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ゴルフ部

2016.10.31

信夫杯争奪日本大学対抗戦、信夫杯争奪日本女子大学対抗戦 10月27・28日 千葉カントリークラブ

今年度最後の団体戦、全国のカベ厚く

 今秋も全国から最高峰の実力を誇る大学が集った。信夫杯争奪日本大学対抗戦(信夫杯)と信夫杯争奪日本女子大学対抗戦(信夫杯)が、伝統ある千葉カントリークラブ・梅郷コースで行われた。「日本一」を男女ともに目標としている早大。昨年はこの大会で女子が見事3位入賞を果たし、さらにことしは男子が10年ぶりに出場するだけに期待されたが、終わってみれば女子が4位男子は14位と悔しさの残る結果となった。

 気温23度、気持ちの良い秋晴れとなった初日だったが、男子が14位、女子は4位と出遅れてしまう。10年ぶりの出場で4年生ですら初めての経験となった男子は、「あんまり上手くいかなかった」(石毛巧、スポ4=埼玉栄)や「パッティングで苦しんだ」(長谷川和市、スポ3=兵庫・滝川二))と各々苦しいゴルフを強いられた。一方で去年この大会に出場した女子部の中で目立ったのは、出場したメンバーのうち唯一の1年生清水日奈(スポ1=栃木・宇都宮文星女子)の活躍だ。初日をチームトップのスコアである70にまとめ、2日目のチームの巻き返しに望みをつなげた。

学生最後の大会、4年生のプライドをみせチームトップスコアを出した前山聖那(商4=青森・弘前)


 2日目は1日目と打って変わって気温が上がらず、午後には冷たい雨が降り出した。全員がスコアを上げ初日に比べ計15打減らした男子だったが、最終結果は一つ上の11位とは1打差、10位と2打差、9位と3打差の12位に沈む。一方4位からの浮上を図った女子はチーム全体のスコアを減らすことができず、最終スコア612と上位との差を詰めきれずに4位で大会を終えた。2位の流通科学大とはわずか3打差であった。日本一を強く意識してきた女子にとって悔しい成績ではあったが、来年に向けてひとつの希望の光となったのはやはり唯一の1年生清水である。1日目を70、2日目を73にまとめ大会最優秀選手に選ばれた清水は「初日終わった時点で全体的にはトップと1打差だったので2日目も頑張ればいけるかなと思っていました。」と笑顔を交えて語った。「2日目を迎えて前半みんないい感じで回っていたんですけど、後半天候の影響もあってなかなかみんなスコアを伸ばせ」なかったと鈴木ありさ主将(スポ4=東京・杉並学院))が語る中、期待の1年生が実力を見せた形となった。

清水は2日間通して好調ぶりをみせ、来年への期待が高まる大会になった


 4年生にとって最後の団体戦となった今大会。結果だけを見れば未練の残るものであるが、男子の10年ぶりの出場や女子の1年生でのMVP獲得などこれからにつながる材料も多い。先輩からワセダの伝統を受け継ぎつつ、「難しいところだと思うんですけども成績はやはり私たちの代を越えてほしい」(岩周巧泰主将(社4=宮城・東北))という先輩らの思いに応えるためにも新たな挑戦が必要なのではないか。

最優秀選手に選ばれた清水


(記事 石塚ひなの、写真 越智万里子、石塚ひなの)


結果

▽総合順位(男子)

順位 大学名 1日目 2日目 総合成績
優勝 大阪学院大学 280 281 561
2位 東北福祉大学 282 281 563
3位 日本大学 285 283 568
4位 中央学院大学 283 291 574
5位 東海大学九州校 291 288 579
6位 専修大学 287 299 586
7位 中部学院大学 299 288 587
8位 関西学院大学 298 298 596
9位 日本経済大学 305 295 600
10位 近畿大学 296 305 601
11位 名古屋商科大学 298 304 602
12位 早稲田大学 309 294 603
13 至誠館大学 302 301 603
14位 立命館大学 297 309 606
15位 福井工業大学 310 321 631
16位 東京農大オホーツク 386 389 775
※各大学出場5人中上位4人のスコアを採用

▽個人順位(男子)

選手名 学部・学年 1日目 2日目 総合成績 総合スコア
前山聖那 商4 75 73 148 +6
照沼恭平 社4 81 75 156 +14
石毛巧 スポ4 75 75 150 +8
長谷川和市 スポ3 78 71 149 +7
山本雄太 教2 72 86 158 +16
※1ラウンド・パー71

▽総合順位(女子)

順位 大学名 1日目 2日目 総合成績
優勝 東北福祉大学 300 292 592
2位 流通科学大学 307 302 609
3位 大手前大学 295 316 611
4位 早稲田大学 306 306 612
5位 同志社大学 311 307 618
6位 法政大学 304 317 621
7位 明治大学 310 312 622
8位 中部学院大学 317 318 635
9位 日本経済大学 336 320 656
※各大学出場5人中上位4人のスコアを採用

▽個人成績(女子)

