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渡邊が2位、小林は講道館杯へ | 早稲田スポーツ
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柔道部

2016.10.04

10月1、2日 全日本学生体重別選手権 日本武道館

渡邊が2位、小林は講道館杯へ

 個人戦で学生日本一を決める全日本学生体重別選手権が日本武道館で開催された。早大からは男子4名、女子2名の計6名が出場。63kg級の前回覇者・渡邊聖未(スポ2=山梨・富士学苑)が2位という成績に輝いた。

 「タイトルを取ってからの試合は初めてだったので、プレッシャーはあった」(渡邊)。前回女王は1、2回戦を一本勝ちで勝ち上がると、劣勢スタートだった3回戦でも意地を見せ、技ありを奪って準々決勝へ。敗戦経験があるという能智亜衣美(筑波大)を相手に、「自分の柔道をやり切ろうと挑んだ」と渡邊。技ありを取られかける場面がありつつも、残り15秒ほどで有効を奪って突破した。迎えた決勝戦の相手は、前回大会でも頂点を争った津金恵(筑波大)。序盤から次々と仕掛けられ、試合開始後1分を過ぎた時点で技ありを取られる。周囲からは「焦るな」という声も飛んだ。渡邊は反撃を試みるも及ばず。「相手の研究と挑む姿勢が(自分より)上だった。完全に勝ちにきている柔道だった」(渡邊)。終始ペースをつかめず、2位という結果でこの大会を終えた。78kg級に出場した小林真実子女子主将(社4=群馬・常磐)は「あまり自分の柔道ができずに終わってしまった」と3回戦で優勢負け。それでもベスト8入りし、講道館杯の出場権を手にした。

講道館杯出場を決めた小林女子主将

 男子部は林孝樹主将(スポ4=富山・小杉)の3回戦敗退が最高成績となった。1、2回戦では勢いのある相手も下し、西本幸弥(東海大)との3回戦へ。序盤から攻められ、1分過ぎには立て続けに有効、技ありを取られてしまう。「もっと組み手を徹底してやるべきだったが雑にやってしまって、相手の技を受けてしまった」(林)。最後は合わせ技で一本を取られ、目標のベスト8を目前にして敗退した。66kg級の高橋龍大朗(社4=福島・若松商)の2回戦は強敵との対戦に。藤阪太郎(国士舘大)を相手に、序盤は積極的に技を仕掛けていった。しかし、疲れが出てきた中盤からは相手が盛り返してくる。「勝負の仕方、展開の持っていき方でレベルの違いを感じさせられた」(高橋)と大内刈での一本負けを喫したが、「手の届かないところではなかった」と手応えも感じたようだ。60kg級の古川凌(社4=愛知産大三河)は1回戦敗退、73kg級の伊藤悦輝(スポ2=福井・藤島)は2回戦敗退でこの大会を終えた。

強敵を相手に仕掛けていった高橋

 個人戦を終え、男子はまず月末に全日本学生体重別団体優勝大会を控えている。「悔しさも含めて一丸となって頑張っていきたい」(林)。公式の団体戦においては4年生最後の大会だ。目標であるベスト8入りを懸け、3週間で最終調整を図る。小林女子主将は11月の講道館杯に目を向け、「学生最後の試合。あと少し頑張っていく」と意気込んだ。それぞれが次の試合に向けて、また練習を積む。

(記事 熊木玲佳、写真 高橋里沙)

賞状とメダルを手にした渡邊

結果

▽男子60kg級

古川 1回戦敗退



▽男子66kg級

高橋 2回戦敗退



▽男子73kg級

伊藤悦 2回戦敗退



▽男子90kg級

林 3回戦敗退



▽女子63kg級

渡邊 2位



▽女子78級

小林 ベスト8

コメント

林孝樹主将(スポ4=富山・小杉)

――今大会の目標は

講道館杯出場、ベスト8以上ということにしていたのですが、結果は及ばずということで。完全に満足している結果ではないですね。

――1、2回戦はそれぞれどう振り返りますか

1回戦はもっと早く決められるチャンスが何度かあったのですがそれを決め切れず、でも結果的に勝てたのは良かったかなと思っていて。2回戦に関しては指導差の戦いになると思ったので先に指導1が取れて、楽とは言えないですけど、展開的にはいい流れで試合ができたのかなと思います。

――3回戦ではなかなかペースがつかめませんでした

もっと組み手を徹底してやるべきだったのですが、それを雑にやってしまって、相手の技を受けてしまうというかたちで。そこは反省点ですね。

――個人戦としては最後の試合になりました。結果はどう振り返りますか

講道館杯に出られなかったというのはすごく残念で、講道館杯に出たかったという気持ちはあります。

――主将として、チームの皆さんの結果をどうご覧になりますか

あまり満足がいく結果は得られなかったとは思うのですが、その悔しさも含めて月末にやる尼崎団体(全日本体重別団体優勝大会)に向けて一丸となって頑張っていきたいなと思います。

