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庭球部

2016.09.26

関東学生選手権 9月26日 秩父ミューズパーク

シングルスでは金井が決勝の舞台へ

 降り続く雨の影響を受け、中止を余儀なくされていた関東学生選手権。この日は約1週間ぶりに女子の試合が再開された。シングルスでは金井綾香(社3=東京・早実)が決勝へ一番乗りを果たす。2回戦が行われたダブルスでは金井・上唯希(スポ2=兵庫・園田学園)組、細沼千紗(スポ3=東京・富士見丘)・大矢希(スポ2=愛知・名古屋経大高蔵)組がそれぞれ、準々決勝進出を決めた。

★金井が決勝への切符を獲得!

女子部では決勝進出一番乗りを果たした金井

 決勝進出をかけた大一番。金井は準々決勝で辻紘子(教2=東京・早実)を倒し、勝ち上がりを見せている小松莉奈(東洋学園大)との対戦となった。「久々のクレーコートで慣れるのに時間がかかってしまった」と序盤はペースをつかめずにいた金井。しかし、「ファーストゲームが終わった時点で自分から展開しなきゃいけないと思っていた」(金井)と、第2ゲーム以降はサーブから攻撃のリズムをつかむ。しっかりとキープすると、第5ゲームではリターンから攻めに転じ先にブレーク。ラリーでは左右に相手を揺さぶりポイントを重ね、ファーストセットを6-3で先取する。続くセカンドセットでは、伸びのあるサーブやストロークで相手に追い上げられる一幕も。「(相手を)走らせたいという気持ちから、サイドを狙いすぎてミスも多くなった」となかなかセットポイントを握れずにいたが、リードを守り切った金井。大学入学後個人戦では初となる決勝進出を果たした。勢いそのままに、決勝の舞台でも持ち味を生かしたプレーに期待したい。

(記事 佐藤亜利紗、写真 三佐川唯)

★強気なプレーで準々決勝進出を決める!

今大会で初めてペアを組む金井・上(手前)組

 ダブルス2回戦を迎えた夏関。同日に行われたシングルス準決勝で、見事決勝の切符を手にした金井がダブルスでも活躍した。ファーストセットこそ1ー3と出遅れるも、「1回戦を終え、息が合ってきた」と上が振り返るよう、徐々にかみ合ってきたコンビネーションを披露。長引くジュースを我慢強く粘りきりカウントを振り出しに戻した。その後は勢いに乗り、金井がファーストサーブをしっかりと決め上が浮いたレシーブを叩く。テンポのいいかたちで次々とゲームを連取し6-3でファーストセットを奪った。続くセカンドセットでは、金井が相手前衛の動きを読み取るパッシングショット、上は相手のラケットをはじく強打など強気な姿勢を崩さず終始ゲームを支配。相手にわずか1ゲームしか許さず、6-3、6-1で撃破した。今大会で初結成となり、まだまだペアとしては伸びしろがある二人。試合の中で成長し、夏関女王の座を勝ち取ってほしい。

(記事、写真 三佐川唯)

★スーパータイブレークを制し、準々決勝へ

次戦へと駒を進めた細沼(右)・大矢組

 今大会ダブルスの第1シードとして出場している細沼・大矢組。「初戦は内容的に良くなかった。1週間でしっかりと調整することができた」という大矢の言葉通り、約1週間に及ぶ中断期間をうまく調整にあてて2回戦へと臨んだ。ファーストセットはミスから相手にリードを奪われ、1-6で落としてしまう。しかし「セカンドセットからは自分たちのプレーができていた」(細沼)と、流れを引き寄せ一気に4-0まで差を広げる。6-3でこのセットを取り切り、試合はスーパータイブレークへ突入。いきなり5連続ポイントで相手を引き離しにかかる。焦ることなく冷静なプレーで相手の反撃をかわした細沼・大矢組。10-7であすの準々決勝へ駒を進めた。一方で、「最初から集中していくことが課題」と細沼が語るよう、改善すべきポイントを見出した今試合。うまく切り替えながら次戦へとつなげていきたいところだ。

(記事、写真 佐藤亜利紗)

結果

▽女子シングルス準決勝

○金井綾香6-3、6-4小松莉奈(東洋学園大)

▽女子ダブルス2回戦

○金井・上唯希6-3、6-1熊谷ひかる・森美咲(ともに明大)
○細沼千紗・大矢希1-6、6-3、10-7小松・根本咲菜(ともに東洋学園大)

