漕艇部

2016.09.22

第43回全日本大学選手権 9月22~25日 埼玉・戸田ボートコース

学生頂点の座を決める熱戦が開幕!4クルーが準決勝進出へ

 降りしきる雨の中、大学漕艇界ナンバーワンを決める戦いがついに幕を開けた。早大からは男女合わせて12クルーが出場。早大勢で最初に出漕した男子舵手なしペアが予選タイム全体1位で通過するなど、全4クルーが準決勝への切符を手にした。しかし連覇が期待される男子エイトは組2着となり、あすの敗者復活戦に回ることとなった。

(記事 黒田菜々子)

★エイト敗れるも、3クルーが準決勝へ(男子部)

 初日は予選が行われ、男子部からは7艇が出場。そのうち3艇が準決勝進出を決め、他の4クルーはあすの敗者復活戦へ回ることとなった。

 最初に登場したのは、昨年、全日本軽量級選手権3位を収め、今大会に向けて1年ぶりの再結成となった舵手なしペア。レース前に「自信を持ってやりましょう」(東駿佑、政経3=東京・早大学院)と話したと語るように、スタートから力強い漕ぎで他艇を圧倒する。そのままスピードを保持し、一度もトップを譲ることなく全体1位で準決勝進出を決めた。続くシングルスカル、ダブルスカル、舵手なしクォドルプルは、後半での伸びが見られたものの、あと一歩及ばず。敗者復活戦へと回った。一方で、舵手なしフォアと舵手付きフォアは日体大や明大などの強豪相手に奮闘。両者共に、「1000メートルから1500メートル地点で少しタイム落ちが大きかった」(井踏直隆、文構2=東京・早大学院)、「スタートはもう少し磨きがかけられる」(金子怜生、社2=東京・早大学院)と課題は見つかったものの、接戦を制し、準決勝に向け幸先のいいスタートを切った。

準決勝進出を決めた舵手なしフォア

 最後には花形種目であるエイトが登場。昨年のインカレで19年ぶりの優勝を果たしただけに、大きな期待が寄せられる。まずは、持ち味のスタートで一気に飛び出した早大。しかし、「コンスタントに伸ばしていくときにタイム落ちが激しかった」(藤川和暉、法4=東京・早稲田)と語ったように、仙大にリードを許してしまう。その後も差は広がっていき、準決勝進出ならず。あすの敗者復活戦での復調を誓った。

 注目されたエイトが惜敗となるも、初日での3クルー準決勝進出決定は早大を勢いづけるものになった。あす、準決勝への切符獲得を目指し、さらなる戦いに挑む。

(記事 深瀬真由 写真 栗村智弘)

★総合8連覇に向けて女王ワセダ発進(女子部)

  ことしのインカレで早大女子部が目指すのは大会8連覇だ。激戦が予想される中、女王として常に勝利が求められている。初日の予選に出場した3クルーからは、舵手付きクォドルプルだけが準決勝に進出。他のクルーはあすの敗者復活戦で準決勝を目指す結果となった。

全体4位のタイムを出した南

 最初の種目シングルスカルには、急成長中のルーキー南菜月(教1=新潟南)が登場。スタート直後は4位と出遅れるが、中盤以降で追い上げを見せ2位につけた。目標タイムを上回る結果に対し、「1位上がりではなかったがほっとした」と胸をなで下ろした。続くダブルスカルには木野田沙帆子(スポ3=青森)、木下弥桜(スポ1=和歌山北)ペアが挑む。前半は抑え後半で伸ばすレースプランで臨んだものの、「他大の艇に出られて後半まで引きずってしまった」と木野田が振り返るように、抜け出されて生まれた差を最後まで詰めきれず3位に終わった。このまま初日を終わらせることはできないと意地を見せたのは、佐藤紫生乃女子主将(スポ4=宮城・塩釜)やコックスの亀本咲季子(人4=埼玉・浦和一女)らを擁する舵手付きクォドルプルだ。序盤こそ明大にリードを許すものの、「焦ることなく集中して漕げた」(佐藤紫女子主将)と、一糸乱れぬ漕ぎで女王の威厳を見せ、余裕を持ってトップでゴールした。

