アーチェリー部

2016.09.13

第55回全日本学生個人選手権 9月10日 埼玉・はらっパーク宮代

強風に苦しめられ、無念の予選敗退

 し烈な地方予選を勝ち抜いた実力者たちが集う、全日本学生個人選手権(インカレ)。この学生個人戦最高峰といえる舞台に、ワセダからは池田亮主将(人3=東京・国際)、舩見真奈(スポ2=山形・鶴岡南)の計2名が臨んだ。翌日の決勝ラウンド進出を目標に戦い抜いたものの、強豪たちの厚いカベは簡単には破れず。きょねんに引き続き、予選で姿を消すこととなった。

 男子は予選の上位32位までが決勝ラウンドへの切符を手にする。池田は主将として上位に入りたいところであったが、上腕三頭筋のケガと弓の故障というアクシデントに見舞われ、試合直前まで練習に取り組めていなかったという状況。その調整不足が響き、本来の実力を発揮することはできなかった。きょねんより順位は大きく上げたが、結果は決勝ラウンド進出のボーダーまであと一歩の34位。「大きな試合で実力を出し切れないというのは、やってはいけないこと」と度重なる不運を言い訳にすることなく反省を口にした池田。まずはケガの完治を最優先に、これからさらなる活躍を見せてほしいところだ。

ケガからの復活が望まれる池田

 女子が決勝ラウンドへ進むことができるのは予選の上位16位まで。2年連続のインカレ出場となった舩見は、緊張を感じさせない堂々とした射を展開する。しかし、午前よりも勢いを増した風に「どこまで狙いをずらせばいいか分からなかった」と翻弄(ほんろう)され、点数を伸ばすことができない。そのまま48位という結果で予選を終え、決勝ラウンド進出はかなわなかった。前大会と同様に予選敗退となったが、「肩の入れ方を安定させることと、風への対応を練習していきたい」と今後へ向けて気持ちを切り替えた。

一射に集中する舩見

 今大会では、風への対応力不足が大きな課題として見られた。ワセダの射場はあまり風が吹かないため練習する機会は少ないだろうが、全国の精鋭たちと戦っていくのであれば改善しなければならない点であることは間違いない。来月行われる六大学定期戦でアベック優勝を成し遂げるためにも、この課題の克服と個の力の向上が強く求められる。

(記事 山下夢未、写真 本田理奈)

結果

▽男子
※上位32位以上決勝ラウンド進出

池田 34位 【625点】 

▽女子

※上位16位以上決勝ラウンド進出

舩見 48位 【559点】

コメント

池田亮主将(人3=東京・国際)

――きょうの試合を振り返って

ケガをしたことと、弓が壊れてしまったことがあって、万全の態勢で試合に臨むことができなかったというところが決勝ラウンドに進めなかった大きな原因だと思います。どうしても準備不足というのに気を取られてしまって、点を落としてしまう結果になってしまったと感じています。

――ケガの部位は

左腕の上腕三頭筋です。10日間くらい射つことができなくて、3日前にまた射ち始めてという感じだったので、(今回の結果は)こんなもんかなと。

――弓も壊れてしまったとのことでしたが

リムが折れてしまって。新しい弓がきのう届いたので、チューニングしました。本当に最近はいろいろありましたね(笑)。

――それを踏まえて、きょうの結果をどう受け止めていますか

きょねんより順位が上がっているのは当然かなという感じなんですけど、今回みたいな大きな試合でちゃんと実力を出し切れなかったというのは、準備不足とかの話ではなく、やってはいけないことだと思います。

――夏合宿ではどのような練習をされましたか

ケガと被っていたので1本も射ってないんです(笑)。行って帰ってきただけですね。

――2回目のインカレでしたが、きょねんと比べていかがでしたか

きょねんと違って、緊張はしなかったですね。むしろ、こんな調子だし予選通過も厳しいだろうなと感じていたので、決勝ラウンドに進めなかったのも妥当かなと思います。

――今後に向けて

今もまだ(ケガの部分が)痛い状態なので、療養するかどうかというのが悩みどころです。

舩見真奈(スポ2=山形・鶴岡南)

――きょうの試合を振り返って

きょうは風が強い中でどのように修正していくかが勝負だったと思うのですが、修正しきれない部分が多かったので、悔いの残る試合でした。

――きょうの結果をどう受け止めていますか

2年連続の予選落ちなので、やっぱり悔しいですね。

――夏合宿ではどのような練習をされましたか

70メートルをメインに射っていたんですけど、自分が楽に射てる押し手の肩の入れ方を徹底して練習しました。

――風に対応する練習はあまりできなかったのでしょうか

そうですね。大学の射場が全く風が吹かない環境なので、なかなか(強風に)慣れなくて、どこまで狙いをずらせばいいのか分からず、迷いが生じてしまったかなと思います。

――2回目のインカレでしたが、きょねんと比べていかがでしたか

きょねんと比べたら、落ち着いて楽に射てたかなと思います。

――今後の改善点は

夏合宿で練習していた押し手の肩の入れ方がまだ安定していないので、そこを安定させることと、六大学定期戦の会場も風が強いのでしっかり練習していきたいと思います。