ラグビー部

2016.09.12

関東大学対抗戦 対日体大 9月11日 秩父宮ラグビー場

対抗戦は好調な滑り出し。日体大に完封勝利!

 スポーツの秋とはよく言ったもので、この時期になると各大学の威信をかけた戦いの幕が一斉に上がる。明大の関東大学対抗戦の開幕相手は日体大。明大は、この試合で確実に勝利を収め、打倒帝京大に向けて好発進をしたいところ。経験の少ないメンバーが多く、ミスもあった明大だったがセットプレーを中心にフィジカル面で圧倒。79-0で日体大を無得点に抑え込んだ。

 日体大のキックオフから始まった試合開始直後、FB高橋汰地が相手ディフェンスの隙をつきノーホイッスルトライを決め先制。このプレーを皮切りに明大は持ち前のパワーを武器に日体大の陣地に攻め込みトライを重ねる。前半29分にはラインアウトからのモールを起点にフッカー武井日向が相手選手を引きずりながらインゴールをこじ開ける力強いプレーを魅せた。ペナルティーを受け日体大にPGのチャンスを与えてしまう場面も見られたが、31-0と大差をつけて前半を折り返した。

攻守に渡りハードワークを見せた古川

 後半も明大はペースを崩すことなく、終始相手を圧倒し続けた。SH兵頭水軍が自陣深くでの日体大ボールのラインアウトのこぼれ球を素早く奪取。フォローの選手がリズムよくパスしてつなぎ、最後はWTB山村和也がラインを割った。後半の中盤に差し掛かると日体大の選手に疲れの色が見え始め、加えて焦りからか雑なプレーや反則が散見されるようになった。その隙を見逃さない明大はセットプレーを起点にFW陣が相手選手を中央に集め、手薄になった両サイドにBK陣が大きく展開する攻撃が目立ち始める。山村、高橋らが仲間からのパスを受けると、足の止まってきた日体大のディフェンスを置き去りにして軽々とインゴールを駆け抜け得点を積み重ねた。試合終了間際、日体大が明大陣地に攻め入り一矢報いるかに思われたが、一歩及ばず。終わってみれば13トライ、スコア79-0と明大は日体大に危なげなく勝利した。

4トライを奪う活躍で対抗戦デビューを飾った山村

 得点に焦点を当てると相手をねじ伏せたかに見える明大であるが、パワーに頼った豪快なプレーが多く、ノックオンのようなもったいないミスでボールを相手に奪われがちであった。昨季から大きくメンバーが変わり「地道にコツコツとやってきている段階」と丹羽政彦監督が語るように、チームの土台はまだ固まっていない。その中で2人合わせて6トライの大活躍をみせたルーキー山村と武井は、今後のチームを支える頼もしい存在となるだろう。全国大学選手権への出場枠が減った今季は、例年よりも熾烈(しれつ)な順位争いが繰り広げられると予想される。現在の得点力を維持しつつ、細かなプレーの精度をいかに向上させていくかが、明大のさらなる飛躍のカギとなるのではないだろうか。

(記事 上野真望、写真 橋本望、大島悠輔)

関東大学対抗戦
明大 スコア 日体大
前半 後半 得点 前半 後半
31 48
79 合計
【得点】▽トライ 山村4、高橋2、武井2、尾又、尾上、近藤、平間、松尾 ▽ゴール 松尾(7G)
※得点者は明大のみ記載
関東大学対抗戦Aグループ星取表(9月11日現在)
  帝京大 明大 筑波大 早大 慶大 青学大 日体大 成蹊大
帝京大 11/20 14:00

秩父宮
12/3 14:00

秩父宮
11/6 14:00

秩父宮
10/23 14:00

秩父宮
10/9 14:00

帝京大G
9/25 17:00

帝京大G
◯91-0
明大 11/20 14:00

秩父宮
10/16 14:00

浜川
12/4 14:00

秩父宮
11/6 11:30

秩父宮
9/25 13:00

月寒
◯79-0 10/23 14:00

上柚木
筑波大 12/3 14:00

秩父宮
10/16 14:00

浜川

10/2 14:00

秩父宮
9/18 15:00

熊谷B
◯15-13 11/6 14:00

熊谷B
11/19 14:00

江戸川
早大 11/6 14:00

秩父宮
12/4 14:00

秩父宮
10/2 14:00

秩父宮
11/23 14:00

秩父宮
10/23 11:30

上柚木
10/16 11:30

浜川
9/17 16:00

海老名
慶大 10/23 14:00

秩父宮
11/6 11:30

秩父宮
9/18 15:00

熊谷B
11/23 14:00

秩父宮
12/3 14:00

熊谷B
10/9 14:00

慶大日吉G
10/2 11:30

秩父宮
青学大 10/9 14:00

帝京大G
9/25 13:00

月寒
●13-15 10/23 11:30

上柚木
12/3 14:00

熊谷B
11/19 14:00

三ツ沢
11/6 11:30

熊谷B
日体大 9/25 17:00

帝京大G
●0-79 11/6 14:00

熊谷B
10/16 11:30

浜川
10/9 14:00

慶大日吉G
11/19 14:00

三ツ沢
11/26 14:00

江戸川
成蹊大 ●0-91 10/23 14:00

上柚木
11/19 14:00

江戸川
9/17 16:00

海老名
10/2 11:30

秩父宮
11/6 11:30

熊谷B
11/26 14:00

江戸川
※秩父宮は秩父宮ラグビー場、帝京大Gは帝京大学百草園グラウンド、浜川は高崎市浜川陸上競技場、月寒は札幌月寒ラグビー場、上柚木は上柚木公園陸上競技場、熊谷Bは熊谷ラグビー場Bグラウンド、江戸川は江戸川区陸上競技場、海老名は海老名運動公園陸上競技場、慶大日吉Gは慶大日吉グラウンド、三ツ沢はニッパツ三ツ沢球技場。
関東大学対抗戦Aグループ順位表(9月11日現在)
順位 チーム 試合 得点 失点 得失 トライ
帝京大 91 91 15
明大 79 79 13
筑波大 15 13
早大
慶大
青学大 13 15 -2
日体大 79 -79
成蹊大 91 -91
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が並んだ場合は同順位とする。

コメント

丹羽政彦監督

――この試合を振り返っていかがでしたか

明大としては地道にコツコツとやってきている段階。昨年のスタメンから10人以上新たなメンバーでこの試合はやっています。結果的には昨年と同じ13トライでしたが、失点は0と昨年以上の結果かなと思っています。1年生を3人先発させてリザーブも途中で入れましたけども、一生懸命やっていましたし、それ以外の2,3年のメンバーも一生懸命やっていました。あとはもう少しチームのベースとなる部分を試合ごとにできるようにして、筑波大、そして11月の試合に向けて準備していきたいなと思います。

フランカー桶谷宗汰主将

――この試合を振り返っていかがでしたか

監督のおっしゃっていた通り昨年度メンバーが少なく、前半少し浮足だってしまいました。しかし、FWのセットプレーを中心に明大のペースに持ち込んで最終的に相手を0で抑えることができて良かったと思います。まだまだ明大は成長途中なので、11月以降の試合に向けて課題を一つ一つしっかり克服して良い準備をしていきたいと思います。