 2艇は敗者復活戦に回ることとなったものの、それぞれのタイムは申し分ない。「まだまだ終わったわけではない。これが始まり」と佐藤紫女子主将も巻き返しに期待を寄せている。探り探りとなった初日の教訓を生かせるか、あすのレースで真価が問われる。

(記事 高橋豪 写真 久野映)

結果

▽男子部

【エイト】

C:藤川和暉(法4=東京・早稲田)

S:石田良知(スポ3=滋賀・彦根東)

7:石橋広陸(スポ3=愛知・豊田北)

6:鈴木大雅(スポ2=埼玉・浦和)

5:是澤祐輔(スポ4=愛媛・宇和島東)

4:木金孝仁(社4=東京・早実)

3:伊藤大生(スポ2=埼玉・南稜)

2:竹内友哉(スポ4=愛媛・今治西)

B:内田達大(スポ3=山梨・吉田)

5分58秒16【2着 敗者復活戦へ】

【舵手付きフォア】

C:片所宏之(社3=東京・早大学院)

S:有田雄太郎(法3=東京・早大学院)

3:金子怜生(社2=東京・早大学院)

2:得居亮太(法3=東京・早大学院)

6分48秒11【1着 準決勝進出】

【舵手なしフォア】

S:井踏直隆(文構2=東京・早大学院)

3:飯尾健太郎(スポ2=愛媛・今治西)

2:川田悠太郎(国教4=東京・早大学院)

B:富田剣志(スポ3=愛媛・今治西)

6分26秒20【1着 準決勝進出】

【舵手なしクォドルプル】

S:藤井拓弥(社1=山梨・吉田)

3:杉田陸弥(人4=栃木)

2:川田諒(社1=愛媛・松山東)

B:尾崎光(スポ2=愛媛・今治西)

6分33秒08【2着 敗者復活戦へ】

【舵手なしペア】

S:東駿佑(政経3=東京・早大学院)

B:石阪友貴(政経4=東京・早実)

7分03秒53【1着 準決勝進出】

【ダブルスカル】

S:菅原諒馬(商1=東京・早大学院)

B:寺田圭希(人4=滋賀・膳所)

7分04秒04【3着 敗者復活戦へ】

【シングルスカル】

有田光佑(創理4=東京・早大学院) 7分47秒27【4着 敗者復活戦へ】

▽女子部

【舵手付きクォドルプル】

C:亀本咲季子(人4=埼玉・浦和一女)

S:米川志保(スポ2=愛知・旭丘)

3:石上璃奈(スポ3=長野・下諏訪向陽)

2:木下美奈(スポ3=山梨・富士河口湖)

B:佐藤紫生乃(スポ4=宮城・塩釜)

7分12秒17【1着 準決勝進出】

【ダブルスカル】

S:木野田沙帆子(スポ3=青森)

B:木下弥桜(スポ1=和歌山北)

7分38秒61【3着 敗者復活戦へ】

【シングルスカル】

南菜月(教1=新潟南) 8分10秒75【2着 敗者復活戦へ】

コメント

B:佐藤紫生乃女子主将(スポ4=宮城・塩釜)

――予選1日目の女子部の結果についてどう思われますか

おのおのクルーにまだまだ課題はあると思っていて、予選を上がったクルーも上がれなかったクルーもあったのですが、上がったクルーを含めてまだまだタイムも狙っていけるだろうし、自分たちが求めるローイングに磨きをかけることができると思うので、日曜日に向かってしっかり加速し続けていきたいと思います。

――予選のレースで意識したことは

私たちの強みである長さを出した漕ぎをするということで、それは自艇集中でしっかり長さを取っていけたので良かったと思います。

――舵手付きクォドルプルのレースを振り返って

スタートで明大に出られてしまったのですが、それでも焦ることなく、集中して漕げたのはすごくよかったのではないかと思います。でもスタートの1歩目で少しオールが抜けてしまって2歩目に上手くつなげられず、そこでバランスが崩れてしまって加速したい時の切り替えでバランスが取れていなくて、そのままガタガタ引きずってしまったかなと。スタートの1歩目を集中してやっていけばバランスも取れて切り替えたい時に伸ばしていけると思うので、反省点は挙げればたくさんあるとは思うのですが、まずは1歩目に集中していくことでもっともっといいスピードが出てくるのではないかと思います。

