バドミントン部

2016.10.17

全日本学生選手権 10月17日 千葉ポートアリーナ

中里・富岡組がまさかの3回戦敗退、2組が4回戦へ

 全日本学生選手権(インカレ)3日目のこの日は、男女ダブルスの1~3回戦が行われた。男子は昨年2位の中里裕貴(スポ3=埼玉栄)・富岡寿将(社3=熊本・八代東)組が3回戦で敗退するという波乱に見舞われたが、1年生ペアの渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)・鈴木朋弥(商1=宮城・聖ウルスラ学院英智)組が4回戦進出を決める。女子は、島田きらら女子主将(スポ4=青森山田)・金森望(スポ4=福岡・九州国際大付)組が最後のインカレで全力を出し切ることができず無念の2回戦敗退。一方東日本学生選手権(東日本インカレ)覇者の我妻美沙紀(スポ4=宮城・聖ウルスラ学院英智)・中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)組が4回戦へと駒を進めた。

 東日本インカレで4位だった松本康平(スポ3=埼玉栄)・古賀穂(スポ2=福島・富岡)組だったが、この日は苦戦を強いられた。第1ゲームをシーソーゲームの末19-21で落とすと、第2ゲームも互いに譲らない展開になる。それでも先に20点目を奪い、何とか反撃のチャンスを見出したかと思われた。しかしすぐに追いつかれ、そのまま連続得点を許してしまう。再び並ぶことはかなわず、相手に軍配が上がってしまった。女子の島田・金森組は第1ゲーム、接戦の末にジュースになるが、あと一歩のところでネットミスが仇になる。1点のビハインドになった場面で鋭いコースにシャトルを放たれ、このゲームを落としてしまった。「やる前からいつも以上に緊張してしまって体が固くなってしまった」(島田)。第2ゲームは序盤に突き放され、そのまま点差を詰めることができず。最後のインカレは悔しさの残る結果となった。

最後まで息の合ったプレーを見せた島田(左)・金森組

 3回戦に進出した中里・富岡組は、開始早々に5点差をつけるという幸先のよいスタートを切る。しかし相手も黙ってはいない。追随され、ついに12-12で並ばれてしまった。その後は追う展開になり、相手のペースを崩すことができずにこのゲームを落としてしまう。続くゲームは拮抗(きっこう)し、ジュースに突入するが、相手のネットミスを誘ってゲームポイントを奪った。このまま逃げ切りたいところだったが再び並ばれ、最終的に22-24で敗北。2年連続で表彰台に上ることはかなわなかった。一方、1回戦からストレートで勝ち上がってきた浅原大輔(スポ1=宮城・聖ウルスラ学院英智)・吉村徳仁(スポ1=富山・高岡第一)組は、3回戦では終始強気で攻めてくる相手の勢いを止め切ることができず、白星を献上した。

4回戦進出を決めた渡辺・鈴木(左)組

 この日勝ち残った2組は、翌々日に行われる4回戦に進出。あと一勝で、全日本総合への挑戦権を得ることができる。1年生で初めてのインカレながらここまで勝ち上がってきた鈴木は、「自分の力を示せた」と自信をのぞかせた。一方最後のインカレだった金森は仲間への感謝と共に「1人でも多く結果を出して全日本総合に出てほしい」と語った。負けてしまった人たちの思いも胸に、少しでも上の順位を狙っていきたいところだ。

(記事 橋本望、写真 高橋里沙)

結果

▼男子ダブルス
▽3回戦

渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)、鈴木朋弥(商1=宮城・聖ウルスラ学院英智)○2-0(21-18、21-16)
中里裕貴(スポ3=埼玉栄)、富岡寿将(社3=熊本・八代東)●0-2(18-21、22-24)
浅原大輔(スポ1=宮城・聖ウルスラ学院英智)、吉村徳仁(スポ1=富山・高岡第一)●0-2(8-21、11-21)
▽2回戦

中里裕貴(スポ3=埼玉栄)、富岡寿将(社3=熊本・八代東)○2-1(9-21、21-17、21-19)
浅原大輔(スポ1=宮城・聖ウルスラ学院英智)、吉村徳仁(スポ1=富山・高岡第一)○2-0(21-19、21-18)

渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)、鈴木朋弥(商1=宮城・聖ウルスラ学院英智)○2-0(21-11、21-14)
松本康平(スポ3=埼玉栄)、古賀穂(スポ2=福島・富岡)●0-2(19-21、20-22)

▽1回戦

浅原大輔(スポ1=宮城・聖ウルスラ学院英智)、吉村徳仁(スポ1=富山・高岡第一)○2-0(21-14、21-18)

渡辺俊和(スポ1=埼玉栄)、鈴木朋弥(商1=宮城・聖ウルスラ学院英智)○2-0(24-22、21-14)

