卓球部

2016.09.28

第10回関東学生チームカップAブロック 9月28日 東京・代々木第二体育館

同士打ちを制し、女子早大Aが2年連続の優勝!

 新体制で迎えた関東学生チームカップ(チームカップ)は、この日準々決勝以上が行われた。男子で唯一勝ち残っていた早大Bは、準々決勝で筑波大Aと対戦。今年度苦戦を強いられている相手に雪辱を果たしたいところだったが、ストレート負けを喫してしまった。一方の女子は早大A、早大B共に駒を進めていき、決勝で同士打ちになる。競る場面も見られたが、最後は早大Aが力の差を示して優勝。昨年に続き、早大がタイトルを獲得した。

 男子早大Bは、今年度の春季関東学生リーグ戦、全日本大学総合選手権団体の部(インカレ)、秋季関東学生リーグ戦で敗れた筑波大Aと激突。1番手の平野晃生(スポ2=山口・野田学園)は、インカレと同カードの戦いになった。第1ゲームをジュースの末にもぎ取ると、その後も接戦になる。勝敗を決める第5ゲーム、平野が先制点を挙げ序盤は競るが、中盤からは相手のペースになってしまう。「思うようなプレーができずうまく結果がついてこなかった」(平野)。最後は平野のサーブレシーブがネットに阻まれ、リベンジを果たすことはできなかった。硴塚将人(スポ1=東京・エリートアカデミー/帝京)、中窪康喜(教1=静岡学園)も勝ち星を挙げることはできず、早大Bは準々決勝でコートを後にした。

平野はインカレでの屈辱を晴らせなかった

 準々決勝を団体戦スコア3-2で勝ち上がった女子早大Bは、準決勝で東京富士大Aと対戦。1番手の金子碧衣(スポ1=愛知みずほ大瑞穂)が逆転勝利でチームを勢いづけると、続く鎌田那美(スポ1=北海道・駒大苫小牧)もフルゲームの接戦を制する。ところが3番手は落としてしまい、団体戦スコア2-1の場面で再び鎌田が登場。第2ゲームでは6連続ポイントを決めて勝利まであと1ゲームに迫ると、第3ゲームでもその勢いを失わなかった。最後は相手の打撃に素早く反応してミスを誘い、ストレート勝ち。順調に進出してきた早大Aと共に決勝への切符をつかんだ。

強敵カットマンを連破した鎌田

 決勝の早大対決は、1番手から激しい戦いになる。早大Aの徳永美子(スポ2=福岡・希望が丘)と早大Bの鎌田がそれぞれ1ゲームずつ手にして迎えた第3ゲームは、両者一歩も譲らない展開。力強く、スピードの速いラリー戦が幾度も繰り広げられた。徳永がゲームポイントをつかんだ場面で、鎌田が鋭いコースにスマッシュを決めジュースに突入。「思い切っていけた」と振り返った鎌田が、このゲームと続く第4ゲームをものにし、先輩から白星を挙げた。3番手の金子も、田中千秋女子主将(スポ3=愛知みずほ大瑞穂)から1ゲームを奪うなど奮闘。だが最後は、流れに乗った田中に突き放されてしまった。団体戦スコア1-2で4番手にも登場した鎌田は、関東学生選手権覇者の阿部愛莉(スポ2=大阪・四天王寺)を追い詰める。フルゲームに及ぶ激闘になるが、あと一歩及ばず。早大Aに軍配が上がった。

決勝の早大対決で2勝を挙げた阿部

 「いいスタートが切れた」(田中)。新体制となり初めての試合で、女子は幸先のよい結果を残すことができた。一方の男子は、ベスト8入りこそ1チームにとどまったが、個々人が新チームへの意識を確認する絶好の機会になったことだろう。インカレで優勝した女子には全日本選手権団体の部が控え、その後には男女共に全日本大学総合選手権個人の部が控えている。この大会で見つかった課題を修正し、少しでも上の順位を勝ち取りたいところだ。

(記事 橋本望、写真 下長根沙羅、稲満美也、高橋里沙)