選手名 学部・学年 1日目 2日目 総合成績 総合スコア
鈴木ありさ スポ4 80 77 157 +13
小出真鈴 文構4 77 77 154 +10
新島有稀 スポ4 83 記録なし 83 +11
浜上佳奈 人4 79 79 158 +14
深澤みなみ 人3 記録なし 83 83 +11
清水日奈 スポ1 70 73 143 -1
※1ラウンド・パー72
コメント

岩周巧泰主将(社4=宮城・東北)

ーー今大会の振り返りをお願いします

1日目の結果も、今回はベストメンバーで臨んだつもりなのでもっと上に行けるかなと思っていたのですが、やはり朝の準備もそうですけどここ1年やって来たことが上手く発揮できずに思ったよりも打ってしまったので、乗り切れなかった試合になったのかなと思います。

ーー他大学との差を感じたところはありますか

やはりAブロックでやらせてもらっている分、強い東北福祉大や日大、大阪学院大などは全国大学対抗戦(全日)も経験させてもらってるのである程度わかって臨んだのですけども、過信ではないけど奢りのようなものがどこかチームにあったのかなというのはありますね。

ーーチームの状態はいかがでしたか

この大会に向けてはかなりチームは仕上げて来たんですけども初日の朝の段階で満足のいく準備が出来ていなかったというのが正直な感想で悪くないといえば悪くないですがベストであったとは言えないですね。

ーー今年度主将を務めて来ましたが

今年1年は本当にいろんなひとに助けられながらやった1年じゃないかなと思います。今まで自分が見て来た主将の方々は結構偉大な方が多くてリーダーシップを発揮されていたんですけど、自分の代では同期、主務を含めて後輩、先輩監督コーチに支えられて自分の足りないところは全部やってもらえましたし、技術面においても仕事面においてもチームの雰囲気作りにおいても自分が出来ないことは助けてもらうというチーム作りをしてこれたので、今年1年は本当に助けられました。

ーー4年間を振り返っていかがですか

4年間、監督コーチをはじめとして、チームに育てられたなと思っています。技術的に上手くなったかといったらそうでもないかもしれないですけど、人間的な面ではキャパシティであったりとか人間性は磨きをかけられた4年間だったのではないかと思います。

ーー後輩に向けてメッセージをお願いします

昨年の秋はリーグ戦会場で涙をのんで1年間今年の大会に向けて全部気持ちを入れてやって来たんですけど、春秋と両方全国に出られた分、足りなかったものをどう超えていくかというのが後輩に残された課題であって、難しいところだと思うんですけども成績はやはり私たちの代を越えてほしいと思っていますし人間的な部分でもまだ未熟なところご多いと思うのでさらに後輩を育てていけるかということですね。長谷川(和市、スポ3=兵庫・滝川二)に代を引き継ぐのですけども、長谷川が下の代や更に下の代を引っ張ってくれるような主将になってくれてまたの新しい色のチームが出来ればなと思っています。

照沼恭平(社4=東京・早実)

ーー2日間の振り返りをお願いします

今回で学生最後の試合という事で出来る限りいいスコア出して4年間の集大成を、あとは部活にしっかりやって来た恩返しをしようと思って臨みました。

ーーご自身のプレーはいかがでしたか

2日間、苦しい状況の中なんとか1打縮めようと思いながらやって来ました。

ーー慣れたコースという事でしたけど

でも難しかったですね。試合になるとやはり違うなとは思いましたね。

ーー課題と話されていたショットの調子はいかがでしたか

きょうも課題でしたね。少し前に修正して臨んだのですが、それが付け焼き刃だったということで、それがこのオフシーズンに向けてやらなければいけないことかなと思いました。

ーー4年生として最後の大会になりましたが、4年間振り返っていかがでしたか

悔しい思いもして、いろいろな思いをしたんですけど、やはり最後の最後、信夫杯という全国大会に出られて、しっかりとやることを成し遂げたからできたのかなと思って安心しているのと嬉しい気持ちと寂しい気持ちといろいろ混ざっているんですけど、4年間やって来れてよかったなと思っています。

ーー後輩に向けてお願いします

今回も後輩2人がメンバーに入って、リーグ戦のときも後輩が活躍してくれてというスコアだったので、やはりその後輩たちに思いを託して来年も全国の舞台に立てるように頑張ってもらいたいと思います。

石毛巧(スポ4=埼玉栄)

ーー2日間の振り返りをお願いします

あんまり上手くいかなかったという感じですね。

ーーどの辺りが上手くいかなかったのでしょうか

この会場で普段キャディーをやっているのでもう少し良いスコアを出さなければいけないという状況の中で、2日間とも75打で微妙な結果だったということで、もう少し良いスコアを出せていればチームとしてももう少し良い結果だったのではないかなという感じです。

ーーショットやパターで良かったものは

昨日はショットの調子が良くてパターが入らなくてという感じだったんですけれど、きょうはショットが乱れて午前中少し打ってしまって後半は頑張って抑えたかなという感じですね。

