弓道部

2016.10.05

平成29年度東京都学生連盟リーグ戦 10月2日 神奈川・法大弓道場

見事な巻き返し!チーム力でつかんだ勝利

 

 からっとした秋晴れ、風もなく絶好の弓道日和となった首都大東京との一戦。ワセダは序盤から大きく崩れ、相手に6本のリードを許す。苦しい立ち上がりとなったが、徐々に調子を取り戻していき、最終的中は122-101。平成29年度東京都学生連盟リーグ戦(リーグ戦)三連勝と、全勝に王手をかけた。

 しんと静まり返った弓道場には独特の緊張感が漂っていた。先攻ワセダの大前、牧山千莉(スポ1=千葉)の放った一矢で試合の幕が切って落とされる。試合の主導権を握りたい1立目。牧山、幸明千尋(スポ2=東京・城北)、倉持洵(スポ3=東京・国学院久我山)が皆中を出すも、全体としては21-27と相手に差をつけられてしまう。本来の射を見せることができず、厳しい滑り出しとなった。しかし、2立目はしっかりと気持ちを切り替えた。先ほどまでの流れを何とか断ち切り、合計45-44。早くも逆転に成功する。3立目も上がった調子を維持して、前半を68-61で折り返した。

好調を維持する牧山

 

 間髪を入れずに始まった後半戦、ワセダは首都大東京を突き放しにかかる。4立目では相手が調子落とすなか、初立で4人中3人が皆中。弐ノ立では中村浩太郎主将(創理4=東京・芝浦工大高)がこの試合2度目となる皆中を出して流れを呼び込む。そして迎えた最終立、選手一人一人が自分たちの納得するパフォーマンスを目指して尽力する。結果は122-101と大差をつけて快勝。首都大東京に実力の差を見せつけた。

途中出場で活躍を見せた大貫

 「自分たちがやるべきことを考えて、あとはそれをやりきることに集中した」と語るのは惜しくも20射皆中を逃した牧山だ。その一方で、エースの幸明は「終盤、チームがリードをしていたので油断してしまった」と冷静に自己分析をした。これから取り組んでいくべき課題と真摯(しんし)に向き合っている。最後のリーグ戦となる来週の中大戦は、絶対に負けられない戦いだ。部員たちが視線の先に見据えているのは入れ替え戦。中大に勝って、一部昇格に向け弾みをつけたい。

(記事 上野真望、写真 秦絵里香)

※平成29年度リーグ戦は平成28年度に行われます。


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結果

初立

大前 牧山千莉(スポ1=千葉)       20射19中

弐的 西原剛志(スポ1=東京・城北学園)   4射1中

   小澤竜介(教1=静岡・韮山)      8射3中

   大貫真央(教2=東京・帝京大高)    8射7中

落前 鈴木智貴(法3=東京・早実)     20射17中

大落 清水雄貴(人4=東京・早稲田)    20射15中

弐ノ立

大前 幸明千尋(スポ2=東京・城北)    20射15中

弐的 倉持洵(スポ3=東京・国学院久我山) 20射16中

落前 志岐伊織(スポ2=群馬・前橋西)   20射15中

大落 中村浩太郎(創理4=東京・芝浦工大高)20射14中


○早大122―101首都大東京


コメント

幸明千尋(スポ2=東京・城北)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

今週は少し調子が良くなくて、その中でも序盤は的に中てることができたので良かったなと思います。しかし、終盤になって(チームが)リードしていたので少し油断してしまったという反省の方が大きい試合でした。

――チーム全体としてはいかがでしたか

全体としては序盤崩れるということが練習ではあまりなかったです。でも崩れても中盤から最終的には13、14中がでるようになって持ち直すことができたので、的中は低かったですがその点ではよかったと思います。

――前半の崩れを立て直すためにチームとして話し合われたりしましたか

まずチームの中にやばいという空気が流れていたので、とりあえずみんな落ち着こうという気持ちが大きかったと思います。でも自分は逆で初めは中っていたので、みんなが中てていってリードして崩れてしまったな、という感じですね。

――次回の中大戦に向けて意気込みをお願いします

リーグ戦が始まってからずっと中大戦を目指してみんなでやってきたので、今は(調子が)落ちていますが、今週各自で修正してさいご中大に勝って入れ替え戦に臨めればいいかなと思っています。

牧山千莉(スポ1=千葉)

――本日の試合を振り返った率直な感想をお聞かせください

きょうはいつもの練習の的中よりも低くて、実力が発揮できなかったです。今週から授業が始まったということもあり、練習時間が短くなって調整がうまくできなかった部分もあるとは思います。でも、それを言い訳にはできないと思うので、高い的中を出すために何をしていかなくちゃいけないのかをしっかりと考えて練習していかなくてはならないと思います。

――試合の序盤の崩れを全体でどのように立て直しを図っていったのか教えてください

悪い流れから入ってしまって、相手チームに的中が負けている状態だったのですが、まず自分たちがやるべきことをしっかりと最後までやり通すことを意識しました。相手の的中は気にせずに自分たちの射だけに集中していました。

――20中皆中まであと1中でしたが、ご自身に足りないものがあるとすれば、それは何だと思われますか

これまでのリーグ戦3戦とも19中ということで、どうしても一本甘い矢が出てしまうということです。きょうは自分でも調子が悪い中で19中だったので良かったですが、自分に足りないものは、やはり一本甘い矢が出てしまうことだと思います。そこをしっかり詰めて、20射同じことができる力をこれから意識していきたいと思います。

――最後となりますが、次戦の中大との一戦に向けての意気込みをお聞かせください

来週は絶対に負けられない戦いです。今週はちょっと調子が悪かったので、短い練習時間の中でもしっかりうまく調整できるように頑張ります。対戦では(合計的中を)140台に乗せて中大に勝って弾みをつけたいです。一部の入れ替え戦でも絶対に勝ちたいと思います。