ラクロス部

2016.09.13

関東学生リーグ戦 9月10日 東京・大井第二球技場

リーグ戦3連勝!早大の勢いが止まらない!

前半 後半
早大
青学大
▽得点者
大山3、小谷、原

 関東学生リーグ戦第3戦。前節で宿敵・日体大を下し勢いに乗る早大は、昨年同リーグ戦で引き分けた青学大と対戦した。早大、青学大共に負ければファイナル4進出が厳しくなる大一番。昨年は終始追い掛ける展開となったが、ことしは早大が前半からリードを奪う。危なげなく勝利を収め、連勝を3に伸ばした。

 ここまでのリーグ戦2試合では先制点を許し、逆転して突き放すという展開だった。しかし、この日は違った。早大はディフェンスからのスタートとなるがしっかりと守り切ってオフェンスに転じ、青学大ゴールに迫る。そして前半10分、AT大山咲里桜(人3=東京・国学院)がショットを決めて待望の先制点をもたらした。その3分後にも大山のフリーシュートが決まって、追加点。さらにはMF平野響子(スポ4=茨城・土浦二)からパスを受けたAT小谷英里主将(国教4=東京・大妻多摩)のショットが成功する。「先制点を取って良い試合の入りができた」と語る主将がチームをさらに勢いづけた。前半残り1分で青学大に1点を返されるが、3-1とリードして前半を終えた。

チーム最多得点の大山

 後半の立ち上がり、早大はピンチを迎える。ファールによるイエローカードで早大DFが1人少ない状態に。さらに直後のプレーで早大が再びファールを受け、青学大のフリーシュート。しかし、守護神G小川みお(スポ4=東京純心女)のファインセーブでこの場面を切り抜けた。これで流れを再び引き寄せた早大は、オフェンスに変わると一気に相手ゴールへ駆け上がる。そしてパスを受けたMF原ひかり(人3=東京・成蹊)のショットが成功。後半17分には大山がハットトリックとなるゴールでその差をさらに広げる。最後まで攻撃の手を緩めなかった早大は5-3で青学大を撃破した。

原(右から3人目)も大山とともに3戦連続で得点を決めている

 絶対に負けられない一戦で勝ち切り、ファイナル4へ王手を懸けた早大。しかし結果以上に大きな収穫があった。1つは試合の立ち上がり。後半の巻き返しは早大の強みであったが、その一方で試合の入りがリーグ戦前からの課題となっていた。しかしこの試合では序盤から早大ペースで試合を展開。先制点を取ったことで、落ち着いた試合運びができた。もう1つは「ディフェンスが非常に安定していた」と川上順久女子部ヘッドコーチ(平10理工卒)も評価するディフェンス力。自陣ゴール付近でMF岩田菜央美(スポ3=神奈川大付)が度々相手のクロスをはらってボールダウンさせるなど、相手にショットを打たせない堅守を見せつけた。次の相手は同じくリーグ戦3連勝の立大。次戦に勝利すればブロック1位突破も見えてくる。進化を続ける早大が、さらなる快進撃を見せてくれることだろう。

ハーフタイムにはSHOCKERSが場内を盛り上げた

(記事 小川由梨香、写真 高橋弘樹)

コメント

川上順久女子部ヘッドコーチ(平10理工卒=東京・早大学院)

――きょうの青学大戦にはどのような意気込みで臨まれましたか

先方(青学大)もウチとの試合を落とすとファイナル4の望みが恐らく絶たれる試合で、先週我々との戦いに向け3日間合宿をしていたということで、相手が向かってくる強い気持ちに負けないような強い気持ちで臨もうと選手を鼓舞して、技術の前の精神的なところをしっかり整えて試合に臨みました。

――前半から早大がリードしていましたが、立ち上がりについては

2年生のほー(AT山田美帆、社2=米国・サウスブランズウィック)がしっかりドローを取って流れを作ってくれたので、今までと違う良い入りができたかなと思います。

――試合の流れを決めるという点でドローが大事となってくるのですね

そうですね。ドローが取れれば最初にオフェンスとなりますし、非常に大事な戦術だと思います。

――きょうの試合全体を通して、早大の戦いぶりをどうご覧になっていますか

ディフェンスが非常に安定していて、あまり負ける気のしない試合運びができたと思います。ただシュートがなかなか思うように決まらなかったので、突き放すことができずに最後まで苦しい試合になってしまったかなと思います。その辺りを次週以降の課題にしていきたいと考えています。

――次戦が立大戦ということで、気の抜けない試合が続きます

(リーグ戦、ファイナル4と)勝ち進んでいけば(関東)ファイナルで当たる可能性もありますし、心して、シュートなどを少しでも向上させて臨んでいきたいと思います。

――では最後に次戦への意気込みを聞かせてください

悪いところは修正して、良いところはさらに伸ばして、より良い形で勝利をもぎ取っていきたいと思います。

AT小谷英里主将(国教4=東京・大妻多摩)

――この青学大戦にはどのような意気込みで臨まれましたか

いつも通りということをキーワードにやっていて、自分たちの課題をしっかりクリアできるような試合にしようと話をしていました。

――きょう克服したかった課題とは何でしょうか

練習からずっとやってきたライドの部分と、ゾーンに対する攻め。いつもと違うディフェンスに対して攻めの形を練習してきて、きょうの試合の中でそれをしっかり達成できたので良かったです。

――前半から早大がリードする展開となりましたが、前半を振り返って

今までの2試合は先制点を取られてしまったので、今回は絶対に私たちが先制点を取って良い試合の入りにしようとしてきたので、そこができたのは良かったと思います。

――立ち上がりが良かったということでしょうか

はい。

――ご自身も3点目を決められましたが、得点シーンを振り返って

もう少し点を重ねたい場面だったので、Gに止められることなくしっかり決められたのは良かったと思います。

――後半もリードを保ち続けました。ハーフタイムで何かお話はされましたか

2点差で折り返していたんですけど、もう一度0-0という気持ちでやろうというのと、自分たちのやってきたことをやってさらに点を重ねようと話をしていました。

――次戦の立大戦も厳しい戦いが予想されますが、それまでの間にどのようなことをしていこうとお考えですか

立大に対しての対策もやっていくんですけど、まずは自分たちがやろうとしていることをしっかりやることが大事だと思っているので、特に課題としているショットのところを決め切れるようにみんなでやっていきたいと思います。

――最後に次戦への意気込みをお願い致します

立大戦によってファイナル4の相手が決まってきますし、手ごわい相手だと感じているので、しっかりここでワセダの強さを見せつけたいと思います。

AT大山咲里桜(人3=東京・国学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

今日は結果的に勝つことができたのですが、もう少し点を決めることができましたし、守ることができたので、内容的にはもう少しできたと思います。試合前にコーチから2点課題を挙げられ、その2点はこなすことができたのですが、また違った課題が生まれました。

――自身のコンディションはいかがでしたか、試合を見ていてよく動けている印象があり、調子がいい印象をうけました。

コーチから思い切りいけと言われていたので、身体は動けていたと思います。

――この試合3得点の活躍でしたが、どのゴールが1番印象に残っていますか

先制点です。今までの試合は他の選手に頼ってしまうことが多く自分からいくことができなかったですが、今回は、自分がいくという強い気持ちで臨みワセダに勢いをもたらすことができたのでよかったです。

――好調の要因は

自分は頭を使ってプレーをすることが苦手なのですが、コーチや先輩に思い切ってやれと言われているのでそのおかげでよく動けています。

――次戦は強豪の立大戦ですが、意気込みをお願いします

立大戦で必ず勝ってファイナル4進出を決めたいと思います。