準硬式野球部

2016.09.11

秋季東京六大学リーグ戦 9月11日 早大東伏見グラウンド

猛攻で圧勝!ヤマ場の法大戦へ、視界良好

東大2回戦
早大 24
東大
(早)○黒須、矢坂―吉田龍
◇(本塁打)笹井、諏訪、徳島(三塁打)徳島(二塁打)池上、吉田良

 猛打と堅実な守備で東大を圧倒した。エース黒須裕太(人3=栃木・真岡)とリリーフの矢坂颯雅(社3=東京・早実)が継投で東大打線を1安打に抑えると、打線は18安打、24得点と爆発。ワンサイドゲームで7回コールド勝ちを果たした。投打がかみ合い、理想的な勝ち方で秋季東京六大学リーグ戦(秋季リーグ戦)開幕カードの勝ち点を獲得した。

 1回戦では苦戦したクリーンアップもこの日は活躍を見せる。3回、早大は4番・鈴木夏亥(社3=東京・早実)の先制適時打で試合の主導権を握った。さらに1点を追加し、続く3番・笹井健佑(社3=東京・早実)が右越え2点本塁打を放ち、笑顔でホームインしチームメイトとハイタッチを交わした。また、2番を打つ吉田良平(スポ4=岐阜東)は「(クリーンアップに)良い形でつなげられるように」とこの日3安打3打点。打線がつながった早大は、5回までに7-0と大差をつけ、ここで代打を多用。その一人、諏訪健太(スポ2=東京・小山台)が7回、3点本塁打を放ち、好機での強さをアピール。その後も攻撃の手を緩めず、徳島有樹(スポ2=早稲田佐賀)がとどめの一発。左越え本塁打で24点目をたたき出した。

笹井は3季ぶりとなる本塁打を放った

 春季リーグ戦と比べ層が厚くなった投手陣。エース黒須は「立ち上がりの調子がよくなかった」とするも、テンポ良く投げ、5回1安打無失点と東大打線に流れを一切渡さなかった。さらに、この日は好守も光り、観客が大いに沸いた。「一球一球集中し、足を動かすようにした」と語る森田達貴(スポ2=埼玉・県浦和)は広い守備範囲で打球をさばき、早大の完封勝利に大きく貢献した。夏を経て、守備は今や早大の強みと化している。

少ない投球数でアウトカウントを重ね、攻撃へのリズムをつくった黒須

 2連勝で終えた開幕カード。投手陣は2試合で被安打がわずか3、さらに打線はどの打順からでも打てることを印象付け、選手たちにとっては自信となっているだろう。次戦は「いつも負けて悔しい思いをしている」(黒須)春季東京六大学リーグ戦王者・法大との試合となる。いかに好機をものにできるかが勝利のカギとなるだろう。自信を胸に勢いに乗って勝利し、早大旋風を巻き起こしたい。

(記事 中村朋子、写真 石田耕大)

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コメント

吉田良平(スポ4=岐阜東)

――開幕カードを振り返っていかがでしたか

きのうは特に緊張がすごくあって、特にクリーンアップとかがあまり打てていなくて。苦しい中で1点ずつ重ねていったので、それは良かったかなと思います。もともとロースコアのゲームで勝っていくチームなので、それがきょう勢いに乗れた原因かなと思います。

――きのう(3打数2安打)、きょう(3打数3安打)とバッティングが好調です

もともと打つバッターではないので、2番という打順もあるのですけど、とにかく3、4、5(番)のうちのいいバッターに良い形でつなげられるようにという感じで打ったら結果が出たかなという感じです。

――1番、2番で得点するという場面がきのう、きょうとありました

結構1番バッターの池上倫平(政経2=東京・早実)が自由に打つタイプなので、そこをうまくカバーできればいいかなと自分では思っているので、そこは臨機応変に対応できているかなと思います。

――スタメンの中で4年生がすくないですが、その中でプレーするということはどのような心境でしょうか

そうですね。試合に出たらあまり4年生というのは関係ないと僕は思っているので、3年生が中心で試合を運んでくれていて、本当に頼りになる選手ばかりなので。特に内野であったら、ショートの倉本(芳郎、法3=広島・修道)が声をかけてくれて、きょうエラーが一つ出てしまったのですけど、本当にエラーが少なく、しっかり守れていたと思います。

――春季東京六大学リーグ戦(春季リーグ)に比べて守備が安定していて、きょうも二塁手の森田達貴選手(スポ2=埼玉・県浦和)の好守がありました。守備に関してはどのような練習をしていますか