――惜しくも敗者復活戦に回ってしまった2クルーには、あすに向けどういうレースを期待していますか

まだまだ終わったわけではないですし、これが始まりなので、敗者復活戦は必ず上がってくれると信じています。舵手なしペアはあしたが予選でワセダにもっといい波を起こしてくれると思うので、そこに全員で乗っかって決勝まで行きたいと思います。

――準決勝に向けての意気込みをお願いします

あした一日空くのですが、しっかり調整していって、きょうよりも準決勝、準決勝より決勝というように段階を一段一段上がっていけるようなレースプランでしっかり漕ぎ込んでいきたいと思います。

C:藤川和暉(法4=東京・早稲田)

――きょうのレースを振り返っていかがでしょうか

本来の力が出し切れなかったレースだなと思いました。

――スタートはいい印象を受けました

スタート250メートルまではいいリズムでいっていて文句なしだったのですが、そこから先でコンスタントに伸ばしていくときにタイム落ちが激しかったかなと感じました。

――コンスタントでタイム落ちをしてしまった要因は

自分は2つあって、まずそもそもの水中の強さと前から水をつかもうという意識が薄かったと思います。その2点が原因だと思います。

――クルーの皆さんの固さは感じられましたか

固くはなかったのですが、逆にリラックスしすぎていて挑もうという意識がなくて。ディフェンディングチャンピオンのようなところがあったのかなと思います。

――レースプランはどういったものでしたか

シンプルにスタートスパートはだいたい300メートルくらいで、そこから先は500メートルおきに足蹴りをいれて、ラスト300メートルでスパートというイメージでした。

――合宿中に意識して取り組んだことはどのようなことでしょうか

クルーとして気にしていたのは大きく分けて2つあって、フェザーハイをそろえることと前でグリップを止めてしまうことがあったので止めずに振り込んでいくことを意識していました。

――レース後にはクルーのみなさんとどのようなお話しをされましたか

意識のところというか、水中をもっと保たなければという、意識が弱かったねというところが1つと、もう1つはそもそものプランに無理があったのではないかというのがあって。コンスタントのレートを工夫して挑んだ方がいいのかなということを話していました。

――あすからはどのように戦っていきたいですか

そこまで速い相手とは当たっていないので今夜またモデルプランを考えて、そのプランを実現させるいい機会になるレースだなと思います。モデルプラン通りにやってみようかなと思います。

有田光佑(創理4=東京・早大学院)

――きょうのレースを振り返って

きょうのレースは6艇中1艇が準決勝に進出し、自分は4位でした。スタートでは300メートルスタートスパートをつけていました。そこからコンスタントを刻んでいくところで、練習からも課題だったのですが落としすぎてしまって、周りの艇に出られてしまいました。300メートルから500メートル前後の地点がきょうの課題だったと思います。

――きょうのタイムについては

あした敗者復活戦があり、きょうの予選のタイムで見ると自分は真ん中やや上くらいなので、あと5秒以上は伸ばす必要があると思います。まずそれを伸ばすにあたっては、スタートスパートからの切り替えのところでできるだけ粘りたいです。(きょうは)最後は結構上げたのですが、そこに至るまでに粘ってレースを組み立てていきたいと思います。

――良かった点は

スタートに関しては周りの艇を見ながら出られたので、そこはあしたも大事にしたいです。出たものをキープして相手に前を譲らないようにして、中盤までつなげられたらと思います。

――理工漕艇部から移り、これまでのインカレとの違いは

理工の時と圧倒的に違うのは普段の練習から漕ぎのサイクルにひとつひとつポイントが決まっています。ワセダ全体として漕ぎが明確に決まっているので、そこをしっかり練習で反復してきました。その漕ぎのサイクルは理工の時と違って武器になっていると思います。

――そこは自信につながりますか

こっちに来てから周りの部員とのハンデもあったので、自分でトレーニングする部分も結構ありました。きょねんは舵手付きフォアで出たのですが、敗者復活戦で全部の艇に置いて行かれて、タイムでは違ったのですが最下位でした。その時何の艇も見えないで漕いでいたのがすごく苦しくてそれが忘れられないので、全部の艇を見てゴールしてみたいですね。

――あす以降に向けて

あしたの組の中で自分は予選タイム2位で、1位の選手はきょうと同じ選手です。きょうは頭は取ったので、頭を取れたところから絶対前を譲らないでしっかりつなげていきたいと思います。