コメント

金井綾香(社3=東京・早実)

――約1週間ぶりの試合となりましたが、きょうはどのような気持ちで臨まれましたか

相手の方が東日本選手権や入れ替え戦がある中で疲れている状況だったので、試合の期間は空いたのですが相手をしっかり走らせてやれば勝てるかなと思って頑張りました。

――シングルスのファーストセットを振り返って

相手のサービスゲームはその場で打ったボールがとても良かったので、ファーストゲームが終わった時点で自分から展開しなきゃいけないなと思っていて。展開していった結果、相手のミスも増えてきて取ることができました。

――相手選手のスピンのかかったサーブに苦戦している場面もあったかと思います

最初(ボールが)伸びてくるなという印象があって。久々のクレーコートということもあり、コートに慣れるのに時間がかかってしまったというのもあります。

――セカンドセットを振り返って

3-0まで簡単に行ったんですけど、そこから相手もギアを上げてきて。最終的には6-4というかたちできつい場面も多かったのですが、相手も調子が良かったので走らせたいという気持ちから、サイドを狙いすぎてミスも多くなってしまいました。そこをもう少しカバーできていれば簡単に取れていたのになと思います。

――ダブルスの試合を振り返って

森さん(美咲、明大)の方はダブルスがうまいなという印象があり、結構嫌な相手だなと思っていました。ファーストセットは案の定、2-3と結構長いサービスゲームで。そこをキープできたのがすごく大きかったなと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

シングルスはまだ相手が決まっていないんですけど、同士打ちで対決できるのが一番いいと思っています。ここまで残ってきたからにはワセダの代表としてしっかり優勝できればいいなと思います。

細沼千紗(スポ3=東京・富士見丘)

――本日の調子はいかがですか

悪くはなかったんですけど、自分たちの2、3球目のミスが多かったですね。調子悪いというわけではなかったですが、調子が良いなと感じる場面もありませんでした。

――セカンドセットからは盛り返してきた印象を受けました

セカンドセットからはようやく自分たちのプレーもできてきたんですけど、調子が良いとはセカンドセットでも言えない感じですね。きょうも戦っていて全く負ける気はしなかったし緊張もありませんでした。前衛の時は大矢を信じているので後ろはすごくのびのびとできますね。

――特にスーパータイブレークの内容を振り返っていかがですか

はじめにリードできたことが大きかったと思います。こっちがマッチポイントを握ってから少し追いついてきたんですけど、焦ることなく自分たちで最後もポイントを決められたので良かったです。

――スーパータイブレークでは自分たちのプレーが出せたということですね

はい。ファーストセットも自分たちのプレーをしようとしたんですけど、その前にミスが出てしまっただけであって。セカンドセットとタイブレークはそこで出ずにできたかなと思います。

――今回感じた課題は何ですか

やっぱりファーストセットから出だしを集中していかないとこうやって最後までもつれてしまいますし、ファイナルがタイブレークだとどちらに転ぶか分からないといった怖さがあるのでしっかり2セット取りきれるように最初から集中していくことが課題ですね。

――次戦の意気込みをお願いします

あすも秩父で試合があって移動とかも大変なんですけどクレーコートで大矢と一緒に頑張ります。

上唯希(スポ2=兵庫・園田学園)

――本日の試合はどういった点を意識して臨まれましたか

金井さん(綾香、社3=東京・早実)とはこの夏関(関東学生選手権)で初めて組ませていただくので、楽しんでやろうと話をしていました。今日の試合はしっかりと楽しんでできたかなと思います。

――コンビネーションの部分ではいかがですか

そうですね、インカレ(全日本学生選手権)、リーグ(関東大学リーグ)が終わってすぐということで全く練習もできていなくて1回戦では二人の間をボールを通してしまうということが多くて。でもその1回戦を終えてこのボールはどちらが取るといったことを把握できたのできょうの試合では1回戦に比べて息があってきたというふうに感じました。

――試合内容を振り返っていかがですか

出だしが悪くて1-3になってしまってのスタートで。2-3になってから金井さんのサービスゲームのときに2-4にされそうになって相手のペースになりかけていました。でもそこでしっかり金井さんのサービスゲームをキープして3-3に戻せたことがそのあとのいい流れにつながったかなと思います。

