メニュー

米式蹴球部

2016.09.21

関東大学秋季リーグ戦 9月18日 東京・夢の島競技場

格下相手にまさかの延長戦も、白星挙げる

 開幕戦で完封勝利を挙げた早大BIG BEARS。きょうも勝利を挙げ、関東2連覇に向け勢いに乗りたいところだったが、日体大相手に思わぬ苦戦を強いられた。序盤から2つのTDを奪われるなど、相手に主導権を握られる。それでも、ランを中心に攻め込んで得点を重ね、追い上げていく。4QにはLB梶浦嵩之(スポ4=愛知・海陽学園)のFGブロックからTDにつなげ逆転に成功。しかし相手の最後のドライブを止められずTDを奪われ、試合は延長戦にもつれ込む。後攻の早大は相手の得点を阻止。最後はRB須貝和弘(創理4=東京・早大学院)のTDランで、苦しみながらも白星を手にした。

 最初にモメンタムをつかんだのは日体大だった。早大は、相手の勢いのある攻撃に全くと言っていいほど対応できない。35ヤードのTDランを決められ、わずか4プレーで先制を許した。さらに2QにもTDを奪われ、14点を追いかける展開となる。オフェンスではRB北條淳士(社4=東京・佼成学園)のランなどで敵陣に侵入するが、FGの失敗やファンブルなどのミスもあり、なかなか得点を挙げることができない時間が続く。それでも前半終了間際に相手のファンブルをLB杉田直人(法1=東京・早大学院)がリカバー。相手のミスから攻撃権を得ると、途中出場のQB笹木雄太(法4=東京・早大学院)がプレーアクションからエンドゾーン左へと投じたパスを、WR高地駿太朗(先理2=神奈川・浅野)が好捕しTD。7−14として前半を折り返した。

気迫のランを見せた北條選手

 「後半のシリーズでスコアしてモメンタムをつかもう」という濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)の指示を選手たちはフィールドで表現する。北條のロングゲインでゴールライン手前まで迫ると、FGで追加点を得る。次のシリーズで日体大にFGを許し再び7点差とされるが、すぐさま反撃。WRブレナン翼(国教1=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)の好リターンで好位置から攻撃を開始し、最後は笹木のパスを受けたRB森下真(基理4=東京・西)がTDを決め同点に追いつく。続くシリーズでまたしてもFGのピンチを迎えるが、ここでビッグプレーが飛び出す。梶浦が見事にFGをブロック。こぼれたボールを拾ったDB安部修平(国教4=東京・早大学院)が一気にフィールドを走り切った。これで24−17。ピンチが一転、勝ち越しのTDに変わり、この試合で初めて早大がリードを奪った。このまま逃げ切りたいところであったが、日体大の最後の攻撃を止められない。ランを中心にドライブを重ねようとする相手に対し、後退を余儀なくされる。試合終了まで残り34秒。最後はQBにTDランを許し、TFPも決められ24−24。試合は延長戦へと突入する。

リターンTDを決めた安部選手

 交互に敵陣25ヤード地点から攻撃し、得点差がついた時点で試合が終わる延長戦。後攻の早大は、まずディフェンスが魅せる。フレッシュを許さず、相手はFG選択。これが失敗し、早大は無失点で切り抜けた。得点を挙げれば勝利が決まる最後のドライブ。笹木のパスと北條のランでゴールラインまで1ヤードまで迫った早大が選択したプレーは須貝のランだった。「OLとレシーバー陣が死ぬ気でブロックしてくれたので、突っ込むだけだった」(須貝)。須貝はOLとWRが懸命に切り開いた走路を駆け抜け、エンドゾーンへと飛び込んだ。

 辛くも勝ち切った早大。濱部監督は「おごりや油断が正直あったと思う」と反省を口にした。ここでの敗戦は『日本一』への夢を途絶えさせることにもなりかねなかっただけに、選手たちは勝利という結果に安堵したことだろう。今後も負けられない戦いが続く。きょうの試合を経験として生かし、次戦に向けて最高の準備をしたい。「成長してフィールドに戻って来られれば」(濱部監督)。戦うごとに強くなり、『日本一』へと駆け上がっていく。