優勝した早大A(前列)と2位の早大B

結果

▽男子

準々決勝

●早大B0―3筑波大A

▽女子

準々決勝

○早大A3―0筑波大

○早大B3―2東京富士大C

準決勝

○早大A3―0東京富士大B

○早大B3―1東京富士大A

決勝

○早大A3―1早大B

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コメント

田中千秋女子主将(スポ3=愛知みずほ大瑞穂)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

全体的に見ると、結果的に1位2位で入賞することができたので、すごくいい試合だったと思っています。

――決勝はワセダ対決でした

前回の取材の時に「ワセダで上位を占められるように」と言っていましたが、それがしっかりかたちとなって表れたので本当に良かったと思います。決勝は激戦だったので、お互いに高め合えたいい試合だったと思います。

――この大会では下級生の活躍が多く見られましたが、その点に関してはいかがですか

主力は2年生なのですが、1年生もどんどん強くなってきていて、誰がエースでもおかしくないくらいワセダとしてのレベルも上がってきています。フレッシュな1年生が付いてきてくれて本当にありがたいことだと思っています。

――ワセダが昨年に続き優勝しましたね

結果をしっかり残せたことはほっとしています。これが新チームとしての初めての試合だったので、いいスタートが切れたと思います。

――全日学に向けて意気込みをお願いします

全日学は個人戦なので、私自身はシングルスもダブルスも表彰台を目指して頑張っていきたいです。チームとしても一人でも多くが上にいけるように頑張っていきたいと思います。

平野晃生(スポ2=山口・野田学園)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

今回の試合は新体制になって初めての試合だったのですが、思うようなプレーができずうまく結果がついてきませんでした。

――ことし一度も勝利できていない筑波大が相手でしたが、どのような思いで臨まれましたか

リーグ戦でもインカレでも全部負けているので勝ちたいという気持ちだったのですが、1番で自分が負けてしまってチームに勢いをつけられなかったので反省ですね。

――インカレでも対戦された相手でしたが、何か戦略などはありましたか

インカレでも対戦したので、大体手の内も分かっていたのですが、分かった上で競った場面でしっかりうまく自分がプレーできなかったというのが敗戦の原因だと思います。

――チームの中では最上学年でした

4年生が引退されて次は自分が3年生となるということで、より一層チームを引っ張る立場となってきました。その意識は持ってやっていたのですが、まだまだ足りない部分が多いかなと思います。

――この大会でどのような収穫はありましたか

自分が引っ張る立場になっての団体戦ということで、どういう言葉をかけなきゃいけないのか、どういう姿を見せなきゃいけないのかということを考えなければならないと思いました。

――最後に、全日学に向けて意気込みをお願いします

団体戦ではなく個人戦になってくるのですが、自分は去年は悔しい思いをしているのでことしはいい結果を残したいです。

鎌田那美(スポ1=北海道・駒大苫小牧)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

いい試合と悪い試合で差があったので、そこを直さなければいけないなと思いました。

――決勝はワセダ対決になりました。どのような思いで試合に臨まれましたか

私たちは向かっていくだけの立場だったので、思い切っていけたと思います。

――決勝の2試合共、激しいラリー戦が印象的でした

ラリーが続いた時に先にミスするのはいつもこっちで、決め切るところやフィジカルの技術が足りませんでした。もっと練習しなければいけないなと思いました。

――チームとしては2位になったことについてはいかがですか

ワセダ同士で決勝を戦えたのはよかったと思います。

――結果には満足しているということでしょうか

最後勝つことができればよりよかったですけど、課題も見つかったし、他のチームには勝てたので結果的には良かったと思います。

――課題というのは具体的にどのような点ですか

弱点を徹底的に突かれたときに、自分の試合運びや対応が全然できませんでした。終始相手のペースになって流れを変えることができなかったので、そこを克服しなければいけないと思います。

――全日学に向けての意気込みを教えてください

全日学までに国体や全日本予選もあるので、それらを通してきょう見つけた課題を克服しながら、全日学に向けてしっかりと強くなりたいと思います。