――改めて、全日本体重別団体優勝大会に向けて意気込みをお聞かせください

ベスト8という目標があるので。6月に無差別の全日本学生優勝大会ではベスト16で負けてしまったので、今度の大会ではベスト8を達成できるように一丸となって頑張っていきたいです。

高橋龍大朗(社4=福島・若松商)

――今大会の目標は何でしたか

今大会は2回戦が非常に強い選手だったので、彼に勝つことを目標に頑張ったつもりです。

――前回の取材で「自分の柔道ができるように」とおっしゃっていましたが、自分の柔道とはどのようなものですか

相手よりも先にいい所を持って自分の得意技に持っていけるような柔道が自分の目指す柔道です。

――初戦は一本勝ちでしたが、振り返っていかがですか

あれは本当に出だしとしては最高の試合だったと思います。

――2回戦は藤阪太郎選手(国士舘大)との対戦になりました。序盤は勝負ができていた印象でしたが、振り返っていかがでしょうか

やはり最初は良かったのですが、疲れてきた中盤あたりから勝負の仕方というか、展開の持っていき方でレベルの違いを感じさせられたなと。そこで引いてしまったので、そこが敗因だったではないかなと思います。

――相手の印象としては一枚上手ということですか

そうですね。でも先生方にも言われたのですが、全然レベルが違うというわけではないと感じました。もう4年生で最後の試合だったのですが、手の届かないところではなかったなという風に思いました。

――チームとしては全日本学生体重別団体優勝大会が控えています。意気込みをお聞かせいただけますか

尼崎は団体戦で、自分の負けがチームの負けにつながるので、チームが勝てるように、負けないように頑張っていきたいなと思います。

小林真実子女子主将(社4=群馬・常磐)

――きょうの試合を全体的に振り返っていかがでしたか

あまり自分の柔道ができずに終わってしまったという印象があります。

――1試合目についてはいかがでしたか

体が動かないといいますか、反応できていなくて、最終的には抑え込みで勝つことができたのですが、決めるべきところを決められなかったのがだめだったなと思います。

――2試合目についてはいかがですか

完全に相手の勢いといいますか、組手のやり方に負けてしまいまして、自分の組手が出来ずに翻弄(ほんろう)されて終わってしまいました。

――講道館杯出場を決められましたね

学生生活最後の試合だと思うので、今回の試合の反省を含めてあと少しこの大会に向けて頑張っていきたいと思います。

渡邊聖未(スポ2=山梨・富士学苑)

――今大会を迎えるにあたってどのような調整をしてきましたか

試合自体久しぶりだったので、感覚を戻しながら連覇を目指してやっていました。

――連覇が懸かった大会ということで、プレッシャーなどはありましたか

正直タイトルを取ってからの試合は初めてだったので、ちょっと変な感覚というか、プレッシャーとしてはあったのかなという実感はありました。

――準決勝まではどう振り返りますか

準々決勝までは負けたらだめだなという人たちばかりだったので、少しプレッシャーというか緊張もあったのですが、準決勝は自分より上手の選手だったので、自分の柔道をやり切ろうかなという状態で挑みました。

――準決勝からはチャレンジ精神もあったということですね

そうですね。その選手自体講道館杯で優勝もしていましたし、自分も一回負けている相手だったので、勝負をしにいく試合でもあって。それで勝てたというのは自分の実力というのも少し伸びたのかなと思います。

――決勝は昨年の決勝と同じ相手でしたが、印象としてはいかがでしたか

正直その人が上がってくるんだろうなと思っていて、そのまま上がってきたので、いつも通りやれば大丈夫かなという感覚でいったのですが、相手の研究プラス自分の挑む姿勢というのが、相手の方が上手だったのかなと、今振り返って思います。

――気持ちの面で相手が上だったと

たぶん1年生の頃は勢いで勝って。2回同じ相手とやるということになって、相手の方ががむしゃらに来るという感覚はなくて、相手も自分より年上ですし、実力もあっちの方が上だったので、同じような戦法で来るのかなと思ったところを完全徹底で、完全に勝ちにきている柔道だったなと今思っていて。それに負けている自分がいたので、そこが反省点かなと思っています。

――今大会は2位という結果で終えましたが、どのように受け止めていますか

そうですね、2位というのはやはりまだまだなのかなという実感はありますし、逆に2位だったという結果を得て、来年まだその人もいますし、逆に自分がリベンジするくらいの気持ちでこの1年やろうかなと思っています。逆に良かったのかなと思います。悔しいですけど。(次に)つながるのかなと。

――今回の大会での収穫、修正点は

収穫としては、去年に比べたら立ち技の組手だとかは少しは成長したのかなという実感はありますし、反省点と言ったら、対策というか、もっとレパートリーを増やして、相手を見るのではなく自分の柔道をもう少し改革というか、つくり直す時期にしていこうかなと思います。

――次の試合としては

学生(大会)ではないのですがグランドスラム東京があって、そこで今回準決勝、決勝でやった相手も出ますし、国際試合でも東京五輪に向けて自分のポイントも稼いでいこうかなと思っています。フィリピン代表としてもう一回スタートかなと思っているので、意識していきたいです。