ラクロス部

2016.10.23

Bリーグ全日本学生選手権準決勝 対立命館大 10月22日 神奈川・横浜FC東戸塚フットボールパーク

鉄壁のディフェンスで立命館大を封じ込めて勝利!

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
立命館大
▽得点者
田中大、及川、近藤、菅原、道本

 2年連続の日本一を懸けて臨む全日本学生選手権(全日)。早大は準決勝で関西の強豪・立命館大と対戦した。第1Q(クオーター)では2-2と競り合う展開に。その後はディフェンスを強いられる場面も多く見られたが、少ないチャンスをものにした早大が相手を振り切って勝利。慶大の待つ決勝へと駒を進めた。

 第1QはG川本祐輔ゲームキャプテン(商4=岡山芳泉)のナイスセーブが光る。序盤からエンジン全開の立命館大が立て続けに放つショットを次々にセーブ。川本の好プレーに後押しされるように、早大オフェンス陣はAT田中大智(人3=早稲田佐賀)、MF及川翔太郎(政経2=米国・ライネック)のゴールで2点を先制。けれども相手も負けじと連続ゴールを決め、第1Qを2-2の同点で終える。第2Qは開始5分にMF近藤直哉(商3=神奈川・逗子開成)が勝ち越しゴールを決め、幸先の良いスタートを切った。しかしその後はディフェンスの時間帯が続く。ここもDF大橋祐次郎(法4=東京・早大学院)らが相手を抑え込み、3-2のまま前半を折り返した。

好セーブを連発し、ゴールを死守した守護神・川本(左)

 第3Qも立命館大のポゼッション時間が長く、なかなか相手陣内へ攻め込めない。G宇野達朗(人3=東京・桐朋)がパスをカットするなどして相手のチャンスをつぶし、必死に耐える早大ディフェンス陣。一方のオフェンス陣も、第3Q残り5分でMF菅原惇司(法2=東京・早実)のショットが決まり待望の追加点を奪う。第4Qは序盤で1点を失い再び1点差となると、そのままディフェンスの時間帯に。しかし中盤で相手のファールによりエキストラマンオフェンスとなると、このチャンスでAT道本愛一郎(文構3=神奈川・逗子開成)のショットが成功し、試合を決定付ける。そのまま相手を突き放した早大は、5-3で勝利を収めた。

華麗なショットで得点を決めた道本

 今回の勝因の1つは嶋田雄二Bチームヘッドコーチ(平7政経卒=神奈川・桐光学園)も高く評価するディフェンス力。Gのファインセーブだけでなく、DF陣が頻繁に相手が持つボールをダウンさせて相手のオフェンスを封じ込めた場面が多く見られた。一方で「課題はオフェンスサイド」と嶋田Bチームヘッドコーチが語るように、オフェンス陣の得点力については、決めるべきところで決め切れたもののまだ十分とは言えない。ディフェンスからではなく、オフェンスサイドでも多くチャンスをつくり、得点を重ねていきたい。決勝の相手は関東ファイナルで敗れた慶大。リベンジを懸け、また日本一の栄冠を勝ち取るために挑む次戦はBチームの今年度最後の試合となる。闘志を滾(たぎ)らせ、いざ決戦の舞台へ。

(記事 小川由梨香、写真 大石藍、進藤翔太)

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コメント

嶋田雄二Bチームヘッドコーチ(平7政経卒=神奈川・桐光学園)

――きょうの試合全体を振り返っていただけますか

勝って良かったの一言に尽きます。内容よりは勝つことが大事だったので、それができたのは良かったと思います。

――ディフェンスを強いられる場面もしばしば見られました

そうですね。向こうが広くオフェンスをしてきたので、ボールをなかなか奪えずに相手にボールを持たれていましたね。ディフェンス時間が長いのはどちらかというと自分たちのオフェンスサイドの方でペースをつかめなかったからですね。

――ディフェンス陣は安定感が光りました

そうですよね。課題はむしろオフェンスサイドの方にあって、どんどん詰めてくるディフェンスに対して対処できないまま終わっているので。そこは技術的なものもあるかもしれませんが、課題だと思います。

――次戦があすに迫っています

慶大は一度対戦していてどういう相手かは分かっています。むしろきょうの方が知らない相手と対戦するということで硬くなっていた部分もありましたが、慶大には胸を借りるつもりで臨みたいと思います。

――次戦に向けての意気込みを最後にお願いします

同じ相手に2回負けるわけにはいかないので、絶対に勝ちたいと思います。

G川本祐輔ゲームキャプテン(商4=岡山芳泉)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

すごく厳しい試合でした。

――ディフェンス時間が長い展開となりました

そうですね。ディフェンス時間が長い中で、踏ん張れたかなと思います。

――ディフェンスを評価するとすれば

結果としては良かったですが、まだできたと思います。

――2点差という結果に関しては

勝てたので良かったです。点を取るに越したことはありませんが。

――相手チームの印象はいかがでしたか

関西から来ていて、勢いがありました。そういった勢いにやられないように、すごく慎重になったかなと思います。

――あすの決勝に向けて意気込みをお願いします

先週負けて、春先の練習試合にも負けているので、もう負けたくないですね。絶対に勝ちます。

MF近藤直哉(商3=神奈川・逗子開成)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

4年生の引退が懸かっているということでどうしても勝たなければいけない試合だったので、勝ちきれて良かったと思います。

――ディフェンス時間が長かったと思うのですが、どのようなプレーを心掛けましたか

オフェンス時間をなるべく長くしようということだったんですけど、打てるシーンで打ってしまって、うまく相手に取られてディフェンス時間が長くなってしまったのと、自分もやってしまったんですけど、無駄なファールがあったのでそこに気を付けていきたいと思います。

――3点目を決めた時のお気持ちは

自分は今シーズンケガで出られなかったんですけど、前回の久々の試合で点が取れなくて。それで今回は絶対取って、先輩たちの引退を1日でも長く伸ばそうと思ってやりました。

――あすに向けての意気込みをお願いします

きょうは夜遅い時間だったので、体のケアしっかりしてあした必ず借り返せるように勝ちたいと思います。