競走部

2016.10.09

第28回出雲全日本大学選抜駅伝 10月10日 島根・出雲大社前〜出雲ドーム

出雲駅伝展望

 昨年度の早大は出雲全日本大学選抜駅伝(出雲)で6位、全日本大学駅伝対校選手権、東京箱根間往復大学駅伝では4位。『優勝を狙えるチーム』と言われ続けていたが、青学大、東洋大、駒澤大の三強に食い込むことすらできなかった。しかし、ことし『エース不在』の状態から一新。主力の強化に力を入れ、他校と互角に戦えるエースを養成した。すると平和真駅伝主将(スポ4=愛知・豊川工)がけん引するかたちで、日本学生対校選手権では早大が高順位を連発。ことしの早大は一味違う――。来たる駅伝シーズンへ向け、開幕戦の出雲を早大はどんなメンバーで臨むのだろうか。

プレスインタビューに応じる相楽監督

 1区に堂々のエントリーをしたのは平駅伝主将。上半期は調子が良く、ホクレンディスタンスチャレンジでは、今大会出場選手中3位の記録にあたる5000メートル13分38秒64をたたき出した。駅伝主将が1区でチームに流れをもたらすことができるか。2区には期待のルーキー新迫志希(スポ1=広島・世羅)が出走。1年生にして出雲の前半区間を任された新迫が、各大学の実力者と渡り合う姿は必見だ。そしてエース区間と言われる3区には武田凜太郎(スポ4=東京・早実)が名乗りを上げた。昨年は1区を経験した武田だが、最終学年のことしは3区で見せ場を作る。

 後半の4、5区にはそれぞれ鈴木洋平(スポ4=愛媛・新居浜西)、光延誠(スポ3=福岡・鳥栖工)がエントリーした。鈴木は4年生にして初の学生三大駅伝の出走を果たす。4年分の思いをぶつけた爆発力ある走りに期待したい。スピードが武器の光延は、1秒でも早くアンカーにタスキを渡すことができるか。6区のアンカーを2年連続で任されたのは井戸浩貴(商4=兵庫・竜野)。ぶれない安定感のある走りがチームの勝利を確実なものにするだろう。

 相楽豊駅伝監督(平15人卒=福島・安積)は記者会見で「4年生を中心にベストなオーダーが組めた」と自信をのぞかせた。というのも夏合宿を通して主力が属するAチームに故障者が出なかった早大は、万全の準備で出雲を迎えることができたからだ。チームの目標である3位以内をつかみ取るべく、いざ出雲へ挑む。

(記事、写真 鎌田理沙)

第28回出雲全日本大学選抜駅伝
区間 距離 名前 学部・学年 出身校
1区 8.0キロ 平和真 スポ4 豊川工
2区 5.8キロ 新迫志希 スポ1 世羅
3区 8.5キロ 武田凜太郎 スポ4 早実
4区 6.2キロ 鈴木洋平 スポ4 新居浜西
5区 6.4キロ 光延誠 スポ3 鳥栖工
6区 10.2キロ 井戸浩貴 商4 竜野
補欠    安井雄一 スポ3 市船橋
      太田智樹 スポ1 浜松日体

1区 8.0キロ:平和真(スポ4=愛知・豊川工)

1994年(平6年)11月5日生まれ。177センチ、57キロ。

5000メートル 13分38秒64

1万メートル 28分46秒04

ハーフマラソン 1時間3分12秒

今季は5000メートル、1万メートルともに自己ベストを更新し、名実ともに早大をけん引してきた存在。大学駅伝では初の1区起用となるが、駅伝主将としてチームに勢いをもたらすことができるか。

2区 5.8キロ:新迫志希(スポ1=広島・世羅)

1997年(平9年)4月28日生まれ。163センチ、49キロ。

5000メートル 13分47秒97

1万メートル 29分07秒06

ハーフマラソン ――

5000メートルでチーム内ランキング2位の記録を持つスーパールーキー。序盤の流れをつかむために重要な2区へのエントリーとなった。持ち前のスピードを武器に、最短区間を駆け抜ける。

3区 8.5キロ:武田凜太郎(スポ4=東京・早実)

1994年(平6年)4月5日生まれ。174センチ、54キロ。

5000メートル 13分58秒83

1万メートル 29分04秒20

ハーフマラソン 1時間3分12秒

順調に夏合宿をこなし、9月に行われた日本学生対校選手権(全カレ)では男子1万メートルで日本人最高となる3位に輝いた。『エース候補』のままでは終われない。真のエースとなるべく、重要区間3区に挑む。

4区 6.2キロ:鈴木洋平(スポ4=愛媛・新居浜西)

1994年(平6年)5月23日生まれ。168センチ、55キロ。

5000メートル 13分53秒58

11万メートル 29分19秒76

ハーフマラソン 1時間6分24秒

度重なるケガに悩まされてきたが、4年目となった今季、ついにその才能を開花させた。『つなぎ区間』と呼ばれる4区だが、自身の得意とする短い距離の区間でもある。ここで混戦を抜け出したい。

5区 6.4キロ:光延誠(スポ3=福岡・鳥栖工)

1995年(平7年)7月18日生まれ。167センチ、49キロ。

5000メートル 13分53秒08

1万メートル 29分03秒47

ハーフマラソン 1時間3分53秒

東京六大学対校大会5000メートル優勝を皮切りに、トラックで結果を残してきた今シーズン。駅伝では苦しい結果が続いているが、初めての出走となる出雲で持ち前の積極的な走りを見せることができるか。

6区 10.2キロ:井戸浩貴(商4=兵庫・竜野)

1994(平6)7月10日生まれ。171センチ、59キロ。

5000メートル 14分00秒55

1万メートル 28分54秒84

ハーフマラソン 1時間2分33秒

関東学生対校選手権ではハーフマラソンで2年連続となる銀メダルを獲得するなど、ロードに抜群の適性がある。今大会では昨年力を出せなかった6区に再びエントリー。ことしこそは笑顔でゴールしてみせる。

補欠:安井雄一(スポ3=千葉・市船橋)

1995年(平7年)5月19日生まれ。170センチ、56キロ。

5000メートル 14分09秒39

1万メートル 29分07秒01

ハーフマラソン 1時間2分55秒

補欠:太田智樹(スポ1=静岡・浜松日体)

1997年(平9年)10月17日生まれ。175センチ、60キロ。

5000メートル 14分05秒92

1万メートル 29分27秒92

ハーフマラソン ――