バレーボール部

2016.09.12

秋季関東大学リーグ戦 9月10日 

着実に白星をつけ、大きな収穫!

 この秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)は波乱の展開と言えるだろう。現時点で、春季関東大学リーグ戦で上位の大学を下位の大学が撃破する場面も多く見られている。しかし早大はセットカウント3-0(29-27、25-23、25-16)でストレート勝ちを収め、しっかりと格下の専大相手に白星を挙げ、大きな収穫を得た。

 第1セットは序盤からシーソーゲームとなる。終始早大ペースで試合は展開するものの、相手の好サーブやセンターへの徹底したブロックで連続ポイントが奪えない。一方、中盤で自らミスをしてしまう場面も見られ、一時は逆転される。しかしそこで奮起したのがサイドアタッカー陣だ。「決めるしかない」(田中健翔副将、スポ4=熊本・鎮西)、「絶対に決め切る」(加賀優太、商3=東京・早実)。強い気持ちを持って田中と加賀が鋭いスパイクを打つ。苦しい場面でもしっかりと得点を重ね、接戦の末、第1セットをものにした。続く第2セットは早大バレーを取り戻しながら勝利。

強い気持ちでスパイクを打つ田中

 そして迎えた第3セット。順位争いにおいてセット率は重要な役割を果たすため、ここで取りこぼすことなくストレートで勝利することが求められる。第1、2セットで課題となったサーブミスも減り、センターも機能した。序盤はサーブレシーブに苦しまされた藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)も、本来の正確なレシーブを取り戻し、勢いのあるパイプ攻撃などで積極的に攻撃に参加。後半は途中出場の鵜野幸也(スポ2=東京・早実)の強烈なサーブや小林光輝(スポ2=長野・創造学園)のブロックなどリザーブの活躍も見られ、大きな意味のあるストレート勝ちを果たした。

ブロックの的を的確に絞り相手を止める山﨑

 早大がしっかりと格下相手に白星を挙つけることができたことは、この混戦模様の秋季リーグ戦において大きな収穫となるはずだ。あすはきょう春季リーグ戦の優勝した筑波大に勝利し勢いに乗る中央学院大と対戦する。気を抜かずにしっかりと勝ち切り、前半戦全勝に向けて弾みをつけたい。

(記事 吉澤奈生、写真 藤原映乃)

セットカウント
早大 29-27
25-23
25-16

専大
スタメン
レフト 加賀優太(商3=東京・早実)
レフト 藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)
センター 加藤久典(スポ4=東京・早実)
センター 山﨑貴矢(スポ3=愛知・星城)
ライト 田中健翔(スポ4=熊本・鎮西)
セッター 山口頌平(スポ4=長崎・大村工)
リベロ 堀江友裕(スポ1=和歌山・開智)
コメント

山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

1、2セット目ちょっともたついてしまったんですけど、なんとか終盤の競り合いのシーンで2点差つけることができました。自分たちの前の1、2試合目で(春季関東大学リーグ戦で)下位のチームが上位のチームを倒すという試合も多かったのできょうストレートで勝てたことは大きかったと思います。

――第1、2セットはサーブレシーブの乱れが見られました

フローターサーブにしてもジャンプサーブにしても良いサーブがコンスタントに入ってきていたのでよく頑張ったと言えば頑張ったと思います。崩れたときにどうリバウンドをもらうのかを意識しました。崩れたところからミスにつながったり点数が取れないチームにはならないように修正していきたいです。

――ブロックとレシーブの関係が良かったと思いますがいかがでしたか

相手のエースがほとんど出ていなかったので打ってくる選手もだいぶ絞れていたためブロックのつき方としてはあまり難しくはなかったです。

――サイドの選手の調子はどういかがですか

相手のチームが終始センターへのマークが厚かったのでサイドに上げて一枚になるケースが多かったんですけどよく決めていたと思います。自分と加藤(久典、スポ4=東京・早実)が平日は合宿に行っていて練習で合わせられていない中で1、2セットはぎりぎりでしたが勝てたのは大きいと思います。

――第3セットで速攻が決まり始めてからは早大ペースでしたがいかがでしたか

速攻も少し空中でずらしながらやったんですけど、それが序盤から通せました。キャッチが返ると攻撃力は高いと思います。一本目を丁寧に上げてくれたので自分のプラン通りのトスが3セット目は上げられたかなと思います。

――あすの中央学院大戦への意気込みをお願いします

きょう筑波大を倒して波に乗っているチームです。春リーグで下位だったチームが上位だったチームに勝つという場面がこの秋リーグでは多く見られるので春リーグの順位に関係なくもう一度リセットしてあしたに標準を合わせて、しっかり目の前の試合をしたいと思います。

田中健翔副将(スポ4=熊本・鎮西)