(記事 新津利征、写真 大槻竜平、太田萌枝)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
日体大 RUN #35山本 12関根 0-7
日体大 PASS #11小林→#85佐久間 12関根 0-14
早大 PASS #12笹木→#15高地 #20長谷川 7-14
早大 FG #20長谷川 10-14
日体大 FG #12関根 10-17
早大 PASS #12笹木→#49森下 #20長谷川 17-17
早大 -- #3安部のFGブロックリターン #20長谷川 24-17
日体大 RUN #11小林 12関根 24-24
早大 1回後攻 RUN #28須貝 6-0
個人記録(※一部のみ掲載)
ラン 回数 ヤード TD 最長
#6  北條淳士 78 37
#28 須貝和弘 51 15
#4  西川大地
#36 山崎龍哉
レシーブ 回数 ヤード TD 最長
#41 小原嶺 31 16
#15 高地駿太朗 18 14
#87 田島広大 14 14
#13 遠藤健史 10 10
#49 森下真
#83 深栖拓
パス 回数(試投) ヤード TD 最長
#12 笹木雄太 15(8) 60 16
#1  坂梨陽木 6(3) 24 15
QBサック 回数 ヤード SAF 最長
#91 武上雅武史 13 13
キックオフリターン 回数 ヤード TD 最長
#40 ブレナン翼 94 54
パントリターン 回数 ヤード TD 最長
#18 青井夏貴 13 13
星取表(9月21日現在)
早大 日大 法大 慶大 明大 中大 日体大 立大
早大 11/27 11/13 10/30 10/16 10/1 24○24 38○0
日大 横浜 10/29 11/13 10/2 10/15 45○7 48○14
法大 横浜 川崎 11/27 21○7 41○7 10/16 10/2
慶大 川崎 横浜 横浜 21○17 30○21 10/1 10/15
明大 川崎 アミノ 7●21 17●21 11/27 11/13 10/29
中大 アミノ アミノ 7●41 21●30 横浜 10/30 11/12
日体大 24●24 7●45 川崎 アミノ 横浜 川崎 11/26
立大 0●38 14●48 アミノ アミノ 川崎 アミノ アミノ
コメント

濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)

――試合全体を振り返って

結果、勝ててよかったというのが正直な気持ちです。立教戦明けの週に、自分が体調を崩して何日か練習を見ることができなかったなどありました。そのようにして、初戦を完封勝ちしてホッとしたという部分がどうしてもあったかなと思います。(相手は)リーグでも下位チームなので自分たちの力で勝てるのではないかという驕りと、油断が正直あったと思いますね。

――何かテーマは設定していましたか

きょうはゲームスローガンでWinということだったんですけども、チームですごく大事にしているファンダメンタルやフィジカルというところ、1対1の接点を大事にしてスクリメージを支配していこうと臨みました。結局、相手が少し変則的なディフェンスをやってきたことで(OLが)相手のヒットを受けてしまったりですとか、ディフェンスはディフェンスでフィールドを広く使われて、外の早いプレーとインサイドのカウンターがあってやはり相手を見すぎてロスの手間で勝負してしまって、いいように攻められてしまったかなと思います。

――前半は苦しい展開でしたね

こんなこと言うとあれですが、ぼくの中ではちょっとこんな試合になるのではないかという思いが、先週の練習を見てありました。

――苦しい展開の前半、早い段階でQBを交代させましたが

パスをある程度決めていくというプランがこの試合にはあって、完全にボールが浮いていたり、(ボールを)置きにいっていたりして、そのパスを失敗した後も1球の重さや1シリーズの重さというのを彼(坂梨陽木、政経3=東京・早大学院)のフィールドでの所作から感じられなかった。闘争心というかそういうオフェンスを出すとか、パスを決めるとか、スコアするといった強い気持ちが見えなかったので早い段階で交代しました。淡々とプレーしていたという言い方が正しいかどうかわかりませんが、そのような理由で早めに代えました。まあ笹木(雄太、法4=東京・早大学院)は4年生だし、この2本目に甘んじて出たくてしょうがない、やる気まんまんな彼を感じていたので。ボールを投げることに関しては抜群に能力が高いので、信頼もしていますし、早めに代えてその期待に応えてくれたと思います。

――1本リードされる形で前半を終えましたが、後半に向けて選手にどんな声をかけましたか

前半、最後相手がたぶん時間のコントロールをミスして、ぼくらに1チャンスくれ、そこで1本取れたのはすごくよかったと思います。あとこういう展開を予想して後半チョイスにしていたので、後半のシリーズしっかりドライブしてスコアして試合のモメンタムをつかんでいくこと。前半は本当にみんなが受けてプレーをしていたので、自分たちからアグレッシブにプレーして試合のモメンタムを持ってこようという話をしていました。