――ジュースが続く場面ではどういったことを意識されていましたか

特に二人で話し合ったとかではないんですけど、絶対に落としてはいけないゲームだということは互いにしっかり把握していたので金井さんはファーストを入れること、わたしは前でプレッシャーをかけることっていう役目をちゃんと果たせたことがゲームを持ちこたえたことにつながったかなと思います。

――前衛を狙う強気な場面も見られました

キャッチがうまくいっていないなということを相手の印象として受けたので前を狙っていこうというのは戦略としてありました。

――次戦の課題は何でしょうか

きょうは本当に入りの部分が悪かったことが、最初流れがつかめなかった一番の理由なので次は出だしから二人のプレーを出せるように頑張ります。

――収穫はありますか

収穫としては、自分たちの流れが良くなってからはボレーでしっかりポイントを取ったりラリー戦で勝ったりといった自信になるポイントの取り方が多かったのでそこは自分たちの武器にしていきたいですね。

――上選手の得意なプレーは何ですか

得意なプレーは、左利きですし相手と逆なのでコーチ陣からもフォアでしっかりたたいていけというのは言われるんですけど、リーグからフォアがあんまり当たっていないというのがあって。でもその分、バックが安定してきているという自信はあります。今大会はクレーコートですしなかなか決まらない中でラリー戦でしっかり勝てているなと思っています。あとはネットプレーが好きなのでラリー戦でしっかり主導権を握って、ネットプレーに繋げられたら自分のかたちでしっかりテニスができているのかなと思います。

――雨の中断の影響はいかがですか

延期に続く延期で6日間、秩父に足を運んでも試合ができないという状況です(笑)。2週間も時間が経っているのにまだきょうは試合4日目なんです。でも、そこは私だけでなく相手も同じ状況なので、気持ちを切らさずにいきたいです。ワセダはインドアのテニスコートがあるのでしっかり練習はできているので気分が落ちることはないですね。あすに向けてという気持ちで練習できています。

――シングルス、ダブルスまだ続きます。意気込みをお願いします

リーグの時には自分の疲れからベスト4を目指すと言ってしまったんですけど、よくよく考えてみると私は第3シードなので絶対にベスト4には入らないといけないんですよね(笑)。残りの人を見れば、わたしがいま一番シードが高いので、もちろん私よりも実力が上の方もいらっしゃるんですけど、一応はシードが高いという自覚を持って、疲れも取れましたし、準決勝ではしっかり残って決勝の舞台で金井さんと試合ができるように頑張りたいです!

大矢希(スポ2=愛知・名古屋経大高蔵)

――約1週間ぶりの試合となりましたが、どのような気持ちで臨まれましたか

ダブルスの初戦がスコア的には良いスコアで勝ててはいたのですが、内容的にあまり良くなくて。この一週間で調整することができて、ダブルスの練習もしっかりできたので。ファーストセットは取られてしまったのですが、そこから元気を出してやれたので、逆に一週間空いて良かったかなと思います。

――試合のプランや対策というのはありましたか

1回戦で山添さん(絵理、人3=千葉・渋谷教育学園幕張)と今村のペアが当たっていたので、山添さんから相手のことをいろいろ聞いていて。聞いてはいたのですが、最後は自分たち次第で、最終的には自分たちのプレーで勝つことができて良かったです。

――ファーストセットは苦しんだ部分もあって、セカンドセットからは挽回しているように見受けられました。試合内容は振り返ってみていかがですか

自分たち次第の試合だったかなと。ファーストセットは取られてはしまったのですが、自分たちのやるべきことをやれば次のセットは必ず取れると思っていました。流れが相手にずっといってしまっていただけで、あまり焦らずにプレーできました。

――セカンドセットからうまく気持ちを切り替えてできたということでしょうか

そうですね。セカンドセットからより元気を出してという風にして。ふたりのプレーができていたと思います。

――スーパータイブレークに向けてはどのような気持ちで臨まれましたか

やはり勢いが重要だと思っていて。サーブはファースト入れることとリターンは一本通すことを意識して、それだけでやっていました。

――結果的に5連続ポイントから始まりましたね

思い切ってやろうと声を出して、元気を出してというようにしていて。相手もポイントを取られてイライラしてしまった部分もあって、こちらが連続してポイントを取れて10-7で勝つことができて良かったです。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次は明大のペアで、インカレ(全日本学生選手権)ベスト4まで残っていて。強いペアではあるのですが、自分たちのプレーを出して勝ちにいきたいと思います。