともあって下級生が主な戦力となっていてくれた部分もありますし、らいねん以降より強いチームができ上がると思うので、東大・ケイオーに借りを返しに行ってくれれば幸いです。

MG片寄ももか(文構4=千葉・市川)、MG浦山由夏(文構4=神奈川・洗足学園)

――試合を終えての感想をお願いします

片寄 あっけなかったなあ。長いようで短くて、短いようで長い一年だったなあという感じです。

浦山 やっぱり悔しいというのが一番です。それでも、今まで四年間やってきたことに意味があると思えるのは、同期や後輩や先輩がいてくれたからです。悔しくても次に託そうと思えますね。

――きょうの試合はどのような気持ちで迎えられましたか

片寄 去年ファイナル4で先輩たちが引退されてちょうど一年たって、自分が4年生になって(同じ舞台に立つ)という節目の時でもありました。絶対に勝ちたいな、絶対に勝ってみんなと長くいたいなというように、通過点にしたいと考えていました。

浦山 勝つこと以外あまり考えていなかったです。もちろんそれまでは不安だったりもしましたが、きょうは勝てるし、勝つし、ももかが言ったように、日本一への通過点だと思って臨みました。

――試合をベンチから眺めていていかがでしたか

片寄 観客がたくさんいるという雰囲気にのまれそうになりつつも、下級生が多いのですが、その子たちがここまで頑張ってくれる姿が、自分の代じゃないのに本当にうれしかったです。もっと続けたい、Qがあとちょっとで終わる時でも、みんなとまだ一緒にやりたいなと思っていました。

浦山 最後後半は少し巻き返したみたいに、最後まで諦めちゃいけないなということはこの四年間ずっと思ってきたことでした。ラスト1分まで勝つんだと思っていたので、ベンチで何もできない立場ですが、祈るような気持ちで、観客と選手のことを見ていました。

――学年でマネジャーはお二人しかいなく大変なこともあったと思いますが

片寄 二人しかいなかったんですが、それだからこそ由夏の存在というのはすごく大きくて、この子がいるから私も頑張れました。もちろん最初は、二人しかいないから辞められないと思うこともありましたが、ずっと一緒に頑張っていきたいなと思える相手を大学で見つけられたというのは、本当に一生の友達、仲間といいますか、うまく言葉では表現できませんが、かけがえのない存在を見つけられたなと思います。自分にとって本当に財産になったと思っています。

浦山 二人だけだったので、意思疎通取るのは楽でした。何より、つらいことがあっても、分かってくれる存在が誰か一人いてくれたら頑張れると思うんですが、それが私にとってももかだったので、つらい時とか悲しい時とか楽しい時、四年間全部の時にいたのは私はももかだったなと思うと、感謝と大好きという気持ちしかないです。

――同期のプレーヤーの方に伝えたいことはありますか

片寄 人数が少なくて、ずっと弱い弱いと言われてきましたが、ずっと本当に頑張ってきた姿を一番近くで見てきました。私とか由夏が普通に仕事をしてるだけで、ありがとうと言ってくれるんですね、私たちの代の人は。ありがとうと言われるために仕事をしているわけじゃないのに、普通に声を掛けてくれて、仲間としてちゃんと受け入れてくれました。本当に良い人たちなんですよね(笑)。

浦山 まずは四年間お疲れさまでしたという気持ちと、ありがとうという気持ちでいっぱいですね。同じ4時代に起きていると思うんですが、そこから運動するのとマネジャーというのは全く違うと私は思っていて、たった一つの自分のプレーでチームの上げ下げに関わるというのが、戦いの中にいる選手と私は違うと思っていました。そういう戦いの中でずっと生きてきた選手、試合に出ている選手出ていない選手も含めて、すごく尊敬しているし、大好きだし、ありがとうという感じです。

――これからもラクロス部を引っ張っていく後輩たちにメッセージをお願いします

片寄 何にも試合中にできないかもしれませんが、最後まで信じてあげられる気持ちはがすごく大事です。マネジャーがつくる日頃の練習環境が1プレー1プレーに関わってくるというのを分かって取り組めば、来年のきょう勝って、1個下の代は日本一になってくれると信じています。頑張れ!