――立大戦から下級生の出場が目立っていますが、下級生に期待する部分は大きいのですか

決して下位チームとの対戦だからといって主力を温存しているわけではないので、たまたまベストメンバーの中に下級生が多くいるというだけですね。下級生が立大戦、そしてきょうと頑張ってくれているので、上級生が刺激されていい競争をしながらチームのレベルが上がっていけばいいなと思っています。下級生に任せて上級生が甘んじているようではこれ以上チームはよくならないと思いますしね。

――最後に次戦に向けて一言お願いします

中大もきのう慶大にいい試合をしていて、細かいところは見ていませんが、ベンチワークのミスもあったようなので、たぶんまた次節に向けてそういった部分を修正してより隙のないチームになってくると思うので、ぼくらは本当にもう1度負けて、死んだ気になって、また1から1日1日しっかり練習に取り組んで、個人としてもチームとしても成長してフィールドに戻って来られればなと思います。

OL松原寛志主将(法4=東京・早大学院)

――競り合う展開での勝利となりましたが、いまの率直なお気持ちを教えて下さい

純粋にきょう負けていたら日本一を目指す権利がなくなってしまうというところで、本当に拾う形でしたけれど、勝利を収めることができたということだけが、きょうの良かったことだと思います。

――あまりゲインなどできない中で、オフェンスの雰囲気はいかがでしたか

オフェンスではRB北条(淳士、社4=東京・佼成学園)が試合の序盤からずっとハドルの中で盛り上げてくれていたので、そういう部分では良かったと思いますが、逆に周りが北条頼みになってしまっていた部分もあると思うので、まだまだ改善していかなければいけないなと思います。

――OLの出来という面ではいかがでしたか

まだまだビデオを見ないとわからないですけれども、これでスコアを見ても満足できる結果では全然ないので、そういう意味ではもっと成長していかないと目標である日本一に届かずに終わるという出来かなと思います。

――そういった状況の中でどんな声がけをしましたか

きょうは試合前から、試合を含めて監督から目の前の1プレーに集中してやるというのを言われていたので、そういう意味ではディフェンスがプレーをしているときはディフェンスのことを信頼して、自分が何をできるのかを考えて取り組めた反面、まだまだそれを考えただけでプレーの中で動ききれてないところがあるので変えていかなくてはいけないなと思います。

――1年生の香取選手(大勇、スポ1=東京・佼成学園)も出ていましたが、プレーの印象はいかがですか

サイドラインに戻ってきて僕のせいでプレーが止められたところもあったと思うんですけれど、そもそも1年生でこういう試合でプレーできることは彼自身の能力の高さだと思います。そういう部分で期待しつつ、足りていない部分をもっと克服してほしい、4年生中心に教えて成長してほしいなと思います。

――最後に次の試合への意気込みをお願いします

僕はオフェンスなのでオフェンス目線で言うと、とても強力なDLの選手が多くそろった中大なので、そういう意味で本当にOLの出来は試合を左右するのかなというところで、まずそこで絶対に勝たなくてはいけない。きょう負けてもおかしくない、負けすれすれで拾えた勝ちをどう生かすかというのをこのチームの2週間の取り組みで、一番大きく次の試合で出ると思うのでチーム全体で成長して絶対に勝ちたいと思います。

QB笹木雄太(法4=東京・早大学院)

――序盤リードされる厳しい試合となりましたが試合全体を振り返ってください

オフェンスに関しては自分たちのミスがあって良く展開が出来なかったんですけど最後に勝てたことが良かったと思います。

――第1Qでリードを許しましたがベンチから見ていていかがでしたか

基本的に追う立場になっても点差を気にせずに毎シリーズ自分たちのやることに集中しています。

――リードされて焦りはありませんでしたか

特にはありませんでした。

――第2Qから出場するにあたってどのような指示がありましたか

負けている状況でオフェンスがすることといえばTDなどスコアに繋げることだと言われ続けていました。その役目を果たすドライブが出来たかなと思います。

――TDパスの場面を振り返っていただけますか

GL(ゴールライン)に迫った時にパスがコールされたときは監督も僕たちパスユニットを信用してくれていると感じたので決めきれて良かったです

――延長戦に入った時のチームの雰囲気やご自身の気持ちは

僕は延長戦を戦うのは初めてだったんですけどしっかり練習してきていたので慌てることなくプレーが出来ました。

――レシーバー陣との連係はいかがでしたか

春から秋にかけてコース取りだったりタイミングを重視して練習してきたんですけど、きょうは見てもらった通りパスがあまり合ってない状況でした。次の第3節はしっかり決めきれるように頑張っていきます。