本当に基礎からもう一度固めようということで、反復練習を夏に繰り返して。あとは前に出る意識をつけてきているのですが、それが良くできていたと思います。

――来週はヤマ場ともいえる法大戦です。その前に何か詰めたい点などはありますか

そうですね。今回の試合よりも点を取ることが難しいと思うので、そこでワンチャンスをものにできるバッティングだったり、チャンスを広げられるバントであったり。バントの精度も今回低かったかなと思うので、そういう細かいところを一週間で詰めて、守備は今までどおり、やっていきたいと思います。

――個人的な目標や意気込みを教えてください

そうですね。何本も打てるバッターではないので、勝負どころで一本出せるようなバッティング、そして守備は堅実なものができればいいと思います。

黒須裕太(人3=栃木・真岡)

――きょうのピッチングを振り返って

立ち上がりがすごく調子よくなかったのですが、回を進むごとに自分のピッチングができるようになっていきました。最後の方は自分の思った通りに投げることができました。

――テンポのいいピッチングができていたように思いますが、その点はどうでしょうか

自分は結構テンポを意識しながら投げるようにしているのですが、テンポが良いと攻撃にもリズムが生まれて試合も有利に進められると思います。

――きょうはバッティング面でも1本ヒットがありましたが、それについてはいかがでしょうか

バッティングで1本ヒットが出たことで、ピッチングの方も上手くのっていけたのかなと思います。投手も打者の一人なので、その中で1本出たことはよかったです。

――来週の法大戦へ向けて力を入れてきたことはありますか

コントロールを意識して、今までもピッチングしてきました。法政の打線は甘く入ったら打たれるということを意識して、この夏は練習してきたので、コントロールの面でチカラを発揮できればなと思います。

――来週への意気込み

いつも法政に負けて、悔しい思いをしているので、この秋リーグこそは勝てるように頑張ります。自分の投球に関しては、初回から自分の投球ができるようになればいいなと思います。

笹井健佑(社3=東京・早実)

――きのうときょうの試合を振り返って

チームとしては、ヒットがたくさん出たので、打撃の面でよかったと思うし、守備も走塁も詰めるところをしっかり詰められたので、東大戦でいいスタートを切れたと思います。

――きのうはあまりクリーンアップにヒットが出ていなかった印象を受けますが、きのうから改善した点はありましたか

打てないとどこがダメだったんだろうと考えてしまうんですけど、開き直ってセンター返ししようという意識で打席に入ったことがいい結果につながってよかったと思います。

――2年春ぶりの一発も出ましたが、それについてはいかがでしょうか

自分としては長打というよりは、単打を狙っていた部分があったんですけど、久しぶりに一発が出て嬉しかったです。

――来週の法大戦へ向けて力を入れてきたことはありますか

やはりうちは打つチームではなく、守って粘り強い野球で一点差でもいいから勝つというチームなので、まずはエラーをせずに自分たちのできることをするということを意識し、守備練習に重点を置いていました。

――来週の法大戦への意気込みをお願いします

リーグ戦2週目なんですけど、リーグのヤマ場だと思うので、絶対に勝ち点を取れるようにチーム一丸となって頑張ります。

森田達貴(スポ2=埼玉・県浦和)

――開幕カードを振り返っていかがでしたか

個人的には守備に結構いいプレーが出てよかったです。チーム的にも守備からリズムを作り、点も入ったのでよかったと思います。

――きのうはリーグ戦初スタメン入りを果たしました

思ったほど緊張はしなかったです。(夏季)オープン戦から結構使っていただいたので。

――何かチームメイトから声をかけられたりなどは

結構みんなから「緊張するなよ」とか言われていたので、自分で思ったほどは(緊張)しなかったです。多分、上級生ではないので、思い切ってやれたのかなというのはあります。

――きょうは守備での活躍が目立ちました。守備に対してなにか思うことはありますか

バッティングがあまり良くないので、守備で貢献しようと思って、一球一球集中し、足を動かすようにしました。

――きょうはヒットも飛び出しましたね

やっと一本でて、ホッとしました。

――きのう、金子祐介主将(スポ4=熊本)が「二塁手のスタメン争いが激しくなりそう」という見解を示していました。そんな中、きょうの試合で頭一つリードしたように見えますが

自分的にはまだまだです。チームメイトとの競争なので、意識を持って少しでもアピールして、チームに貢献できたらなと思います。

――来週は法大戦ですが、その前に強化したい点などはありますか

そうですね。守備はそのまま良い感じできているので、バッティングの点で、振り込んでいきたいです。

――最後に意気込みをお願いします

来週がリーグのヤマ場なので、チーム一丸となって勝ちにいきたいです。