浦山 みんな選手に比べたらちっぽけかもしれませんが、何か苦しいことにぶつかったときには、私は誰かが見てくれていると信じていました。もちろん一人で頑張んなきゃいけないときもありますが、苦しいときも誰かが見てくれているんだ、これが日本一につながっているんだと思って、頑張ってほしいです。

TR大野新斗(スポ4=愛知・千種)・TR高久美月(スポ4=東京・新宿)

――四年間のトレーナー生活が終わりました。今どんなお気持ちですか

大野 四年間結構いろいろなことがあって。うれしいこともつらいこともいろいろあったんですけど、今振り返ればあっという間に過ぎちゃったな、終わってしまったなという思いです。詳しいことは今はあまり考えられないです。単純に終わったなという感情が残っているだけです。

高久 私もさっき四年間を振り返っていたんですけど、特に私たちの代になってからの印象がすごく濃くて。二人がトップになってからいろいろなことをやったりしてきて、でも日本一という結果につながらなかったというのは純粋に悔しいですし、よく分からない感情です。

――最終学年として、この一年間何か心掛けてきたことなどはございますか

大野 四年間の最後の集大成で、選手も幹部中心にチーム一丸となって日本一を目指してやってきているので、それに見合うサポートを自分たちもしようと心掛けていました。

高久 リーダーは彼がやってくれていて、幹部とも連携を取ってくれていて。トレーナーは全部で5人いて、特にAが頑張ってやってくれていたので、任せる部分もありつつA、B、C、1年と全部で連携を取れて、トレーナーがサポートできるようにというのは4年のトップとして心掛けていました。

――これでラクロス部としての四年間は終わりましたが、これからどんな目標がございますか

大野 僕は卒業してもトレーナーをしたいと思っているので、この四年間を糧にして今後のトレーナー生活に生かしていければいいなと思っています。

高久 私はトレーナーとは全く違う畑で働いていくんですけど、サポートするという役割は大学で初めてだったので、そういう経験を生かしつついろいろなことを頑張っていきたいなと思います。

――選手として四年間頑張ってきた同期の皆さんにはどんなお言葉を掛けたいですか

大野 僕らの代は新人戦などでもなかなか勝てていなくて結構弱い世代だと言われてきている中で、ファイナル4まで来られて選手も最後まで希望を持ってボールを追い掛けてくれていたので、その姿を見て「ありがとう」と伝えたいです。

高久 私も本当に同じで、1年生のころはここまで連れてきてもらえるなんて思ってもいなかったので、まず「この舞台に立たせてくれてありがとう」という思いと同時に、体も痛いところがある中でも最後まで頑張って戦ってくれていたので、「本当にありがとう、お疲れ様」という言葉を掛けたいなと思います。

――後輩のトレーナーの皆さんにはどんなメッセージがございますか

大野 今僕らが全部で5人いて、1個下が1人、2個下も1人で各代1人ずつしかいなくて。それに対して選手数が50人と多いので、大変なことが多いと思います。その辺は僕らの経験も共有しつつ、自分たちの代なりの味を出して頑張っていってもらいたいです。

高久 人数が少ないからこそ3人でどう力を合わせてやっていくかが大事で。TRチームとして頑張っていくことがとても必要になってくると思うので、常にコミュニケーションを取って、勉強も頑張れという感じです。