――第3節に向けてチーム全体の修正点や意気込みをお願いします

おそらく僕たちはまだまだ甘い部分があります。去年甲子園(ボウル)に出たことで勝てるという驕りが出てきていたので、きょうの結果を見て意識を変えていかないといけないと思います。オフェンスに関してはテンポが良くなかったので、どうやったら自分たちのテンポに持っていけるかをしっかり一から考えてやっていきます。

RB北條淳士(社4=東京・佼成学園)

――今日は接戦をものにしての勝利となりましたが、まず今の率直な感想をお聞かせください

まだ、チームとして、個人としても、弱いということを、立教戦では認識したつもりでいたんですけど、また再認識したかなとは思っています。

――苦しい時間帯が続き、相手にリードされる展開となった前半、どのように振り返りますか

前半は、最初にDFがとられて、勝ち進んでいくとこういう場面もあると思うので、取られた時に取り返すというイメージでやっていて、前半僕も勝負所持たせてもらったんですけど、良いランができずに非常に迷惑をかけたなと思っています。

――後半は攻撃が機能し、得点を重ねて流れを取り戻したように見えました

阿部がキックのリターンを持っていってくれて、それで雰囲気が良くなったのかなとは思います。DFに後半は助けられたのかなと思っています。

――では流れを変えたターニングポイントのプレーはその阿部選手のリターンだったということでしょうか

はい、ナイスですね。ブロックしたのは多分梶浦だと思うんですけど、梶浦も良かったと思います。

――北条選手のランも目立っていたような印象があるのですが

本当ですか。でもまだまだなんで、猛練習するしかないです。

――試合は延長戦にもつれ込みましたが、どのような気持ちで戦いましたか

OFでお互いを信頼し合うしかなかったので、そういう練習もしてきたので落ち着いてリラックスしてやれたかなとは思います。

――最後に、リーグ戦まだ始まったばかりですが、今後に向けての意気込みをお願いします

TDをたくさん取ります!本当にだめだめなので。もっと練習して、もっと力強いランをできるように頑張りますので、また応援よろしくお願いします。

RB須貝和弘(創理4=東京・早大学院)

――試合全体を振り返っていかがでしたか

自分のファンブルフォースでチーム全体の流れを壊してしまったのでそこが全ての原因であり、本当に申し訳ないなと思っています。

――前半はリードを許す展開になりましたが、後半に向けてどのように気持ちを切り替えましたか

ファンブルしたことは過ぎてしまったことでしたし、チームメイトがすごく励ましてくれたこともあって、自分の中ではしっかり切り替えることができました。1プレー1プレー大事にやっていけば勝てるのかなと思ってプレーしました。

――ランニングバック陣全体の出来はいかがでしたか

きょうの試合では北條(淳士、社4=東京・佼成学園)がすごく頑張ってくれていたのですが、僕自身も彼も含めて振り返ると大事なところで一発タッチダウンに持っていけなかったり、GL前でタッチスコアできなかったりまだまだ反省の余地がたくさんあるなと思いました。

――個人として良かった点はありましたか

いや、もうないです。ファンブルしてしまったことが全てなので。気持ちを切り替えてまた一戦一戦大切に戦っていきたいです。

――きょうは延長戦となりましたがどのような気持ちで臨まれましたか

もうやるしかないっていう気持ちでした。また、こうなったのは全て自分の責任だと思ったので少しでも貢献できるようにということを考えていました。

――最後は決勝点を決められました

あそこはOLとレシーバー陣が死ぬ気で目の前の相手をブロックしてくれて道ができたので僕はただ突っ込むだけでした。

――次戦に向けてチームとして修正していきたいこととご自身の意気込みを教えてください

まずはきょうこうやって勝ちきれたことに本当に感謝して、毎日練習や試合をできることを大切に思いながら1試合1試合大事に戦っていきたいと思います。個人としても一つ一つを大切にする、それにつきます。