S:東駿佑(政経3=東京・早大学院)

――予選1位のタイムで準決勝進出を決めました

そうですね。とりあえず第一段階の目標を達成できたということに関しては、ひとまず良かったなというように感じています。

――タイム的にはいかがですか

自分たちが思っていた以上には出ていなかったかなと思います。正直、7分を切って予選を終えたかったんですけど、そこから3秒ほどオーバーしているということだったので、タイムはあまり良くなかったかなという感想ですね。

――他艇に比べると非常に速い印象でしたが

きょうに関しては(同組の)他艇が離れていた状況だったのでそう感じるのだと思います。

――天気の影響は

雨が降っていて少し体が冷えやすいような天候だったので、長袖長ズボンを着るなりしてやったので、そこに関してはある程度対応できたかなと思いますね。

――風の影響で漕ぎにくいというのはありましたか

風もそこまでは吹いていなかったのですが、やはり雨が気になったかなという感じです。

――石阪選手(友貴、政経4=東京・早実)との息は合いましたか

相変わらず、やはり相性が良いなという感じです。実は、レース前まで若干調子を崩していて、きのうのインカレ前最後の練習で取り戻して臨んだんですけど、やはり相性が良いなと思いました。今までやってきたことも出せていたと思います。

――1か月前の特集取材では、お互いがエイトを経験したからこそ合わせることが難しい部分もあるとおっしゃっていましたが

難しかったところはありますが、レースの前に合宿に行って、ほぼ完全に自分たちの動きを合わせることができたので、そこに関してはペアに対応できたのかなと思いますね。

――漕いでいる時の感覚は

感覚自体は良かったのですが、やはりまだ修正すべき内容が多々あるので、そこを修正していかなくてはという感じですね。全体的に2人の中の感覚としては良いものが出ているのではないかと思います。

――具体的に修正すべき点とは

やはりコンスタントのところでリズムを刻み続けるというところを、もっと正確に丁寧にやっていくべきなのではないかというところが課題です。

――レース前にはお二人でどのような話を

今までやってきたことをだそうというそれだけですね。あとは、本当に自信を持ってやりましょうと。本当にシンプルにボートのことを考えて、漕いでというようなシンプルな話をしました。あまり難しいことは考えずにやっていました。

――準決勝に向けて意気込みを

準決勝に関してはまずしっかり1位で上がるということと、予選の課題を修正して臨み、決勝につながるレースがしたいなと思っています。あとは絶対に油断をしないということですね。集中力を切らさずに、とにかく常に集中し続けてやっていきたいなと思います。

S:木野田沙帆子(スポ3=青森)

――きょうはどのような意気込みでレースに臨みましたか

初戦のレースということで探り探りの部分があったんですけど、とりあえず楽しんで漕ごうって話し合って臨みました。

――レースプランは

スタートが得意なクルーなんですけど、スタートであまり(力を)出し切らずにしっかり伸ばしていこうと思っていました。

――雨や風はレースに影響しましたか

レース直前に雨が強くなって、船の中に水が入ってしまって重りのような感じになってしまったな、というのはありました。

――きょうのレースを振り返って

レースプラン通り、最初は抑えていけたんですけど、抑えすぎた感じもあって。そこで他大の艇に出られて後半までずるずると引きずってしまいました。もう少し粘り強く漕げたらな、と思います。

――タイムについてはどうお考えですか

全体的のタイムだとそんなに悪くないんですけど、川の流れ的にもう少し速いタイムを狙ってもよかったかなって思います。

――レース後に木下弥選手と何か話し合いましたか

あしたの敗者復活戦に向けて改善点を話し合いながらビデオを見ていました。

――改善点というのは具体的にどのようなものですか

全体的に長さが出し切れていなかったと。他大に出られていた分焦っていたところがあったので、あしたは焦らずに引っ張っていけたらいいなと思います。

――あしたのレースに向けた意気込みをお聞かせください

敗者復活戦になってしまうのですが、その中で良いタイムを出して、準決勝、決勝につなげられるようなレースにしたいです。

S:井踏直隆(文構2=東京・早大学院)