▼女子ダブルス
▽3回戦
我妻美沙紀(スポ4=宮城・聖ウルスラ学院英智)、中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)○2-0(21-11、21-18)
▽2回戦
我妻美沙紀(スポ4=宮城・聖ウルスラ学院英智)、中西貴映(スポ3=埼玉・大宮東)○2-0(21-15、21-13)
島田きらら(スポ4=青森山田)、金森望(スポ4=福岡・九州国際大付)●0-2(20-22、14-21)

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コメント

島田きらら女子主将(スポ4=青森山田)

――第1ゲームの接戦を振り返っていかがでしたか

出だし、やる前からいつも以上に緊張してしまって体が硬くなってしまいました。最初シーソーゲームというかたちだったんですけどその中で先に20点取れていたのに決めきれずに負けてしまって、1ゲーム取れていたら勝てていた試合だなあと思います。

――2回戦で敗退してしまったことについてはどうお思いですか

めちゃめちゃ悔しいです。

――ご自身にとって最後の全日本学生選手権(インカレ)を全体的に振り返っていかがでしたか

団体の目標としてはインカレ優勝というのを掲げていてそれには届かなかったのですが、この4年間で初めてベスト4にいってさらに2位という結果を残せたことは4年間の中でなによりうれしいことです。個人戦では負けてしまったのですが、その悔しい気持ちより団体でみんなでやれて最高の思い出をつくれることができたことがすごくうれしかったです。

――後輩に向けて一言お願いします

素直に来年もチームで頑張ってほしいなと思うし、一人一人が自分の役割を果たして全員仲良くワセダらしく頑張ってほしいなと思います。

金森望(スポ4=福岡・九州国際大付)

――第1ゲームのジュースになった場面を振り返っていかがですか

団体戦では結構勝てたのですが、勝手に最後だというプレッシャーを感じてしまって、すごく緊張してしまいました。第1ゲームに限らず、全体的にやり切れていないというか出し切れずに終わってしまって悔しいです。

――2回戦で負けてしまったという結果についてはいかがですか

もちろんベスト8に入って全日本総合選手権(全日本総合)に出場することを目標にしていたのですが、先のことを考えすぎてしまったかなと思います。島田(きらら女子主将、スポ4=青森山田)と組むのも最後だし、4年生で最後のインカレに出られたので結果は出したかったです。でもだいたい自滅で負けてしまって、すごく悔いが残るんですけど、最後までチームのみんなが応援してくれたのがうれしかったです。

――ご自身にとって最後のインカレでしたが、団体戦も含めて振り返っていかがでしょうか

自分は去年までは全然団体戦も個人戦もインカレには出られていなくて、でも同期の我妻(美沙紀、スポ4=宮城・聖ウルスラ学院英智)や島田は1年生の時からチームに団体戦で貢献したり、全日本総合に出たりして結果を出していました。特に我妻には相談に乗ってもらったり話を聞いてもらったりしていたので、一緒に全日本総合も出たかったです。本当にこの4年間波乱万丈で、ことしはリーグ戦(関東大学リーグ戦)は途中からは出られなかったですけど、東日本学生選手権(東日本インカレ)とかも出させてもらって、最後は団体戦で少しはチームに貢献できたと思うので、そこは良かったんです。けどやっぱり個人戦でも島田と1戦でも多くコートに立ちたかったのです。自分はもうこれからバドミントンを続けないのですごく悔しすぎるけど、あとは勝ち残っている人たちの応援を頑張って、1人でも多く結果を出して全日本総合に出てほしいと思います。

――後輩に向けて一言お願いします

同期だけじゃなくて、自分は特に中西(貴映、スポ3=埼玉・大宮東)とか後輩にも話を聞いてもらったり、3年生とかにもたくさん励まされたりして、ここまで来られました。今までは団体戦もベスト8までで組み合わせもすごく悪かったんですけど、ことし2位になれたことで来年からは少しはいいヤマに入れると思います。なのでことしできなかった優勝を目指してみんなで頑張ってほしいというのと、本当に最後まで応援してくれたり励ましてくれたりして感謝ですね。

鈴木朋弥(商1=宮城・聖ウルスラ学院英智)

――4回戦進出を決めた今のお気持ちを聞かせてください

正直、うれしいですね。自分の力を示せたと思います。次4回戦で当たる法大の相手と高校が一緒で、東日本インカレの時もずっと試合をしたいと思っていた相手なので対戦できることが楽しみです。

――初めてのインカレの舞台でしたが、どのような思いで試合に臨まれましたか

最初1回戦は少し緊張してしまって点数が競ったんですけど、それからは落ち着いてプレーできるようになったので好調かなと思います。

――きょうのお二人は勢いに乗っているように見えました。ご自身で振り返っていかがでしょうか

そうですね。力を示したいという気持ちがあったので、勢いに乗れたと思います。

――4回戦以降に向けて、意気込みをお願いします

あした僕は休みなので、それでしっかり体を休めて、全力でしっかりベスト8、ベスト4に入って全日本総合に出られるように頑張っていきたいと思います。