――最後に、お二人で四年間頑張ってこられたということで、お互いにメッセージをお願いします

大野 そうですね、すごく恥ずかしいんですけど(笑)。僕は結構トレーナーの知識や技術が得意で、チーム管理や運営に関して視野を広くしていくのが結構苦手なタイプなんですけど、その点を彼女がすごくやってくれました。この四年間最後までやってこられたのも、僕ができていないところを彼女が拾い上げてやってくれたからだと思うので本当に感謝していますし、美月じゃなかったらここまで来られなかったと思っているので、本当にありがとうございました。

高久 すごく恥ずかしいですね(笑)。四年間すごく長くて、ちょうど1年前に二人で頑張っていかなきゃいけないってなった時にいろいろなことをやっていこうと話して、その言葉通りプレーヤーとすごく連携を取って、こういう問題があるというのを抽出してきてくれて。それを解決するにはこういう新しいことをやってみたらどうかという、1歩目のスタートダッシュを彼が提案してくれて。3年生で行った留学の経験も生かして、部に還元してくれていたんですよ。だからTRチームのリーダーとしてしっかり引っ張ってくれて、いろいろな知識を私たちに与え続けてくれた姿勢を本当に尊敬していて。これからも一トレーナーとしての素敵な活躍をすごく楽しみにしています。

AT秋山拓哉副将(スポ3=兵庫・豊岡)

――きょうの試合を終えての感想を聞かせてください

自分も含め下級生がミスをしたりシュートセーブされた場面があったので、申し訳ないという気持ちです。

――ディフェンス時間が長い中で、オフェンスメンバーとしてはどのようなことを思ってプレーされていましたか

第1Qは結構こっちにボールがあって、自分についているディフェンスが相手のボトムの3枚目だったので、思いっきりゴールに向かおうと思っていました。でも第2Q・第3Qになってディフェンス時間が長いのにオフェンスが焦ってすぐ突っ込んで、また相手のオフェンスになってしまったところは反省かなと思います。

――第1Qではご自身がゴールを決められました

対談の時に言ったように、大雅さん(篠崎、AT、スポ4=栃木)に頼ってばかりいるのが嫌で、きょうは1点目は取ろうと思っていたので(1点目が)取れたのは良かったんですけど、そのあと2本セーブされたので、そこがやっぱり弱いところかなと思います。

――今シーズンチームを引っ張ってきた4年生に向けて一言いただけますか

人数は少なかったんですけど、オフェンスで言えば皇希さん(伊藤、MF、スポ4=今治西)、大さん(佐藤副将、MF、スポ4=東京・調布北)、大雅さんと結局頼りになるのは4年生の方で。その力が今自分たちにあるかと言われたらあるとは言えないので、その偉大さを実感しているというか、負けないように次は自分たち3年生も頑張りたいなと思います。

――らいねんは最上級生としてチームをけん引する立場になります

1年の時にファイナルで負けて、去年と今年がファイナル4で負けているので、先輩方の思いも晴らせるように、日本一を目指してまた一生懸命練習していきたいと思います。

AT田口一希(法3=東京・早大学院)

――今の率直な気持ちを教えてください

4年生に申し訳ない気持ちと、4年生に感謝の気持ちでいっぱいです。

――けがをしてようやく出られた試合でした

けがをして復帰してからすぐにAチームに入れてもらって、自分のプレーが勝利に結ばなかったというのが申し訳ないなと思います。

――序盤から東大に押される展開となりましたが、試合内容を振り返っていかがですか

先制点というのがこういう試合では大事になるというというのは前々から分かっていたのですが、あらためて感じさせられる試合でした。

――最終Qではショットを決められましたが

最後は攻めるしかなかったので、1点しか取れませんでしたが、点を取れたことはやはり良かったと思います。

――あらためて4年生に伝えたいことはありますか

1年生の頃からBチームでお世話になっていた4年生の方々ばかりだったので、日本一を一緒に取りたかったというのが一番です。でも、もう今は負けてしまって、今までありがとうございましたという感謝の気持ちでいっぱいです。らいねんこそは東大、慶大、日体大を倒して、日本一になりたいと思います。