スケート部

2016.11.02

第21回ウィンタートロフィー 10月30日 新横浜スケートセンター

松嶋、今季も国体の神奈川県代表に選出!

 西日本選手権の女子フリーが佳境に差し掛かってきたちょうどその頃、新横浜では松嶋那奈(スポ3=東京・駒場学園)がウィンタートロフィーに臨んだ。この大会は国民体育大会(国体)の神奈川県選考会であり、上位2名が県代表に選出される。松嶋は85.02点で2位。少年女子時代を含め、7年連続で国体の代表枠を勝ち取った。

 冒頭のトリプルトーループ―トリプルトーループはブロック以降ミスがなく、この日も完璧な出来栄え。しかし続くループ、サルコーはいずれも回転不足を取られてしまう。後半のジャンプでもミスはあったが、最後にダブルフリップ―ダブルトーループ―ダブルループの3連続ジャンプを決めるなど意地を見せた。また、ステップとスピンは東日本学生選手権よりもレベルを落とし、技術点は伸び悩む。一方、本人が「前回より笑顔で滑ることができた」と振り返るように、表現面は完成度を増し、演技構成点は43.20点とまずまずの数字。技術面の精度を上げ、東日本選手権(東日本)ではさらなる高得点を狙う。

笑顔で滑り切った松嶋

 今大会、優勝に輝いたのは同級生ライバルの鈴木美桜(慶大)。今季の大会ではいずれも松嶋が上回っていたが、ここにきて調子を上げ90点台をマークした。ことし1月の国体で団体2位に入った神奈川コンビが、2年連続の表彰台を目指す。その前に待ち受けるのは、今週末の東日本。6枠という狭き門をくぐり抜け、そろって全日本へ。神奈川を、そして関東の大学フィギュアスケート界を引っ張ってきた二人が、大一番に挑む。

(記事 川浪康太郎、写真 慶應スポーツ新聞会提供)

※写真は慶應スポーツ新聞会の西村夏菜氏にご提供いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

慶大の鈴木美桜(中央)、鈴木星佳(右)姉妹と並んで賞状を手にする松嶋

結果

▽選手権女子

松嶋那奈 2位 85.02点

コメント

松嶋那奈(スポ3=東京・駒場学園)

――ジャンプを振り返って

今回は全てのジャンプが早く、6分間練習の時から重心が足にちゃんとなかった感じがありました。ここ最近の練習からしたら自分の持っているジャンプではなかったです。冒頭のコンビネーションはうまくはまりましたが、続くループとサルコー、アクセルは早まってしまったかなと思います。

――表現面やジャンプ以外の要素はいかがでしたか

表現面では前回より笑顔で滑ることができたと思いますが、まだ大きく体を動かすところがたくさんあると思うので、来週につながる演技ができたと思います。ジャンプ以外では、ステップとスピンでレベルを落としたところがあったので、東日本(東日本選手権)の時にはきちんとレベルを取れるようにしていきたいです。

――85.02点という点数についてはどう感じていますか

ジャンプで抜けたところがあったので点数には納得はしていますが、まだ点数を伸ばしていけるようにしたいです。

――鈴木美桜選手(慶大)が90点台を出しましたが、意識する部分はありますか

特に意識しているところはないですね。お互い同じリンクで毎日練習しているのでこれからも支え合っていけたらいいと思っています。また、今回も国体でペアになれたので、頑張っていきたいと思っています。

――最後に、今週の東日本に向けた意気込みをお願いします

東日本に向けての課題はジャンプの確率を上げることはもちろんですが、ステップやスピンでのレベルを確実に取ること、また技術面以外で点数をもっと伸ばせるようにしていけるよう、残り少ない練習でやれることはやっていきたいと思っています。