ーー最後の大会、4年生としてチームを見ていていかがでしたか

今まで1年生からずっと団体戦に出て来て経験して来た中で、今年が1番チームの一体感があってチームの雰囲気は良かったのではないかと思いました。

ーー選手として4年間いかがでしたか

スポーツ推薦として大学に入学して団体戦に出させてもらったんですけど団体戦はそんなに活躍できなかったなというのと、個人戦もあまりいい結果ではなかったのですがこれからゴルフの道に進むということで、まだまだゴルフをやるので頑張っていきたいなと思います。

ーー後輩に向けてお願いします

今回自分は初めての信夫杯ということで後輩たちにもいい経験になったと思いますし、秋リーグ(関東秋季Aブロック対抗戦で)はAブロック残留という結果だったので来年もしっかりAブロックに残留して全国大会で良い結果を残してもらうことを期待しています。

鈴木ありさ主将(スポ4=東京・杉並学院)

ーー2日間の振り返りをお願いします

このチームで最後の団体戦ということで死にものぐるいで優勝目指してやって来たのですが、初日4位と少し出遅れた感じはあったんですけどそこまでスコア差がない中、2日目を迎えて前半みんないい感じでまわっていましたが、後半天候の影響もあってなかなかみんなスコアを伸ばせず、2位3位とスコアの差があと少しというところだったので悔しい気持ちでいっぱいです。

ーー1日目のスコア、いつもと比べ少し苦しんでいる印象でした

私自身朝日杯(争奪日本女子学生選手権)の時から少し調子が良くなくてどう戻そうかということで前の日まで調整していたんですけどなかなか思う通りにいかないところも多く苦しい場面も多かったんですけど、しっかり粘りながらラウンドは出来たかなと思います。

ーーチームの状態はいかがでしたか

チーム力を軸にして戦っているのでみんな選手と応援の距離も近かったですし、みんなコミュニケーションを取りながら笑顔で戦っていたのはすごくいい点だったなと思います。

ーー全日と今大会と、悔しい結果になってしまいましたが

私の責任も本当に大きいなと思っているので同期後輩、OB、OGの皆さんには申し訳ないなという気持ちでいっぱいなのですが、この経験が後輩たちにはいいバネになってくれると信じて私たちにこれからできることをしっかりやって悔しい気持ちもしっかり伝えつつ、来年に向けてできる事をしっかりやっていきたいと思います。

ーーこれでチームとしては最後の試合になりましたが

この1年本当にみんな団結力があって充実した1年間だなと思っていて、本当にチームのみんなに支えられて私自身も主将という役職を務められたなと思っているので感謝の気持ちでいっぱいです。

ーー強い女子部というイメージでした

そう言ってもらえるとすごく嬉しいんですけど、やはり私たちが入部してから先輩たちから厳しい指導も受けつつそれを伝統という形でしっかり残してこの4年間やれたというのは大きいなと思っていますし、先ほども言いましたが感謝の気持ちでしかないので、これからはOGという立場になるのでその立場から後輩たちにできることをやっていければなと思います。

後輩たちにはどのように頑張っていってほしいですか

日本一の目標を常に持ちながらやってほしいかなと思っているんですけど、伝統だったり、大事にしていることはチームで戦っているということなのでその軸だけはぶらさずに、本当に4年間はあっという間なので充実した4年間を過ごしてもらえればなと思います。

小出真鈴(文構4=長野西)

ーー2日間の振り返りをお願いします

2日間とも77打ということで昨日は耐えて77だったんですけど、きょうは12ホール目くらいまでワンアンダーでいっていて、その後崩してしまっての77だったので今は悔しい気持ちが強いです。

ーー朝日杯では両日パーでまわっていて調子がよかっただけに悔やまれる結果だと思うのですが

調子は4日間通してずっと良くて、調子が良すぎて飛距離が伸びてしまって縦の距離感が合わなくなってしまうくらい調子が良かったんですけど、やはり個人戦のプレッシャーと団体戦のプレッシャーは全然違うなと思って、最後の試合ということもあって同期でもレギュラーで出れていない子もいるのでそういうのも背負って戦っているとやはり上手くいかない場面もあってもっとリラックス出来れば良かったのかなと思うんですけど。でもそうらいうのを背負ってこそ団体戦だと思うのでそういった中でも最後まで攻め切れたというのは悔いは全然ないです。

ーーチームとしてこれが最後の大会になりましたが感想をお願いします

私個人としては攻め切れたというところが最後なので全部攻めていこうと思って臨んだ試合だったので最後までそれを貫き通せたというところは良かったと思います。あとはコースの中でまわっていても選手が一生懸命まわっているところを見られたり、応援中に入って支えてくれたりという、チーム力を感じるところがすごく多かったので最後までワセダらしく戦えたのかなとは思います。

ーー4年間の感想をお願いします

4年間早かったなと思うんですけどそれだけ充実した4年間だったと思いますし、同期に恵まれて、先輩後輩に恵まれて監督コーチに恵まれて充実した4年間に出来たと思うので感謝の気持ちでいっぱいです。