水泳部

2016.10.10

第92回日本選手権 10月8日 東京辰巳国際水泳場

強敵相手に完敗。今季最終戦での勝利を誓う

TEAM 1P 2P 3P 4P
Kingfisher74 18
早大
▽得点者
深川3、山田3、池水
   

 日本選手権は大会2日目を迎えた。前日の1回戦で金沢市工高を破ったワセダは第1シードのKingfisher74と対戦した。相手は日本代表経験者を多く擁する実力者集団。その格上チームに対して第1ピリオド、3-5とほぼ互角の戦いを見せる。しかし、第2ピリオド以降は思うような水球をさせてもらえない時間が続いた。第4ピリオドでは6連続失点を許し、終わってみれば7-18と大差で敗戦。決勝進出とはならず、ワセダは大会3日目の3位決定戦で日体大と激突することが決まった。

 第1ピリオド開始早々先制点を許したが、その後細かくパスをつなぎ池水勇太(スポ3=鹿児島南)が狙いすましたシュートをゴール右隅へ決め同点に追い付く。「思いっきり全員でやっていこうと臨んだ」(吉村崇、スポ2=大分商)との言葉通り、格上のチーム相手に臆することなくプレー。失点をしてもすぐさま点を取り返し、粘りを見せた。このピリオドは2点差までにとどめ、続くピリオドで巻き返しを図った。しかし、第2ピリオドは相手の強いプレスと素早いカウンターに苦戦し、点差が広がってしまう。4-8で試合前半を折り返した。

確実なシュートを放つ池水

 試合後半も相手の強力な攻撃を阻止することはできなかった。第3ピリオドでは1分間で3点を奪われるなど、悪い流れを止められない。「集中力が切れたというのがあると思う」と吉村が振り返るように、第4ピリオドでも簡単にゴールを決められる場面が続いた。結果的に体格、技術で上回る相手に実力の差を見せ付けられ、7-18と11点差での完敗だった。

相手の素早い攻撃に苦められた

 準決勝で敗れ3位決定戦に回ることになった。日本選手権で引退を迎える4年生にとっては、これが大学4年間での最後の試合となる。対峙するはワセダにとって長年の宿敵である日体大。まさにチームの総決算となる一戦にはふさわしい相手だ。「4年生にとってはこの試合が水球人生最後の試合だったりするので、そういう意味では思いの強い試合となる」(吉村)。深川が率いるチームワセダが有終の美を飾るべく、最後の大一番に挑む。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

   

(記事 井口裕太、写真 大久保美佳、井嶋梨砂子)

コメント

 

吉村崇(スポ2=大分商)

――今回は強豪の相手でしたが、試合を終えてみていかがですか

きのうは金沢市立工業高校に勝って、それはそれでうれしかったですが、次は格上だということですぐに監督とキャプテンから指示がありました。負ける確率が高いですけど勝つ見込みがないわけではなかったので、思いっきり全員でやっていこうという話できょう試合に臨みました。やはり日本代表(の選手)も所属するチームなので体格の差とか技術面の差とかが結構あったとは思いますけど、4年生に助けられた部分も多くあったなと思います。

――試合にあたるうえで心がけたことはありましたか

僕らは相手に比べると小さいので引き気味になりますけど、相手に向かっていく意識を持ち続けていくことにしました。ディフェンスは全員で守ってオフェンスはカウンターで流れを作っていくという、いつものワセダの流れにもっていこうとしましたね。

――相手のカウンターからの失点が多かったですがいかがでしたか

どうしても相手のプレスが強いので自分らのミスから相手のカウンターにつながるということが何度もあって。きのうとかだとミスなく、逆に相手のミスをつけるような流れでしたけど、きょうは対応力のなさというか、少しそういう部分では負けていたのかなと思います。

――なかなか思うように攻撃させてもらえない時間もありましたが、どのように崩していこうと思いましたか

相手はプレスが強いので一つ一つのカットインの動きのあるプレーから中のフローターの太一(山田、スポ2=埼玉・秀明英光)や幹徳さん(深川主将、スポ4=福岡工)、また上からの池水さん(勇太、スポ3=鹿児島南)のシュートにつなげられるように、僕自身はそういうイメージでやっていきましたね。

――第4ピリオドでの連続6失点についてはいかがですか

簡単に言えば集中力が切れたというのがあるのではないかと思いますけど、相手の実力を真に受けてしまったなと思いますね。これまでずっと後半に追い上げて勝つという展開の試合が続いていて、いいチームだなと僕自身思っていましたけど、きょうはそれが足りなかったということですかね。あすは日体大との試合ということできょうと同じくらい強いチームですけど、勝つ気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います。

――あすは日体大との試合になりますが、意気込みをお願いします

あすが4年生にとって最後ということで、深川主将のチームとなってからの1年の総決算であり、集大成になります。僕たちにとってはこの1年が終わる試合ですけど、4年生にとってはこの試合が水球人生最後の試合だったりするので、そういう意味では思いの強い試合となるので、僕ら3年生以下は4年生の背中を見て少しでもいい順位で終われるようにしていきたいですね。目指すはメダル獲得です。チームワセダということで保護者や水球女子の応援も連日あったので、その応援に応えられるように感謝の気持ちをもって最後までプレーし続けようと思います。