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レスリング部

2016.09.12

六大学チャンピオンシップ 9月10日 神奈川・明大生田キャンパス体育館

圧勝続きの7連覇!

 全日本学生選手権(インカレ)から2週間。秋に控える団体戦に向けて、早大レスリング部の戦いが始動した。昨年は明大に負けるなど苦戦したが、ことしは全40試合のうち不戦勝もあったが落とした試合はわずか2つ。他の出場チームを圧倒し、7連覇を達成した。

 東大戦、立大戦、慶大戦と多くのフォール勝ちを収め、圧勝した早大。なかでも山﨑弥十朗(スポ1=埼玉栄)は3戦すべてでフォール勝ちを収めるなど、圧倒的な強さを見せつけた。法大戦では、本来よりも1つ上の階級に出場した米澤圭(スポ2=秋田商)が盤石の戦いぶりを見せる。グレコローマンスタイルが専門の宇井大和(スポ1=和歌山・新宮)は第1ピリオド(P)こそ思うように得点を決めることができなかったが、第2Pではバックポイントを続けて取り差を見せつけた。61キロ級に出場した矢野富三家(スポ3=島根・隠岐島前)は第2P終盤に背後を取られてから連続技を許してしまい、同点に追いつかれる。そのまま試合は終了し、敗北を喫した。しかし悪い流れを断ち切るように松本直毅(スポ1=神奈川・横浜清陵総合)、伊藤奨(スポ3=長崎・島原)、土赤耕陽(スポ4=山形商)が勝利。法大相手に7-1と圧倒した。

最優秀選手賞に選ばれた山﨑

 最後に迎えるは明大戦。昨年負けている相手だけに、勝利を収めたい相手だ。1番手の米澤は試合時間のほとんどをフォールの体勢に持ち込もうと試み、相手に攻撃の隙も与えない試合で勝利。続く松本は二ノ宮寛斗(明大)相手に何度も攻撃を仕掛けるも逆手に取られ、ポイントを許してしまい敗北。試合は1対1の振り出しに戻った。しかしその後は明大を圧倒した早大。宇井、吉村拓海(スポ1=埼玉栄)の1年生はテクニカルフォールが適用されないこの試合で相手に25点以上の差をつける試合で圧勝する。最後には土赤が試合開始直後に相手を抱え込んで投げ、ビッグポイント。そこからフォールの体勢に持ち込み18秒で試合を決めた。明大相手にも7-1と実力差を見せつけた。

宇井はグレコローマンスタイルの選手ながらも活躍

 「インカレの反省点を後期につなげ、新しいことはどんどん試そうと思って挑ませた」(太田拓弥コーチ)。伊藤奨を筆頭に新しいことにチャレンジする姿勢が見られた選手もいるなど収穫のある試合となった。下級生を中心として、7連覇を達成した早大。今後行われる全日本大学グレコローマン選手権、内閣杯全日本大学選手権でも勢いそのままに駆け抜けたい。

(記事 杉野利恵、写真 上野真望)

結果

早大 優勝(7年連続16回目)

○早大8-0東大

○早大8-0立大

○早大8-0慶大

○早大7-1法大

○早大7-1明大

コメント

太田拓弥コーチ

――全日本学生選手権(インカレ)から2週間が経ちましたが、チームとしてはどのような状況でしょうか

明大以外はレベルが落ちてしまうところなので、インカレで出た反省を後期の試合につなげるために各々の課題を克服しどんどんこの試合で新しいことを試していこうと思っていました。明大には去年負けているのでしっかりとした形で勝利し、前期最後の試合を締められるようにと心掛けさせて挑ませました。

――明大戦を振り返っていただいて、いかがですか

松本直毅(スポ1=神奈川・横浜清陵総合)はまだまだなところがありましたがきょうは1試合勝てたので、修正しなくてはいけないところもありますが、1試合勝ったことによってプラスになったことも多いのではないかなと思います。1年生の弥十朗(山﨑、スポ1=埼玉栄)、吉村拓海(スポ1=埼玉栄)、宇井大和(スポ1=和歌山・新宮)が引っ張ってくれました。最後の2人もてこずるかなと思いましたが、きちんと勝ってくれたので、後期の大学選手権(全日本大学グレコローマン選手権、内閣杯全日本大学選手権)に向けて、修正しないといけないところもありますがそういったところを修正していけば、優勝をできるかなと見えてくるような大会になったかなと思いますね。

――出場された選手の試合を見て、どう思われましたか

実力差があったりもしたので何とも言えませんが、1年生は勝った3人も良かったです。マイナスの部分で言うと矢野(富三家、スポ3=島根・隠岐島前)が練習ではよくやれているのですが、試合になると実力を出せないというところですね。伊藤奨(スポ3=長崎・島原)がやろうとしていることが見えたので、そこは良かったかなと思いますね。弥十朗や拓海は心配もない内容でしたし、大和はグレコローマンスタイルの選手なのですが、勝負強さと腰の重さを持っています。将来的にもリーグ戦などで使おうと思っているので、試合で経験することによってプラスになったかなと思いますね。

山﨑弥十朗(スポ1=埼玉栄)

――世界ジュニア選手権の後の試合となりましたが、疲れなどはありましたか

インカレ(全日本学生選手権)が終わって1週間ごとに試合があったので、疲れは結構出ていました。

――試合は全勝という結果でしたが、いかがですか

最後の明大戦は動きが良かったので、良かったかなと思います。

――最優秀選手にも選ばれましたが

他の階級は出たり出なかったりで自分だけ5回出たので、そのなかの結果なのでもらえてうれしいですが、必然的という感じです。