DB安倍修平(国教4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

満足のいく試合ではなかったのでやっぱり僕たちの実力が足りないと感じた試合でした。

――ディフェンスに関してはいかがでしたか

僕たちが目指しているディフェンスには届かないディフェンスでした。

――具体的にはどのような点でしょうか

まだパスを通されていている部分が僕はCBとして一番大きい部分ですし、サポートに関してもまだまだできていないと思います。

――改善点はどこですか

個人としてもCBとしてもパスを通させない練習をしていくだけだと思うので、チーム一丸となって練習をやっていくことかなと思います。

――7点ビハインドで後半へ折り返しましたが、何かアジャストした面などはありましたか

アジャストの面では、コーチの方がいらっしゃるのでそこは信頼してやっていただきました。

――オーバータイムという形となりましたが、その点に関してはいかがでしたか

僕は負ける気は全くしていなかったので、やるだけだなという気持ちで臨みました。

――次節、中大戦への意気込みをお願いします

CBとしては、パスを一本も通らせないことを大きな目標にしていて、また、キッキングで良かったことを次の試合もやっていきたいなと思います。

LB梶浦嵩之(スポ4=愛知・海陽学園)

――きょうの試合の試合を振り返っていかがでしたか

ディフェンスは一対一で負けていてアジャストできてない部分もありました。そこは気持ちも含めて準備不足でした。

――立ち上がりに先制を許す展開となりましたが

アジャストと一対一で負けていたのが先制を許した原因で、その後もミスがあり、苦しい展開になってしまいました。

――14点をリードされましたが焦りなどはありませんでしたか

多少はありましたが焦ったところでいいことはないですし、仲間を信じて、オフェンスを信じてプレーしていました。

――相手のランに苦戦しましたが

相手のスキル陣はアスリートが多かったですし、スキル陣に苦しめられました。

――どのように対応していきましたか

ワセダのディフェンスが大切にしているギャザーとパシュート、とにかく最後までボールを追うということを意識しました。

――パスへの対応に関して、DB陣との連携はいかがでしたか

ゲーム後半からは対応できていましたし、コミュニケーションはとれていたと思います。

――いいタックルも随所に見られましたが、ご自身の出来としてはいかがでしたか

自分自身ミスも多かったですし、勝負所やタイブレークでタックルができたところと、しっかりとQBにプレッシャーをかけられたところは良かったと思います。

――FGブロックの場面はいかがでしたか

練習からずっと狙っていて、ベストスタートを切ることができました。あのプレーでモメンタムを持ってくることができたので良かったです。

――ディフェンスで修正点を挙げるとすればどういった点でしょうか

コミュニケーションです。ゲーム序盤からアジャストができず、コミュニケーションがとれていませんでした。来週から東伏見に帰ってそこを修正して、レベルアップにつなげていきたいと思います。

――最後に次戦に向けての抱負をお願いします

今回の試合で首の皮一枚つながって良かったですし、『日本一』に挑戦する権利は得られたので、とにかく『日本一』目指して頑張っていきます。

LB田口凌(社3=東京・早大学院)

< p>――

――きょうの試合を振り返って

最初にTDをされて、少しやばいなと思っていたら案の定ズルズル出され、相手のQB、11番の小林くんの個人プレイに圧倒されて結構やられてしまいました。試合前から彼をキーマンにしていたにも関わらず、うまくアジャストできていなかったのが一番の反省です。結果的に勝てたことはよかったし、こういう試合を経験することは終わってみればプラスにはなったのですが、このままのレベルじゃまだまだだなと思いました。

――不調の主な原因は何だったのでしょうか

スタメンが結構前回と変わったのが裏目に出て、個人個人の弱さが露呈しました。一対一の部分を強化していきたいです。

――DLとの連携の手応えは

DLとの連携は、試合前から準備していたものは出せました。ただ、それに加えてのプラスαができなかったので、練習してきたものとの試合中の対応が課題だと思います。

――LBでは下級生が活躍を見せていますが、その点に関してはいかがですか

杉田(直人、法1=東京・早大学院)はフルで出場して途中は関本(岳、社2=東京・早大学院)がケガをしてしまったんですけど、彼らも頑張ってくれていて先程も言ったようにオーバータイムになって勝てたというのは経験になったと思います。でもきょう感じたのはまだまだ層が薄いなということで、彼らの他にも1、2年生はいるんですが、もっと他が台頭してこないと日本一にはなれないなと思いました。

――次節、中大戦の意気込みをお願いします

まず一つ、ディフェンスとして絶対に止めてオフェンスにボールを渡す、という普通の形を作るくらいのちゃんとしたディフェンスを構築していくことと、そして個人的には僕の目標であるビッグプレーがまだまだ足りないので、チームの雰囲気がガラッと変わるようなターンオーバーをもっとしていきたいなと思います。