――本日のレースを振り返っていかがでしたか

序盤からとなりの法大と並ぶ展開になったのですが、終始落ち着いてクルーでまとまることができたので良いレース展開だったかなと思います。

――雨や風が強かったですが影響はありましたか

クルーがバウサイ側に寄りがちなのですが風向きで特にバウサイ側に寄りやすいので、その影響をなくすというか比較的受けないように漕ぐようにしました。

――本日のレースプランは

500メートルで出たいという話だったので最初の500メートルをレートを高めでいって、あとはラストスパートを長めに取っているのでそこで突き放すという二点かなと思います。

――東日本選手権から意識した点はありますか

ポジション自体はストロークで変わっていなかったので、艇種は違うのですがストロークとしてリズムをつくるという点と、コックスがいなくなった分ラガーワークが僕に任されているのでその二点を徹底しました。

――対談ではストロークとして真っすぐ進むように意識したいとおっしゃっていましたが、いかがでしょうか

きょうは少し蛇行してしまったというか曲がっている場面もあったので、そこは改善していきたいと思います。

――今回見つかった課題はありますか

スタートをミスしてしまったというのと、1000メートルから1500メートル地点で少しタイム落ちが大きかったので、そこをもう一回4人で掘り進めることを意識すればまだまだタイムは伸びるかなと思います。

――準決勝への意気込みをお願いします

予選と違って強豪校が同じ組に来ると思うので引けをとらない漕ぎをしてしっかり決勝に進みたいと思います。

3:金子怜生(社2=東京・早大学院)

――本日のレースを振り返っていかがでしたか

結果は1位で準決勝進出を決めることができて、結果で見たら良かったかなと思っているのですが、まだまだ失敗した部分もあって。あさって修正できて決勝に良いかたちで繋げることができればと思っています。

――失敗した部分とはどの部分でしょうか

スタートはもうちょっと磨きがかけられるかなと思います。結果(明大に)出られてしまったというのと富山国際大にも並ばれたりもしたので500メートルで頭取りにいった方がレース展開もしやすく、全艇も見える状態なのでそこを修正して臨んでいきたいと思います。

――序盤明大にリードされていましたが中盤以降追い上げるかたちとなりました。その際に意識されていたことはありますか

出られてはいたんですけど艇身差がかぶった状態で進むことができたので相手の艇の動きを見つつ自分たちでそれに良く反応できた結果、最後差せたかなと思います。

――クルーの調子はいかがでしたか

自分がクルーの中で最年少ということもあって先輩たちの様子を見ていてもこの試合に懸ける思いが強くて、心と体もこの試合に向けて持ってくることができている実感はしているので調子は良いです。

――本日見つかった課題も先程おっしゃっていたスタートの部分でしょうか

そうですね。あとは練習でやってきたことを淡々と出し続けていくことが出来ればおのずと結果がついてくると思います。

――今回の勝利のカギはどのような点にあると思われますか

練習としてやってきたことがかたちとしてある程度のレベルで出せたことがまず一つあると思うので、何ができたというわけではなくて今までやってきたことがどれくらい出せたかを評価して勝つことができたのかなと思っています。練習でやってきた以上のことは出ないと思っているのであさっての試合でも100パーセント出せるようにしっかりやっていきたいと思います。

――準決勝への意気込みをお願いします

周りの艇も強い人たちで僕たち以上に強い気持ちでくると思いますが、僕たちはそれ以上の強い気持ちを持って捨て身でいきたいと思います。

B:尾崎光(スポ2=愛媛・今治西)

――本日のレースにはどのような意気込みで臨みましたか

ずっとこの大会を目指してやってきていたので、とにかく前半から思い切っていこうと思っていました。上位で抜けられれば明日休みだったのできょうは(決勝レースに)上がろうとみんなで話していました。でも結果としては思っていたレースをできないまま終わってしまって、明日も(敗者復活戦で)漕がなくてはいけなくなってしまいました。

――悪天候の中でのレースとなりましたが、クルーの調子はいかがでしたか

アップのときから調子は悪くなくていいレースができるかなと思っていたんですけれど、本番では隣に日大さんがいて、自分たちのレースをさせてもらえなかったなという感じです。

――どのような点で思うようなレース運びをできなかったのですか

順風だったのでレース時間が短くなると監督から言われていて。なので、最初から離されてしまうと追いつけずそのまま負けてしまうので、レースプランとしては最初から頑張って日大さんについていこうと思っていました。ですが、そこでさらに上をいかれたというか、それでもついていけませんでした。本当に日大さんにやりたいようにやらせてしまったという感じです。

