バスケットボール部

2016.10.29

第92回関東大学リーグ戦 10月29日 東京・代々木第二体育館

拓大を相手に連敗ストップ!最終戦につながる勝利

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)は最終週を迎えた。ここまで下位のチームが相手のときを含め黒星が続いている早大は、拓大との一戦に臨んだ。試合は立ち上がりから早大のペースで進み、常に10点以上のリードを保ったまま第3Qを終える。しかし第4Qには相手の猛追に合い、一時は1点差に詰められてしまう。それでも試合終了間際のF澁田貴大(スポ4=東京・京北)のスリーポイントシュートで何とか逃げ切り、74-70で白星を飾った。

 立ち上がりを課題としていた早大だが、きょうは試合序盤からリズムを作る。第1QにG森井健太(スポ3=京都・洛南)が先制すると、インサイドを中心に加点していく。4分にはG河合祥樹主将(スポ4=京都・洛南)を皮切りに、澁田、ケガでしばらく欠場していたF濱田健太(社2=福岡第一)がスリーポイントシュートを沈め、内外問わない得点を見せた。第2Qも終始バランスの良い攻撃を展開し、リードをさらに広げる。ディフェンスでも持ち味を発揮し、相手のターンオーバーを誘発する場面も見られた。早大は36-25とリードし前半を折り返した。

ここぞという場面でシュートを決め、チームを引っ張った河合主将

 点差をさらに広げたい早大は、第3Qには濱田、G南木俊樹(社3=東京・早実)を中心に加点していく。ファウルがかさんだことで流れの悪い時間帯があったものの、56-43で第3Qを終える。試合は大きく動いたのは第4Qだった。5分にC宮脇隼人(スポ4=京都・洛南)がファウルアウトすると、フリースローを確実に決める相手に徐々に点差を詰められる。それまで高い決定率で決まっていたシュートもリングに嫌われ始め、コートには異様な雰囲気が漂った。残り1分にはついに69-68と一点差となり、すかさずタイムアウトを要求。しかし試合終了間際に澁田のスリーポイントシュートで72-68とすると、C富田頼(スポ2=京都・洛南)もゴール下でシュートを押し込み、74-70で何とか逃げ切り勝利した。

アシスト、得点共に活躍が光る森井

 試合には勝利したものの、最終的には点差を大きく詰められる展開となったこの試合。「勝ち切れたのは良い収穫だと思うのですが、離しどきにしっかり離せるチームにならないといけない」と濱田は試合を振り返る。あすの相手は、強敵・東海大だ。リーグ戦最終節、ワセダらしいバスケットを展開することが期待される。

(記事 下長根沙羅、写真 橘高安津子、黒田菜々子)

第92回関東大学リーグ戦 10月29日(vs拓大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

24 12 20 18 74
拓大 14 11 18 27 70
◇早大スターティングメンバー◇
F#25 伊藤諄哉(人4=京都・洛南)
G#7 石原卓(社3=東京・京北)
G#18 森井健太(スポ3=京都・洛南)
C#26 富田頼(スポ2=京都・洛南)
F#39 桑田裕平(商1=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  澁田貴大:15得点
リバウンド  富田頼:8リバウンド
アシスト  河合祥樹:3アシスト
コメント

G河合祥樹主将(スポ4=京都•洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前回戦ったときとは違って、留学生のバンバ(拓大・4年)がいないということで、相手も機動力重視でスリーポイントを沢山打ってきたので、しっかり止めようと前半は言っていました。点差が10点、15点離れたところは良かったのですが、最終的には離すべきところで20点、30点と離せなくて、点差が縮まってしまったんですけど、結果として全員で我慢してディフェンスをした結果、勝てて良かったとほっとしています。

――きょうはどのような意気込みで臨みましたか

先週までの戦いで負けが続いていて、今週の土日で連敗してしまうと、もしかしたら相手の順位によっては入替戦に回ってしまうかもしれないし、僕たちが二勝すれば、いま、部として一番いい順位が取れるかもしれなくて、そのような中で危機感であったりチャンスであったりを感じながら、まずきょう勝たないとという強い気持ちで臨みました。

――第3Qまでは10点以上のリードを保っていましたが何を意識してプレーしていましたか

相手にはシューターが多くて10点差は簡単にひっくり返されてしまうので、しっかりディフェンスから走って離していこうとしたんですけど、結果的には追いつかれてしまって残念だったかなと思います。