――今回の試合の位置付けは

きょうは3試合目ということで難しい試合ではありました。前半の1、2試合目がフルセットで自分たちの試合に回ってきたので、体がだれてしまうのではないかとは思っていました。他の強豪チームが下位のチームに負けたりして、意識するべきではないのですが、そのような雰囲気は感じてしまいましたね。不思議な感じでした。前半戦6試合くらいは全部ストレートで勝っていきたいと思うので、1セットも落とせないとは思っていました。

――試合全体総括してみて

きょうは山口と加藤(久典、スポ4=東京・早実)が他の合宿明けで疲労などもあったかとは思うのですが、二人に頼っている部分がまだまだあるなと思わされました。そこを他の選手たちがまだフォローしきれていないなとは感じましたが、ストレートで勝てたのは良かったです。

――1セット目のように苦しい場面でトスが上がることが多くなります

決めるしかない、という気持ちですね。でも僕自身もきょうはスパイクもサーブもお世辞にも良いとは言えない仕上がりだったので、他の選手に助けられた部分が大きかったです。

――接戦になった理由はどのように考えられますか

僕のジャンプサーブが入れに行って入らなかったりとかはありました、相手の速攻が無いのは分かっていたのですが。3セット目のようにフローターサーブで修正したらそこから連続得点が生まれて良い試合展開になりました。自分たちが先にミスをしてしまったのがやはり接戦になってしまった原因ですね。

――やはり課題はミスを減らすことになりますか

はい。夏の合宿の時から目標にしています。バレーボールはミスのスポーツなので、ミスをどれだけしないかが重要ですね。

――現在の調子はいかがですか

良いとも悪いとも言えないのですが…常に自分のいつも通りを安定して出すことができるように、励んでいきたいと思います。

――あすの中央学院大戦への意気込みをお願いします

中央学院大はきょうフルセットで筑波大を倒して波に乗っているチームです。高さもあるので、なかなか侮れないチームだなと思います。しっかりきょうコンディションを整えて、データを分析して、あした3-0で勝利したいです!

加賀優太(商3=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

結果として3ー0で勝てたのは大きいですけど秋リーグ通して内容的にはあまり満足できるゲームができていないのでそこを反省したいと思います。

――第1、2セットは苦しい展開となりましたがその要因はどこにあったのでしょうか

序盤に3点から4点リードして、中盤入った段階でこっちのスパイクのミスなどが重なってしまいました。相手に関係のない状況で自分たちが自分たちを苦しめてしまったのが原因だと思います。

――大事な場面で加賀選手にトスが上がってくるときの心境はいかがでしたか

きょうは自分が勝負にいったスパイクが拾われたりはしていなかったので逃げるような気持ちにはならず、自分が自信を持ったコースに攻める気持ちで打てていたと思います。絶対に決め切るんだという気持ちを持ってやりました。

――開幕から3戦連続でスタメンとなりましたが調子はいかがですか

スパイクの面ではチームに貢献できていると思うんですけどレセプションの部分だったり、一番苦手なブロックの部分でチームに迷惑をかけてしまっているので、そこをもう少し改善できればいいなと思います。

――出場時間が増えましたがスタミナの面で気をつけていることはありますか

自分の中で土日に良い状態が迎えられるように火曜日から金曜日までの練習で少しジャンプを落としたりうまく調整しているのでそこまで疲れはたまっていません。

――あしたは筑波大を倒し勢いに乗る中央学院大との一戦ですが意気込みをお願いします

きょうみたいに勢いに乗ってしまうと爆発力があるチームなのでそこに気をつけたいと思います。入りを自分たちがしっかりやって、取るべき点やセットをしっかり取れば負ける相手ではないと思います。

藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)

――1、2セット目はサーブで狙われてレシーブが乱れる場面がありました

相手のサーブが良いことも、狙われることも分かっていたのですが、想像以上に相手のサーブが走っていました。乱される場面も多かったので、まずは真ん中に上げていくという意識から、徐々に調整していこうと考えていたので、最終的には返せれたのかなと思います。

――ブロックは1セット目から機能しているように見えました

ワセダはブロックとレシーブの関係をしっかりしようということを目標にしてやっているので、相手の攻撃のデータなどを頭に入れて、システムとしてしっかりできたというのは良かったと思います。

――接戦となった1、2セット目から、3セット目に向けて修正した点はありますか

セットを取られないことが大前提なのですが、序盤は自分たちのサーブミスから走られていた部分があったので、サーブミスを出さないようにということが声掛けで一番に出てきました。

――ご自身のスパイクの調子はいかがでしたか

頌平さん(山口頌平主将、スポ4=長崎・大村工)が僕を良いところで使ってくれたので打ちやすかったです。二段トスはもう少し決められる部分があったと思うので、その辺りを調整して、しっかり打ち込んでいけたら良いと思います。

――あすへの意気込みをお願いします

中央学院はきょう筑波大に勝って乗ってきているチームなので、自分たちのバレーができないと戦えないと思います。序盤から自分たちのバレーが出できるように、僕と堀江(友裕、スポ1=和歌山・開智)を含めた下級生が、ムードをしっかりつくっていきたいと思います。