――1位の日大と差のついた2位となりましたが、その結果やレースの内容をどのように受け止めておられますか

タイムはあまり良くなかったのですが、内容としては収穫もあったレースだったと思っています。なのでそこを明日以降につなげて上位クルーにも勝っていけたらいいなという感じで、結果としてはあまり良くなかったですがそこまでネガティブには捉えていません。今のクルーは、明日は必ず勝とうという気持ちでいます。

――レース後クルーのみなさんでそのような話をされたのですか

そうですね、ミーティングを行って、みんな同じようなことを感じていたんだなと思いました。やはり一番の課題は前半についていけなかったことだとみんな感じていて、次はそこを改善していきたいです。

――前半についていくことができなかった原因などについてもお話しましたか

そうですね、自分たちは富士河口湖で合宿を行っていたのですが、自分たちが2000メートルをどのくらいのスピードで漕げているのか正確にわからなくて。きょうのレースで初めて距離のわかるところでしっかり漕いだという感じでした。それもあって今回は心配な部分もあったのですが、やはりそれが響いてしまいました。

――合宿のお話がありましたが、合宿ではこのレースに向けどのような部分を強化しようとしてきましたか

それぞれの動きがけっこうずれていたので、ユニホーミティ―を高めることと、後半しっかり漕げる体力をつけるように意識していました。僕らは小さくてパワーもないチームなので、少しでもユニホーミティ―を高めて全員の動きをそろえていかないと他大学に勝てないと思っています。

――きょうのレースをふまえてあす以降への意気込みをお願いします

クルーとしてはやはり最終日まで残って部に貢献したいという気持ちです。そのためにはあすのレースは何が何でも勝たないといけなくて、その上で勝つだけでなく最終日につながるようなレースをしたいと思います。1レースごとに成長していけるよう努力したいです。

S:菅原諒馬(商1=東京・早大学院)

――初めてのインカレだったと思いますが、大会の雰囲気はいかがでしたか

レベルが高いだけあって、雰囲気がものものしいというか、全員静かにアップして試合に臨むという感じでした。ただ、ひたすら自分の最速のタイムを出すと割り切っていたので結構リラックスしていました。

――今日のレースプランを教えてください

日大と明大が速いので、スタートスパートでなんとかついていって、コンスタントに伸ばしていきました。そして残り300メートルでもう一回スパートをかけていく感じでした。タイムは全体的に良かったので、明日につなげることができたと思います。明日の敗者復活戦は絶対に1位を取りたいです。

――ご自身ではレースプラン通りにいったとお考えですか

コンスタントが少し乱れちゃったりしたので、まだ改善点はあります。

――ストロークとして気をつけたいことはありましたか

とりあえずバウの寺田さん(圭希、人4=滋賀・膳所)が疲れないように、楽なリズムを心がけていました。

――きょうのレースで見つかった課題はありますか

レースが終わってみて気がついたんですけど、足をまだ使い切れてなかったので、あすはもっと足からぐっと乗せていけたらと思います。

――改めてあすの敗者復活戦への意気込みをお願いします

相手がきょうの予選と同じなので、まずは良いタイムをだして準決勝に進めるようにしていきたいです。

南菜月(教1=新潟南)

――きょうのレースを振り返って

今回がシングルスカルで2000メートル初めてのレースでした。正直自分がどれくらいの力を出せるかわからない状態だったんですけど、タイムを見て自分の想像以上のものが出ました。1位上がりではなかったんですけど、ほっとした感じです。

――レースプランは

とにかく前半から攻めて、後半のきつい場面できちんと耐えられるかというのが今回の課題でした。

――全体では4位のタイムでした

最初に設定した目標タイムは(8分)20秒台だったので、それを上回るタイムを残せたというのは自分にとって大きな成果だと思っています。

――初めてのインカレでしたが、いかがですか

実際のレースはそこまで緊張していなくて、いつも通りにやっていこうという気持ちで臨みました。インカレが特別だという意識はまだないですね。

――あす以降に向けて

あしたはきちんと全体の1位で通過して、準決勝を良い組み合わせにしたいです。そして、最終日に勝ち残って結果を残したいと思います。