――第4Qで追い上げられた原因はどこにあると思われますか

第4Qというよりは、第3Qに相手も僕たちもチームファウルが溜まっているときに、自分たちのチームファウルのところを狙われて、ゴール下の強いプレーで着実に点を取られてしまったというところで、相手に詰められたのだと思います。

――あすの東海大戦はリーグ戦最終節となりますが、意気込みをお願いします

東海大は、僕が1年生のときから試合をしてきて、一度も勝ったことがないですし、試合も4年生として最後のリーグ戦になってしまうので、今まで春からずっと積み上げてきたものを、この2カ月リーグ戦で戦ってみんなと練習してきた集大成を全て出して、最後勝ち切っていい形で終わりたいと思います。

C富田頼(スポ2=京都・洛南)

――ここまで連敗が続いていましたが、きょうの試合はどのような意気込みで臨みましたか

最後の週ということで順位にも大きく関わってくる二試合なので、これまでリーグ戦を通して培ってきたものを全て出し切ろうという気持ちで臨みました。

――最後の三試合の相手が筑波大、拓大、東海大ですがこのことに関していかがですか

三校共に僕たちよりも格上の相手ですが、自分たちの出せるものをしっかり出そうということをチーム内で話していました。拓大は前回も勝った相手なので、きょうの試合も頑張って勝とうという意気込みで臨みました。

――拓大がバンバ選手を欠いている中で、どのように戦っていこうとされましたか

主力選手がいない中ではあったんですけど、僕たちがやるべきことは変わらないと思っていたので、いつも通りやろうと思っていました。相手もリバウンドとかで気持ちを出してきていたので、僕たちもいつも以上にリバウンドやシュートチェックの場面を徹底していこうという話は出ていました。

――ご自身の得点シーンも目立っていた印象ですが、意識されていたのですか

相手のインサイドのプレーヤーもほとんど自分と身長が変わらないので、ボールを持ったときは積極的にアタックしたりファウルを誘いにいったりという部分を意識していました。

――終盤に追い上げられてしまったときはどのような心境でしたか

ずっと僕たちがリードを保っている時間帯がありましたし、追い上げられて焦ってしまっても相手の思うつぼになってしまうので、落ち着いていつも通りやろうという気持ちでいました。

――あすの東海大戦に向けて意気込みをお願いします

やることは変わらないので、僕たちが今までやってきたことというのを全て出し切れるように頑張りたいと思います。

F濱田健太(社2=福岡第一)

――復帰戦となりました。感触としてはいかがでしょうか

自分はまだ復帰して1週間も経っていないので、自分にできることをやろうと思っていました。派手なことではなくてディフェンスとかルーズボールとかを頑張って、シュートは入ればいいかなという気持ちで臨みました。シュートは入らなかったのですがディフェンスの部分では頑張れたかなと思います。

――2連敗を喫していた中、チームとして試合に臨む上で話されたことはございますか

相手も自分たちと同じくらいの身長で、どんどんスイッチを使って自分たちのピックアンドロールを止めてくるっていうサーチングをしていたので、その部分で自分たちもスイッチされた部分を攻めることを意識しました。あとは最近の試合でルーズボールやリバウンドを取られて負けている場面が多かったのでもう一度初心に戻ってみんなで頑張ろうという話はしました。

――序盤からワセダが試合の主導権を握りました。振り返っていかがでしょうか

久しぶりにワセダがリードする展開で、しかも15点差くらいまで開いたと思うのですがここで20点、30点と開けなかったのが最後に追いつかれて苦しい試合になったところだと思っています。それでも勝ち切れたのはいい収穫だとは思うのですが、離しどきにしっかり離せるチームにならないといけないなという感じはしました。

――アウトサイドでのシュートが目立ちましたが、意識して取り組まれたのでしょうか

そうですね。自分はスリーポイントをひとつ武器にしていまして、それをチームからも期待されていると思うのですが、きょうは打ちすぎたなと思います。第3クオーター目でやったようなカッティングして中に切り込むプレーを増やしていかないと今後確率の悪いシュートばかり打っていたら流れも悪くなると思うので、その部分を修正していきたいなと思います。

――あすの東海大戦に向けて意気込みをお聞かせください

最終戦で疲労もみんなピークで相手も身長が大きくて、自分たちの弱みを攻めてくるとは思うのですが、自分たちは走るバスケットで誰が出ても同じプレーができるというのが強みなのでそこを生かして、走って勝っていきたいと思います。